【動画アリ】凄惨! 女子中学生の集団リンチ映像が流出……喫煙を先生にチクった同級生をフルボッコに

 中国でまた、女子中学生による、同級生に対する集団リンチ事件が発生した。場所は中国南東の内陸部にある江西省の田舎町。同地域にある中学校の寮内で、女子生徒7人が、同級生に対して殴る蹴るの暴行を加える映像がネットに流されたのだ。

 動画を見ると、寮の室内と思われる場所で、一人の女子生徒が床にひざまずいた同級生の髪の毛をつかみ、頬に何度も平手打ちをしている姿が映し出されている。暴行を受けている被害者のほうは、抵抗する様子も見せない。

 すると今度は、別の女子学生が二段ベッドの上から降りてきて、頭に蹴りを入れたり、首の部分に靴のまま乗っかったりしている。

 耐えきれなくなった女子学生は、床を転がって避けようとするものの、周りから別の足が伸びてきて蹴りが入れられる。「ありがたく思いなさい。私はあんたにマッサージをしてあげてるのよ」などと言いながら、体に蹴りを入れたりする生徒もいる。

 この映像は、加害生徒たちの仲間が撮影したもので、その後、SNSの学校内グループにアップしたところ、別のSNSに転送されて全土に知られることになったのだ。

 この事態を知った地元の教育局と警察がすぐさま調査に乗り出したところ、次のようなことが判明した。

 集団リンチが起こったのは1月3日のことで、暴力を加えた女子生徒7人は、自分たちが喫煙していることを同級生が先生にチクったと疑い、それを根に持って殴る蹴るの暴行を加えたのだった。

 中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は、中国の中学生たちの学校生活について、このように説明する。

「中国でも中学生は自宅から通学しますが、中には寮のある中学校もあり、家の都合や勉強に専念するために、そこに入る子もいます。また、田舎の場合は学校数が少ないため、自宅から通うには遠すぎるケースも多く、寮生活を送る生徒は珍しくない。いずれにしても1部屋に8人から10人が共同で生活するため、そこでの人間関係がうまくいかないと、こういったイジメにつながるケースがよくあるようです」

 教育局はこのリンチの首謀者3人に対して、除籍処分の次に重い学校観察処分、その他の女子学生には叱責処分を下した。被害生徒については、すでに病院での治療や、心理カウンセリングを受けているという。

 江西省では以前にも、学校内で女子中学生が集団で一人の同級生に暴行を加える映像が流出しており、その壮絶なイジメが大きな問題となっている。

 学校内でのイジメというのはどこの国でも起こっており、日本でも社会問題にまで発展することがあるが、どうして中国の中学生たちは、自分たちがイジメている様子を撮影されても気にしないのか。それが不思議である。
(文=佐久間賢三)

過去、2015年6月に「LiveLeak」に流れた映像。女子中学生たちはイジメの模様を撮影されていることをまったく気にしていない

「大人のいじめ」は子どもよりも深刻!?  脳科学者・中野信子氏に聞く、上手な回避法

 いじめといえば、学校など子どもの世界で起こる問題と思われがちだ。しかし、当然のように大人の社会でも存在している。むしろ、簡単に職場や環境を変えることが難しい大人社会のほうが、いじめの被害は深刻になりやすい。

 教育委員会などの学校関係者や教育評論家が、子どものいじめをゼロにするために試行錯誤するなかで、大人のいじめは特に対策もされずに放置されており、深刻な問題となっているケースが後を絶たない。いじめはなぜ起こるのか? 回避するにはどうしたらよいのか? 『ヒトは「いじめ」をやめられない』(小学館新書)の著者であり、脳科学者の中野信子氏に話を聞いた。

■いじめには、「オキシトシン」が関わっている

 そもそも、人をいじめることは、人類が種を残すために脳に組み込まれている機能であると、中野氏は語る。

「“いじめ”は集団になれば、ほぼ必ず生じるといっても過言ではありません。人間は、ほかの動物とは異なり、他人のために役に立とうとする『向社会性』という性質があります。しかし、それがあまりに高まりすぎてしまうと、共同体の中で社会に対する自己犠牲を過剰に求めてしまい、周囲に比べて何もしていないように見える人を排除する行動をしてしまうのです」

