賞レースで優勝したのに“消えた芸人”たち……ブレークする芸人との分かれ目とは?

 お笑い界には『M-1グランプリ』『R-1ぐらんぷり』『キングオブコント』など数々の賞レースがある。年に一度、それぞれの大会からチャンピオンが輩出され、次のブレーク芸人候補としての期待をかけられることになる。ただ、最近では「優勝しても売れない」などと言われるケースが相次いでいる。なぜ優勝してテレビに出続ける芸人と、出なくなってしまう芸人が存在するのか?

■『R-1ぐらんぷり』優勝者のやまもとまさみ

 このテーマを取り上げていたのが11月30日放送の『ナカイの窓』(日本テレビ系)の「チャンピオンなのにSP」だった。パンクブーブー、ライス、笑い飯、やまもとまさみという賞レースでの優勝実績を持つ芸人たちが集結して、それぞれの不遇ぶりを語り合っていた。中でも、格段にひどかったのがやまもとだ。2014年の『R-1ぐらんぷり』で優勝したのだが、街頭アンケートで「僕のこと知ってますか?」と声をかけても、ほとんどの一般人が彼のことを知らない。69人にアンケートして、知っていたのはたった1人だけだった。スタジオでは、緊張のせいかエピソードをうまくしゃべることもできず、MCの中居正広にもあきれられてしまう。ほかのチャンピオンからも集中砲火を浴び、笑い飯の西田幸治には「あなたのせいでチャンピオン全部がナメられるんですよ」と突き放された。

 優勝したのに人気が出ない、仕事が増えない、収入が増えないといった彼らの現状を聞いていると、そもそも賞レースにどんな意義があるのか、と思ってしまう人も多いかもしれない。ただ、一方では、優勝したり決勝に進んだりしたことをきっかけに、爆発的に人気を得ていく芸人も多数存在している。賞レース自体に意味がないわけではないのだ。

■優勝しても、ネタ以外の面白さは保証されてない

 お笑い界における賞レースは「新しい芸人のお披露目の場」という意味合いが強い。視聴者やテレビのスタッフに向けて、こういうネタをやっているこういう芸人がいるんですよ、と知らせるための役割を果たしている。その後もテレビで活躍できるかどうかという点においては、勝敗よりも、そこに出て視聴者やテレビのスタッフにどれだけ強い印象を残したのか、ということが重要となる。賞レースの勝敗はあくまでもネタの面白さで決まる。たとえそこで優勝したとしても、ネタ以外の部分の面白さや将来性に関しては何一つ保証されてはいないのだ。

 ライブでネタを磨き上げて、賞レースの決勝に進んで、優勝を果たす。その後、彼らの前には「テレビに出続けられるかどうか」という別次元の戦いが待ち受けていることになる。いわば、日本のプロ野球界で結果を出した選手が、アメリカのメジャーリーグに入るようなものだ。日本の野球とアメリカの野球では、使っているボールもストライクゾーンも違う。だからこそ、そこに適応できる人とできない人の差が出てくることになるのだ。

■トレンディエンジェルとメイプル超合金の大ブレークは稀有な例

 最近では、漫才やコントなどのネタを披露する「ネタ番組」が減少傾向にあるため、若手発掘の場としての賞レースの意義はかつてより増している。ただ、だからといって、そこから次々に新しい芸人が出てくるというものでもない。思えば、昨年末の『M-1グランプリ』はあまりにもうまくいきすぎた。決勝に進んだ9組の中から、トレンディエンジェルとメイプル超合金という2組の芸人が、絵に描いたような圧倒的大ブレークを果たしたからだ。こういうことはめったにあるものではない。

 さて、それでは、最近行われた『M-1グランプリ2016』の優勝者は今後どうなっていくのか、ということになるが、今回はちょっと特殊な事情がある。優勝した銀シャリは、すでに関西で多くのレギュラー番組を持っている。それがある以上、東京のテレビに数多く出るのは難しいし、一方で、一気に仕事を大きく失うという可能性も低い。良くも悪くもこのまま安定した状態を保っていくことになりそうなのだ。

 むしろ、要注目なのは決勝進出したカミナリだ。ツッコミ担当の石田たくみが相方の頭を強くはたき、一拍おいてからツッコミのセリフを放って笑わせる独特の間合いがクセになる。来年はさまざまなバラエティ番組で先輩芸人たちの頭をはたく彼の姿が見られるかもしれない。
(ラリー遠田)

苦境のHey!Say!JUMP、トーク意欲と生歌勝負から感じた「覚悟」の芽生え

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センター・知念で勝負かけます!

