ドラマ界にも吹き荒れる“乃木坂旋風”! 西野七瀬『電影少女』に注目せよ

 今や、公式ライバルのAKB48をしのぐ勢いのある乃木坂46だが、テレビドラマにも乃木坂旋風が押し寄せつつある。

 現在、与田祐希は『モブサイコ100』、1月末に次回のシングルをもってグループを卒業することを発表した生駒里奈は『オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~』、そして、西野七瀬は『電影少女-VIDEO GIRL AI 2018-』に出演している。どれも、テレビ東京系の深夜ドラマだというのが面白い。

 かつてAKB48のメンバーが『マジすか学園』シリーズ(テレビ東京/日本テレビ系)に出演したことで女優としての活路を切り開いていったように、今後は乃木坂のアイドルたちが女優として躍進していくことは間違いないだろう。

 中でも注目は、西野七瀬だ。

 彼女が出演している『電影少女』は土曜深夜0時20分から放送されているSF仕立ての恋愛ドラマだ。

 物語は海外で暮らす絵本作家の叔父の空き家で一人暮らしを始めた高校生・弄内翔(野村周平)が、古いVHSのビデオを見つけるところから始まる。

 ビデオの中にはビデオガールの天野アイ(西野七瀬)が封印されていた。実体化したアイは、3カ月だけ生命を獲得し、再生した男の願いを叶えてくれる理想の女の子になるはずだった。しかし、ビデオデッキが壊れていたせいで、性格や設定に不具合が生じてしまい、料理が下手で口調は乱暴という初期設定とは真逆の女の子になってしまう。

 本作は桂正和が1989~92年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載していた漫画『電影少女』の実写映像化作品だ。物語の舞台は2018年の現代で、原作漫画の続編となっている。

 ビデオガールのアイは年を取らない。漫画版の主人公で翔の叔父にあたる弄内洋太(戸次重幸)はすでに中年男性となっていて、アイには洋太の記憶がないというのは泣かせるが、そのことによって物語は、ちゃんと現代のものとなっている。

 それにしても驚いたのは、天野アイのビジュアルである。

 もともと桂正和の描く女の子は、アイドルの水着グラビアを見ているかのようなリアルな肉体描写と、漫画やアニメの記号化されたキャラクターの持つかわいらしさが共存していたのだが、ドラマ版『電影少女』は漫画版の感覚を実写に落とし込むことに完璧に成功している。

 自分のことをオレと言い、SFチックな衣装を着ている天野アイは、人間の姿をしているが人間ではないビデオガール。文字通り漫画の世界から現実に現れたような女の子だ。

 だから普通の女の子とは考え方も違い、微妙におっさんくさいところもある。でも気持ちはピュアで優しいという、チグハグなところがまた、チャーミングである。

 漫画版にあったエッチな描写は控えめだが、何気ないシーンで見せる華奢でスラッと伸びた手足からは健康な色気を感じる。

 とにかく、天野アイを演じる西野をかわいく見せようという作り手のこだわりが随所に炸裂しており、まるで動く写真集のようだ。

 特にエンドロールで流れるスチール写真が素晴らしい。

 映像は静止画で西野の映像は止まっているのだが、水や湯気といった周囲のものは動いているという不思議なものとなっている。これは時間の止まった少女としてのアイを見せる上で見事なアプローチと言えよう。監督の関和亮はPerfumeのMVを通して女の子の身体を人工的なアンドロイドのように見せてきたのだが、本作でも生身の女の子を漫画やアニメのキャラクターのように見せる手法は見事に生きている。

 そして、西野七瀬も天野アイに完璧になりきっている。

 最初に西野が天野アイを演じると知った時は正直、イメージと合わないなぁと思った。

 同じ乃木坂46ならショートカットで少年性も見え隠れして、本人も漫画好きの生駒里奈の方がいいのではないかと思った。しかし本作のために髪を切って登場した西野七瀬を見た時は驚いた。そこには、本物の天野アイがいると思った。

 女優としては野島伸司脚本のドラマ『49』(日本テレビ系)などに出演している西野だが、『電影少女』以前で、鮮烈な印象が残っているのは、映画『溺れるナイフ』などで知られる山戸結希監督が撮った西野のソロ曲のMV「ごめんね ずっと…」だ。

 このMVは、アイドルとして活躍する西野七瀬と、アイドルにならずに看護師になった西野七瀬の姿が同時に映し出され、幼少期や学生時代の映像や写真が挟み込まれるノンフィクション形式のMVだ。西野の哀しい歌声もあってか、なんだか見てはいけないヤバイものを見てしまったように感じて「あれは何だったのか?」と、今でも思い出す。

 MVの印象が鮮烈だったため、西野はもっと生々しい演技をする方向に女優として向かうのではないかと思っていた。

 だが、初主演となった映画『あさひなぐ』では『電影少女』にもつながるようなコミカルな姿も見せており、そして『電影少女』では、漫画的なキャラクターを演じるツボを完全につかんだように見える。

 漫画的なキャラクター性と女としての生々しい色気が、西野七瀬の中には共存している。

 かつてなら漫画の中でしか成立できなかった美少女・天野アイは、西野七瀬というアイドルの身体を借りることで見事、現代に蘇ったのだ。
(文=成馬零一)

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

山下智久、中居正広、キスマイ……いまだ女性週刊誌に残る“SMAP独立騒動”の余波

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 2月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で国際政治学者・三浦瑠麗氏が日本に北朝鮮の暗殺部隊「スリーパーセル」が潜んでいると断定し、炎上騒動になった。なんの根拠もないこんな発言にあぜんとしたが、これを受けて松本人志が「きっとサービス精神でいろいろ話してくれたのに」とツイート。松本にとってワイドショーは、“サービス精神”があれば、どんなトンデモ発言でも許されるということなんだと納得。

第400回(2/8~2/13発売号より)
1位「山下智久 11歳年下テラハ美女とハワイ それでも切れない石原さとみと未練の夜」(「女性セブン」2月22日号)
2位「イノッチと有働アナ『あさイチ』を“イチ抜け”したのはこっち!」(「女性セブン」2月22日号)
3位「中居正広 『舞祭組』ライブ飛び入りで2年ぶりの会場を魅了した1分間『まだ踊れるべ!?』」(「週刊女性」2月27日号)

 石原さとみとの破局説が流れていた山下智久だが、新恋人とのハワイお忍び旅行がすっぱ抜かれた。これをスクープしたのは「女性セブン」。記事によれば、お相手はフジテレビ系人気番組『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』(通称テラハ)で“番組史上NO.1美女”としてブレイークしたモデルNiki。2人は1月下旬にハワイ旅行を楽しんだらしい。

 モテ男山Pらしい速攻さ、と思いきや、しかし「セブン」が報じたのはこれだけでなかった。山下はハワイ旅行から数日後、別れたはずの石原の自宅を訪れたことも紹介されていたのだ。しかも「セブン」は、なぜか山下と石原が破局したのは“事実”というのが大前提らしい。山下の訪問理由を「(石原の仕事が)あまりの多忙と緊張もあって、リラックスしたかったんでしょう。山下さんに自宅に来てもらったようです」と紹介しているのだ。

 リラックスしたいからって、元カレ呼ぶ? 山下はマッサージ師か? そんなクエスチョンだらけの「セブン」記事。つまり書いてないけど“二股”ってことでしょ。

 不可思議なことはまだある。「セブン」といえば、いわずもがなの “ジャニーズ御用雑誌”。そもそも、なぜ山下の熱愛をトップ特集で伝えたのか。普通に考えればあり得ない。

 そこで考えられるのが、やはりあの騒動の余波だ。そう、SMAP独立騒動である。山下は、事務所入所当時は、藤島ジュリー景子派だったが、ドラマのギャラをめぐりメリー喜多川と揉めて、SMAPの育ての親である飯島三智マネジャー派に乗り換えた。そしてSMAP独立騒動前後、飯島氏から独立を打診されたが、山下は慌てふためき、それを断ったと言われる。

 でも、今回の「セブン」の扱いを見ると、いまだに“裏切り者”扱いされてるんじゃないか。どうする山P! やっぱり「新しい地図」に合流か!?