 集団を構成する上で、なくてはならない向社会性といじめの関係には、“愛情ホルモン”とも呼ばれる、脳から分泌されるホルモン「オキシトシン」が大きく関わっているという。

「『オキシトシン』は、(集団を構成する人との)愛情や親近感を深める働きがあり、会話やスキンシップを取るだけでなく、同じ空間にいるだけでも分泌されることがわかっています。しかし、仲間意識が過剰に高まった結果、妬みや排外感情を生み出すという負の側面があることも明らかになっています」

 同調意識が高まった結果、そこから外れてしまう人を排除するというのが、いじめの正体だ。例えば、ファッションなどの見た目や、太っている、痩せているなどの身体的特徴がその集団から逸脱していたり、空気が読めずに場の雰囲気を悪くする発言を繰り返す人などが、いじめのターゲットになりやすいという。なかでも、大人社会でもっともいじめられやすいタイプは、一見周囲の人と似通った類似性を持ちながらも「1人だけ得をしているように見える人」だという。

「年齢や性別、職種、学歴などの類似性が高く、能力に差がないと感じられる集団の中で、なぜか上司に気に入られていたり、金銭的に恵まれているなど、1人だけ得をしているように見える人がいれば、妬みを買って、いじめに発展してしまう可能性が高いといえます」

 例えば、子どもがまだ小さいからという理由で、ほかの人よりも仕事を早く切り上げて先に帰るような人は、周囲よりも楽をして報酬や待遇を得ていると思われて妬みを買い、いじめに遭いやすいという。逆に、子育てしながら仕事をしている人が多い集団ならば、家庭のことを考えずに悠々と働いている独身の人を「楽でいいわよね」といじめるケースもある。

「いじめの対象は、その集団内の力関係や雰囲気によって流動的に変化する、複雑なもの。なので、本人が気づかないうちに、いつの間にか集団から逸脱して、いじめに遭うことも多いのです」

 さらに、実際に恩恵を受けていなくても「この人は将来ズルするかもしれない」と決めつけ、逸脱者を検知する脳の思考プロセスがあるという。

「とても嫌な呼び方ですが、『裏切り者検出モジュール』といって、集団内における将来的リスクを感知する能力が人間にはあります。特に日本人は、海外の人よりもその能力が高く、グループからはみ出しそうな人に対して、敏感に反応する国民性を備えているともいえるのです」

 同調圧力が強い日本社会では、ちょっとでも浮いた存在には、敏感に反応し、排除行動を仕掛けてしまう。また、その妬みの対象に不幸なことがあると、脳内で快感をつかさどる“線条体”と呼ばれる部分が活発化し、喜びを感じることもわかっているという。脳科学的にも「他人の不幸は蜜の味」なのだ。

 複雑な社会性を伴うため、解決が難しい大人のいじめに対して、どのような対策が望ましいのだろうか。まず、なるべくいじめのターゲットにならないように、日頃から周囲とのコミュニケーションに気を使うことを中野氏は勧める。

「仕事場でのいじめを避けるには、親密な関係になりすぎないことが重要です。例えば、『◯◯さんって本当ムカつくよね~』と同調を求められたときに、『うんうん』と返すのではなく、『そうかな~』とか『よくわかんない』など、曖昧に濁す感じに答えておくのが無難でしょう。難しいかもしれませんが、適度に嘘をついて、その集団内で目立たないようにすることがいじめを回避する秘訣です」

 かなり消極的な対処法だが、トラブルを避けるには、このぐらいしか方法がないのかもしれない。しかし、どれだけ気を使っていても、何の前触れもなくいじめを受けてしまうこともある。そのような場合は、目立ち切るのも一つの方法だという。

