相撲レポーター・横野レイコ氏は「チョロい」都合よく利用する一部相撲関係者が暗躍中!?

 相撲取材歴30年の横野レイコ氏は「チョロい」? 一部の相撲記者たちの間で、横野氏のレポーターとしての資質に疑問の声が上がっている。いわく、「横野氏の耳に話を入れれば、彼女がメディアですぐ話すので、都合よく利用している相撲関係者がいる」のだという。

「彼女には、自分が読んだ一部の週刊誌やスポーツ紙に載った話を事実のようにしゃべっちゃう悪い癖がある。それは、自分で深い情報収集ができていないから。もし、自分でちゃんとした独自の話をつかんでいたら、そっちを話したくなるはずで、それがないから、ちょっと関係者から何か耳にすると、精査もせずに得意げにそのまま出しちゃう。もっとも、相撲記者なんてもともと土俵の上を見物するのが仕事で、謎の多い事件などを追うようなスキルに乏しいから仕方ないんだけどね」(ベテラン相撲記者)

 横野氏については、貴乃花親方の母でタレントの藤田紀子が1月8日、『バイキング』(フジテレビ系)で強く苦言を述べていた。大相撲の立行司・式守伊之助が起こした10代行司へのセクハラ騒動を取り上げた際、横野氏が「八角理事長体制に反対する一門の行司が報告した」と話したときだ。つまりは、このセクハラ騒動の発覚にもまた、角界内部の権力争いが絡んでいるという見立てをしたわけである。

 これにスタジオは大騒ぎ、出演者のタレントのフィフィは「私、こういうの大好き!」とテンションを上げたが、そこに割って入ったのが藤田で「事実かどうかわかりませんよ」と場を鎮めた。

「この方は、前の暴行事件のとき、貴ノ岩がアイスピックを持ったという話をしましたけど、違ったんですよ。30年の取材と言いますが、私たちのように中に入っていた人間と、外でウワサ話を聞いてっていうのでは真実味が違います。私はこういう番組でも発言には気をつけていて、自分が直接見てきたこと、聞いたこと以外はなるべく発言しないように注意しております」

 藤田の言葉に横野氏は口を閉じるしかなかったが、実際、同業の記者からも横野氏の評判はイマイチなのである。

「アイスピックの件は最初、スポーツ報知や『週刊新潮』が書いて、それを読んだ横野さんがそこを抜き取ってメディアでペラペラとしゃべっていたんだけど、角界ではその記事が出た直後から『ガセネタ』だと言われていたからね。ちゃんと足で取材していたら、日馬富士がアイスピックを持っていたとかいう最初の話も、旭鷲山ら反横綱のモンゴル力士らが勝手に言いだした話だってことを聞いていたはずなんだ。でも、彼女は『貴ノ岩がアイスピックを持って“あなたたちの時代は終わった”と言ったウワサがある』なんてさらに広げちゃって、めちゃくちゃにしていた。確認もしてないウワサ話を垂れ流せばいいのなら、記者はいらないよ」(前出相撲記者)

 問題は、そんな横野氏をスピーカーに利用して、自分たちに有利な情報を広めようとしていた角界関係者がいたということだ。記者らは「横野さんと近い角界関係者の数名が『ウワサ流し屋』だと見ている」と話す。

 問題続出の相撲界だが、横野氏の存在もまた、混乱に拍車をかけているようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

ラグビーW杯を前に“梅毒感染注意報”発令中! 協会関係者が水面下で対策を……

 来年、日本で開催されるラグビーW杯を迎えるにあたって、“意外な敵”への対策が話し合われている。翌年の東京五輪と合わせ、数多く訪れる海外からの観光客への対応策が各所で進められているが、その話し合いの中でラグビーW杯関係者が、国立感染症研究所のレポートを採用しているというのだ。同レポートでは、外国人観光客の来日とともに日本に持ち込まれる細菌や病原体についての報告がされているのだが、W杯関係者が参考にしたというのが「梅毒」についてだという。

「大きい声では言えないんですが、過去に他国で開催したW杯で、複数の女性と性交した選手たちが集団感染したことがあるんですよ」と明かすのは、日本ラグビーフットボール協会の関係者。