 そして2位も「セブン」の不思議なジャニーズネタだ。有働由美子アナに続き、『あさイチ』(NHK)降板が報じられたV6・井ノ原快彦。これまでその理由は、“有働が降りるなら一蓮托生というイノッチの気持ちからだ”などと報じられてきたが、「セブン」によると、それは間違いで、イノッチの降板の方が先に決まっていたというのだ。

「井ノ原さんの降板は昨春には決まっていたそうです。時期を見てから発表しようと思っていたところ、有働さんの報道が先行してしまったそうです」

 記事ではこんなNHK関係者のコメントで、“一蓮托生説”を否定。さらに驚くのが、有働の降板自体、イノッチが辞めることを知った有働が決断したことだと、順番が真逆だったことまで指摘していることだ。

 わざわざ、そんな力を込めて指摘することなのか。どっちだっていいと思うが、おそらくジャニーズ的にはイノッチが有働に追随したというのは許せないのだろう。しかもイノッチ降板をスクープしたのはアンチジャニーズの「週刊女性」(先週発売2月20日号)。是が非でも、それを否定したかったんだろうな。ジャニーズ事務所。そのプライドの持ち方、訳がわからない。

 そして3位もジャニーズネタ(「セブン」ではなく今度は「週女」)だ。1月からスタートしたKis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」の初の単独ライブに、中居正広がサプライズ登場しダンスを披露、会場が大歓声に包まれた、というのが記事の内容。しかしさすが「週女」。その後日談としてこんな情報をぶち込んでいる。

「(中居登場の)翌日、各メディアはこれを“自主規制”したのか取り上げずにスルーしました。そもそも初ライブの開催すら報じられていません」(芸能プロ関係者のコメント)

 独立派から一転、事務所に残留した中居。そして、その中居がプロデュースした舞祭組(Kis-My-Ft2)も当然飯島派だった。ジャニーズの“女帝”メリー喜多川氏は、一度でも裏切ったら許さないという猛烈体質の持ち主。Kis-My-Ft2も山下も、そして中居も今後どうなるのか。まだまだ波乱がありそうだ。

山下智久、中居正広、キスマイ……いまだ女性週刊誌に残る“SMAP独立騒動”の余波

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 2月11日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で国際政治学者・三浦瑠麗氏が日本に北朝鮮の暗殺部隊「スリーパーセル」が潜んでいると断定し、炎上騒動になった。なんの根拠もないこんな発言にあぜんとしたが、これを受けて松本人志が「きっとサービス精神でいろいろ話してくれたのに」とツイート。松本にとってワイドショーは、“サービス精神”があれば、どんなトンデモ発言でも許されるということなんだと納得。

第400回(2/8~2/13発売号より)
1位「山下智久 11歳年下テラハ美女とハワイ それでも切れない石原さとみと未練の夜」(「女性セブン」2月22日号)
2位「イノッチと有働アナ『あさイチ』を“イチ抜け”したのはこっち!」(「女性セブン」2月22日号)
3位「中居正広 『舞祭組』ライブ飛び入りで2年ぶりの会場を魅了した1分間『まだ踊れるべ!?』」(「週刊女性」2月27日号)

 石原さとみとの破局説が流れていた山下智久だが、新恋人とのハワイお忍び旅行がすっぱ抜かれた。これをスクープしたのは「女性セブン」。記事によれば、お相手はフジテレビ系人気番組『TERRACE HOUSE ALOHA STATE』(通称テラハ)で“番組史上NO.1美女”としてブレイークしたモデルNiki。2人は1月下旬にハワイ旅行を楽しんだらしい。

 モテ男山Pらしい速攻さ、と思いきや、しかし「セブン」が報じたのはこれだけでなかった。山下はハワイ旅行から数日後、別れたはずの石原の自宅を訪れたことも紹介されていたのだ。しかも「セブン」は、なぜか山下と石原が破局したのは“事実”というのが大前提らしい。山下の訪問理由を「(石原の仕事が)あまりの多忙と緊張もあって、リラックスしたかったんでしょう。山下さんに自宅に来てもらったようです」と紹介しているのだ。

 リラックスしたいからって、元カレ呼ぶ? 山下はマッサージ師か? そんなクエスチョンだらけの「セブン」記事。つまり書いてないけど“二股”ってことでしょ。

 不可思議なことはまだある。「セブン」といえば、いわずもがなの “ジャニーズ御用雑誌”。そもそも、なぜ山下の熱愛をトップ特集で伝えたのか。普通に考えればあり得ない。

 そこで考えられるのが、やはりあの騒動の余波だ。そう、SMAP独立騒動である。山下は、事務所入所当時は、藤島ジュリー景子派だったが、ドラマのギャラをめぐりメリー喜多川と揉めて、SMAPの育ての親である飯島三智マネジャー派に乗り換えた。そしてSMAP独立騒動前後、飯島氏から独立を打診されたが、山下は慌てふためき、それを断ったと言われる。

 でも、今回の「セブン」の扱いを見ると、いまだに“裏切り者”扱いされてるんじゃないか。どうする山P! やっぱり「新しい地図」に合流か!?

 そして2位も「セブン」の不思議なジャニーズネタだ。有働由美子アナに続き、『あさイチ』(NHK)降板が報じられたV6・井ノ原快彦。これまでその理由は、“有働が降りるなら一蓮托生というイノッチの気持ちからだ”などと報じられてきたが、「セブン」によると、それは間違いで、イノッチの降板の方が先に決まっていたというのだ。

「井ノ原さんの降板は昨春には決まっていたそうです。時期を見てから発表しようと思っていたところ、有働さんの報道が先行してしまったそうです」

 記事ではこんなNHK関係者のコメントで、“一蓮托生説”を否定。さらに驚くのが、有働の降板自体、イノッチが辞めることを知った有働が決断したことだと、順番が真逆だったことまで指摘していることだ。

 わざわざ、そんな力を込めて指摘することなのか。どっちだっていいと思うが、おそらくジャニーズ的にはイノッチが有働に追随したというのは許せないのだろう。しかもイノッチ降板をスクープしたのはアンチジャニーズの「週刊女性」(先週発売2月20日号)。是が非でも、それを否定したかったんだろうな。ジャニーズ事務所。そのプライドの持ち方、訳がわからない。

 そして3位もジャニーズネタ(「セブン」ではなく今度は「週女」)だ。1月からスタートしたKis-My-Ft2の派生ユニット「舞祭組」の初の単独ライブに、中居正広がサプライズ登場しダンスを披露、会場が大歓声に包まれた、というのが記事の内容。しかしさすが「週女」。その後日談としてこんな情報をぶち込んでいる。

「(中居登場の)翌日、各メディアはこれを“自主規制”したのか取り上げずにスルーしました。そもそも初ライブの開催すら報じられていません」(芸能プロ関係者のコメント)

 独立派から一転、事務所に残留した中居。そして、その中居がプロデュースした舞祭組(Kis-My-Ft2)も当然飯島派だった。ジャニーズの“女帝”メリー喜多川氏は、一度でも裏切ったら許さないという猛烈体質の持ち主。Kis-My-Ft2も山下も、そして中居も今後どうなるのか。まだまだ波乱がありそうだ。

『ホンマでっか!? TV』に、関ジャニ∞錦戸亮が登場! 2月14日(水)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
23:00~23:40 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)

※『Rの法則』(NHK Eテレ、山口達也)は放送休止。

●V6

8:15~ 9:00 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
15:40~16:54 『よじごじDays』(テレビ東京) 長野博

■続きはこちら

カテゴリー: 未分類

『ホンマでっか!? TV』に、関ジャニ∞錦戸亮が登場! 2月14日(水)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
23:00~23:40 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)

※『Rの法則』(NHK Eテレ、山口達也)は放送休止。

●V6

8:15~ 9:00 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
15:40~16:54 『よじごじDays』(テレビ東京) 長野博

■続きはこちら

カテゴリー: 未分類

まさかのソウルロケも実らず……平昌五輪の裏で月9『海月姫』視聴率急落の5.3%!