「特に女性の場合、誰がいじめの原因をつくりだした中心人物なのかわからないケースが多く、一度標的にされてしまった場合は、なかなか解決方法が見いだせません。となれば、簡単なことではないのは百も承知ですが、仕事を一生懸命頑張って社内で評判になるとか、友達内でも、何かしら別のことをして、その集団以外から評価を得るなど、目立ち切ってしまうというのも手です」

 「同じ能力なのに得しているように見える人」はいじめの対象になりがちだが、いくら努力しても追いつけないほど能力に差を感じる人に対しては、嫉妬の感情は湧き起こりにくいという。大人いじめにあったらその集団内で悩み続けるのではなく、視点を変えて能力を発揮する場を探すというのが得策のようだ。
(福田晃広/清談社)

「大人のいじめ」は子どもよりも深刻!?  脳科学者・中野信子氏に聞く、上手な回避法

 いじめといえば、学校など子どもの世界で起こる問題と思われがちだ。しかし、当然のように大人の社会でも存在している。むしろ、簡単に職場や環境を変えることが難しい大人社会のほうが、いじめの被害は深刻になりやすい。

 教育委員会などの学校関係者や教育評論家が、子どものいじめをゼロにするために試行錯誤するなかで、大人のいじめは特に対策もされずに放置されており、深刻な問題となっているケースが後を絶たない。いじめはなぜ起こるのか? 回避するにはどうしたらよいのか? 『ヒトは「いじめ」をやめられない』(小学館新書)の著者であり、脳科学者の中野信子氏に話を聞いた。

■いじめには、「オキシトシン」が関わっている

 そもそも、人をいじめることは、人類が種を残すために脳に組み込まれている機能であると、中野氏は語る。

「“いじめ”は集団になれば、ほぼ必ず生じるといっても過言ではありません。人間は、ほかの動物とは異なり、他人のために役に立とうとする『向社会性』という性質があります。しかし、それがあまりに高まりすぎてしまうと、共同体の中で社会に対する自己犠牲を過剰に求めてしまい、周囲に比べて何もしていないように見える人を排除する行動をしてしまうのです」

 集団を構成する上で、なくてはならない向社会性といじめの関係には、“愛情ホルモン”とも呼ばれる、脳から分泌されるホルモン「オキシトシン」が大きく関わっているという。

「『オキシトシン』は、(集団を構成する人との)愛情や親近感を深める働きがあり、会話やスキンシップを取るだけでなく、同じ空間にいるだけでも分泌されることがわかっています。しかし、仲間意識が過剰に高まった結果、妬みや排外感情を生み出すという負の側面があることも明らかになっています」

 同調意識が高まった結果、そこから外れてしまう人を排除するというのが、いじめの正体だ。例えば、ファッションなどの見た目や、太っている、痩せているなどの身体的特徴がその集団から逸脱していたり、空気が読めずに場の雰囲気を悪くする発言を繰り返す人などが、いじめのターゲットになりやすいという。なかでも、大人社会でもっともいじめられやすいタイプは、一見周囲の人と似通った類似性を持ちながらも「1人だけ得をしているように見える人」だという。

「年齢や性別、職種、学歴などの類似性が高く、能力に差がないと感じられる集団の中で、なぜか上司に気に入られていたり、金銭的に恵まれているなど、1人だけ得をしているように見える人がいれば、妬みを買って、いじめに発展してしまう可能性が高いといえます」

 例えば、子どもがまだ小さいからという理由で、ほかの人よりも仕事を早く切り上げて先に帰るような人は、周囲よりも楽をして報酬や待遇を得ていると思われて妬みを買い、いじめに遭いやすいという。逆に、子育てしながら仕事をしている人が多い集団ならば、家庭のことを考えずに悠々と働いている独身の人を「楽でいいわよね」といじめるケースもある。

「いじめの対象は、その集団内の力関係や雰囲気によって流動的に変化する、複雑なもの。なので、本人が気づかないうちに、いつの間にか集団から逸脱して、いじめに遭うことも多いのです」

