元フジテレビアナウンサー有賀さつきの死去で注目される、「花の3人娘」の波瀾万丈人生模様

 元フジテレビアナウンサーでタレントの有賀さつきが、1月30日に港区の山王病院で亡くなっていたことが、1週間後の2月5日にわかった。52歳だった。

「痩せたので心配していた、カツラをつけて仕事をしていた、など、“今思えば”な関係者からのコメントは出てくるものの、有賀さんは、実の父親にさえ正確な病状を知らせていなかったようで、その真相をひとりで抱えたまま召されてしまいました」(芸能記者)

 有賀は、1988年にフジテレビに入社。同期の河野景子、八木亜希子とともに「花の三人娘」と呼ばれて人気者に。女子アナブームの先駆けとなった。

「三人娘の中でも、有賀さんの存在は大きかった。八木は単体では地味だし、河野は美形ですがキャラクターが薄かった。対して、有賀さんは背も高くパッと華やかで、発言も奔放。高いタレント性を備えており、新しい女子アナ像を身をもって提示してくれた。それが、現在の女子アナ人気につながっていることは、疑いようがありません」(フジテレビ関係者)

 かつて“旧中山道”を「きゅうちゅうさんどう」と読んだことから、おバカアナの先駆けと思われてきたが、最近はクイズ番組などで難問をすらすら解答する博識ぶりを見せており、タレントとしても、まだまだ活躍できたに違いない。

 だが、フジ退社後の3人の人生が、表舞台で再びクロスすることはなかった。

 八木は、お笑い芸人のウッチャンナンチャン内村光良との熱愛、明石家さんまとのウワサ、後輩のフジテレビアナウンサー・野島卓との社内恋愛を経て、2002年、大学時代の同級生である会社員と結婚。フリーアナとしてマイペースな活動を続けながら、昨年は『陸王』(TBS系)のナレーションを務めるなど、3本の話題ドラマに関わっている。

 だが、すべてが順調かというと、決してそうではなさそうだ。

「夫との夫婦関係は決して良好ではなく、本人の口からも『もう形だけの夫婦』という発言があったという報道もあり、仮面夫婦状態が10年近く続いているといいます。結婚時に37歳だったこともあり、子宝にも恵まれなかったようですね」(芸能記者)

 一方、河野の現在はというと、言わずと知れた貴乃花部屋の女将だが、

「貴乃花親方は元横綱・日馬富士の貴ノ岩暴行事件によって、相撲協会との確執が浮き彫りになり、先の理事選でも落選。有望な力士は増えてきましたが、協会はもちろん世間からの逆風も強く、女将さんである景子夫人にとっても、しばらくは苦しい日々が続くのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 こう見ていくと、三人娘は“花”というより“茨”の人生を送っているように見える。残された2人は、有賀の分まで幸せになってもらいたいが――。

元フジテレビアナウンサー有賀さつきの死去で注目される、「花の3人娘」の波瀾万丈人生模様

 元フジテレビアナウンサーでタレントの有賀さつきが、1月30日に港区の山王病院で亡くなっていたことが、1週間後の2月5日にわかった。52歳だった。

「痩せたので心配していた、カツラをつけて仕事をしていた、など、“今思えば”な関係者からのコメントは出てくるものの、有賀さんは、実の父親にさえ正確な病状を知らせていなかったようで、その真相をひとりで抱えたまま召されてしまいました」(芸能記者)

 有賀は、1988年にフジテレビに入社。同期の河野景子、八木亜希子とともに「花の三人娘」と呼ばれて人気者に。女子アナブームの先駆けとなった。

「三人娘の中でも、有賀さんの存在は大きかった。八木は単体では地味だし、河野は美形ですがキャラクターが薄かった。対して、有賀さんは背も高くパッと華やかで、発言も奔放。高いタレント性を備えており、新しい女子アナ像を身をもって提示してくれた。それが、現在の女子アナ人気につながっていることは、疑いようがありません」(フジテレビ関係者)

 かつて“旧中山道”を「きゅうちゅうさんどう」と読んだことから、おバカアナの先駆けと思われてきたが、最近はクイズ番組などで難問をすらすら解答する博識ぶりを見せており、タレントとしても、まだまだ活躍できたに違いない。

 だが、フジ退社後の3人の人生が、表舞台で再びクロスすることはなかった。

 八木は、お笑い芸人のウッチャンナンチャン内村光良との熱愛、明石家さんまとのウワサ、後輩のフジテレビアナウンサー・野島卓との社内恋愛を経て、2002年、大学時代の同級生である会社員と結婚。フリーアナとしてマイペースな活動を続けながら、昨年は『陸王』(TBS系)のナレーションを務めるなど、3本の話題ドラマに関わっている。

