元ブランキー・中村達也だけじゃない! 実は“ケンカ最強”ミュージシャン伝説

 2018年1月18日、ロックバンド・Blankey Jet Cityの元メンバーでドラマー・俳優の中村達也が、傷害の疑いで書類送検された。

 警視庁によると、17年11月下旬、東京都内の路上で40代男性の脚などを数回蹴り、打撲など軽傷を負わせたとされている。中村がライブの打ち上げで飲食店を訪れたところ、ライブ客だった男性と遭遇。中村は「男性が仲間に失言し、腹が立った」と説明している。

 しかし、中村の暴力行為に驚く関係者は皆無だという。音楽事務所関係者はこう話す。

「ブランキーのメンバーはハーレーを乗り回す筋金入りの不良たちの集団として人気でした。ボーカル&ギターの浅井健一さん、ベースの照井利幸さんも腕っぷしが強くて、メンバー全員ケンカっ早いのは有名な話。中村さんが、メンバーの中で一番優しいキャラだったくらいですから(笑)」

 またこの関係者は、「そもそもミュージシャンはケンカ上等の人間が多い」と話す。

「上下関係に揉まれる会社員などと違い、才能があって身一つで成り上がったタイプの人が多い。中には、カッとなると自分を抑えられない人も少なくないのです。今回、中村さんは『仲間を馬鹿にされて怒った』ということで、ファンからも『さすがの侠気』と賞賛されている。逆に人気が再燃しているようにも見えますよ」

 中村と同じように、大事なもののために戦ったミュージシャンといえば、あの吉川晃司がいる。

 1998年、東京都目黒区内の吉川の自宅にて友人と一緒に酒を飲んでいたところ、酒に酔った友人が、亡くなった親友・尾崎豊の形見であるギターを蹴ってしまった。それに怒った吉川が殴るなどの暴行を加え、友人は左ろっ骨及び鼻骨骨折という重傷。吉川は警察に事情聴取を受け、起訴猶予処分になっている。

吉川は事件発覚後すぐに所属レコード会社で会見したが、暴行を加えたことは謝罪したものの“一方的に殴ったわけではなく、相手もボクシングをやっていて、互いに腕に覚えがあった”と弱い者いじめをしたわけではないと主張した。

「この時の吉川さんの会見は最高でしたね(笑)。記者に何回殴ったのか聞かれると『ワン・ツー・スリー?』と言って、パンチをする身振りを交えて説明したり、『僕はちょっと人より力が強いみたい』と言ったり。さらには、自身が泥酔していたのでは? という疑惑について『僕は焼酎ぐらいなら、いくら飲んでも酔いません』と酒の強さまでアピール。結果的に、ファンをますます心酔させる結果になりました」(テレビ局関係者)

 そんな吉川晃司と伝説のユニット「COMPLEX」を組んでいた布袋寅泰も、ケンカ上等で知られる人物。布袋といえばパンクロッカー兼作家の町田康への暴行事件が有名だろう。過去に楽曲を共作したり、ステージで共演したりと友好な関係だったものの、07年にバンドの活動方針の違いから大モメ。布袋は町田に殴る蹴るの暴行を加え、全治2週間のけがを負わせてしまっている。

「お互い音楽に真面目だったゆえの意見の食い違いだったのでしょうが、身長187cmの布袋さんから繰り出されるパンチやキックは、170cm前後の町田さんには太刀打ちできなかったでしょう。結果、町田さんは被害届を出されたわけですが、そうとう恐怖だったでしょうね」(音楽事務所関係者)

 ついつい、本能的に行動してしまいがちなミュージシャンたち。思い切り暴れるのはステージの上だけにしてほしいものだ。