 梅毒は性行為感染症(STD)のひとつとして知られ、コンドーム不使用による性交渉を原因とすることが多いため、主に発展途上国で感染が広がっているといわれる。しかし、近年の日本でも感染者が増加傾向にあり、昨年も1999年以降最高の5,000人を超える感染者数が同レポートで報告された。

 例えば大阪府では昨年1年間で847人の感染者が報告され、これは7年前に比べて約50倍の数になる。感染すると頭痛や認知症、大動脈瘤破裂などを引き起こすともいわれ、放置すると脳に重大な合併症が起きる可能性もある。

「都道府県別に見ると東京、大阪、愛知、神奈川での症例数が急増中で、これは外国人観光客の伸び率と比例しているという見方があるんです。そうなれば、W杯と五輪で延べ45万人の来日が見込まれる開催期間は、梅毒の拡大も予想できてしまうんです」(同)

 しかし、一般の外国人観光客が来ることと梅毒感染を直接的に関連付けて注意するわけにもいかず、ましてやラグビー関係者が一般人の感染を食い止める手段を持ち合わせているわけではない。

「だから、せめて来日するチームの選手や関係者には、予防をさせたいところなんです。オリンピックの選手村ではコンドームを大量に配布して対策を取っていましたし、サッカーのW杯でも各国のナショナルチームに注意を呼び掛けるなどの対策をしていたので、こちらも同様の方針を立てようと話を進めているんです。オフィシャルでは発表しませんが、来日するチームの世話役に、選手・関係者にさまざまな注意事項を伝える段取りも組んでいます。特に敗退したチームの全試合終了後や、滞在最終日など緊張感が切れたときが危ないので、そのあたりの行動に節度を持つよう呼びかけたいですね」(同)

 この呼びかけが梅毒の感染を防ぐ保証にはなり得ないが、「もし何もせず『ラグビーW杯で感染した』なんて話がひとつでも出てしまえば、大会の盛り上がりに水を差す話になる」と関係者。

「ラグビーは紳士のスポーツと言われていますが、それはもともと上流階級のためにあったという意味なんです。その点、私生活での振る舞いも野蛮になってはいけないわけですが、アフターマッチファンクションという習慣があって、試合が終わったら敵味方関係なく、みんなで酒を一緒に飲んで健闘を讃え合う場を設けることがあるので、そこからナイトライフに発展することも珍しくないんです。梅毒のみならず、繁華街でのトラブルを避けるためにも注意は必要です。特に普段、禁欲的なアスリート生活を過ごしている人ほど、解放されたときの羽の伸ばし方が派手になってしまいますからね」(同)

 性交渉による感染が多いというデリケートな問題ゆえ、対策を強く打ち出しにくい話のようだが、関係者は意外な敵をイメージしているのである。
(文=元ラグビー選手・河合吾朗/NEWSIDER Tokyo)

ラグビーW杯を前に“梅毒感染注意報”発令中! 協会関係者が水面下で対策を……

 来年、日本で開催されるラグビーW杯を迎えるにあたって、“意外な敵”への対策が話し合われている。翌年の東京五輪と合わせ、数多く訪れる海外からの観光客への対応策が各所で進められているが、その話し合いの中でラグビーW杯関係者が、国立感染症研究所のレポートを採用しているというのだ。同レポートでは、外国人観光客の来日とともに日本に持ち込まれる細菌や病原体についての報告がされているのだが、W杯関係者が参考にしたというのが「梅毒」についてだという。

「大きい声では言えないんですが、過去に他国で開催したW杯で、複数の女性と性交した選手たちが集団感染したことがあるんですよ」と明かすのは、日本ラグビーフットボール協会の関係者。

 梅毒は性行為感染症(STD)のひとつとして知られ、コンドーム不使用による性交渉を原因とすることが多いため、主に発展途上国で感染が広がっているといわれる。しかし、近年の日本でも感染者が増加傾向にあり、昨年も1999年以降最高の5,000人を超える感染者数が同レポートで報告された。

