映画『未成年だけどコドモじゃない』公開初日は、Hey!Say!JUMP知念侑李のフォトレポートをチェック!

 「夢を売る現実主義者」
 「天才肌の変人」
 「ポジティブに見せかけたネガティブ気質の持ち主」
 といったアンビバレントなキャッチコピーを持つHey!Say!JUMP・知念侑李の魅力に迫る!

Contents

・僕の辞書に「努力」の文字はない!?・・・4P~
 知念侑李が愛されてやまない理由

・楽しいから笑うんじゃないんだ、笑うから楽しいんだ!・・・18P~
 ネガティブなこともポジティブに捉えて挑戦

・みんなに笑顔を与えられる存在でありたいから・・・32P~
 ステップ・バイ・ステップ。ファンの支えがモチベーション

・心を綺麗に保つ!実は気にしいだから・・・44P~
 周りのことを気にしすぎないで、自分は自分だ!って堂々と!

・天使と悪魔・・・56P~
 優しさと厳しさが同居する男

・どっから見ても知念は知念でしかない・・・68P~
 基本的に自分が大好き!自分は自分だからって堂々と!!

・常にポジティブでいることが大切かなって・・・84P~
 どんなときも成功している自分をイメージ。逆風を追い風に

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

映画『未成年だけどコドモじゃない』公開初日は、Hey!Say!JUMP知念侑李のフォトレポートをチェック!

 「夢を売る現実主義者」
 「天才肌の変人」
 「ポジティブに見せかけたネガティブ気質の持ち主」
 といったアンビバレントなキャッチコピーを持つHey!Say!JUMP・知念侑李の魅力に迫る!

Contents

・僕の辞書に「努力」の文字はない!?・・・4P~
 知念侑李が愛されてやまない理由

・楽しいから笑うんじゃないんだ、笑うから楽しいんだ!・・・18P~
 ネガティブなこともポジティブに捉えて挑戦

・みんなに笑顔を与えられる存在でありたいから・・・32P~
 ステップ・バイ・ステップ。ファンの支えがモチベーション

・心を綺麗に保つ!実は気にしいだから・・・44P~
 周りのことを気にしすぎないで、自分は自分だ!って堂々と!

・天使と悪魔・・・56P~
 優しさと厳しさが同居する男

・どっから見ても知念は知念でしかない・・・68P~
 基本的に自分が大好き!自分は自分だからって堂々と!!

・常にポジティブでいることが大切かなって・・・84P~
 どんなときも成功している自分をイメージ。逆風を追い風に

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

「1人映画は恥ずかしい」炎上を経て……「GINGER」女子の“自意識過剰”が大暴走!!

 去る11月、とあるネット記事が炎上騒動を起こしたのを知っていますか? 「映画をひとりで観ても哀しくならないテクとは? ~独女時間の正しい過ごし方~」……そう、何を隠そう、我らが「GINGER」(幻冬舎)のwebサイト「GINGER web」の記事です!  1人で映画を見たいけれど、周囲の人々に「あの人さ、ひとりで観にきているんだね、えらいよね(=かわいそう)」と思われるのがイヤ! というなんとも自意識過剰な内容。「おひとりさま」と思われないように、「館内が薄暗くなった予告編の【途中】から他のお客さんの邪魔にならないように、そっと端っこの席に静かに座る」「3D眼鏡で周りの状況や視線をシャットアウト」「映画エンドロールの途中で、身をかがめてこっそり立ち去ろう」などなど、思わず「それ何の修行だよ?」とツッコミたくなるような「ひとり映画術」が紹介されています。

 もちろんネットでも「遅れて入って来たり、エンドロールの途中で帰るなんて迷惑」「そもそも映画館に来る人は、映画を見に来ているのであって、客席に誰がいるのかなんてことは気にしていない」「1人の何がいけないの? 1人=寂しい人みたいな考えがダサい」「いい歳して1人で行動もできないとか痛い」と批判コメントが噴出。以前から「GINGER」女子の“自分軸のなさ”は指摘していましたが、これほどまでだったとは頭を抱えてしまいました。今月の本誌はいかに!? 早速中身をチェックしていきましょう〜!