 さらに、実際に恩恵を受けていなくても「この人は将来ズルするかもしれない」と決めつけ、逸脱者を検知する脳の思考プロセスがあるという。

「とても嫌な呼び方ですが、『裏切り者検出モジュール』といって、集団内における将来的リスクを感知する能力が人間にはあります。特に日本人は、海外の人よりもその能力が高く、グループからはみ出しそうな人に対して、敏感に反応する国民性を備えているともいえるのです」

 同調圧力が強い日本社会では、ちょっとでも浮いた存在には、敏感に反応し、排除行動を仕掛けてしまう。また、その妬みの対象に不幸なことがあると、脳内で快感をつかさどる“線条体”と呼ばれる部分が活発化し、喜びを感じることもわかっているという。脳科学的にも「他人の不幸は蜜の味」なのだ。

 複雑な社会性を伴うため、解決が難しい大人のいじめに対して、どのような対策が望ましいのだろうか。まず、なるべくいじめのターゲットにならないように、日頃から周囲とのコミュニケーションに気を使うことを中野氏は勧める。

「仕事場でのいじめを避けるには、親密な関係になりすぎないことが重要です。例えば、『◯◯さんって本当ムカつくよね~』と同調を求められたときに、『うんうん』と返すのではなく、『そうかな~』とか『よくわかんない』など、曖昧に濁す感じに答えておくのが無難でしょう。難しいかもしれませんが、適度に嘘をついて、その集団内で目立たないようにすることがいじめを回避する秘訣です」

 かなり消極的な対処法だが、トラブルを避けるには、このぐらいしか方法がないのかもしれない。しかし、どれだけ気を使っていても、何の前触れもなくいじめを受けてしまうこともある。そのような場合は、目立ち切るのも一つの方法だという。

「特に女性の場合、誰がいじめの原因をつくりだした中心人物なのかわからないケースが多く、一度標的にされてしまった場合は、なかなか解決方法が見いだせません。となれば、簡単なことではないのは百も承知ですが、仕事を一生懸命頑張って社内で評判になるとか、友達内でも、何かしら別のことをして、その集団以外から評価を得るなど、目立ち切ってしまうというのも手です」

 「同じ能力なのに得しているように見える人」はいじめの対象になりがちだが、いくら努力しても追いつけないほど能力に差を感じる人に対しては、嫉妬の感情は湧き起こりにくいという。大人いじめにあったらその集団内で悩み続けるのではなく、視点を変えて能力を発揮する場を探すというのが得策のようだ。
(福田晃広/清談社)

『奥様は、取り扱い注意』より怖い! ママ友の “被害妄想”で「イジメの加害者」にされた主婦

 綾瀬はるか主演の連続ドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。綾瀬演じる主人公・伊佐山菜美は、特殊工作員という過去を持つ専業主婦で、同じセレブ住宅街に暮らす、主婦友の大原優里(広末涼子)や佐藤京子(本田翼)とともに、主婦の間で起きるさまざまなトラブルを解決していくストーリーだ。

 10月18日放送の第3話では、菜美が、近所の主婦・理沙(小野ゆり子)に、幼稚園の保護者会を牛耳っている元女子プロレスラーの貴子(青木さやか)からイジメられているので、けんかを教えてほしいと頼まれる。

「イジメられたことはありませんが、イジメの加害者にされたことがあります」と、話すのは絵里さん(仮名・31歳)。絵里さんはママ友の被害妄想によって、イジメの加害者といううわさを流されてしまったという。

「娘が幼稚園の時に、同じマンションに住む2人のママ友がいたんです。幼稚園のバスの乗降場所も同じなので、よく子ども同士で遊ばせていました」

 ママ友の名前はKちゃんとMさん。Kちゃんは年が近く、Mさんは年上。Mさんには3人の子どもがいたため通園歴も長く、保護者の間では名が知れた存在だった。初めは同じマンション同士で仲良くしていたが、あるきっかけで3人の関係はこじれていったという。