 例えば大阪府では昨年1年間で847人の感染者が報告され、これは7年前に比べて約50倍の数になる。感染すると頭痛や認知症、大動脈瘤破裂などを引き起こすともいわれ、放置すると脳に重大な合併症が起きる可能性もある。

「都道府県別に見ると東京、大阪、愛知、神奈川での症例数が急増中で、これは外国人観光客の伸び率と比例しているという見方があるんです。そうなれば、W杯と五輪で延べ45万人の来日が見込まれる開催期間は、梅毒の拡大も予想できてしまうんです」(同)

 しかし、一般の外国人観光客が来ることと梅毒感染を直接的に関連付けて注意するわけにもいかず、ましてやラグビー関係者が一般人の感染を食い止める手段を持ち合わせているわけではない。

「だから、せめて来日するチームの選手や関係者には、予防をさせたいところなんです。オリンピックの選手村ではコンドームを大量に配布して対策を取っていましたし、サッカーのW杯でも各国のナショナルチームに注意を呼び掛けるなどの対策をしていたので、こちらも同様の方針を立てようと話を進めているんです。オフィシャルでは発表しませんが、来日するチームの世話役に、選手・関係者にさまざまな注意事項を伝える段取りも組んでいます。特に敗退したチームの全試合終了後や、滞在最終日など緊張感が切れたときが危ないので、そのあたりの行動に節度を持つよう呼びかけたいですね」(同)

 この呼びかけが梅毒の感染を防ぐ保証にはなり得ないが、「もし何もせず『ラグビーW杯で感染した』なんて話がひとつでも出てしまえば、大会の盛り上がりに水を差す話になる」と関係者。

「ラグビーは紳士のスポーツと言われていますが、それはもともと上流階級のためにあったという意味なんです。その点、私生活での振る舞いも野蛮になってはいけないわけですが、アフターマッチファンクションという習慣があって、試合が終わったら敵味方関係なく、みんなで酒を一緒に飲んで健闘を讃え合う場を設けることがあるので、そこからナイトライフに発展することも珍しくないんです。梅毒のみならず、繁華街でのトラブルを避けるためにも注意は必要です。特に普段、禁欲的なアスリート生活を過ごしている人ほど、解放されたときの羽の伸ばし方が派手になってしまいますからね」(同)

 性交渉による感染が多いというデリケートな問題ゆえ、対策を強く打ち出しにくい話のようだが、関係者は意外な敵をイメージしているのである。
(文=元ラグビー選手・河合吾朗/NEWSIDER Tokyo)

“大麻密輸”黒人バスケ選手の逮捕と同時期に姿を消した「追っかけ女性」をめぐるミステリー

 大麻密輸で逮捕されたアメリカ人プロバスケットボール選手の影響なのか、所属していたBリーグ・レバンガ北海道の追っかけ女性ファンが音信不通になっているという。同じファン仲間が「逮捕報道後、連絡が取れなくなった」と言っているのだ。

 昨年、レバンガに加入していたグレゴリー・ウィッティントンは、乾燥大麻7.5グラム(約4万円相当)をアメリカから輸入した大麻取締法違反の疑いで、23日に逮捕された。チームは逮捕当日に当人と協議の上、契約を解除。その日から、熱心な追っかけファンだった女性が姿を消しているのだという。

「LINEで7人の追っかけファングループを作っていたんですが、ウィッティントン推しの女性ひとりだけ、彼の逮捕以降、一度も応答がないんです」

 そんな事態を打ち明けたのは、レバンガファンの30代女性だ。彼女自身は別の選手の追っかけだが、同じチームのファンとして、ウィッティントンを追っていた女性ファンAさんとも親しくしていたという。Aさんと最後に会ったのは、1月20・21日に川崎ブレイブサンダースとの2連戦が行われた試合会場、札幌・北海きたえーるだったという。

「いつもと同じように、一緒になって応援しました。20日は試合後に選手の出待ちをして、ウィッティントンとも会っています。翌日は試合に負けたので出待ちはせず、その場で解散したんですが、Aさんはウィッティントン本人と連絡を取り合う仲だったので、『あとで応援のメッセージを送っておく』なんて言ってたんですけどね」(同)