<トピックス>
◎贅沢は素敵だ!
◎お気に入りジュエリーがあれば、いつだって印象美人(ハート)
◎幸せのカタチと、見つけ方

■雰囲気ポエムで押し切る「贅沢」特集
 今月の「GINGER」のテーマは「贅沢は素敵だ!」ということで、「一生モノのコート」「一点豪華バッグ」「ダイヤモンド」などラグジュアリーな商品や、「美食」「自然」「旅」など「センスを刺激する『贅沢体験』」を紹介。「倹約は美徳」「ボーナスの使い道は貯金」と言った価値観を持つというアラサー読者に、「そんな生き方で、本当に幸せになれる?」と問いかけます。「『今』の投資が『未来』を変える」「価値ある贅は、女は美しく輝かせる」という編集部による煽りコピーもさることながら、この特集の何がすごいって、冒頭3ページが丸々全部、著名人たちによる格言(?)なんですね。

「私にとっての贅沢は、人との出会いがすべて。――女優 黒木瞳」「“お気に入り”とともに時を重ね、風合いを慈しむこと。――タレント・女優 MEGUMI」「何年経ってもすぐに蘇る、鮮烈な記憶。――タレント・モデル 田丸麻紀」「ものじゃない、心や五感で感じること。――アーティスト 清川あさみ」「心から満ち足りること。例えばショコラを口に含んだ瞬間。――フリーアナウンサー 田中みな実」「生きていることが、もうすでに贅沢。――歌手・モデル・女優 土屋アンナ」……

 一体これらの格言(?)から何を受け取るのが正解なのか。白背景にこれらの格言(?)がオシャレに配置されたせいで、“ほぼ空白”という贅沢な構成の誌面を見つめながら、しばしフリーズしてしまいました。これまで、このレビューで、「GINGER」女子は頭でっかちなところのある優等生女子で、コスパ重視の現実主義な部分が強めと何度か指摘しましたが、突然こういった「考えるよりも感じろ!」方向へ極端に振り切った企画を入れ込んでくるんですよね。そりゃ、こんなに振れ幅が大きかったら、読者も何が自分の軸なのか、いつまでたっても確立できないだろうよと思ってしまいました。

 続いて「お気に入りのジュエリーがあれば、いつだって印象美人(ハート)」を見ていきましょう。カルバン・クラインのジュエリーを纏ったアラサーOLの香里奈が、4つのシーンを演じます。シーン1では「付き合って2年目」の彼氏とカフェデート。「会うだけでドキドキする気持ちはなくなってきたけれど、一緒にいるとホッとできる、大切な人。」とのことで、「GINGER」を読んでいて初めて「安定した彼氏」という存在が出てきたような気がします。前号の“恋愛LINE企画”では、中学生レベルのコミュニケーション力を露呈していた「GINGER」女子だっただけに一安心。「今年の誕生日に彼が選んでくれた、特別なジュエリー」を身に着け、ゆったりとしたニットスタイルで穏やかな休日を演出します。

 しかしシーン2では一転、ドレスアップして夜の街へ繰り出す香里奈。「もうアラサーだし、合コン相手に過度な期待を持ったりはしない(笑)」「メイクアップのお直しとエレガントなジュエリーは最低限の女のたしなみ。第一印象はいい方がいいし、男の人だって一緒にごはんを食べるなら、きれいな女性と食べたいよね?」と、いざ「合コン」へ! シーン1とのテンションの落差に面食らいますが、結婚前のアラサー女子にとっては、どちらの立場も経験し、共感できる恋愛あるあるシーンなのでしょう。もしくは彼氏がいたとしても、まだ結婚の話が出ていない段階では合コンくらい行く……という“アラサー女子あるある”なのかもしれませんが。