 だが、すべてが順調かというと、決してそうではなさそうだ。

「夫との夫婦関係は決して良好ではなく、本人の口からも『もう形だけの夫婦』という発言があったという報道もあり、仮面夫婦状態が10年近く続いているといいます。結婚時に37歳だったこともあり、子宝にも恵まれなかったようですね」(芸能記者)

 一方、河野の現在はというと、言わずと知れた貴乃花部屋の女将だが、

「貴乃花親方は元横綱・日馬富士の貴ノ岩暴行事件によって、相撲協会との確執が浮き彫りになり、先の理事選でも落選。有望な力士は増えてきましたが、協会はもちろん世間からの逆風も強く、女将さんである景子夫人にとっても、しばらくは苦しい日々が続くのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 こう見ていくと、三人娘は“花”というより“茨”の人生を送っているように見える。残された2人は、有賀の分まで幸せになってもらいたいが――。

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Contents
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2009年
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アラフォー風俗嬢が見た、汚部屋&異臭まみれで暮らす「猫屋敷おじさん」の性癖

――男は風俗嬢にどんな姿を見せているのだろうか。恋人や友人には見せない、男たちの情けなさ、みっともなさ、滑稽さ、そして優しさをアラフォー風俗嬢がつづります。

 どこの店に行っても一定数いるのが、未経験や新人と書かれた子が大好物のキモいおじさん客。私が初めて風俗デビューしたお店には、入店してすぐの子を指名しては、嬢の方から「リピート指名はNG」と言われる有名な地雷客がいた。

 そのお客さんは基本的に本指名をせず、新しい子が入れば片っ端から一通り試すという遊び方。だから、「次回はNGで」と言ったところで本人に気付かれないし意味がない。この男性に指名されると、泣いて戻ってくる子もいて「あまりにもひどい」と、そのまま辞めてしまった子もいた。

 初めての風俗デビューで初っ端から、この強い印象を残すおじさんに当たってしまうと、確かに風俗のトラウマが一生残ると思う。とにかく、嬢同士の間でも笑えないと話題に上がるほど有名だった。誰が付けたのか、その方の店での呼び名があった。その名も「猫屋敷おじさん」。

 なぜ、そう呼ばれるようになったのか。それはおじさんがとある下町の路地の、さらに路地奥にある、いわゆる建て直し不可物件の斜めに崩れかけた木造アパートの2階に住んでいたからだ。2階へ上がる階段は斜めになっており、電気もないのか点かないのか、暗闇を上がってたどり着く1DKほどの家に3匹の猫とおじさんは暮らしている。あまりの汚さとボロさに絶句。人が住むところじゃない、言葉にならない強烈さ。

 掃除は年に一度しかしないらしく、玄関入ってすぐのダイニングキッチンの床一面には、新聞紙や段ボールが一面に敷き詰められていて、床一面というか部屋全体が猫のトイレ仕様。敷き詰められた新聞紙も段ボールも取り替えてない様子から、とにかくネコのおしっこが臭う。

 悪臭すぎて鼻呼吸ができない。口呼吸しても、口の中がおしっこの味がしているような感覚になるほど。終了した後の数時間は、しばらく臭いが鼻に残るほどだ。そして、奥の和室は万年床の萎びたせんべい布団が1枚敷かれ、人間のスペースは布団の上のみという状態。その上も、ゴミや猫の毛だらけでザラザラしており、座ると服や足にいろんなものがくっつく。

 初めて行ったとき、靴下が毛だらけで大変なことになった。強烈な汚さゆえ、脱いだ服が汚れないように畳の上に置かず、全てカバンの中にしまう。お風呂に入ってもタイル壁から床もあちこち黒カビだらけで、湯船なんて使っていないのではというほどの汚さ。プレイ前にお風呂で行うイソジンうがいも、なんとコップを持っていないから、手の平にイソジンとお湯を入れ、すくって口に入れてもらった。

 家にコップが1つもないとかおかしいけれど、長年独身の男性の家では意外とありえる光景。そしてシャワーから上がり、タオルを借りようと待っていたら、なんとこのおじさんが自分の体を拭いた後のタオルを渡してきた。ひいぃぃ~と思いながらも、タオルを持参していなかったので、仕方なくこのおじさんが拭いた後の湿ったタオルを借りるしかなかった。

 さらにプレイが始まると、裸体の私たちを猫たちが囲ってきて、すり寄ってきたり、じっと見つめてきた。猫に見られながら、視線を感じながらのプレイはなんとも落ち着かない。

 プレイが終わり帰りの送迎車の中で「大丈夫でしたか?」なんて店長が一応心配はしてくれたけど、あまりのひどさに、ただただ笑うしかなかった。ただ、お店の人から同じ女の子をリピートしないお客さんと聞いていたので、特に「次回NGにします」とは言わなかった。

 ところがその衝撃を忘れた頃、数カ月後に二度目の指名が入ったのだ。

 承認欲求は満たされても、誰もが嫌う地雷客に気に入られてしまった気持ちは複雑。行きたくなかったが、太ったばばぁはお客が付かないので、選んでる場合じゃない。半泣きの気持ちを抑え、有り難く引き受けることにした。

 気合を入れ、まずは猫の毛だらけになるので車の中で靴下は脱いで行った。いざ覚悟を決め入室。一度目は、この世のものとは思えない猫と住むゴミ屋敷に衝撃とショックを受け、何も聞けなかったが、今回はここぞとばかりに開き直り、「なぜ……?」という疑問をたくさん質問した。

Qおしっこの臭い気にならないの?
A猫屋敷のお兄さん:臭いなんてする?