 しかし、同27・28日、栃木県宇都宮市で開催の栃木ブレックス戦を前に、Aさんと連絡が途絶えたという。

「退団のショックはあると思いますけど、一緒に現地入りする約束で、ホテルの予約もしてあったので、それをどうするかだけでも聞こうとしたら、返答がないままで……」(同)

 聞いた話では、Aさんの家族も捜索願などは出しておらず、事件に巻き込まれた可能性は低いらしいが、気になるのはウィッティントンとの距離感だ。

 追っかけ女性たちの中には、ときに選手本人とベッドで一夜を共にする者もいるというのだ。

「特に、一時期だけ在籍する外国人選手だと後腐れがないので、割り切って“推し”たりする人がいる」と前出女性。そんな背景もあり、Aさんは昨年夏に入ったばかりのウィッティントンに狙いを定めたのだという。

「Aさんが彼とどこまでの関係になっているかは、そこはお互いに言わないのがマナーなんですが、私の勘では彼女は美人だし、ウィッティントン本人とも直接連絡していたので、関係したことはあったんじゃないかと思います。もしウィッティントンと一緒に大麻をやっていたりなんかしたら、音信不通になってもおかしくはないけど、そんなことするとは思えません」(同)

 このグループは全員が札幌市民でありながら、道外の遠征試合もほとんど生観戦するほどの追っかけで、その高額な費用を捻出するために風俗店など水商売で働く者もいて、Aさんもその一人だったという。

 ウィッティントンはアメリカのメリーランド州出身で、米国のスーフォールズ・スカイフォースやオーストラリアのシドニー・キングスでプレーした後、昨年7月にレバンガと契約。今年1月21日、チームはウィッティントン着用のユニフォームを「ヤフオク!」に出品。スタート価格1,000円が逮捕直前には6万円台まで上がっていたが、契約解除となり、出品は取り下げられた。

 女性ファンによると「Aさんは、それを落札しようと意気込んでいた」というが、選手の逮捕と音信不通が関係あるのかすら、現在ではわかっていない。無事であることを祈るばかりだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

“大麻密輸”黒人バスケ選手の逮捕と同時期に姿を消した「追っかけ女性」をめぐるミステリー

 大麻密輸で逮捕されたアメリカ人プロバスケットボール選手の影響なのか、所属していたBリーグ・レバンガ北海道の追っかけ女性ファンが音信不通になっているという。同じファン仲間が「逮捕報道後、連絡が取れなくなった」と言っているのだ。

 昨年、レバンガに加入していたグレゴリー・ウィッティントンは、乾燥大麻7.5グラム(約4万円相当)をアメリカから輸入した大麻取締法違反の疑いで、23日に逮捕された。チームは逮捕当日に当人と協議の上、契約を解除。その日から、熱心な追っかけファンだった女性が姿を消しているのだという。

「LINEで7人の追っかけファングループを作っていたんですが、ウィッティントン推しの女性ひとりだけ、彼の逮捕以降、一度も応答がないんです」

 そんな事態を打ち明けたのは、レバンガファンの30代女性だ。彼女自身は別の選手の追っかけだが、同じチームのファンとして、ウィッティントンを追っていた女性ファンAさんとも親しくしていたという。Aさんと最後に会ったのは、1月20・21日に川崎ブレイブサンダースとの2連戦が行われた試合会場、札幌・北海きたえーるだったという。

「いつもと同じように、一緒になって応援しました。20日は試合後に選手の出待ちをして、ウィッティントンとも会っています。翌日は試合に負けたので出待ちはせず、その場で解散したんですが、Aさんはウィッティントン本人と連絡を取り合う仲だったので、『あとで応援のメッセージを送っておく』なんて言ってたんですけどね」(同)

 しかし、同27・28日、栃木県宇都宮市で開催の栃木ブレックス戦を前に、Aさんと連絡が途絶えたという。

「退団のショックはあると思いますけど、一緒に現地入りする約束で、ホテルの予約もしてあったので、それをどうするかだけでも聞こうとしたら、返答がないままで……」(同)