 オタク女子だけが住む共同アパート・天水館を舞台に、主人公のクラゲオタク・月海(芳根京子)の恋模様などを描く月9ラブコメディ『海月姫』(フジテレビ系)。女装イケメンの蔵之介(瀬戸康史)と童貞エリート・修(工藤阿須加)の異母兄弟との三角関係が動きだす第5話は視聴率5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。先週7.5%まで上昇したのだが、裏の平昌五輪スケート中継に押されダウン。オリンピック以上に激動だった内容を振り返りましょう。

(前回までのレビューはこちらから)

■五輪を意識し韓国ロケ

 

 裏の五輪を意識し、まさかのソウルロケ(「韓国ソウル」の太字テロップ付き)からスタート。本気で天水館を買収に動き出したデベロッパーの稲荷翔子(泉里香)は、天水館のオーナーである千絵子(富山えり子)の母親(そっくりだと思ったら富山の一人二役)に会いに訪韓。羽生結弦のおっかけをしている母親に男子フィギアのプレミアチケットを渡し、がっちりハートを掴む。遊んでますねー。

 父親の慶一郎(北大路欣也)が、自身の議員生活30周年パーティで、再開発賛成派であることを表明すると聞いた蔵之介は、その日に、前回立ち上げたファッションブランド(ジェリーフィッシュ)のショーをすることを天水館の住人(尼~ず)に提案。ブランドで儲けた金で、買収を阻止する狙い。当初、反対していた住人も『蒼天航路』全巻購入(まやや=内田理央)やプラレール購入(ばんば=松井玲奈)に目が眩み従う。

 人形マニアの千絵子の友人である人形ドレス裁縫の達人・ノムさん(安達祐実)も仲間に加わり、ドレス作りは順調に進行。「人形を人間だと思っていて、人間を虫けらだと思っている」安達祐実の年齢不詳ぶりや、地に足ついたオタク演技ぶりが見事。さすが祐実……恐ろしい子。

 ショー間際に裁縫が間に合わなくなった際も、まややの皮膚に直接裁断した布を木工用ボンドで貼り付ける技で乗り切る。これは人形のドレスによく使われる手法だという。さすが、ノムさん。

 蔵之介は、お抱え運転手・花森(要潤)が自分を監視していることを知り、慶一郎を問い詰めるが、慶一郎も自分の妨害をするなと言い返す。「何がしたいかわからぬが、やりたいことがあるならそれ相応の力を持ってからにしなさい」と見下す慶一郎に「オヤジには一生かかってもわかならいよ、俺のやりたいことなんて」と吐き捨てる蔵之介。愛人の子であるがゆえの根の深さ。

 でき上がったショー用のドレスをモデルとなる蔵之介の不在時に、スタイルの良いまややに代理で試着させサイズ調整するが、三国志オタクのまややは「曹操に縊り(くびり)殺された呂布の気持ちが初めてわかったぞー!」と嫌がる。今回特に多かった“まやや語録”を、どれだけの人が正確に聞き取れているのかは謎だし、「三国志監修」的な人がいるのかも謎だ。

 蔵之介のしてることが気になる修。「あの場所を守るためだ」という蔵之介に「お父さんも兄貴のいうことなら聞くと思う」「お父さんが期待してるのは兄貴の方だって僕もそう思っている。政治家に向いているのは兄貴だって」。

 愛人の子どもという出自であったり、兄の奔放さであったり、それぞれにコンプレックスを抱える(異母)兄弟。

 頭でっかちで自由に行動できない修を見越してか、母・容子(床嶋佳子)は「好きなことをすればいいのよ」「お父さんだって蔵之介だって私だって、みんな好きなように生きてるんだから」と声をかける。これが修の行動にどう影響するのか。

 月海のふとした提案から天水館でのショー開催が決定。

 そのモデル体型を見破っていた蔵之介が、まややもモデルとして一緒にショーに出演することを提案するも、まややは頑なに拒絶。部屋に閉じこもって、その理由を語るシーンが悲しい。

「『殺し屋』だ。小・中・高と続いた俺のあだ名だ。だから俺は高一の二学期から目を前髪で隠すようになってそこからは竹ボウキと呼ばれるようになった」

「俺は嫌いなんだ。この目も、ぎょろっとした身体も」

 千絵子は自分は小・中・高とあだ名が「ハム」だったと励ますが、原作では「大山のぶ代」で、それがドラマで使えないことも悲しい。自らに自信のない自分たちが安心して過ごせる天水館を守るためにとの千絵子の励ましが響き、立ち直るまやや。

 普段イカれすぎてるまややが弱音を吐き出すこのシーンは、原作でも筆者は一番と言っていいくらい好きなシーンだが、やはりうざいと思ってた人が弱いところを見せるのはズルい。

■まややが美人に!

 

 そして慶一郎のパーティ当日であり、天水館のショーの当日。蔵之介は何を思ったか父のパーティに自ら参加、なかなかショー会場である天水館に姿を現さない。

 蔵之介の後輩・琴音(最上もが)も手伝いに駆けつけたり、花森にいたってはショーの司会をノリノリでこなし、まややは、来ていない蔵之介の分まで、実は美人の素顔をさらし見事にモデルを務め上げる。

 衣装にジュースをこぼしてしまい、汚れを落とす間に客も帰ってしまい、絶体絶命のピンチ。そこに蔵之介がパーティ客を大勢引き連れ駆けつけるという、ドラゴンボールで最後に悟空が駆けつけるような、あの主役登場感。

 原作では最初から蔵之介は天水館にいるのだが、見せ場を最後に作らねばならないドラマこその改変でしょう。

 女装モードの蔵之介はショーの最中に自分が慶一郎の長男であることを明かし、客の興味を引きつけたところで、自分らのアトリエである天水館を守るため、再開発に反対だと表明。この「発表」を餌に、父のパーティの客を連れてきたのだ。思わず拍手をする修。

 こういった大胆な行動がリナ(慶一郎の愛人で蔵之介の実の母)にそっくりだと慶一郎の前で笑顔で語る妻・容子。容子は修の実の母であり、蔵之介の義母(戸籍上は母?)にあたるのだが、懐がデカい。

 妻にそう言われ思うところがあるのか、慶一郎はこっそりショーを見学。蔵之介の「反対表明」も聞いていたようだ。

 仕事のために修に色仕掛けをしていた稲荷は「兄に変な真似したら僕は許しませんよ?」と修に強く言われ「何よ……」としか言えない。まっすぐな修に真正面から叱られ、もう完全に好きになっちゃってる様子。都合よく稲荷が修に落ちていくのが可愛く見えてしまうのは、筆者が完全に男目線だからでしょうか。

 映画版で稲荷を演じていた片瀬那奈の弾けたバブリーっぷりがあまりにハマっていたので、イマイチ泉里香に物足りなさを感じていたのだが、弱さが混じる演技がいいですね。

 ショー終了後、蔵之介が来なかったらと思うと不安だったとの思いを伝える月海に、思わずキスをする蔵之介。そして、それを目撃してしまう修。月9らしくなってきました。

 そして、イタリア・ミラノでネット配信されていた映像を見ていたリナ(若村麻由美)から修の元に電話がかかってきたところで、今週はお開き。

 今回は恋模様や蔵之介の家庭事情を除くとファッションショーでまややが活躍するのが山場ですが、前髪を上げて美人になるのを逆算して内田理央を配役していたのを、ようやく回収。映画版でも太田莉菜が同じ逆算ありきで配役されてましたが、これはこれでもちろんいいシーンなのですが、結局美人に戻るだけなのが少し残念。せっかくなら「美人」のイメージのないくらいの「殺し屋」や「竹ぼうき」的な役者を、堂々と美人に見せてしまう(感じさせてしまう)くらいの逆算ではない演出パターンも何かで見てみたいものです。

 そして、主題歌ににゃんこスターが参加していることが先週発表され、一瞬なんでだろうと思ったけど、なるほど瀬戸がワタナベエンターテインメントだからなんですね。さすがキッチリ入れ込んできますね。

 ショーも終わり、次回からは2部とも言える後半がスタート。馴染んできたからか、全体にキャスト同士の雰囲気もよくなっている感じがします。さて、次回もオリンピックネタはあるのか? 楽しみです。
(文=柿田太郎)

事件部分の創作を放棄? 『99.9』実際に起こった事件にソックリな展開も、メッセージ性はなし……

 嵐・松本潤が、ショボい刑事事件に挑む弁護士役を務めるドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONII』(TBS系)の第5話が11日に放送されました。視聴率は17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、相変わらず好調です。