Qどうして新人さんしか指名しないの?
A猫屋敷のお兄さん:なかなかイキにくいから、合う人を探している。

Qなんで家の中なのに、そんな怪しい色付きのサングラスをずっとかけているの?
A猫屋敷のお兄さん:目が弱いから。

Qどうして私を久々にリピートしたの?
A猫屋敷のお兄さん:途中何度か指名しようとしたけど、予約が取れなかった。

 どうやら、いつも手と口じゃなかなかイケないのに、前回私のフェラでイクことができたのがとても良かったらしい。さらにキスが上手と褒めてくれた。おじさん的には、キスから始めたいのに、わりとキスをしてくれる子が少ないらしく、それがなかなかイカない原因らしい。

 そりゃあ新人嬢は、お化け屋敷のようなネーミングの場所に派遣されてビクビクしてるだろうし、こんな衝撃的な部屋の中でキスから雰囲気を作れるわけがない。普通の女の子なら固まってしまうはず。本人だけが気づいてないって、つくづく幸せな奴だ。

 幸か不幸か今回二度目の指名だったから、少し気持ちに余裕もあり、心の準備ができたので「すごくいろんな意味で強烈ですよー」ってズバズバ言ってやった。ところが、話をして打ち解けてきたら意外といい人で、かわいらしいおじさんだった。

 そしてたくさん話したせいか、不覚にも気に入られてしまい翌週も指名してきやがった。三度目の訪問にもなると、だいぶ余裕が生まれる。足の裏にゴミがくっつくのが気持ち悪いので、スリッパを持参してみたり。泣いて辞めてしまった子がいた話も教えてあげてみたり。「実は私、動物アレルギーなんだ」と言ってみたり。「家の中で色付きサングラスは気味悪がられますよ」と言ってみたり。心を開きすぎなくらい、溜まっていた不満を失礼なくらい連発した私。

 あぁスッキリした。そのせいかどうかはわからないが、不快になったか? プレイ後のシャワー時に言われた。

「この店で君だけだよ、生で本番させてくれない子」

 ありがたいことに、それから呼ばれることはなくなった。いくら落ちぶれてお金がなくても、私にだって選ぶ権利があるし、そこまでしてお前の本指名なんていらねーよ。と思ってしまった私もまだまだだなぁ。

mandara

*曼荼羅*(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱい。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画

強姦疑惑に助成金詐欺――高齢“お友達官僚”と長き安倍政権のよどみ

政治的無風の18年、安倍総裁は3選か

森友学園騒動、加計学園騒動をものともせず、10月の衆院選もしっかり大勝してみせた安倍晋三首相。18年は9月に自民党総裁選を控えるも、これまた勝ちは確実視されている。しかし、5年の長きに渡るこの長期政権のよどみは、各所に垣間見られるようで……。そうした安倍政権の舞台裏を、現役新聞記者らが語り合う!

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『安倍三代』(朝日新聞出版)

A:全国紙ベテラン記者
B:全国紙中堅記者
C:全国紙中堅記者

A 2017年は、森友学園や加計学園をめぐる問題で安倍政権のもろさが見えた1年だったね。希望の党の自滅で衆院選は乗り切ったけど、今年も新たな疑惑が出たら支持率がまた急落しかねない。そんな中で野党が注目しているのが、「もり」「かけ」に続く「スパ」だ。

B スーパーコンピューターの開発を手がけるベンチャー企業「ぺジーコンピューティング」による助成金詐欺事件ですね。東京地検特捜部が逮捕・起訴した同社の齊藤元章社長は、安倍晋三首相と昵懇といわれる元TBSワシントン支局長の山口敬之氏と財団法人を立ち上げた仲。山口氏は同社の顧問のような存在で、彼が永田町の高級ホテルに事務所を構えるための月100万円以上の家賃を、同社が負担していたともいわれています。

C ぺジー社のスパコンについては、麻生太郎財務相も国会で先進例として持ち上げていた。問題発覚後、麻生氏は番記者たちに、ぺジー社のスパコンを「見に行ったくらい」と癒着を否定していますが、齊藤社長が山口氏を通して安倍首相や麻生氏の「ご威光」をちらつかせ国の外郭団体から助成金や融資金を引き出していた可能性は否定できず、次の通常国会で野党からの追及は必至です。