 聞いた話では、Aさんの家族も捜索願などは出しておらず、事件に巻き込まれた可能性は低いらしいが、気になるのはウィッティントンとの距離感だ。

 追っかけ女性たちの中には、ときに選手本人とベッドで一夜を共にする者もいるというのだ。

「特に、一時期だけ在籍する外国人選手だと後腐れがないので、割り切って“推し”たりする人がいる」と前出女性。そんな背景もあり、Aさんは昨年夏に入ったばかりのウィッティントンに狙いを定めたのだという。

「Aさんが彼とどこまでの関係になっているかは、そこはお互いに言わないのがマナーなんですが、私の勘では彼女は美人だし、ウィッティントン本人とも直接連絡していたので、関係したことはあったんじゃないかと思います。もしウィッティントンと一緒に大麻をやっていたりなんかしたら、音信不通になってもおかしくはないけど、そんなことするとは思えません」(同)

 このグループは全員が札幌市民でありながら、道外の遠征試合もほとんど生観戦するほどの追っかけで、その高額な費用を捻出するために風俗店など水商売で働く者もいて、Aさんもその一人だったという。

 ウィッティントンはアメリカのメリーランド州出身で、米国のスーフォールズ・スカイフォースやオーストラリアのシドニー・キングスでプレーした後、昨年7月にレバンガと契約。今年1月21日、チームはウィッティントン着用のユニフォームを「ヤフオク!」に出品。スタート価格1,000円が逮捕直前には6万円台まで上がっていたが、契約解除となり、出品は取り下げられた。

 女性ファンによると「Aさんは、それを落札しようと意気込んでいた」というが、選手の逮捕と音信不通が関係あるのかすら、現在ではわかっていない。無事であることを祈るばかりだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

カヌー競技“禁止薬物混入”問題に現役選手から「理解できる」の声も……防衛意識のなさ指摘

 日本カヌー連盟が、ライバル選手の飲み物に禁止薬物を混入した鈴木康大の薬物入手の経緯を明かした。

 連盟関係者によると、鈴木は世界選手権のためチェコに滞在していた昨年8月、ハンガリーのサイトから弟の名義を使って薬物をネット購入。これを千葉県内の実家に送り、翌月に日本選手権が開催された石川県小松市に転送。薬物をすり潰して会場に持ち込み、レース中に小松正治の飲み物へ入れたという。あまりに用意周到な違反行為だが、実は当の現役カヌー選手らからは「『そこまでやらないと勝てない』という気持ちになること自体は理解できる」という意外な声も聞かれた。

「もちろん絶対ダメなことは十分、わかってます。でも、海外で国際大会に出ると、嫌がらせみたいなことはしょっちゅうなんですよ。みんな、そこまでやって勝とうとしてくるので、むしろ日本選手の方が無防備すぎたかなって思うんです」(国際大会を経験したカヌー選手)

 鈴木が混入させたのは筋肉増強剤の一種で、これにより小松はドーピング検査で陽性となった。両者は2020年東京五輪代表入りを争う間柄で、かつて日本のエース格だった鈴木を最近、小松が追い抜いていた。

 本件には日本カヌー連盟の古谷利彦専務理事が「スポーツマンシップという日本人のみなさんが長年積み上げられてきた美徳を著しく失墜させるもの。指導が行き届かず、おわび申し上げる」と謝罪した。ルール違反というだけでなく「日本人の美徳」に言及した謝罪は、正々堂々と戦おうとしなかったという非難に配慮したものだろう。ただ、選手の中には、その美徳を崩してまで勝利を得ようとしたことに理解を示す者もいるのである。

 別競技になるが、ラグビーで世界各地のチームで活動した元選手の河合吾郎氏も「非常に考えさせられる事件だった」と話す。

「海外大会で相手を不当に蹴落としてまで勝とうとする者がいることは珍しくないです。特に五輪出場となれば、金銭面でのメリットも大きいので、何をやっても勝とうとする人が出てくるんです。以前、南米諸国でプレーしたときは、試合準備への妨害行為も日常茶飯事でした。アルゼンチンでは現地の言葉で『ヴィヴェサ・クリオージャ』という、ライバルを出し抜く狡猾な気質が武器とされ、見えないところでの反則とかアンフェアな行為で優位に立つことも能力のひとつと見なすような空気も感じました。控室での盗難もしょっちゅうで、これはおそらく現地の人々が社会的に正義と法の順守とかいうものを信用していないところから来ているのでしょう。ずるいことをやられても、逆にやり返せというぐらいの感覚があったので、それはときに社会の崩壊にもつながるんですが、それが現実でもあるんです」