 シーン3では、大学時代の親友たちと「毎月恒例のおしゃれ女子会」へ。「チェックの目が厳しい女友達だからファッションにも手は抜けない!」と気合を入れて、めかしこむ香里奈。そして最後のシーン4では、オフィスで「デスクワーク」。「恋人の存在や将来の結婚も大事だけれど、同じくらい大切なのは、仕事の充実。」「結婚しても子供を産んでも、働き続けていたいと思っている。」と急に熱く語り出します。「だから職場環境や人間関係には人一倍敏感」だそうで、同性の先輩が「それ素敵ね」とほめてくれたジュエリーは、「私を“デキる女”に見せてくれるお守り」と締めくくります。

 彼氏、合コン相手、女友達、職場の同性の先輩……一緒に過ごす相手や場面に合わせて、コーディネートや見せる自分を適宜変えられる姿は確かに“印象美人”なのでしょう。もちろんTPOに合った服装はマナーですし、相手への最低限の気遣いは必要だと思いますが、「相手にどう見られるか」「相手にどう見られたいか」「こうした方が相手も喜ぶはず」という意識ばかりが強くなり、ややひとりよがりな印象も受けました。本人は気を使っているつもりなのかもしれませんが、冒頭の炎上記事同様、自意識過剰と思われても仕方ないかも!?

 最後に見ていくのは「幸せのカタチと、見つけ方」です。またしても冒頭2ページを使って、精神科医の名越康文氏から、「なりたい自分になるため」の「ネガティブな思考をプラスに変換する8つの思考」が羅列されています。「期待を半分にすることが、自分らしく過ごす第一歩」「ありのままを認めて自分目線で考えよう」「未来を考えるのはポジティブなときだけ!」「ひとりの時間こそが逆に孤独感を解放させる」「世間的な基準よりも納得できる道を選ぶ勇気を持って」などなど、まあ、どこかで一度は聞いたことのあるような紋切り型のアドバイスばかり。というか、「GINGER」女子たちが、最初から「1人の時間」を楽しめるようなタイプだったら、1人で映画だって余裕で楽しめますからね!

 次ページからは、著名人のインタビュー。女優の安達祐実は、脚光を浴びた子役時代から、女優へのステップアップに苦労した20代の時期を経て、現在、公私共に充実した日々を送っている自身の半生について語っています。「彼に出会って、私の人生すべてが変わった」「(夫と)出会うまでは、自分を労らず、今考えるとめちゃくちゃな生活をしていました」「美味しいものを誰かと一緒に食べることがこんなにも幸せなんだって人生で初めて気がついたんです」「今は主人にとって私がいる意味があれば、それでOKかなって思うようになりました」とのこと。確かに“幸せ”をつかんではいると思うのですが、それって結局は、良きパートナーと巡り合えたおかげ? それはもはや運なのでは? とついつい穿った見方もしてしまいます。

 書籍の表紙を担当するなど、イラストレーターとして活躍する松尾たいこさんは、30代でイラストレーターに転身。それまでは「人の意見に流されるタイプ」で、なんとなく「地元の会社に勤めて」いたそうですが、「すごく仕事ができる先輩が会社を辞めた」ときに、人生を真剣に考え直し、以前から好きだった絵を本格的に学びたいと学校に通い始めたそう。最後に登場するのは、オグシオの愛称で親しまれたバドミントンの元オリンピック選手で、現在はインストラクターや解説者、タレントとしても活動している小椋久美子さん。「現役引退後、どん底まで落ちた」時期もあったけれど、「ある人に“頑張る努力を放棄している”と言われて目が覚めました」と語ります。そこから活動を再開し、現在のキャリアを築くまでになったそう。

 3人に共通するのは、自分らしく生きられるようになったきっかけは、自分の中ではなく、他人の言動にあったということです。「ありのままの自分を肯定しよう」「自分を好きになろう」「自信を持とう」と言葉で言うのは簡単ですが、もしかするとそれって、自分1人で考えても解決しない問題なのかもしれません。「GINGER」女子たちに必要なのは、他人にどう見られているかを気にして自意識過剰になったり、逆に相手に喜んでもらおうという気持ちから周囲に気を使うことではなく、ただ他人の声に耳を傾けて対話をする、ということなのかもしれないな、と思いました。
(橘まり子)

「1人映画は恥ずかしい」炎上を経て……「GINGER」女子の“自意識過剰”が大暴走!!