MEMO<>『強姦疑惑』
元TBS記者の山口敬之氏による、ジャーナリストの伊藤詩織さんへの性的暴行疑惑のこと。山口氏は安倍首相と親しく、当時の警視庁幹部による“もみ消し”がささやかれている。

A 検察サイドは担当記者たちに「政治案件ではない」と言って、官邸関与の打ち消しに必死なようだ。ただ、山口氏が助成金詐取の現場にいたら共犯に問われる可能性はあるし、脱税などほかの容疑が引っかかる可能性もある。立件されなかったらされなかったで、ジャーナリストの伊藤詩織さんへの性的暴行疑惑のときと同じく、「官邸から捜査当局への圧力」を疑う声は出るだろうし、尾を引きそうな案件だよね。

B 特捜部の案件としては、年末に大騒ぎになったリニア談合事件も、同じく検察による「安倍おろし」の一環ではないかとささやかれています。リニア新幹線の発注者であるJR東海の葛西敬之名誉会長は、富士フイルムホールディングスの古森重隆会長と並ぶ経済界の保守派の重鎮であり、安倍首相の後見人ともいわれるほど仲が良い。リニア事件で真っ先に家宅捜索された大林組の4代目、大林剛郎会長と安倍首相の関係の近さを指摘する声もあります。17年7月には安倍首相が、リニア新幹線の東京~大阪間の開業を8年前倒しする経済対策を発表し、国からの財政投融資として3兆円を投入することも決まりましたしね。

C ただ担当記者に聞くと、検察の捜査線上には政治家の名前は出てきていないようです。検察による安倍政権への揺さぶりという「陰謀論」的な見方がネットで広がっていますが、現状では「そういう見方もできなくはない」という程度では。

A 確かに、10年の大阪地検特捜部による証拠改ざん事件以来、特捜部はすっかり落ち目。ロッキード事件やリクルート事件などで現職閣僚たちの疑惑に切り込んでいった頃の元気などない。大手メディア側も、かつては特捜部担当に社会部のエース級を4~5人送り込み、わずか40人ほどの特捜部検事を集中的に回らせ、取材競争をなんとか勝ち抜こうとしていたけど……いまでは特捜部による事件の少なさに、担当記者の数を減らす新聞も出るほど。実際、紙面に記事を書ける機会も減っていて、若手がなかなかやりたがらないとも聞く。

B そういう意味で今回のリニア事件は、東京地検特捜部にとって久々の大型案件。12月8日に大林組に最初の家宅捜索に入る際には、気づいていないメディアの記者にわざわざ検察幹部がガサ入れを匂わせ、係官が捜索に入るところの絵を撮らせたようです。特捜部の存在をPRしたかったんでしょうね。でも現状では、民間企業同士の工事契約に関する不正事件にすぎない。政治部や経済部に影響を与えるところまでいかない、いわゆる「社会部マター」として終わりそうで、いまの政権を揺さぶる案件にまでは発展しそうな気がしませんねえ。

C 結局、検察当局も首相官邸に首根っこをつかまれている感じがします。安倍政権になってから内閣人事局ができて、法務省の検察幹部の人事にも官邸の意向が働くようになった。例えば、16年夏に林真琴刑事局長を事務次官に昇格させようとした法務省の人事案。これは官邸の注文でひっくり返り、どこかの高検検事長に転出予定だった黒川弘務官房長が事務次官に昇格したともっぱらです。黒川氏は米軍普天間飛行場の辺野古移設に関する訴訟や共謀罪の成立などを担当した人物で、菅義偉官房長官の覚えが非常にめでたかった。

A いまの首相官邸は結局、“お友達人事”なんだよね。信頼できるコワモテ官僚たちを引き留めて、政権運営の基軸にする。ただ、第2次安倍政権も5年を越える中で、主要官僚たちの高齢化【1】も目立つ。今年9月の自民党総裁選で安倍首相が3選されたら、戦前の桂太郎元首相を抜いて憲政史上最長の総理大臣となる見込みだけど、側近たちの刷新がうまくいかないと、足元をすくわれることにもなりかねないだろう。

B その総裁選は、岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長らが対抗馬とされていますが、「安倍一強」を揺るがすだけの勢力は作りきれておらず、首相の3選は間違いなさそう。18年は国政選挙もないし、政治的には「無風」の年になるかもしれない。

C だからこそマスコミ的には、新元号のスクープ合戦【2】が見どころです。平成の元号は毎日新聞が唯一、発表当日の夕刊早版にねじ込んでスクープしたとされています。ただ、実際は30分ほど早かっただけで、特ダネと認めてない社もあるみたい(笑)。

A 大手メディアの間ではすでに、「新元号だけは抜かれるな」と編集幹部から号令が飛んでいるみたいだね。各社とも宮内庁担当の記者を増強して、19年4月末の天皇陛下の退位に備えているようだ。ただ今回の新元号については、過去の安倍政権の重要事項の決定時と同じく、首相のお気に入りとされるNHK政治部の岩田明子記者が、発表直前にドヤ顔でスクープするのではとささやく記者が多いね。