 同じく海外でプレーした元サッカー選手も「審判の見えないところでの反則は日本よりずっと多く、また、プレー以外での妨害にもかなり気を使わなくてはならなかった。ライバルを闇で襲撃しているというウワサさえあった」と話す。

 ボクシングの世界では、日本国内で試合を続ける選手が、海外だといつもの力を発揮できないことをファンが「内弁慶」と揶揄することがある。海外ではアウェーの選手に対して、試合会場から遠い冷暖房のない控室を用意するようなことも少なくなく、ときに日本人が乗る体重計に細工がされていることさえある。そうした妨害工作に日本人選手サイドが強く抗議をできないまま、敗戦後にフェイスブックで愚痴を述べただけ、というひ弱な結果に終わったことも。

「そういう意味で、やられる方の自己防衛についても考えなきゃいけないのかもしれません」と河合氏。

「どの競技でも国際大会でのトップ選手は、確認できない飲み物には手を付けないなど、強い防衛意識があります。無意識に食事などから禁止薬物を摂取してしまっても、国際大会では許される理由にはならないですし、自分を守るという意識が日本人選手には希薄な印象もあります」(同)

 スポーツマンシップという美徳は理想ではあるものの、それがきれいごとになってしまう世界もあるわけだ。相手を凌駕するためにどんな手でも使う、生き残ろうとする選手がいる以上、防衛意識も不可欠になる。盗難が相次ぎながら、その対策を取れなかったところは、日本カヌー連盟の弱点だったのかもしれない。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

「ヒール化」が始まった高梨沙羅 それでもメイクをやめられない“2つの理由”とは

 平昌五輪が開幕までおよそ2週間に迫る中、成績が伸び悩んでいるのが、スキー女子ジャンプ代表の高梨沙羅だ。これまでは期待の声が集まっていた高梨だが、成績不振にもかかわらずメイクに凝っていることや、2,000万円のベンツに乗っていることなどから、批判的な声も出始めている。だが、そんな不調の彼女は、なぜメイクにこだわり続けるのだろうか?

 17歳で臨んだソチ五輪では「金メダルは確実」と言われながら4位に終わった高梨。ソチの失敗をバネに、その後W杯で勝ち続け、男女を通じて歴代最多タイとなる53まで勝利数を積み上げた彼女だが、このままでは平昌でも金メダルは難しい状況だ。W杯では9戦連続で勝利を逃しており、表彰台を逃すこともしばしば。今季絶好調のマーレン・ルンビ(ノルウェー)には、大会ごとに差を広げられている。

 10代前半から頭角を現し、期待を集めてきた高梨だが、大きく変化したのがその容姿。成績低下とともに、「メイクしている暇があったら……」と、批判的な声も寄せられているが、それには事情もあるのではないかという。週刊誌のスポーツ担当記者が語る。

「スキージャンプのようなマイナー競技で食べていくには、賞金以外のスポンサー収入が極めて重要です。そのためには、成績を伸ばすのはもちろんのこと、容姿の美しさが要求されます。CMで起用される女子アスリートが、必ずその競技のトップオブトップの選手かといえば、そうではありませんよね? だから、日本を席巻する韓国の女子プロゴルファーは、賞金を手にしたら、すぐに整形に費やします。美しければマスコミに取り上げられる可能性が高まり、スポンサーが付きますから」

 そういった努力(?)により、複数のテレビCMに出演し、多数のスポンサーを抱える高梨。しかし、女性アスリートへの取材が多い女子スポーツライターは、彼女がメイクにこだわる理由はそれだけではないという。

「高梨が批判を受けても凝ったメイクをやめないのは、女性のトップアスリートの典型的な行動パターンです。男女を問わずトップアスリートは例外なくストイックですが、女性は『美しくなる』という誘惑にはどうしても抗い難い。女性は合理的なので、メイクをして美しくなることでスポンサーが付くなら、やらない理由はないと考えます。しかも彼女たちは、幼い頃から『努力をすれば必ず報われる』『時間と手間と最新の用具を使えば、必ず結果が出る』というメンタリティで、勝ち続けてきた人たち。化粧に関しても、『努力すれば必ずきれいになる』と考え、結果が出るとやめられなくなるのでしょう」

 世間の逆風にさらされつつある高梨だが、スキージャンプでは、逆風はむしろ好都合。平昌では逆風に乗れるのだろうか?