 今回、深山大翔(松本潤)が弁護を担当することになったのは、引っ越し業者で働く17歳の少年・山崎大輝(市川理矩)。山崎は、女子高生・工藤久美子(清原果耶)への強制わいせつの疑いで逮捕され、身に覚えはないものの刑事に強要されたため自白。起訴されてしまったのです。

 久美子の証言による事件のあらましは以下の通り。12月12日の20時頃、久美子は多摩中央駅で山崎とその友人・大江徳弘(福山翔大)に声をかけられ、駅から公園へ移動。そこで2人に襲われてしまったというのです。

 しかし、事件が起こったとされる日時、山崎は会社の同僚たちと焼き肉屋へ行ったというアリバイがある。また、久美子の携帯電話の通話記録を調べたところ、駅から公園へ移動していたハズの時間帯に、出会い系サイトで知り合った男性へ電話をかけていたことが判明します。

 形勢不利とみた検察側は、ここで暴挙に出ることに。実際の事件は12月6日に行われたのだと訴因変更をしてきたのです。しかしそれならばと、深山は、6日に公園内で動画撮影を行っていたダンスチームから映像を借りてチェック。そこに3人の姿は映ってなく、山崎の冤罪を確信します。

 ところが、ここで予期せぬ出来事が。それまで犯行を否認し続けていた大江が、訴因変更された途端、一転して罪を認め始めたのです。

 これはおかしい。何かある。そう直感した深山は、大江と面談。すると、大江は事件当日、雨が降っていたと自供するのですが、チェックした映像にも6日の雨雲レーダーにも、多摩中央駅および公園内に降雨のデータは認められません。

 しかし、その日、多摩中央駅から少し離れた西府中駅周辺では、局地的に雨が降っていたことに深山は気づきます。そして、情報を求め西府中駅へ向かうと、6日にひったくり事件が起こり、その時に負ったケガが原因で被害者が死亡したことが判明。目撃者証言によれば、犯人のうなじには十字架のタトゥーがあったとのことですが、大江のうなじにもバッチリ同じものがあるのです。

 以上の事実を深山が法廷で披露したところ、大江は観念。そして、その様子を傍聴席で見守っていた久美子が、出会い系サイトで知り合った男性と待ち合わせしたことを、教育評論家を務める母・純恵(吉沢梨絵)に隠したかったがため、強制わいせつ事件をでっち上げたことを白状し、一件落着となったのでした。

 さて、感想。日本の刑事事件における裁判有罪率“99.9”%をタイトルに用いている割に、これまで扱われた事件はどれも検察側の証拠が不十分なものばかり、という同ドラマ。0.1%どころか100%覆せそうな事件ばかりを担当している深山ですが、今回の事件もなぜ逮捕・起訴に至ったのか首を傾げてしまうものとなりました。

 まず気になったのは、山崎のアリバイ。一緒に焼き肉屋へ行った会社の同僚たちは証言をしてくれなかったのですかね。それと、駅周辺だったら、どこかしらの防犯カメラの映像が残っていそうなものですが。久美子の面通しだけで警察は山崎を犯人扱いし、自白の強要を迫ったとのことですが、あまりに捜査が杜撰すぎるように思います。

 そして、久美子の通話記録を深山が調べてみるとすぐ、出会い系サイトで知り合った男性が浮上するというお粗末な展開。挙句の果て、事件日を勘違いしていたという流れとなり、「こんな裁判、ありえないだろ!」と見ていてウンザリしてしまいました。

 ただ、無茶苦茶にも思えた今回の事件ですが、ネットで調べたところ、2001年に静岡県御殿場市で実際に起こった事件、通称“御殿場事件”にソックリ。被害者が女子高生で、裁判途中に訴因変更したことなど、ミソとなる部分はごっそり引用しているようにも思えます。

 大きく違う部分は、実際の裁判では、主犯格とされた少年たちが有罪判決を受けたこと。当時、有罪・冤罪を巡り、マスコミにも大きく取り上げられました。その事件と類似した内容を、“容疑者を冤罪から救う”がテーマの本作で描いたということは、少なくとも少女が嘘をついたことに対して批判の意を表明したとも捉えられますよね。

 そうであるとするならば、久美子に対して何らかの処置を施すべきでした。泣いてごめんなさいで済まされるだけでは、何のメッセージ性もない。これではただ、事件部分の創作を放棄しただけに思えてしまいます。それに加え、話に矛盾点があっても、「実際にあった事件だよ」と言い逃れができるというズルさも感じられました。

さて、次回は尾崎舞子(木村文乃)の弟・雄太(佐藤勝利)が2年前に起こした窃盗事件を巡る展開になるということですが、これも実際の事件をモチーフにしているんですかね。放送までに調べておきたいと思います。
(文=大羽鴨乃)

小室圭さん・秋篠宮眞子さまの破局は既定路線? “2年後”の意味は「辞退を待つかたちで……」

今週の注目記事・第1位
「結婚延期の文言に隠された“本当の意味”」(「週刊女性」2/27号)

同・第2位
「貴乃花答える!」(「週刊文春」2/15号)

同・第3位
「小泉今日子独占告白、豊原功補と3年不倫&熱愛全史-キョンキョンの素顔」(「フライデー」2/23号)

同・第4位
「逃げきれないぞ! 佐川国税庁長官」(「サンデー毎日」2/25号)

同・第5位
「理事選直前、小野川親方『大人のおもちゃを買って愛人と不倫密会』」(「フライデー」2/23号)

同・第6位
「茨城妻子6人殺害獄中告白-自分だけ死のうか、みんななくしちゃおうか」(「週刊文春」2/15号)

同・第7位
「西武・今井達也クンが煙草とパチンコに耽った夜」(「週刊文春」2/15号)

同・第8位
「平昌五輪雪原のROE」(「週刊新潮」2/15号)

同・第9位
「地元支持者も嗤う『茂木大臣』の虚偽答弁-政権が火消しに走った買収線香」(「週刊新潮」2/15号)

同・第10位
「『江本孟紀』球界への遺言-<闘病手記>スキルス胃がんにも達観」(「週刊新潮」2/15号)

同・第11位
「誤嚥性肺炎は食べながら治す-絶食はダメ、9割は食べた方がよくなる」(「週刊文春」2/15号)

同・第12位
「チレント地域で見つけた長寿の秘密/『健康長寿』最後の決め手はオシャレ」(「週刊新潮」2/15号)

 今週は現代とポストが合併号だったので、お休み。今週の話題は、なんといっても秋篠宮眞子さんの結婚延期発表であろう。

 不思議なことに、新潮は水曜日発売だから間に合わないが、文春は平常の木曜日発売なのに、このニュースに触れていない。

 無理すれば入れられたと思うが、情報に敏感な文春がなぜと思わざるを得ない。このところの不倫報道批判で、編集長がやる気を失っているのでないといいのだが。

 早速いこう。新潮がイタリアの長寿村の第2弾をやっている。

 先週も触れたが、世界の長寿地域には共通項があるという。日常的に体を動かす。生きがいがある。ストレスが少ない。腹八分目に抑える。野菜中心の食生活。赤ワインなど適量のお酒をたしなむ。社会的グループに参加している。宗教活動に参加する。家族間の絆が深い。

 これはアメリカの長寿研究家・ダン・ベットナー氏が挙げているものだ。

 私は、ストレスはない。野菜中心ではないが多く食べている方である。お酒はたしなむ程度ではなく、飲み過ぎる傾向にある。

 生きがいはないこともない。腹八分目が難しい。無宗教である。家族間、ことにカミさんとの絆は極めて浅い。

 それでも72まで生きてきたのだから良しとするか。

 新潮によれば、その上、オシャレに気を使う人は長生きだという。それはそうだろう。いくつになっても身ぎれいにするというのは、元気で、外へ出かける機会がないとならない。