B 安倍政権長期化の下で、いろんなところに“オリ”がたまっている気がしますね。メディアに潜む“お友達記者”もそうですし、大学もリニアもスパコンも利権のあるところにはすべて首相と仲のいい人物が居座っていて、それがペジー社の齊藤社長のように、その威を借りようとする人物がたまにひょっこり顔を出してメディアに叩かれはするけれど……という感じ。現職官僚と酒を飲むと、トップダウンで物事を決めようとするいまの官邸のやり方に辟易しているという声を本当によく聞きます。第2の前川喜平・前文科次官のような内部告発者が出てきて、加計学園問題のような騒動が再び起きないとも限りませんよね。

(構成/編集部)

【1】主要官僚たちの高齢化
安倍晋三首相が御年63歳なのに対し、元外務次官で国家安全保障局長の谷内正太郎氏は74歳。また、警察官僚出身で官房副長官の杉田和博氏も76歳と、70代も珍しくない。安倍首相と仲の良いことで知られる、自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長に至っては、定年をすでに2回も延長しているのである。

【2】新元号のスクープ合戦
「平成」ではスクープをもぎ取った毎日新聞だが、逆に昭和に変わる際は、その毎日新聞の前身である東京日日新聞が、「光文」が新元号だとスクープ、したのだが……一部の社も追いかけたこの「光文」、結局ふたを開けてみたら「昭和」の間違いで、「光文事件」とも語り継がれる世紀の大誤報となってしまった。ちなみに「大正」は、当時朝日新聞の政治部記者であり、のちに政界入りする緒方竹虎が見事に抜いたと語り継がれている。

強姦疑惑に助成金詐欺――高齢“お友達官僚”と長き安倍政権のよどみ

政治的無風の18年、安倍総裁は3選か

森友学園騒動、加計学園騒動をものともせず、10月の衆院選もしっかり大勝してみせた安倍晋三首相。18年は9月に自民党総裁選を控えるも、これまた勝ちは確実視されている。しかし、5年の長きに渡るこの長期政権のよどみは、各所に垣間見られるようで……。そうした安倍政権の舞台裏を、現役新聞記者らが語り合う!

1802_abeseiken_200.jpg
『安倍三代』(朝日新聞出版)

A:全国紙ベテラン記者
B:全国紙中堅記者
C:全国紙中堅記者

A 2017年は、森友学園や加計学園をめぐる問題で安倍政権のもろさが見えた1年だったね。希望の党の自滅で衆院選は乗り切ったけど、今年も新たな疑惑が出たら支持率がまた急落しかねない。そんな中で野党が注目しているのが、「もり」「かけ」に続く「スパ」だ。

B スーパーコンピューターの開発を手がけるベンチャー企業「ぺジーコンピューティング」による助成金詐欺事件ですね。東京地検特捜部が逮捕・起訴した同社の齊藤元章社長は、安倍晋三首相と昵懇といわれる元TBSワシントン支局長の山口敬之氏と財団法人を立ち上げた仲。山口氏は同社の顧問のような存在で、彼が永田町の高級ホテルに事務所を構えるための月100万円以上の家賃を、同社が負担していたともいわれています。

C ぺジー社のスパコンについては、麻生太郎財務相も国会で先進例として持ち上げていた。問題発覚後、麻生氏は番記者たちに、ぺジー社のスパコンを「見に行ったくらい」と癒着を否定していますが、齊藤社長が山口氏を通して安倍首相や麻生氏の「ご威光」をちらつかせ国の外郭団体から助成金や融資金を引き出していた可能性は否定できず、次の通常国会で野党からの追及は必至です。

MEMO<>『強姦疑惑』
元TBS記者の山口敬之氏による、ジャーナリストの伊藤詩織さんへの性的暴行疑惑のこと。山口氏は安倍首相と親しく、当時の警視庁幹部による“もみ消し”がささやかれている。

A 検察サイドは担当記者たちに「政治案件ではない」と言って、官邸関与の打ち消しに必死なようだ。ただ、山口氏が助成金詐取の現場にいたら共犯に問われる可能性はあるし、脱税などほかの容疑が引っかかる可能性もある。立件されなかったらされなかったで、ジャーナリストの伊藤詩織さんへの性的暴行疑惑のときと同じく、「官邸から捜査当局への圧力」を疑う声は出るだろうし、尾を引きそうな案件だよね。

