森山直太朗がキレた、「トリッキーすぎる兄」おぎやはぎ小木の謎理論

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『JACK POT』/ポニーキャニオン

「2人揃うの初めて見るわ」

 ゲストを出迎える明石家さんまが、冒頭にこう言っていたが、おぎやはぎ・小木博明と森山直太朗の義兄弟が、6月15日放送の『さんまのまんま』(フジテレビ系)に2人揃って出演した。どちらも強すぎる個性を持つこの兄弟、どんな感じのやり取りをするのかと思っていると、

「ブスなんですよねぇ……」

 直太朗の姉でもある妻のことを、いきなり「ブス」よばわりする小木。直太朗は、

「ブスじゃないよ! そんなにブスかなぁ」

オネエの歴史からカミングアウト法まで! 日曜のジャニーズ番組で「オネエ特集」

『スクール革命!』(日本テレビ系)
公式サイトより

 今回ツッコませていただくのは、IKKO、KABA.ちゃん、おぎやはぎ・小木博明、バナナマン・日村勇紀、米良美一が出演した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の「いい旅オネエ気分 春らんまん房総半島の旅!」(3月14日放送分)と、クリス松村とKABA.ちゃんが出演した『スクール革命』(日本テレビ系、3月10日放送分)。

 同じオネエネタでも、これほどアプローチが違うのかと感心してしまう好対照な2番組だった。

 まず「いい旅オネエ気分」の方は、観光スポットで食べ歩きなどをする内容だったが、不思議なことに、オネエ感はほぼゼロ! 途中からは単なるオッサン同士の旅のようでもあり、女装したとんねるずが好きな友達を誘って旅行したら、たまたまオネエばかりが集まってしまっただけのようにも見えた。実にナチュラルな友達同士のプライベート旅行である。

 一方、『スクール革命!』の方は、「オネエの歴史」から始まって、世界のオネエニュースを各種紹介したり、サンドウィッチマンが「ネクストブレークおネエ」を紹介したりと、異様なほどの気合の入り様である。しかも、番組冒頭で掲げたテーマは「男の娘(おとこのこ)」=「男性でありながら女性にしか見えない容姿と内面を持つ者」。ご丁寧に「おネエ」と説明しながらも、講師は先述の通り、クリスとKABA.ちゃんなのだから、出発点から大きく間違っている。内容を簡単にご紹介したい。

テレビ朝日が味を覚えた、「弱者」ぶりっこの計算番組に違和感

『運命』/アニプレックス

 今回ツッコませていただくのは、12月30日に放送された『苦手だっていいじゃない』(テレビ朝日系)。内容は、「苦手を克服するのではなく『苦手だっていいじゃない!!周りが理解してあげるべきだ!!』と主張する討論系バラエティ」というもの。出演者の顔ぶれと、冒頭で語られたコンセプトにまず違和感を覚え、放送局を確認してしまった。あれ? テレビ朝日だ……。

 というのも、オードリー・若林正恭やバカリズム、おぎやはぎ・小木博明、博多大吉など、「いかにもテレ朝」な顔ぶれなのに、いきなり「苦手弱者」なんて名づけてしまうイケイケな感じが、某局の昔の深夜番組のように思えたからだ。しかも、イケイケ感丸出しでなく、「ネガティブ」という衣をまとってみせる分、計算高くあざとい気もする。ゲストたちが次々に唱える「苦手」なものは、「ボーリング」(ハイタッチとか、異常なテンションの高さ)や「『どんな曲聴くんですかー?』という質問」、「自称Sの女」「自称サバサバ女」「やたらフェスに行ってる感を出す女」などなど。こうした「苦手」に、ネットの掲示板では「すげーわかるww」「いちいち共感」「共感しすぎてやばいww」「面白い」などの声が続出していた。