「ある日、偶然Kちゃんとスーパーで会って、お昼だったのでそのまま一緒にランチをしたんです。年も近く、お互い一人娘ということもあり、話が弾み、急激に仲良くなりました。それからたびたび、Kちゃんと家でお茶したり、ランチをするようになったのですが、どうやらそれがMさんの逆鱗に触れてしまったみたいです」

 後日、絵里さんに来たのは、Mさんからの怒りのLINEだった。

「Mさんから、『この前のランチ、私は誘われてないんだけど!』と、メッセージが入っていました。一瞬、何のことかわからなかったのですが、どうやら私達が外でランチしているのを、偶然Mさんに見られたようです。Kちゃんにも同じLINEが入ってきたそうで、2人でフォローしたのですが、Mさんの怒りは収まりませんでした……」

 その後、さらなる事件が起きる。

「娘の誕生日があって、娘がKちゃんの子どもを呼んで誕生日会をやりたいと言いました。Mさんも誘おうかと思いましたが、さすがに3人の子どもがいるMさんを休日に呼ぶのは悪いかなと思い、誕生日会のことは黙っておいたのです」

 しかし、これがさらにMさんの怒りを買ってしまった。

「娘が幼稚園で、Mさんの子どもに誕生日会の話をしたようなのです。Mさんは怒り狂って、幼稚園の保護者達に『子どもを含め、仲間外れにされた!』と言い回りました。さらに、通園バス乗場でも『どうして、うちだけ仲間外れにするのよ!!』と怒鳴られて……、もう普通ではなかったですね。あっという間にマンション内にもうわさが広がりました。保護者の間では、私が首謀者となりKちゃんを巻き込み、Mさんをイジメているとまで言われて……、園の行事にも出席しづらくなりました」

 その後、マンション内でMさんに会うたびに、あからさまに顔を指され、聞こえるように陰口を言われたという。送迎バスを使うのも気まずくなった絵里さんは、卒園までの1年半、バスをやめて自転車で通わせることとなった。

「今は、なるべくMさんを避けるように生活しています。少し遠い場所のスーパーへ行き、マンションの井戸端会議にも参加しなくなりました。Kちゃんは、あの後すぐに、自分の地元へ引っ越していったんです。『親の介護』と言っていましたが、恐らくMさんのせいで居づらくなったからだと思います。私の娘は今年、小学生になりましたが、Mさんの子どもと被らないように、私立の小学校を受験させました。娘には可哀想なことをさせましたが、もう関わりたくないので……。そろそろ、娘の学校の近くへ引っ越しを考えています」

 ママ友内で、思わぬトラブルに見舞われた絵里さん。Mさんの起こした行動について、絵里さんなりの見解があるようだ。

「Mさんの行動は、長い間同じ幼稚園に子ども達を通わせ、同じコミュニティー内にずっといたせいかな、とも思います。何年も家と幼稚園とスーパーの往復で、周りは年下の保護者ばかり増えてゆく。話が合わないこともあるでしょうし、相当ストレスはたまっていたと思います。ある意味、育児ノイローゼになっていたのかもしれませんね」
(カワノアユミ)

便器に歯ブラシ浸けたり、化粧水ボトルにオシッコ入れたり……ムショのコワ~い「イジメ」の話

 覚せい剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。

■誰でもイジメのターゲットにされる

 なんで世の中に「イジメ」ってあるんでしょうね。毎日のようにニュースで問題になってますし、イジメが原因で自殺しはる人もいてるのに。特に塀の中のイジメは、本当に厳しかったです。あのイジメに耐えられれば、多少のことではへこたれません。ホンマ心の底からそう思います。

 今思い出しても、ムショのイジメはごつかったですねー。シャバでも同じですが、塀の中でイジメを受ける理由も、それぞれです。告げ口や自慢話をするコはまず狙われますし、ちょっとしたことでもイジメのターゲットにされてしまいます。「いじめっこ」がどの房にも何人かいて、そのコたちに目をつけられたらアウトって感じです。