 去る11月、とあるネット記事が炎上騒動を起こしたのを知っていますか? 「映画をひとりで観ても哀しくならないテクとは? ~独女時間の正しい過ごし方~」……そう、何を隠そう、我らが「GINGER」(幻冬舎)のwebサイト「GINGER web」の記事です!  1人で映画を見たいけれど、周囲の人々に「あの人さ、ひとりで観にきているんだね、えらいよね(=かわいそう)」と思われるのがイヤ! というなんとも自意識過剰な内容。「おひとりさま」と思われないように、「館内が薄暗くなった予告編の【途中】から他のお客さんの邪魔にならないように、そっと端っこの席に静かに座る」「3D眼鏡で周りの状況や視線をシャットアウト」「映画エンドロールの途中で、身をかがめてこっそり立ち去ろう」などなど、思わず「それ何の修行だよ?」とツッコミたくなるような「ひとり映画術」が紹介されています。

 もちろんネットでも「遅れて入って来たり、エンドロールの途中で帰るなんて迷惑」「そもそも映画館に来る人は、映画を見に来ているのであって、客席に誰がいるのかなんてことは気にしていない」「1人の何がいけないの? 1人=寂しい人みたいな考えがダサい」「いい歳して1人で行動もできないとか痛い」と批判コメントが噴出。以前から「GINGER」女子の“自分軸のなさ”は指摘していましたが、これほどまでだったとは頭を抱えてしまいました。今月の本誌はいかに!? 早速中身をチェックしていきましょう〜!

<トピックス>
◎贅沢は素敵だ!
◎お気に入りジュエリーがあれば、いつだって印象美人(ハート)
◎幸せのカタチと、見つけ方

■雰囲気ポエムで押し切る「贅沢」特集
 今月の「GINGER」のテーマは「贅沢は素敵だ!」ということで、「一生モノのコート」「一点豪華バッグ」「ダイヤモンド」などラグジュアリーな商品や、「美食」「自然」「旅」など「センスを刺激する『贅沢体験』」を紹介。「倹約は美徳」「ボーナスの使い道は貯金」と言った価値観を持つというアラサー読者に、「そんな生き方で、本当に幸せになれる?」と問いかけます。「『今』の投資が『未来』を変える」「価値ある贅は、女は美しく輝かせる」という編集部による煽りコピーもさることながら、この特集の何がすごいって、冒頭3ページが丸々全部、著名人たちによる格言(?)なんですね。

「私にとっての贅沢は、人との出会いがすべて。――女優 黒木瞳」「“お気に入り”とともに時を重ね、風合いを慈しむこと。――タレント・女優 MEGUMI」「何年経ってもすぐに蘇る、鮮烈な記憶。――タレント・モデル 田丸麻紀」「ものじゃない、心や五感で感じること。――アーティスト 清川あさみ」「心から満ち足りること。例えばショコラを口に含んだ瞬間。――フリーアナウンサー 田中みな実」「生きていることが、もうすでに贅沢。――歌手・モデル・女優 土屋アンナ」……

 一体これらの格言(?)から何を受け取るのが正解なのか。白背景にこれらの格言(?)がオシャレに配置されたせいで、“ほぼ空白”という贅沢な構成の誌面を見つめながら、しばしフリーズしてしまいました。これまで、このレビューで、「GINGER」女子は頭でっかちなところのある優等生女子で、コスパ重視の現実主義な部分が強めと何度か指摘しましたが、突然こういった「考えるよりも感じろ!」方向へ極端に振り切った企画を入れ込んでくるんですよね。そりゃ、こんなに振れ幅が大きかったら、読者も何が自分の軸なのか、いつまでたっても確立できないだろうよと思ってしまいました。