B 特捜部の案件としては、年末に大騒ぎになったリニア談合事件も、同じく検察による「安倍おろし」の一環ではないかとささやかれています。リニア新幹線の発注者であるJR東海の葛西敬之名誉会長は、富士フイルムホールディングスの古森重隆会長と並ぶ経済界の保守派の重鎮であり、安倍首相の後見人ともいわれるほど仲が良い。リニア事件で真っ先に家宅捜索された大林組の4代目、大林剛郎会長と安倍首相の関係の近さを指摘する声もあります。17年7月には安倍首相が、リニア新幹線の東京~大阪間の開業を8年前倒しする経済対策を発表し、国からの財政投融資として3兆円を投入することも決まりましたしね。

C ただ担当記者に聞くと、検察の捜査線上には政治家の名前は出てきていないようです。検察による安倍政権への揺さぶりという「陰謀論」的な見方がネットで広がっていますが、現状では「そういう見方もできなくはない」という程度では。

A 確かに、10年の大阪地検特捜部による証拠改ざん事件以来、特捜部はすっかり落ち目。ロッキード事件やリクルート事件などで現職閣僚たちの疑惑に切り込んでいった頃の元気などない。大手メディア側も、かつては特捜部担当に社会部のエース級を4~5人送り込み、わずか40人ほどの特捜部検事を集中的に回らせ、取材競争をなんとか勝ち抜こうとしていたけど……いまでは特捜部による事件の少なさに、担当記者の数を減らす新聞も出るほど。実際、紙面に記事を書ける機会も減っていて、若手がなかなかやりたがらないとも聞く。

B そういう意味で今回のリニア事件は、東京地検特捜部にとって久々の大型案件。12月8日に大林組に最初の家宅捜索に入る際には、気づいていないメディアの記者にわざわざ検察幹部がガサ入れを匂わせ、係官が捜索に入るところの絵を撮らせたようです。特捜部の存在をPRしたかったんでしょうね。でも現状では、民間企業同士の工事契約に関する不正事件にすぎない。政治部や経済部に影響を与えるところまでいかない、いわゆる「社会部マター」として終わりそうで、いまの政権を揺さぶる案件にまでは発展しそうな気がしませんねえ。

C 結局、検察当局も首相官邸に首根っこをつかまれている感じがします。安倍政権になってから内閣人事局ができて、法務省の検察幹部の人事にも官邸の意向が働くようになった。例えば、16年夏に林真琴刑事局長を事務次官に昇格させようとした法務省の人事案。これは官邸の注文でひっくり返り、どこかの高検検事長に転出予定だった黒川弘務官房長が事務次官に昇格したともっぱらです。黒川氏は米軍普天間飛行場の辺野古移設に関する訴訟や共謀罪の成立などを担当した人物で、菅義偉官房長官の覚えが非常にめでたかった。

A いまの首相官邸は結局、“お友達人事”なんだよね。信頼できるコワモテ官僚たちを引き留めて、政権運営の基軸にする。ただ、第2次安倍政権も5年を越える中で、主要官僚たちの高齢化【1】も目立つ。今年9月の自民党総裁選で安倍首相が3選されたら、戦前の桂太郎元首相を抜いて憲政史上最長の総理大臣となる見込みだけど、側近たちの刷新がうまくいかないと、足元をすくわれることにもなりかねないだろう。

B その総裁選は、岸田文雄政調会長や石破茂元幹事長らが対抗馬とされていますが、「安倍一強」を揺るがすだけの勢力は作りきれておらず、首相の3選は間違いなさそう。18年は国政選挙もないし、政治的には「無風」の年になるかもしれない。

C だからこそマスコミ的には、新元号のスクープ合戦【2】が見どころです。平成の元号は毎日新聞が唯一、発表当日の夕刊早版にねじ込んでスクープしたとされています。ただ、実際は30分ほど早かっただけで、特ダネと認めてない社もあるみたい(笑)。

A 大手メディアの間ではすでに、「新元号だけは抜かれるな」と編集幹部から号令が飛んでいるみたいだね。各社とも宮内庁担当の記者を増強して、19年4月末の天皇陛下の退位に備えているようだ。ただ今回の新元号については、過去の安倍政権の重要事項の決定時と同じく、首相のお気に入りとされるNHK政治部の岩田明子記者が、発表直前にドヤ顔でスクープするのではとささやく記者が多いね。

B 安倍政権長期化の下で、いろんなところに“オリ”がたまっている気がしますね。メディアに潜む“お友達記者”もそうですし、大学もリニアもスパコンも利権のあるところにはすべて首相と仲のいい人物が居座っていて、それがペジー社の齊藤社長のように、その威を借りようとする人物がたまにひょっこり顔を出してメディアに叩かれはするけれど……という感じ。現職官僚と酒を飲むと、トップダウンで物事を決めようとするいまの官邸のやり方に辟易しているという声を本当によく聞きます。第2の前川喜平・前文科次官のような内部告発者が出てきて、加計学園問題のような騒動が再び起きないとも限りませんよね。

(構成/編集部)