 今回ツッコませていただくのは、最近のHey!Say!JUMPのテレビでの活動ぶり。

 冠番組『ヤンヤンJUMP』(テレビ東京)が6月末に突然終了した上、メンバーが司会を務める『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)も、「都合により欠席」したことで卒業説が出ている状態だ。加えて、最近は「事務所内の管轄が替わった」「派閥争いに巻き込まれた」などの不穏なうわさも流れている。

八乙女光の抱き枕がない!? オードリー・春日、Kis-My-Ft2・北山へ心変わり?

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『オードリーのオールナイトニッポン』
/CCRE

 『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)の人気企画「1ヶ月1万円節約生活」。4月25日からスタートした新たなバトルの挑戦者に選ばれた、過去3戦3勝、さらに残金額が過去最高だったというオードリー・春日俊彰と、初挑戦のKis-My-Ft2・北山宏光。

 チャンピオン的ポジションの春日は、テレビなどですっかりおなじみの、<築38年><風呂なし6畳><家賃3万9000円>という自宅アパートの部屋での挑戦。このアパートの隣の部屋に北山が入居し、隣同士での1カ月節約バトルがスタートした。ちなみに北山が入った部屋は、内装も綺麗で同じアパートの部屋と思えない。

 普段から「ドケチ」として知られる春日は、格安スーパーで、まずはうどんやインスタントラーメンなどを入手。ラーメンのスープを溶いたものを特製「春日汁」と命名し、調味料として使用するなど春日流のアイデアを展開。一方の北山は、料理経験がほとんどないということで、買い込んだ卵をひたすらゆで、食べる、「ゆで卵生活」。

SMAP中居正広、意気消沈! 写真集が発端となった“グループ内格差”

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「札幌のコンサートは、リハなしぶっ
つけ本番で挑むかも」と中居さん

 今月11日、レギュラー出演する『笑っていいとも!』(フジテレビ系)発の企画により、写真集『私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~Part2』(扶桑社)を出版したSMAP・中居正広。本書は、2009年のベストセラーランキングを総なめにした『私服だらけの中居正広増刊号~輝いて~』(同)の第2弾として発売されたのだが、注目すべきはその値段。前作は、当時中居が37歳だったことから、アイドルの写真集としては破格の370円という値段だったが、今回はさらに70円引きの300円。ファンにとっては、たった300円で憧れのアイドルの私服姿や直筆のイラストが見られるという、うれしいことこの上ない話だが、中居自身はどのように感じているのだろうか。15日放送の中居のラジオ番組『Some girl’SMAP』(ニッポン放送系)で、本音が語られた。

 放送開始から、年末特番の出演番組について語った中居。『紅白歌合戦』(NHK)、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)、『中居のかけ算』(同)、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(同)、『めちゃ×2イケてるッ!』(同)、『笑っていいとも!特大号』(同)、『中居正広VSめざまし世界はスゲェ~ココまで調べましたSP』(同)、『中居正広の7番勝負!超一流アスリートvs芸能人 世紀の対決SP』(日本テレビ系)、『のどじまん ザ!ワールド』(同)、『ザ!世界仰天ニュース』(同)、『中井正広のブラックバラエティ』(同)、『ナカイの窓』(同)、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)、『ATARUスペシャル~ニューヨークからの挑戦状!!~』(同)、『火曜曲!』(同)、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)、『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』(同)など、挙げきれないほどの番組に出演し、さらに札幌ドームでのコンサートも行うということで、その多忙ぶり・人気ぶりを印象づけた。まだ、『ブラバラ』以外の撮影は終わっておらず、「すっごい怖いのよ! どうなっていくかわからない、俺は。今の俺は今どうなっているのか」と、中居自身も混乱しているようだ。