 続いて「お気に入りのジュエリーがあれば、いつだって印象美人(ハート)」を見ていきましょう。カルバン・クラインのジュエリーを纏ったアラサーOLの香里奈が、4つのシーンを演じます。シーン1では「付き合って2年目」の彼氏とカフェデート。「会うだけでドキドキする気持ちはなくなってきたけれど、一緒にいるとホッとできる、大切な人。」とのことで、「GINGER」を読んでいて初めて「安定した彼氏」という存在が出てきたような気がします。前号の“恋愛LINE企画”では、中学生レベルのコミュニケーション力を露呈していた「GINGER」女子だっただけに一安心。「今年の誕生日に彼が選んでくれた、特別なジュエリー」を身に着け、ゆったりとしたニットスタイルで穏やかな休日を演出します。

 しかしシーン2では一転、ドレスアップして夜の街へ繰り出す香里奈。「もうアラサーだし、合コン相手に過度な期待を持ったりはしない(笑)」「メイクアップのお直しとエレガントなジュエリーは最低限の女のたしなみ。第一印象はいい方がいいし、男の人だって一緒にごはんを食べるなら、きれいな女性と食べたいよね?」と、いざ「合コン」へ! シーン1とのテンションの落差に面食らいますが、結婚前のアラサー女子にとっては、どちらの立場も経験し、共感できる恋愛あるあるシーンなのでしょう。もしくは彼氏がいたとしても、まだ結婚の話が出ていない段階では合コンくらい行く……という“アラサー女子あるある”なのかもしれませんが。

 シーン3では、大学時代の親友たちと「毎月恒例のおしゃれ女子会」へ。「チェックの目が厳しい女友達だからファッションにも手は抜けない!」と気合を入れて、めかしこむ香里奈。そして最後のシーン4では、オフィスで「デスクワーク」。「恋人の存在や将来の結婚も大事だけれど、同じくらい大切なのは、仕事の充実。」「結婚しても子供を産んでも、働き続けていたいと思っている。」と急に熱く語り出します。「だから職場環境や人間関係には人一倍敏感」だそうで、同性の先輩が「それ素敵ね」とほめてくれたジュエリーは、「私を“デキる女”に見せてくれるお守り」と締めくくります。

 彼氏、合コン相手、女友達、職場の同性の先輩……一緒に過ごす相手や場面に合わせて、コーディネートや見せる自分を適宜変えられる姿は確かに“印象美人”なのでしょう。もちろんTPOに合った服装はマナーですし、相手への最低限の気遣いは必要だと思いますが、「相手にどう見られるか」「相手にどう見られたいか」「こうした方が相手も喜ぶはず」という意識ばかりが強くなり、ややひとりよがりな印象も受けました。本人は気を使っているつもりなのかもしれませんが、冒頭の炎上記事同様、自意識過剰と思われても仕方ないかも!?

 最後に見ていくのは「幸せのカタチと、見つけ方」です。またしても冒頭2ページを使って、精神科医の名越康文氏から、「なりたい自分になるため」の「ネガティブな思考をプラスに変換する8つの思考」が羅列されています。「期待を半分にすることが、自分らしく過ごす第一歩」「ありのままを認めて自分目線で考えよう」「未来を考えるのはポジティブなときだけ!」「ひとりの時間こそが逆に孤独感を解放させる」「世間的な基準よりも納得できる道を選ぶ勇気を持って」などなど、まあ、どこかで一度は聞いたことのあるような紋切り型のアドバイスばかり。というか、「GINGER」女子たちが、最初から「1人の時間」を楽しめるようなタイプだったら、1人で映画だって余裕で楽しめますからね!