【1】主要官僚たちの高齢化
安倍晋三首相が御年63歳なのに対し、元外務次官で国家安全保障局長の谷内正太郎氏は74歳。また、警察官僚出身で官房副長官の杉田和博氏も76歳と、70代も珍しくない。安倍首相と仲の良いことで知られる、自衛隊トップの河野克俊統合幕僚長に至っては、定年をすでに2回も延長しているのである。

【2】新元号のスクープ合戦
「平成」ではスクープをもぎ取った毎日新聞だが、逆に昭和に変わる際は、その毎日新聞の前身である東京日日新聞が、「光文」が新元号だとスクープ、したのだが……一部の社も追いかけたこの「光文」、結局ふたを開けてみたら「昭和」の間違いで、「光文事件」とも語り継がれる世紀の大誤報となってしまった。ちなみに「大正」は、当時朝日新聞の政治部記者であり、のちに政界入りする緒方竹虎が見事に抜いたと語り継がれている。

『ネプリーグSP』にSexy Zone菊池風磨が登場! 2月12日(月)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
19:25~19:55 『テストの花道 ニューベンゼミ』(NHK Eテレ) 城島茂

※『Rの法則』(NHK Eテレ、山口達也)は放送休止。

●V6

※『あさイチ』(NHK総合、井ノ原快彦)は放送休止。

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大学入試ミス問題 出題ミスよりよっぽど恐ろしい“採点ミス”の実態とは

 大学受験シーズン真っ最中の現在、受験生を大いにざわつかせているのが、出題ミスによる追加合格のニュース。出題ミスによって、本来であれば合格していたはずの受験生が不合格になっていたとして、大阪大学と京都大学が相次いで追加合格者を出したが、その背景には、より根深い問題が存在する。

 追加合格騒動の発端は、大阪大学が今年1月、昨年の入試の物理おける出題と採点に誤りがあり、新たに追加合格者を出したことだ。この件については、外部から複数回指摘があったものの、大阪大学はこれを放置。組織的な対応が遅れたことに批判の声が寄せられた。

 その日のために勉強してきた学生が設問ミスに泣くことは、当然避けられねばならない。しかし、超難関国立大学の准教授は、決して判明し得ない採点ミスの可能性を指摘する。

「入試問題の採点は、外部に委託することはなく、すべて内部の人間でやります。私の大学では助手や准教授、場合によっては教授も駆り出され、採点します。解答用紙を持ち帰ることは許されず、完全な監禁状態で一気にやります。不正が起きないように、解答用紙の氏名欄や受験番号は見られないようになっています」

 採点者にとっては、将来自分が教えるかもしれない学生を選ぶ場。少しでも優秀な学生を獲得するために、間違いが起こらないように努めるのが責務だが、実際にはその雰囲気には程遠いという。

「大学の教授や准教授と言うと『スゴい人』と思われがちですが、実際はただのサラリーマンです。研究に没頭できるのは本当に優秀なほんの一握りの教授で、その他の大半は、雑務に追われて研究が思うようにできない人間ばかり。教授といえども年度末は大変忙しく、そんな時期に行われる採点作業は、肉体的にも精神的にも大変こたえます。私が数年前に数学の採点を担当した時は、配点が30点の大問を1問担当しました。採点作業の前に解答について解説があり、部分点についても指示がありましたが、その点数は30点、25点、5点、0点の4種類でした。自分が受験生だった時は、部分点はもう少し細かく分かれているものだと思っていたので、とても驚いた記憶があります。その問題は私がすべて採点をし、もう1人がチェックするダブルチェック体制でしたが、数百人の採点を流れ作業で行って、絶対ミスがないかと問われれば、『はい』とは答えられません。マークシート方式にすれば、ミスを限りなくゼロにできますが、記述式の場合、人間ですから採点ミスをなくすことは不可能です。受験生は納得できないでしょうが、落ちているはずの学生が採点ミスで受かることもあるわけですから、諦めてもらうしかないですね」(同)

 10代の少年少女にとって受験とは、不条理の存在を知る機会ということになりそうだ。

大学入試ミス問題 出題ミスよりよっぽど恐ろしい“採点ミス”の実態とは

 大学受験シーズン真っ最中の現在、受験生を大いにざわつかせているのが、出題ミスによる追加合格のニュース。出題ミスによって、本来であれば合格していたはずの受験生が不合格になっていたとして、大阪大学と京都大学が相次いで追加合格者を出したが、その背景には、より根深い問題が存在する。

 追加合格騒動の発端は、大阪大学が今年1月、昨年の入試の物理おける出題と採点に誤りがあり、新たに追加合格者を出したことだ。この件については、外部から複数回指摘があったものの、大阪大学はこれを放置。組織的な対応が遅れたことに批判の声が寄せられた。