 ちょっとかわいいとか、先輩に生意気な口を利いたとか、面会にいつもダーリンが来てるとか、手紙や差し入れが多いとか、だいたいは嫉妬からですが、どれもがホンマにちょっとしたことで、面倒くさい話なんです。「ガテ」(「手紙」のもじり)といって、小さい紙に「○房の○ちゃんがこんなひどいことをした」などと告げ口を書かれ、あちこちに回されてしまうこともあります。たいていはデッチアゲですけど、読んだコたちは真に受けてイジワルをしてくるわけです。

 また、「運動時間」のような限られた自由な時間にアチコチで「シャー」(舎、仲よしグループ)を組んでいろんな話をしてるコたちもいて、これらもホンマにタチ悪いです。ケンカの時など「シャー組んでモノ言っとったらあかんどワレっ」などと言います。「一人じゃ何もできないくせに、つるんでグズグズ言ってるんじゃねえ!」ということです。まあ「おヤンチャ」な隠語ですね。もし誰かがいじめられていても、助けることはできません。そしたら次は自分がターゲットにされるから。これもシャバと同じですね。ムショはシャバの縮図なんやなーとあらためて思います。

■イジメから大ゲンカに発展したことも

 イジメの方法もいろいろで、本人の目の前でやる場合と、いない時にやる場合に大きく分かれます。

 目の前でやるのは、まずはシカトですね。とにかく無視します。あとは面と向かって「ヨゴレ!」とか「糞メンタ(女)!」とか悪口を言うのもしょっちゅうです。口だけならまだしも、すれ違った時に舌打ちされたり、自分からぶつかってきて、「当たってきた!」と言いがかりをつけたりを、いいトシしてやってくるんです。

 たまーにですが、そんなことがきっかけになって、みんなで取っ組み合いになることもあります。そんな時はもちろん私も腹くくって大暴れですよ(笑)。どっちみち懲罰なんで、「やるだけのことはやらなきゃ損」ですからね。

 いつだったかは暴れてミシンを倒し、刑務官に取り押さえられて「黙っとけオバハン」と絶対に言っちゃダメな“本当のこと”を口に出して大暴れしたあげく、「担当抗弁」という刑務官にタテつく罪もプラスされて懲罰を受けたこともあります。

 面と向かってやるイジメがいいとは言いませんけど、いない時にやるイジメは陰湿で、さらにイヤでしたね。

 たとえば入浴時のイヤガラセですね。お風呂は普通、同房ごとに行くのですが、生理の時は「M浴」といって、最後に入ります。ちなみにMって「メンス」の略らしいです。今どきメンスって言いませんけどね(笑)。で、イジメのターゲットがM浴に行ってる間に、そのコの歯ブラシを便器に浸けたり、化粧水のボトルにオシッコを入れたり、靴下などのモノ(官物)をトイレに流したりしてました。汚いのもイヤだけど、モノをなくすと懲罰ですから、けっこう大変です。

 あとは、モノを別の人のバッグに入れて、「モノのやりとりをした!」と「冤罪」をつくり上げる例もありました。ムショでは、たとえいらないモノでも誰かにあげたら懲罰なのです。ひどいもんですが、ターゲットにされたら、ひたすら耐えるしかありません。私も耐えてきました。なので、ムショでイジメを耐え抜いた人は、どこでも通用すると思います。根性が違いますからね。

 私は、少年院や刑務所を出てきたコたちの社会復帰を支援する日本財団の「職親プロジェクト」にも参加させていただいています。だからということもありますが、これから社員の募集・採用を考えていらっしゃる企業の方は、「ネンショー(少年刑務所)上がり」や「ムショ帰り」はむしろ「根性がある」と思って、採用を考えていただきたいです。ムショの工場は厳しいので、仕事熱心になりますし、懲役で鍛えられたハートと、焼き付けられた職業意識は、シャバの人には絶対に負けへんと思いますよ!

nakanorumi15中野瑠美(なかの・るみ)
1972年大阪・堺市生まれ。特技は料理。趣味はジェットスキーとゴルフ。『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)や『新・情報7daysニュースキャスター』(TBS系)などへの出演でも注目を集める。経営するラウンジ「祭(まつり)

子どもの頃の「いじめ加害者」に損害賠償請求は可能か?