愛車は“2,000万円ベンツ”の高梨沙羅にスキャンダルの香り!? 平昌五輪の結果次第で炸裂か

 韓国・平昌冬季オリンピックまで1カ月を切った。男子フィギュアスケートの羽生結弦を筆頭に多くの日本選手にメダルの期待がかかるが、中でも汚名返上に燃えているのが、ジャンプ女子の高梨沙羅だ。

 高梨は前回のソチ五輪で4位。表彰台にも上がれず涙を飲んだ。あれから4年、高梨は今度こその思いで平昌に向けて調整しているが……。

「今季のワールドカップ(W杯)では6戦中2位が1回と3位が2回。同競技で男女を通じて単独最多となる54勝目を前に、足踏みが続いている。ピークを五輪に持っていくための作戦ならばいいのですが、協会関係者の中には『このままで大丈夫か』と心配する人もいる」(スポーツ紙記者)

 この4年間で、高梨はビジュアル面でも急成長を遂げた。あどけなさの残る顔から、ギャル風メークに。ネット上では「整形したのでは?」という声も飛んだが、実際は「大手化粧品メーカーの美容部員にメークのコツを伝授してもらったから」(事情通)という。

 身の周りの物も変わった。愛車は推定2,000万円する高級車メルセデス・ベンツの「メルセデスAMG G63」。先月21日には高級時計メーカー・オメガ主催のイベントに出席し、69万円もする五輪限定モデルの腕時計を贈られ大喜びしていた。

「私服もブランド品ばかり。彼女には複数のスポンサーが付いており、年収は億超えと言われます。もちろん自分磨きのために散財するのは良いことですが、少し目立ちますので、平昌五輪で結果を出せなければ、声援がブーイングに変わることもあり得ます」(業界関係者)

 すでに一部週刊誌が高梨のスキャンダルを押さえているという情報もある。週刊誌記者は「さすがに五輪前にそれを出すようなことはしないが、五輪の結果いかんでは辛らつな表現で報じられるかもしれない。逆に金メダルを取れば、世の中の空気を読んで“お蔵入り”になる可能性はある」と話す。

 高梨にとって、平昌五輪は“絶対に負けられない戦い”となりそうだ。

愛車は“2,000万円ベンツ”の高梨沙羅にスキャンダルの香り!? 平昌五輪の結果次第で炸裂か

 韓国・平昌冬季オリンピックまで1カ月を切った。男子フィギュアスケートの羽生結弦を筆頭に多くの日本選手にメダルの期待がかかるが、中でも汚名返上に燃えているのが、ジャンプ女子の高梨沙羅だ。

 高梨は前回のソチ五輪で4位。表彰台にも上がれず涙を飲んだ。あれから4年、高梨は今度こその思いで平昌に向けて調整しているが……。

「今季のワールドカップ(W杯)では6戦中2位が1回と3位が2回。同競技で男女を通じて単独最多となる54勝目を前に、足踏みが続いている。ピークを五輪に持っていくための作戦ならばいいのですが、協会関係者の中には『このままで大丈夫か』と心配する人もいる」(スポーツ紙記者)

 この4年間で、高梨はビジュアル面でも急成長を遂げた。あどけなさの残る顔から、ギャル風メークに。ネット上では「整形したのでは?」という声も飛んだが、実際は「大手化粧品メーカーの美容部員にメークのコツを伝授してもらったから」(事情通)という。

 身の周りの物も変わった。愛車は推定2,000万円する高級車メルセデス・ベンツの「メルセデスAMG G63」。先月21日には高級時計メーカー・オメガ主催のイベントに出席し、69万円もする五輪限定モデルの腕時計を贈られ大喜びしていた。