 今年の始めから脊柱管狭窄症で、足の激痛があり、歩行も困難になっていた時は、オシャレもクソもあったものではなかった。

 ようやく春ですね~。オシャレをして千ベロ居酒屋へでも行きますか。

 最近、誤嚥性肺炎の記事が多い。新潮がだいぶ前にやって部数がよかったという。今週は文春がやっている。

 こうした記事に、少し前は関心がなかった。今はなんとなく読んでしまう。年をとったのだろう。

 誤嚥性肺炎にならないためには、寝ている時、唾液が誤嚥して肺に入らないようにすることである。

 そのためには、座布団ぐらいの枕を用意して、上半身を15~20度ぐらいに起こして寝るといいという。

 それから大事なのは口腔ケアだ。歯と歯の間の歯間、舌、口蓋(口の天井部分)をきれいにする。

 食べるときは、下45度に顔を向けながら、安定した姿勢で食べる。

 私はカミさんから「犬食い」だといわれるから、このままでいいのだろうか。ご同輩、肺炎の多くは誤嚥性肺炎だ。お気をつけあれ。

 新潮によれば、エモやんこと江本孟紀(70)がスキルス性の胃がんだそうだ。

 手術をして全摘されたが、あれこれ考えずに、再発するまでは好きなことをやると文春でいっている。

 旨いものを食って、いい景色を見ておこう。好きなハーレーダビッドソンでアメリカ大陸横断をやりたいと、意気軒昂である。

 野球も辛口を止めない。大谷の二刀流は明らかに失敗だという。エモやんの批評に、大谷はどう答えるのか、日本ではなく、アメリカのプロ野球の開幕が待ち遠しい。

 新潮の茂木経済再生相の「買収線香」問題は、新潮によれば、二階幹事長も「茂木の線香? そんなの問題あるに決まってるだろ」といったという。

 茂木の事務所関係者も「政党支部が配っているなんて茂木の弁明は嘘。国会では本人による配布を否定しましたが、それも嘘です」

 安倍政権は茂木の疑惑の火消しに奔走したが、安倍首相本人が、モリカケ問題で、ウソをつきどおしなわけだから、上がやっているんだから、俺たちも「否定し続ければ本当になる」と考えてもおかしくはない。

 嘘つきは……は死語なんだろうな。

 さて、平昌五輪が始まった。開会式のNHKの視聴率はいいらしいが、すこぶる評判が悪いのは寒すぎることだ。マイナス20度にもなるのでは、野外では競技どころではないのではないか。

 今回一番の注目は、フィギュアスケートの羽生結弦と、スキージャンプの高梨沙羅だろう。

 羽生は11月に練習で4回転ルッツを跳ぼうとして転倒した。右足関節外側靭帯損傷というケガで全治3~4週間といわれていた。

 だが回復は遅れ、リハビリは90日以上になり、マスコミは完全シャットアウトだったと新潮が報じている。

 本格的な練習を始めたのは1月上旬。団体戦を欠場して個人戦だけに出るというのも、ケガの具合が心配で、ぶっつけ本番の個人戦しかできないのであろう。

 だが、新潮は「ケガの具合を伏せ続け、ライバル選手を疑心暗鬼に陥れる心理作戦も加わった。66年ぶりの2連覇達成の公算は大か」と結ぶ。

 そういえば、羽生のコーチも、テレビの取材でやけに明るかったな。

 心配されていた高梨沙羅は、フィンランドで調整するはずが天候不良のためまともな練習ができず、ルーマニアW杯も雪不足で中止、その上11戦連続未勝利と、五輪雪辱は難しい状況といわれていたらしい。

 だが結果は3位と、よくがんばった。本人が一番ほっとしているだろうな。

 いつも五輪前には、メダルがいくつ取れるかとメディアは騒ぐが、その通りになったことはない。

 今回は、小平奈緒と羽生が取れなければ金はゼロになるだろう。羽生は心配だ。

 文春のグラビアに、西武の今井達也がたばこをくわえてパチスロをする姿が載っている。

 一昨年ドラフト1位で入団したにもかかわらず、右肩を痛めて戦線を離脱している。

 弱冠19歳。たばこはいかんわな。球団は5月まで対外試合出場停止という「厳しい」処分を発表した。

 馬鹿は……も死語だろうか。

 お次は文春。茨城で妻子6人を殺害して放火した小松博文(33)が、獄中告白している。

 小松と妻の恵さんが出会ったのは8年前。病院で働いていた恵さんは、小松から声をかけられて知り合い、小松は恵さんのアパートに転がり込む。

 彼女は離婚していて、当時3歳の子どもがいた。3カ月後に妊娠がわかり、出産。その2年後、さらにその2年後には双子が生まれる。

 彼女が病院の事務職で働くだけでは家計を支えられない。小松は建設業や除染作業員などをやるが、どれも長続きしない。

 仕方なく恵さんはスナックで働き始める。しかし、それからお決まりの、妻に男ができるのだ。

 携帯電話を調べ、男の存在を知る。それから妻の後を追って男のアパートを突き止める。

 その男と対決するのだが、男が暴力団関係者のようなことをいったというので、帰ってしまう。

 恵さんは、件の男に結婚していて子どももいることを打ち明けている。だが、2人とも、体の関係はないといっている。

 一度は、その男と縁を切るなら離婚に応じると、小松は同意した。だが恵さんの心はその男から離れない。

 そうやって、小松は疑心暗鬼になり、ついには、自殺しようか、「みんななくしちゃおうか」踏ん切りがつかない。

 再び話し合いがされ、ついには離婚届けを出すという結論が出た日の前日、凶器を買いそろえて、早朝、凶行に及ぶのだ。

 恵さんを刺すシーンは、読んでいてこちらも震えがくる。

「自分の心臓の音が近所に聞こえるんじゃないかと思うくらい大きかった。身体がこんなに震えるのかと思うくらい激しく震えた。寝ている妻に近づいて、布団の上から一刺し……しました。その時、妻が長女の名前を呼んだんです。『ムー』って。その声を聞いて余計に焦った。無我夢中で刺した……それから長女の方に向かって行き」

 子どもを刺した記憶はないという。やったには違いないが、すっぽり抜け落ちているというのである。

 それでも「死刑は恐ろしい」という。こんな男を死刑にしても、恵さんや子どもたちが生き返るわけではないのだが。

 フライデーに小野川親方(35・元幕内北太樹)が、彼女とホテルへしけこむ前に、六本木の「ドン・キホーテ」で、大人のおもちゃを買っていたという、バカバカしいけどおかしい記事が出ている。

 だけどフライデーもよくこんなところを撮ったね。ホテルまで追って、2人が入るところを撮っているから、情報があったのだろう。

 この聞いたこともない元力士も、理事選では一票持っているんだ。町田市で豆まきのイベントを終えた小野川に直撃している。

 浮気ではない、英語の先生と勉強していたのだといい張る。だが、ちなみに「ドンキ」で何を買ったのかと聞かれ、

「その時使う物かどうかは、また別じゃないですか。そそそそ、そうだから。それじゃ」

 そりゃ慌てるわな。英語で大人のオモチャってAdult toysっていうのかな。小野川さん、教えて!

 さて国会が始まって、またまた森友問題について厳しい質問が野党から飛んでいる。

 さらに、森友学園への土地払い下げ問題で、虚偽答弁をくりかえし行った佐川宣寿前財務相理財局長が国税庁長官に出世したことで、野党から批判が続出している。

 朝日新聞DIGITAL(2月13日12時51分)によると、

「長妻昭氏(立憲民主)は、16日から始まる確定申告に支障がないかを問題視。『(佐川氏は)自分は逃げ回って、国民は確定申告に来い(と言う)。道理が通るか』とただした。
 麻生太郎財務相は『現時点で特段の支障が生じているわけではない』と強調しつつ、『明日から起きるかもという話だが、当然そういうことも起きることは十分ありうる』。さらに『苦情が起きるんじゃないかとおっしゃったので、そういうことも起きるかもしらんということだ』と述べた」

 サンデー毎日は、安倍首相のこの問題に対する答弁は、籠池被告の些末な発言を取り上げ、言外に「籠池はウソつきだ」と匂わせる、籠池発言を事実だとして政権を批判した野党への逆恨み、朝日新聞を中心とした報道への批判、聞かれたことをはぐらかす、ヤジに過剰に反応するなど、この問題に真摯に応えようという姿勢がないと批判している。