 次ページからは、著名人のインタビュー。女優の安達祐実は、脚光を浴びた子役時代から、女優へのステップアップに苦労した20代の時期を経て、現在、公私共に充実した日々を送っている自身の半生について語っています。「彼に出会って、私の人生すべてが変わった」「(夫と)出会うまでは、自分を労らず、今考えるとめちゃくちゃな生活をしていました」「美味しいものを誰かと一緒に食べることがこんなにも幸せなんだって人生で初めて気がついたんです」「今は主人にとって私がいる意味があれば、それでOKかなって思うようになりました」とのこと。確かに“幸せ”をつかんではいると思うのですが、それって結局は、良きパートナーと巡り合えたおかげ? それはもはや運なのでは? とついつい穿った見方もしてしまいます。

 書籍の表紙を担当するなど、イラストレーターとして活躍する松尾たいこさんは、30代でイラストレーターに転身。それまでは「人の意見に流されるタイプ」で、なんとなく「地元の会社に勤めて」いたそうですが、「すごく仕事ができる先輩が会社を辞めた」ときに、人生を真剣に考え直し、以前から好きだった絵を本格的に学びたいと学校に通い始めたそう。最後に登場するのは、オグシオの愛称で親しまれたバドミントンの元オリンピック選手で、現在はインストラクターや解説者、タレントとしても活動している小椋久美子さん。「現役引退後、どん底まで落ちた」時期もあったけれど、「ある人に“頑張る努力を放棄している”と言われて目が覚めました」と語ります。そこから活動を再開し、現在のキャリアを築くまでになったそう。

 3人に共通するのは、自分らしく生きられるようになったきっかけは、自分の中ではなく、他人の言動にあったということです。「ありのままの自分を肯定しよう」「自分を好きになろう」「自信を持とう」と言葉で言うのは簡単ですが、もしかするとそれって、自分1人で考えても解決しない問題なのかもしれません。「GINGER」女子たちに必要なのは、他人にどう見られているかを気にして自意識過剰になったり、逆に相手に喜んでもらおうという気持ちから周囲に気を使うことではなく、ただ他人の声に耳を傾けて対話をする、ということなのかもしれないな、と思いました。
(橘まり子)

SHINee・ジョンヒョンの遺書“全文公開→削除”の朝日新聞だけじゃない!? 日韓「自殺報道」の違いとは

 朝日新聞社は12月20日、自殺した韓国のアイドルグループSHINeeのジョンヒョンの遺書全文を掲載した「朝日新聞デジタル」の記事を削除したことについて、コメントを発表した。同社は、「自殺報道に関する社内ガイドラインに抵触していました」「世界保健機関(WHO)の『自殺予防 メディア関係者のための手引き』の趣旨に照らしても不適切と判断し、削除しました」などと綴っている。

 同社が遺書全文を掲載したことは、自殺を誘発する可能性があるなどと物議を醸しているが、韓国では、この悲報は日本以上にデリケートに扱われているようだ。

 韓国のテレビ局「SBS」は20日、「【取材ファイル】記事を掲載しない記者の弁明」と見出しを打った記事を発表。「死亡事件の当事者はメディアが無視できない有名人であり、社会的影響力を持った人だった」としながら、「18日に第1報を伝えたが、それ以上の報道は公益に合致しない」として、今後はこの件について報道しないことを編集会議で決定したと伝えている。「ファンや青少年たちに良くない影響を与える可能性があるとの判断」だそうだ。「SBS」のほかにも、「JTBC」と「MBC」などのテレビ局もジョンヒョンの自殺に関する報道自体を控えている。

 ただ、ジョンヒョンの死を大きく取り上げるメディアも少なからず存在する。韓国の中央自殺予防センターの関係者は、「新聞やテレビ局など伝統的なメディアは報道を自制しているが、一部のメディアやインターネット媒体は具体的な自殺方法や道具を細かく説明しており、葬儀場の様子まで中継している」として、報道がもたらす影響を憂慮している。