「私服もブランド品ばかり。彼女には複数のスポンサーが付いており、年収は億超えと言われます。もちろん自分磨きのために散財するのは良いことですが、少し目立ちますので、平昌五輪で結果を出せなければ、声援がブーイングに変わることもあり得ます」(業界関係者)

 すでに一部週刊誌が高梨のスキャンダルを押さえているという情報もある。週刊誌記者は「さすがに五輪前にそれを出すようなことはしないが、五輪の結果いかんでは辛らつな表現で報じられるかもしれない。逆に金メダルを取れば、世の中の空気を読んで“お蔵入り”になる可能性はある」と話す。

 高梨にとって、平昌五輪は“絶対に負けられない戦い”となりそうだ。

辞職の式守伊之助だけじゃない! 相撲界で隠蔽されてきた「“太専”行司によるセクハラ」の現実

 セクハラ行為で3場所出場停止処分となった大相撲の立行司、式守伊之助が辞職の意向を示したため、初場所は式守勘太夫が代役を務めている。だが、この処分に対し、日本相撲協会内部から不満が噴出しているという。「過去、行司のセクハラは、大半が不問に付されてきたのに」という声があるのだ。

「今までも、行司によるセクハラ/パワハラは、協会に報告されても、明確に処分されたことなどほとんどなかった。今回は日馬富士の問題があって世間の目が厳しくなっているから、パフォーマンス的に厳しい処分を下した感じがする」(角界関係者)

 伊之助は昨年12月、沖縄・宜野湾市で行われた冬巡業の夜に、宿泊先のホテルで行司仲間と飲み会をしていた際に泥酔。部屋まで送った10代の若手行司に、複数回のキスをするなどのセクハラ行為があったといわれる。

 危機管理委員会の聴取に、本人は「酒に酔って覚えていません。男色の趣味があったわけではない」と説明。被害者の若手行司は処罰を求めていなかったが、年明けに本件が明るみに出たことで協会は処分を科し、伊之助は自ら辞職することになった。

 行司のセクハラは、2011年にも発覚したことがある。故・鳴戸親方が角材で弟子の頭を殴打したり、体重を増やすためにインスリンを注射していたという問題が報じられた際、元三段目力士の証言から、部屋付行司によるセクハラ被害が明らかになった。その後、元力士2人が、暴力被害のほか、行司に抱きつかれ下半身を触られて精神的苦痛を受けたとして、故人の法定相続人である妻子や行司に対し、損害賠償を請求する裁判を起こしている。

「あのとき協会側は、部屋内部の問題というスタンスを貫いていたし、角界のセクハラは基本、隠蔽する体質になっている」と関係者。

 現在は飲食店を営む元力士からも、これに近い証言があった。

「私が現役だった頃、年輩の行司で『ゲイの太専(ふとせん)には、たまらない職場や』って、よく耳元でささやく人がいたんですよ。太専って、いわゆるデブ専(肥満体フェチ)のことらしく、太った男を性的な目で見るってことなので、裸で商売する力士からすれば気色悪いわけです。自分はなかったですが、すれ違いざまに体に触られたという力士もいましたしね。でも、そのことを親方に言うと『冗談を本気にするな』と殴られてしまうんです。先輩に相談したら『この業界は、デブ専の奴がたまに入ってくる』って言ってましたけどね。児童が好きで小学校の教師になるような奴が、こっちにもいるって」

 角界にゲイがいても、それ自体が問題ではないが、セクハラは男女に関係なく社会問題とすべき話。しかし、それが「ジョーク」で済まされてしまうところに、角界の問題意識の低さがあるのかもしれない。

「基本そういうセクハラなんか、めったにない話だっていう認識があると思うんですよ。でも、もし力士たちが女性の集団なら、この手の話には、もっと敏感なはずじゃないですか。男性へのセクハラが実際にあるのだから、厳しい目で見てほしかったですね」と元力士。

 聞けば、この元力士は部屋内の人間関係に嫌気が差して、20代で土俵を去ったのだという。「それこそボクシングジムみたいに自宅から通いというスポーツだったら、今もやっていたと思いますよ」と話しているが……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)