 この問題はまだまだ追及する必要があること、いうまでもない。

 朝日新聞も、もっと元気を出して、追及する材料を報じ、安倍のウソで固めた森友、加計学園問題で安倍を追い詰めてほしいものだ。

 小泉今日子が豊原功補との3年不倫を告白して話題になっている。フライデーがその小泉の「独占告白」をやっている。

 小泉は長年いたバーニングプロから独立し、「明後日」という面白い名の個人事務所を立ち上げた。

 それと同時に豊原との「不倫関係」も明らかにしたのだが、本人は「スッキリは全然、していません」といっている。

 それは「自分の真意が伝わらない」ことにあるというのだ。豊原との仲は、フライデーが報じた。以来、「豊原は離婚している」という情報がインターネット上で流布し、「(豊原の)ご家族の存在が伏せられた形になってしまった」。だが、優秀なメディアの皆さんが、豊原に妻子があるのだから結婚できないことをわからないはずはないのに、「もうすぐ結婚か」という記事がチョコチョコ出てしまう。

 豊原の家族の存在をスルーしてしまったことが、ずっと気になっていたという。

 フライデーで報じられた時、バーニングはコメントを出さなかった。他のメディアも、周防郁雄というドンがいるプロダクションを「恐れて」、後を追うところはほとんどなかった。

「あの時、いまと同じような(各メディアに不倫と報じられる)結果になっていれば、色んなことの未来につながっていたんだろうという気がしていて、それは私の中で後悔しているところです」

 小泉にとって、豊原は再婚相手というよりも「力強い仲間」だという。

 だが、こうしたことを公言すると、CMの依頼は来ない、民放のドラマ出演も難しい、豊原の妻から訴えられることもあるかもしれないと、広告代理店テレビ局担当なる人間がしたり顔で話している。

 小泉はそんなこと気にしはしない。バーニングの周防郁雄氏に唯一ものをいえる人間であり、自分はこう生きていくというどしょっぽねがドーンと座っている女である。

 これからがさらに楽しみな女優だ。

 貴乃花がようやく口を開いた。2月7日、テレビ朝日の特番で、山本晋也氏(何で山本なのだろう)のロング・インタビューを受けた。

 今日発売の文春でも貴乃花のインタビューをやっている。テレ朝のほうは理事選の前と後、2回インタビューしたそうだが、文春は、理事選に「落選」した翌日。

 テレ朝では、理事選で2票しか入らなかったがと聞かれ、サバサバした表情で「見事に落ちました。でも無風ではなく選挙になっただけでも、意味があった」と答えていた。

 どちらもほぼ同じ内容だから、文春を引用させてもらうが、貴乃花のいいたいことは以下のことに尽きる。

「(貴ノ岩を=筆者注)殴った、殴らないといった、相撲界ではよくある話――で済まされる事態ではなかったんです。土俵ではなく酒の席で、凶器も使われ、一人が重傷を負わされたんです。(中略)後々、暴行の様子が分かってくると怒りに震えました。あいつらそこまでやったか、よくもオレの子に手を出してくれたな、あげくに、それをよくも躾のためだと言えたもんだな、と」

 この暴力行為は内々で解決するようなものではない。それはうちの部屋だ、モンゴル人だからではなく、それぞれに師匠がいることだし、相撲界全体が向き合わなければいけない問題だと熱を込めて話す。

「なのに、被害者の貴ノ岩にも非があるように言われてしまった。やられた方も悪者にするって、考えたら恐ろしいことですよ」(貴乃花)

 それに続けて貴乃花は、「相撲協会のあるべき姿とは、人を大事にすることです。それが相撲界の未来を左右するんです」と語る。

 耳触りのいい抽象的な表現だが、人を大事にする相撲界にするんだ、という主張に反対する人間はいないだろう。

 相撲界に根強くある、弟子を「可愛がる」ためという屁理屈をつけた暴力やいじめを、どうしたらなくせるのか、私だったらもっと突っ込んで、具体的にいってくれというのだが、山本監督も文春も聞いてはいない。

 テレビでは、今の相撲協会を飛び出て独立するようなことをほのめかしていたが、文春では、「ゆくゆくは大相撲全体が一つの一門になるのが理想です」と、やや違ったいい方をしている。

 テレビと文春を読んで、貴乃花のいい分にも一理あるのはよくわかる。だが、協会側と対立している貴ノ岩のケガの程度(貴乃花は重傷だといっている)、殴打事件の発端になった貴ノ岩の「俺たちの時代だ」発言(貴乃花は「貴ノ岩はそんなことは全くいっていない」としている)などはいまだ「藪の中」である。

 両者のいい分を聞き、当夜の関係者たちを取材して、なぜあのような暴力事件が起きたのかを解き明かしてくれるノンフィクション・ライターが出て来てほしいものだ。

 土俵以外での暴力は許さないという貴乃花だが、週刊朝日(2/16号)に気になる記事が出ていた。

 貴乃花部屋にいた元幕下・貴斗志が、14年に貴乃花親方に引退届を出されたことを不服として、地位確認などを求めての控訴審裁判(一審は原告の敗訴)でのこと。

 原告側から出された元力士で貴乃花の付き人をしていたA氏の陳述書の中に、「師匠からひどい暴行を受けたことがある」と語っているというのだ。

 14年の九州場所で、貴乃花から紋付き袴のアイロンがけを頼まれた。だがチャンコなどの準備で忙しかったA氏は、それを同期の力士に頼んだところ、その人間が忘れてしまったそうだ。貴乃花にそのことを報告し、詫びたが、「師匠は私の胸ぐらをつかみ、まず平手で10発ぐらい往復ビンタし、その後、こぶしで私の顔面を10発以上殴りました」(A氏)。

 またA氏は、貴ノ岩からも暴行を受けたと証言しているそうだ。貴ノ岩については、引退したB氏も証言調書で、エアガンで後輩力士を撃ってふざけていたこと、後輩力士のみぞおちに何度も「ブルース・リーパンチ」を打ち込んだと話しているという。

 貴乃花側に取材を申し込むと、代理人の弁護士から「事実無根」だと回答があり、こんな事実無根の話を報道しないよう、「慎重にご対応されることを要望いたします」と念押ししたそうだ。

 A氏は、2度目の取材は断ったが、B氏は「法廷で証言したことはすべて本当です」といい、「師匠はアップダウンの激しい人。ニコニコしているのはアップの時だが、ダウンの時は部屋の力士、景子夫人にしか見せない別の顔がある」と語っている。

 朝日はなぜか2ページしかやっていないが、文春、新潮だったら巻頭でやってくる話ではないのか。貴乃花はこの「疑惑」についてもきちっと語るべきであろう。

 ところで、いわんこっちゃない。株が大暴落している。週刊誌業界には「予測したことと反対のことが起こる」というジンクスがある。

 現代は、先週号でカリスマ・エコノミストなる者が「日本株は10万超え」といい、今週は「3万円までは強気で大丈夫か」と書いた。「か」はついてはいるが、「2020年の東京五輪を迎えるころにはバブル以来の3万円台に突入する、という楽観論が大勢を占める」としている。

 トランプは大幅減税と積極的インフラ投資を約束しているのに、NYダウ平均株価は6日、史上最大の下げ幅を記録した。日本の日経平均も大幅に下落し、世界中へ波及している。

 首相官邸には株価が分かるボードが据えられているという。安倍はそれを見て青ざめたことだろう。

 今週の第1位は、秋篠宮眞子さんと小室圭さんとの結婚が延期されたきっかけを作った週刊女性に挙げたい。これこそ週刊誌だ!