 媒体によって報道姿勢に大きな差があるわけだが、興味深いのは、日本の報道を疑問視するメディアがあることだ。

 韓国メディア「Insight」は、「故ジョンヒョン死亡のニュースで自殺した“韓国芸能人”をまとめて放送した日本」と見出しを打ち、『ビビット』(TBS系)が、19日の放送で女優チャン・ジャヨンや俳優パク・ヨンハの自殺にも触れたことについて、「ジョンヒョンが死亡したことを伝えながら、韓国のほかの芸能人にまで言及した日本のテレビには眉をひそめてしまう」と報じている。記事は、「この放送では、ジョンヒョンの悲報を“韓国芸能界の闇”とまで拡大した。さらには日本で人気を得ると韓国では非難を浴びるという、検証されてもいない内容を伝えもした」としながら、「国内のネット民たちは、ジョンヒョンの悲しいニュースにほかの韓国芸能人の死を付け加えることからして礼儀に反すると指摘している」と締めくくった。

 もっとも、韓国にも過去の韓国芸能人の自殺を振り返るメディアは少なくない。「【SHINeeジョンヒョン死亡】故パク・ヨンハ、イ・ウンジュなど突然大衆のそばを離れたスターたち」(スポーツQ)、「“故ジョンヒョン”を通じて見えた芸能人の“憂鬱な世界”」(読書新聞)、「故ジョンヒョンまでも…自ら人生を終わらせたやるせないスターたち」(YTN)といった具合だ。

 それだけ韓国芸能界の闇が深いということでもあるが、実際、韓国芸能人が置かれた環境については、さまざまな意見が上がっている。ジョンヒョンの自殺に関する記事のコメント欄には、「幼い頃から練習生として厳しく管理して若者を搾取し、年をとったら使えないと突き放すようなSMエンターテインメントとアイドル産業は滅びろ」「芸能プロダクションはお金に目がくらんで幼い子たちに落ち着いて考える時間も与えない。いつか罰が下るよ」「アイドルのケアが切実に求められていると思う」「ジョンヒョンがこんなに思い詰める前に事務所は関心を払うべきだっただろ!」「事務所は少なくとも謝罪の気持ちを表すべきなのでは?」といった声が寄せられている。

 いずれにしても、ジョンヒョンの死が大きな波紋を広げていることは間違いない。このニュースが新たな悲劇につながらないことを願うばかりだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・失神にパニック障害、拒食症…。韓国アイドルたちの健康が危ない
http://s-korea.jp/archives/9221?zo=1
・誕生秘話と苦難を乗り越えて掴んだ栄光…東方神起とSMエンターテインメントの“光と影”
http://s-korea.jp/archives/19261?zo=1

SHINee・ジョンヒョンの遺書“全文公開→削除”の朝日新聞だけじゃない!? 日韓「自殺報道」の違いとは

 朝日新聞社は12月20日、自殺した韓国のアイドルグループSHINeeのジョンヒョンの遺書全文を掲載した「朝日新聞デジタル」の記事を削除したことについて、コメントを発表した。同社は、「自殺報道に関する社内ガイドラインに抵触していました」「世界保健機関(WHO)の『自殺予防 メディア関係者のための手引き』の趣旨に照らしても不適切と判断し、削除しました」などと綴っている。

 同社が遺書全文を掲載したことは、自殺を誘発する可能性があるなどと物議を醸しているが、韓国では、この悲報は日本以上にデリケートに扱われているようだ。

 韓国のテレビ局「SBS」は20日、「【取材ファイル】記事を掲載しない記者の弁明」と見出しを打った記事を発表。「死亡事件の当事者はメディアが無視できない有名人であり、社会的影響力を持った人だった」としながら、「18日に第1報を伝えたが、それ以上の報道は公益に合致しない」として、今後はこの件について報道しないことを編集会議で決定したと伝えている。「ファンや青少年たちに良くない影響を与える可能性があるとの判断」だそうだ。「SBS」のほかにも、「JTBC」と「MBC」などのテレビ局もジョンヒョンの自殺に関する報道自体を控えている。

 ただ、ジョンヒョンの死を大きく取り上げるメディアも少なからず存在する。韓国の中央自殺予防センターの関係者は、「新聞やテレビ局など伝統的なメディアは報道を自制しているが、一部のメディアやインターネット媒体は具体的な自殺方法や道具を細かく説明しており、葬儀場の様子まで中継している」として、報道がもたらす影響を憂慮している。