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回のテーマ>
いじめ後遺症(『あさイチ』NHK/2月6日月曜日午前8時15分~)

■いじめは民法上の不法行為に当たる

 2月6日の『あさイチ』(NHK)で取り上げられていた「いじめ後遺症」が話題になっている。子どもの頃にいじめを受けた人が大人になっても、その後遺症に苦しむというものだ。同番組では、治療のひとつとして「いじめ模擬裁判」があり、自分をいじめた相手の非を洗いざらい吐きだし、相手に求刑するところまで行うことが紹介されていたが、現実に、子どもの頃のいじめ被害について、大人になってから加害者を訴えることは可能なのか? アディーレ法律事務所の吉岡一誠弁護士に聞いた。

 まず、何をもって「いじめ」とするかについて、吉岡弁護士は、「いじめ防止対策推進法」において定義されると説明する。

「『心理的または物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの』が、いじめと定義されています」

 これに該当する行為は、民法上の不法行為に当たる可能性があるという。

「権利、または法律上保護される利益を侵害された場合、被害者は加害者に対して損害賠償請求をすることができます」

 とはいえ、実際に訴えるのは容易ではなさそうだ。吉岡弁護士によると、不法行為に基づく損害賠償請求権は、被害者が損害と加害者を知った日から3年で時効により消滅するとされているため、原則として大人になってから請求をすることはできないのだという。

「大人になってから後遺症が発症した場合には、発症時に『損害を知った』ということになるので、理論上はその時点から3年間は、後遺症についての損害賠償請求が可能ということになりますが、いじめ行為があったことや、いじめと症状の因果関係を立証することが困難であり、現実には請求は難しいことが多いかと思われます」

 また、暴行を受けてけがをした場合や、心理的ないじめにより精神疾患を負った場合、傷害罪の成立の可能性があるというが、傷害罪の公訴時効が10年とされていることや、時間の経過により証拠の収集が困難になることから、刑事責任を問うことも難しいという。

 つまり、被害者にとっては厳しい現実だが、子どもの頃にいじめ被害を受けた加害者を訴えるのは、事実上、困難ということのようだ。

アディーレ法律事務所

子どもの頃の「いじめ加害者」に損害賠償請求は可能か?

「ドラマのこのシーンってありえるの?」「バラエティーのあのやり方ってコンプライアンス的にどうなの?」……テレビを見ていて感じた疑問を弁護士に聞いてみる、テレビ好きのための法律相談所。

<今回のテーマ>
いじめ後遺症(『あさイチ』NHK/2月6日月曜日午前8時15分~)

■いじめは民法上の不法行為に当たる

 2月6日の『あさイチ』(NHK)で取り上げられていた「いじめ後遺症」が話題になっている。子どもの頃にいじめを受けた人が大人になっても、その後遺症に苦しむというものだ。同番組では、治療のひとつとして「いじめ模擬裁判」があり、自分をいじめた相手の非を洗いざらい吐きだし、相手に求刑するところまで行うことが紹介されていたが、現実に、子どもの頃のいじめ被害について、大人になってから加害者を訴えることは可能なのか? アディーレ法律事務所の吉岡一誠弁護士に聞いた。

 まず、何をもって「いじめ」とするかについて、吉岡弁護士は、「いじめ防止対策推進法」において定義されると説明する。

「『心理的または物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの』が、いじめと定義されています」

 これに該当する行為は、民法上の不法行為に当たる可能性があるという。

「権利、または法律上保護される利益を侵害された場合、被害者は加害者に対して損害賠償請求をすることができます」

 とはいえ、実際に訴えるのは容易ではなさそうだ。吉岡弁護士によると、不法行為に基づく損害賠償請求権は、被害者が損害と加害者を知った日から3年で時効により消滅するとされているため、原則として大人になってから請求をすることはできないのだという。