 2月6日に、秋篠宮家の眞子さんと小室圭さんの結婚式が延期になったと宮内庁が発表した。さらにお二人の「お気持ち」を公表した中に、

「現在予定している秋の結婚までに行う諸行事や結婚後の生活について、充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました」

「再来年に延期し、充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切であるとの判断に至りました」

 という文言があり、さまざまな憶測を呼んでいる。

 記者たちが、延期は、週刊誌の「小室さんの母親の金銭トラブル」報道の影響かと尋ねると、それはないと宮内庁側は答えている。

 だが、結婚式は11月だから、時間的にはまだ余裕があるはずだ。再来年まで延ばせば、「永すぎた春」になるかもしれないと心配になる。

「眞子さま婚約破棄」という大見出しが、スポーツ紙や週刊誌に載る日が来るのではないか。

 祝福ムードが一転、もやもやした暗雲が垂れ込めてきたようである。

 小室圭さんの母親の金銭トラブルを、最初に報じたのは週刊女性(以下週女)の12月11日発売の号だった。

 タイトルは「秋篠宮家はご存知か! 眞子さまの婚約者・小室圭さん母『400万円』借金トラブル」。

 佳代さんが家を出るときの写真を掲載し、圭さんのICUの授業料や留学費用、生活費だといわれ、男性側が振り込んだ明細(友人提供)まで載せている。

 だが、元婚約者という男性は、借用書をもらっていないから、裁判を起こしても「贈与と認識していたのではないかと推認されてしまう可能性が高い」ため、取り戻すことは難しいと、同誌で天辰悠弁護士が語っている。

 この時はさほど話題にはならなかった。この後追いで、新潮と文春が報じたことで火が点いた。

 先週のこの欄でも紹介したが、新潮は「いわば広義の『援助交際』といったところか」とまで書いた。

 さらに、息子の圭さんがアメリカに留学するとき、母親が、ホームレスが多いから近づくな、結核がうつると注意していたことまで暴露された。間の悪いことに、結核予防に取り組む公益財団法人「結核予防会」の総裁は秋篠宮紀子さんなのだ。

 以前にも触れたと思うが、美智子皇后は雑誌、それも週刊誌をよく読んでいるといわれる。

 週女は先週号でも、母親の佳代さん(51)の件で小室圭さんが、年末年始に極秘で宮内庁から呼び出されていたと報じている。

「美智子さまは、皇室記事をほとんどチェックしていて、今回の借金トラブルにも憂慮されているようです」(皇室ジャーナリスト)

 こうした報道が出る中、小室圭さんが秋篠宮に、「この件はまったく知らなかった。直接説明したい」と申し出たという。

「しかし、秋篠宮さまは申し出に対して“結構です”と、はっきり断られたんです。その際の秋篠宮さまは、圭さんのことを信用しているから断ったというご様子では、なかったそうです」(宮内庁関係者)

 圭さんは留学から帰ってきたとき、その男性のところへ「ありがとうございました」と直接伝えているそうだから、知らなかったというのは無理があるようだ。

 週女は、この件にかなり詳しい情報源を宮内庁に持っていると見える。週女が発売された日と同じ6日に、宮内庁は結婚式の延期を発表している。

 なぜ、こうしたトラブルを、大事な息子のはれの日の前に解決しておかなかったのだろう。もらったものだから返すいわれはない。それはそうかもしれないが、皇室というところはこうした男女間の醜聞を嫌がるところだと思う。

 嫌ないい方になるが、この報道が出てから、小室圭という人物を見る目が少しだけ変わってきた。

 朴訥で優しい男の子から、若いのにそれなりの苦労をしてきた若者なんだなと。そうした男性のほうが、世間を知らない眞子さんにはいいのではないか。そうも思っているのだが。

 女性セブン(2/22号)は、文春と新潮が圭さんの母親の金銭トラブルを報じる前の1月20日に、紀子さんと眞子さんが極秘で皇居へ行っていたと報じている。

 さらにセブンで「小室家のスキャンダルがさく裂した背景は、明らかに一部の勢力の思惑が働いています。結婚延期という急展開は、その筋書きに導かれる形で現実になったんです」と皇室ジャーナリストが語っている。

 記事の中で、その勢力についての説明はないが、美智子皇后が、雅子さんや紀子さんを誹謗するような記事が出ると、それをフォローするために、厳寒の夜でも、赤坂御所などへ出かけていると報じている。

 現在の皇室内の様々な問題に対処しているのは美智子皇后ご自身だというのである。そうなると、眞子さんの結婚延期も、美智子皇后の一存で決まったのだろうか。まだまだこの問題、一転、二転あるような気がする。

 先週会った日刊ゲンダイの幹部氏は、あっさり、眞子と小室が別れるのは既定路線だといった。

 にべもない。だが、そうなったとき、眞子さんの心痛いかばかりであろう。

 今週の週女は、続報として、眞子さんが、こんな大事なことを自分になぜ話してくれなかったのかと、圭さんへの不信感を露わにしていると報じている。

「正式婚約の前にこんな重大な事実を話さなかった圭さんに対して、眞子さまは“なぜ話してくれなかったの”と圭さんを怒るとともに、そうとうなショックを受けておられました。
 家庭内は“この件をなぜ知らせなかったのか”という雰囲気が漂い、ピリピリしています。眞子さまは、圭さんの抱えるトラブルを知らなかったことに責任を感じてしまい、自室にこもりがちになり、食欲も減退されてしまいました」(秋篠宮家の関係者)

 結婚延期は、圭さん本人への信用を失墜させてしまったためではないかと、推測している。

 だが、天皇が了承している事案を簡単にひっくり返すわけにもいかない。

「再来年としたのは、小室さん側に対する配慮を含めた表現だったのだと思います。(中略)
 小室さん側からの“辞退”を待つかたちでいったん、2年後に結婚するという発表にしたのではないでしょうか」(宮内庁幹部)

 覆水盆に返らず。もし破談になれば、眞子さんの受けるショックも大きいだろうが、小室さん側も、これだけ世に知られてしまったため、生きていくのは大変であろう。

 次の新潮、文春の続報がどのようなものになるのか、注目したい。
(文=元木昌彦)

キョドコの“真性マゾ”ぶりがますます加速する!? プレゼンで燃える女たちの闘い『きみ棲み』第4話

 吉岡里帆が大きな大きな胸の谷間を見せつけた下着シーンのリプレイから始まった『きみが心に棲みついた』(TBS系)の第4話。初めての連ドラ主演に吉岡里帆は健気に体を張っているわけですが、その努力はなかなか評価されずにいます。頑張れば頑張るほど空回りしてしまう劇中のキョドコとシンクロするものを感じさせます。吉岡里帆とキョドコの苦労は、果たして報われる日が訪れるのでしょうか。吉岡の真っ白なブラジャー姿の余韻が残る『きみ棲み』第4話を振り返りましょう。

 下着メーカーで働く、恋に仕事にダメダメな女・小川今日子(吉岡里帆)、通称キョドコ。新作ランジェリーの発表会で大胆にもプロのモデルに交じって下着姿でランウェイに上がったものの、命令した上司・星名(向井理)が同じ材料課の飯田(石橋杏奈)にマンションの鍵を渡しているところを目撃してしまうのでした。さらにはデザイナーの八木(鈴木紗理奈)からは「お前の企画書には、本音が見えへんのや!」とダメ出しを喰らいます。とことんまで落ち込むキョドコでした。

 でも、ここで諦めたら、自分の居場所はどこにもなくなってしまいます。キョドコは会社で夜を明かし、新しい企画書を書き上げるのでした。「男にかわいいと思われたい。男が思わず抱きしめたくなるようなランジェリー」というキョドコの欲望丸出しな企画案に、ようやく八木は納得します。八木から嫌われていると思っていたキョドコでしたが、八木がさっそくラフデザインを描いたことから大喜び。八木のデザインにぴったりな素材を提供してくれる生地メーカーを見つけるため、社外へと駆け出していくのでした。相変わらず、感情の浮き沈みの激しいキョドコです。

 喜び勇んで飛び出したキョドコですが、出社してきた星名とばったり遭遇。星名から「昨日はよくがんばったね」と下着モデルの件を褒められ、ついつい調子に乗って「企画が通ったら、デートしてください」と切り出すのでした。なぜだ、キョドコ! 何度、痛い目に遭えば気が済むんだ!! どうして下着モデルの惨劇から救ってくれた吉崎(桐谷健太)ではなく、デーモン星名へと戻ってしまうんだ!? 視聴者の苛立つ声が立体サウンドで聞こえてきそうです。でも、みなさん、もうお気づきでしょう。そうです、キョドコは真性のマゾヒストだったのです。サディストである星名も、そんなキョドコを手放そうとはしないのでした。「キョドコは生かさぬよう殺さぬよう」。それが星名のポリシーです。

■第4話の後半は『下町ランジェリー』へと急展開!!