 その日のために勉強してきた学生が設問ミスに泣くことは、当然避けられねばならない。しかし、超難関国立大学の准教授は、決して判明し得ない採点ミスの可能性を指摘する。

「入試問題の採点は、外部に委託することはなく、すべて内部の人間でやります。私の大学では助手や准教授、場合によっては教授も駆り出され、採点します。解答用紙を持ち帰ることは許されず、完全な監禁状態で一気にやります。不正が起きないように、解答用紙の氏名欄や受験番号は見られないようになっています」

 採点者にとっては、将来自分が教えるかもしれない学生を選ぶ場。少しでも優秀な学生を獲得するために、間違いが起こらないように努めるのが責務だが、実際にはその雰囲気には程遠いという。

「大学の教授や准教授と言うと『スゴい人』と思われがちですが、実際はただのサラリーマンです。研究に没頭できるのは本当に優秀なほんの一握りの教授で、その他の大半は、雑務に追われて研究が思うようにできない人間ばかり。教授といえども年度末は大変忙しく、そんな時期に行われる採点作業は、肉体的にも精神的にも大変こたえます。私が数年前に数学の採点を担当した時は、配点が30点の大問を1問担当しました。採点作業の前に解答について解説があり、部分点についても指示がありましたが、その点数は30点、25点、5点、0点の4種類でした。自分が受験生だった時は、部分点はもう少し細かく分かれているものだと思っていたので、とても驚いた記憶があります。その問題は私がすべて採点をし、もう1人がチェックするダブルチェック体制でしたが、数百人の採点を流れ作業で行って、絶対ミスがないかと問われれば、『はい』とは答えられません。マークシート方式にすれば、ミスを限りなくゼロにできますが、記述式の場合、人間ですから採点ミスをなくすことは不可能です。受験生は納得できないでしょうが、落ちているはずの学生が採点ミスで受かることもあるわけですから、諦めてもらうしかないですね」(同)

 10代の少年少女にとって受験とは、不条理の存在を知る機会ということになりそうだ。

松本潤『99.9』、前シリーズからの“プロレス”ネタに「押しつけ」「ウザい」の声

 2月11日夜9時から第5話が放送される、嵐・松本潤主演の『99.9-刑事専門弁護士- SEASON2』(TBS系)。視聴率は初回15.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話18.0%、第3話16.2%、第4話16.8%と好調をキープしている。

 裁判有罪率は99.9%とされる日本の刑事事件。しかし同作では、超型破りな若手弁護士・深山大翔(松本)が、残された0.1%の可能性にかけ、自らが納得するまでとことん事実を追及。そして隠された真実を暴き、依頼人を救っていく。

 第4話では、とある工場の社長・岩村直樹(ユリオカ超特Q)の起こした事件を中心に物語が展開。直樹は、取引先のタナハシ機械製作所の専務・棚橋幸次郎を殺害したのち、自殺したと考えられていた。しかし、直樹の無実を訴えていた妻・岩村梢(有森也実)は、斑目法律事務所へやってきた。

 深山たちは、さっそくこの事件に取り掛かることに。すると、事件の犯行時刻とされる時間、プロレス好きの直樹は、レスラーが出演する料理番組『モンスタークッキング』を見ていたことが判明。さらに捜査を進めていくと、真犯人の正体も明らかになり、直樹の無実は証明されるのだった。

「今までもプロレスネタは多かったのですが、今回は事件にも関わってきたためイラッときた人も多くいたようです。ネット上では『プロレスネタのねじ込みウザい』『シーズン1よりマシになったかと思ったらプロレスゴリ押ししてきた』『趣味の押しつけ感が無理』といった声が。ユリオカ超特Qのキャスティングもおそらく、彼がプロレス好き芸人だからでしょうね」(芸能ライター)

 第5話では、かつて斑目法律事務所で勤務していた志賀(藤本隆宏)と奈津子(渡辺真起子)が、「自分たちが請け負った刑事裁判の弁護を協力してほしい」と懇願しにやって来る。依頼主は、17歳の高校生・山崎大輝(市川理矩)とその友人・大江徳弘(福山翔大)。彼らは、女子高生・工藤久美子(清原果耶)に対する強制わいせつ事件の容疑者として、起訴されたのだという。

 深山と舞子(木村文乃)が接見に行くと、容疑者の2人は警察に脅されて、やむなく自白したということが判明。さらに山崎は、「事件当日は焼肉屋にいた」と証言し、自身のアリバイを主張した。しかし、焼肉屋の店員(アキラ100%)に聞いても「さすがに全員の客の顔は覚えていない」と言われ、アリバイがとれないというピンチに。そして厄介なことに、この事件は、裁判所と検察が半ば結託するような形で進められていたのだった。

「志賀と奈津子はシーズン1のレギュラーキャラだったため、久々の登場にファンが喜ぶ展開になりそうです。また、焼肉屋の店員を芸人のアキラ100%が演じるので、こちらも注目が集まっています」(同)

 果たして次回はどのように事件の真相にたどり着くのだろうか。深山の活躍に期待だ。