「大人になってから後遺症が発症した場合には、発症時に『損害を知った』ということになるので、理論上はその時点から3年間は、後遺症についての損害賠償請求が可能ということになりますが、いじめ行為があったことや、いじめと症状の因果関係を立証することが困難であり、現実には請求は難しいことが多いかと思われます」

 また、暴行を受けてけがをした場合や、心理的ないじめにより精神疾患を負った場合、傷害罪の成立の可能性があるというが、傷害罪の公訴時効が10年とされていることや、時間の経過により証拠の収集が困難になることから、刑事責任を問うことも難しいという。

 つまり、被害者にとっては厳しい現実だが、子どもの頃にいじめ被害を受けた加害者を訴えるのは、事実上、困難ということのようだ。

アディーレ法律事務所

江角マキコ、落書き騒動謝罪も「実にあざとい」? 計算された“謝罪タイミング”の裏側

2014esumimakiko.jpg
江角マキコオフィシャルブログより

 長嶋一茂宅への「バカ息子」落書き騒動で渦中の江角マキコが、9日にブログを更新して謝罪を行った。7月のブログで、過去に「ママ友いじめ」に遭っていたことを暴露した後、「女性セブン」(小学館)にママ友側からの反論が掲載されるなど、お騒がせ続きの江角。さらに8月28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、江角が当時のマネジャーに依頼して、長嶋宅の壁に「バカ息子」「アホ」といった落書きをさせたと報じ、その後の言動が注目されていた。

 9月2日生放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、出演こそしながらも騒動に関しては沈黙を貫いたままだったが、13日ぶりに更新した今回ブログでは「私自身、週刊誌でこの件を初めて知った」と弁明し、「元マネジャーから私に対し、このような事態をおこして迷惑をかけたとして謝罪の連絡がありました」などと、事情を説明。落書きは自身の指示ではないと、釈明したのだ。

江角マキコ、長嶋一茂宅に「バカ息子」と落書き指示! ママ友いじめ告白から犯罪者に転落か

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『もう迷わない生活』(集英社)

 “ママ友イジメ”告白後、ママ友から反論を受けて窮地に立たされている江角マキコだが、28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が衝撃の続報を報じている。記事によると、江角は当時所属していた「研音」のマネジャーに指示を出し、対立関係だったという長嶋一茂の妻への“嫌がらせ”を行っていたのだという。

 江角と一茂の娘は、同じ都内名門小学校の同級生という関係だった。「双方の対立は、保護者の間でも有名だったようです」(週刊誌記者)というが、2012年末、長嶋邸に「バカ息子」「アホ」といった中傷が落書きされるという事件が発生していたようだ。

紅白出場ジャニーズグループのNが、3人組ユニットのAとラーメンデート!?

n_mosaic.jpg
「こんなモザイク、俺らってバレるやろ!!」

(前編はこちら)

■志願者激減は、女優Kの“呪い”!?

C 昨年夏頃、都内の有名中学校に通う大物女優の娘が、いじめに関与しているって騒動がありましたよね。

B ああ、どこも実名報道できなかった件ね。

C 各メディアは完全にスルーしてしまいましたが、ネット上だと実名も含めて、相当話が広がっています。その影響かはわかりませんけど、今年の受験者数が激減していると。

B 名門私立のAだよね。一時期は街宣車が駆け回ったり、マスコミが包囲網を張っていたという。

C そう、去年と比べて3割近く志望者が減ってしまったそうで。

A そんなに! それは明らかに、この一件が原因でしょうね。

B 在校生にも取材を掛けてるメディアもあったからね。保護者からすれば、そりゃあ心配でしょう。

C そんなわけで、学校関係者の間では「女優Kの呪いだ」って言われているんだそうです。

B なるほど。Kに関しては何度も報道される直前までいってるだけに、入学の志望者激減で、再びメディアとの小競り合いが始まるかも。

A もうネット上では、公然の事実みたいになっちゃってますけどね。このまま風化するのみってことはないでしょう。