 ついさっきまで張り切っていたキョドコでしたが、持ち帰った生地を八木から「あかん!」と突き返されます。「予算以上の素材を見つけてくるのが、あんたの仕事やろ?」と八木に指摘され、ぐうの音も出ないキョドコでした。ライバルチームのデザイナー・堀田(瀬戸朝香)のパートナーを務める飯田が、八木のパートナーも兼任するかもしれないという噂を耳にして、またまた落ち込むキョドコ。翌日会社を休んだ上に、漫画家・スズキ先生(ムロツヨシ)との打ち合わせで忙しい吉崎にネガティブメールを大量に送り続けます。

 その日の気分で職場を休み、仕事中の相手のことも考えることができないキョドコは、はっきり言って社会人失格です。星名や八木に褒めてもらえることを生き甲斐にしている点でも、半人前でしかありません。身近な誰かに褒めてもらうために頑張っているようでは、幼稚園のお遊戯会レベルであって、オリジナルの新商品を生み出すプロの仕事人には到底なれません。

 吉岡里帆のエロシーンが売りだったはずの『きみ棲み』ですが、第4話の中盤から企業ドラマとして俄然盛り上がりを見せ始めます。編集者である吉崎から言われた「作家にとって、いちばんの味方でありたい」という言葉に触発され、八木のデザインにふさわしい生地探しを再開します。中間プレゼンの日が迫り、もはやキョドってる場合ではありません。苦手意識のあったメーカーにも持ち前の粘着気質で粘り強く交渉します。いつも自分の殻に閉じ籠っていたキョドコは、それまでずっと溜め込んでいた言葉にならなかった熱い想いを、仕事をきっかけに吐き出すようになったのです。

 星名とデートするしないは関係なしに、このプロジェクトに残りたい。メンズインナー畑を歩み、社内で正当な評価をされていない八木を“女”にしたい。そして、何よりも八木と作ったランジェリーを自分が身に着けてみたい。周囲の視線を気にせず、ガムシャラに相手に喰らい付くキョドコがそこにはいました。まるでOL版『下町ロケット』か、下着版『陸王』のような展開です。『下町ランジェリー』、もしくは『下着王』と呼びたくなるような『きみ棲み』第4話です。

 第4話からの登場となった部長・池脇(杉本彩)、マーチャンダイザーである星名が見守る中、堀田チームと八木チームとのサバイバルマッチとなる中間プレゼンが行なわれます。先攻を務めるのは八木チームのキョドコです。キョドコは八木と共に「必ず商品化します」とメーカー側に約束して、予算ギリギリギリの値段でシルク40%の素材を提供させることに成功したのです。自信満々のキョドコでしたが、わずか数分後には飯田によって地獄のドン底へと突き落とされるはめに。飯田は縫製工場を経営する叔父に頼み込み、何とシルク100%の素材でサンプルを仕上げてきたのです。シルク100%の肌触りに、会議室にいた社員全員がうっとりして、ため息をもらすのでした。

 いくら努力しても、自分はダメな星のもとに生まれたんだ。キョドコが自分の殻の中に、再び閉じ籠ろうとしたときでした。星名が「パートナーは小川さんではなく、飯田さんに兼任してもらいますか?」と八木に尋ねると、これを八木はきっぱりと断ります。飯田が持ってきたシルク100%の素材は確かに素晴らしい。だが、身内のコネで在庫分を安く分けてもらっただけでは、在庫がなくなった先はどうする? そんな至極まっとうな意見を、プレゼンの最後に八木は切り出すのでした。飯田はプレゼンでの勝利しか考えていない。プロジェクトとしての将来性を考えれば、キョドコが粘って交渉してきた素材のほうがビジネス的には有益ではないのか。起死回生となる八木の発言によって、キョドコは窮地を救われ、両チームの闘いは最終プレゼンへと持ち越されるのでした。

 下着メーカーの会議室が、まるでカンパニー松尾監督の『劇場版テレクラキャノンボール2013』(14)の審査会のような手に汗にぎるドラマチックなシーンになったのでした。社内プレゼンなんて、やる前からだいたい結果が分かっているものですが、勝利を確信しきっていた堀田・飯田チームに対し、意外な団結力でひと泡吹かせることに成功した八木・小川チーム。天国から地獄へ、そして再び天国へ。「私のパートナーは小川今日子や!」とおでこをパチンと八木にはたかれ、喜ぶキョドコでした。やっぱり、キョドコはMっ子です。

 エロいシーンがなくなったことで職業ドラマとしては大いに盛り上がった『きみ棲み』第4話ですが、視聴率は前回の8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)から7.0%へとダウンしてしまいました。キョドコと星名のSMチックな関係をより官能的に掘り下げながら、キョドコが大人の女として成長していく姿を描けるかどうかが製作陣の課題となりそうです。吉岡里帆のエロいシーンも見たいし、ドラマとしても面白くなくちゃダメ。視聴者はとても欲張りな生き物ですから。

 第4話のクライマックスでは、有名下着ブランドのパンフレットの撮影を見学している吉崎とキョドコの背後に、ふいに星名が現われます。いつもクールな星名ですが、時間を費やして調教してきたキョドコを吉崎に奪われそうなことから内心は穏やかではありません。星名はすっかり「キョドコのくせに」「吉崎~ッ」が口癖になってしまいました。次回、第5話では星名の悪巧みが仕込まれたバーベキュー大会が催され、吉崎たちのいる前でキョドコと星名の過去の関係がバラされてしまいます。星名のサディストぶりにゾクゾクしてしまう人は必見です。キョドコ、そして吉岡里帆のマゾヒズムもますます疼くことになりそうです。
(文=長野辰次)

嵐・松本潤、ウェブ写真解禁で珍騒動!? 「ショコ潤の胸像」めぐるジャニーズの試行錯誤

 先月末にネットメディアへの写真掲載を解禁したジャニーズ事務所。そんな中、嵐メンバーの中で“解禁第1号”となる松本潤が2月7日、「明治ミルクチョコレート」イベントに登場した。しかし、写真掲載に関する“新たな条件”が飛び出し、マスコミ関係者は困惑していたという。

「ジャニーズタレントのウェブメディア写真解禁直後、しかも嵐のメンバーとあって、取材陣が殺到するかと思われましたが、微増くらいで、記者もいつもの顔ぶれと変わりませんでした。松潤が撮影中に、『今日はネットのあれですか? 多いですね』と記者たちを見回して言ったため、さも多いような印象こそあったものの、これまで“撮っても使えない”という理由から、イベント中撮影していなかったウェブ記者や経済・食品系の記者が熱心に撮影しているだけという感じ。ただ、少しでもいい写真を撮ろうと、ステージ中央に陣取る記者が多かったので、松潤も『今日はマスコミが多い』と感じたのかもしれません」(ワイドショー関係者)

 さらにイベントでは、ウェブ使用写真に関して、“新たな条件”が出たという。

「ウェブに掲載できるのは3枚までというルールがあったのですが、この日はチョコレートで作った“チョコ潤”の胸像が披露され、これも“肖像”に当たるという判断になりました。つまり、この胸像のみの写真でも、3枚中の1枚にカウントされてしまうというわけです。ただ、この肖像に関しては、まだきっちり線引きがない様子。同日に行われた、関西ジャニーズJr.・藤原丈一郎と大橋和也のW主演舞台『リューン~風の魔法と滅びの剣~』の会見では、本人写真が載っている“ポスター”の撮影に関して、特にルールが決まっていなかったようです。ジャニーズ事務所側も試行錯誤中というのが伝わってきました」(同)

 しかし当日、写真掲載に関するゴタゴタ以上に、記者を戸惑わせたのが、松本から飛び出した“意味深発言”だったとか。

「松潤が、今回のキャンペーンのキーワードである“つながり”に絡めて、『普段生きてて、1人ぼっちだなと思ったりするとき、ちょっと落ち込んだりしているときに、人に励まされたりするというのが、日々たくさんあるんです。人とのつながりは大事だなって』と言っていたんです。井上真央とセクシー女優・葵つかさとの二股交際疑惑報道で相当ダメージ食らってたんじゃ……と感じる記者も少なくなかったようです」(同)

 今後は、映画『来る』に主演するV6・岡田准一から、事務所や製作者サイドが配信するジャニーズタレントの写真なども、ウェブ掲載が可能になるという。徐々に、条件を緩くしているとみられるが、今後しばらくは様子見が続くことになりそうだ。