 媒体によって報道姿勢に大きな差があるわけだが、興味深いのは、日本の報道を疑問視するメディアがあることだ。

 韓国メディア「Insight」は、「故ジョンヒョン死亡のニュースで自殺した“韓国芸能人”をまとめて放送した日本」と見出しを打ち、『ビビット』(TBS系)が、19日の放送で女優チャン・ジャヨンや俳優パク・ヨンハの自殺にも触れたことについて、「ジョンヒョンが死亡したことを伝えながら、韓国のほかの芸能人にまで言及した日本のテレビには眉をひそめてしまう」と報じている。記事は、「この放送では、ジョンヒョンの悲報を“韓国芸能界の闇”とまで拡大した。さらには日本で人気を得ると韓国では非難を浴びるという、検証されてもいない内容を伝えもした」としながら、「国内のネット民たちは、ジョンヒョンの悲しいニュースにほかの韓国芸能人の死を付け加えることからして礼儀に反すると指摘している」と締めくくった。

 もっとも、韓国にも過去の韓国芸能人の自殺を振り返るメディアは少なくない。「【SHINeeジョンヒョン死亡】故パク・ヨンハ、イ・ウンジュなど突然大衆のそばを離れたスターたち」(スポーツQ)、「“故ジョンヒョン”を通じて見えた芸能人の“憂鬱な世界”」(読書新聞)、「故ジョンヒョンまでも…自ら人生を終わらせたやるせないスターたち」(YTN)といった具合だ。

 それだけ韓国芸能界の闇が深いということでもあるが、実際、韓国芸能人が置かれた環境については、さまざまな意見が上がっている。ジョンヒョンの自殺に関する記事のコメント欄には、「幼い頃から練習生として厳しく管理して若者を搾取し、年をとったら使えないと突き放すようなSMエンターテインメントとアイドル産業は滅びろ」「芸能プロダクションはお金に目がくらんで幼い子たちに落ち着いて考える時間も与えない。いつか罰が下るよ」「アイドルのケアが切実に求められていると思う」「ジョンヒョンがこんなに思い詰める前に事務所は関心を払うべきだっただろ!」「事務所は少なくとも謝罪の気持ちを表すべきなのでは?」といった声が寄せられている。

 いずれにしても、ジョンヒョンの死が大きな波紋を広げていることは間違いない。このニュースが新たな悲劇につながらないことを願うばかりだ。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・失神にパニック障害、拒食症…。韓国アイドルたちの健康が危ない
http://s-korea.jp/archives/9221?zo=1
・誕生秘話と苦難を乗り越えて掴んだ栄光…東方神起とSMエンターテインメントの“光と影”
http://s-korea.jp/archives/19261?zo=1

関ジャニ∞・錦戸亮が、本格派ミステリーに挑戦!! 映画『羊の木』鑑賞券プレゼント

 2018年2月3日、映画『羊の木』が全国公開となります。本作の原作は、山上たつひこ×いがらしみきおの共同作『羊の木』(講談社)、監督は『桐島、部活やめるってよ』や『紙の月』で、さまざまな賞を受賞した吉田大八が務めるとのこと。出演者には、関ジャニ∞・錦戸亮、木村文乃、松田龍平、北村一輝をはじめとする、多くの人気派俳優が大集結しています! それでは、早速本編のあらすじをご紹介いたします。

 なんの変哲もない港町・魚深市に、ある日6人の男女が引っ越してきた。市の職員である月末一(錦戸亮)が、受入れ窓口を担当することになったのだが、彼らに対し、底知れぬ恐怖や違和感を覚える。実は、同時期に町に越してきたこの男女6人は、国家の極秘プロジェクトによって仮釈放された“元殺人犯”だったのだ。彼らが町に馴染んできたちょうどその頃、魚深市の港で死亡事故が発生。そしてこの事故を境に、町の日常は少しずつ狂い始めていく……。

 現実にはあり得ない話だと思っていても、本作のリアルさには背筋が凍る思いをすることでしょう。また、原作とは異なるオリジナルのエンディングが用意されているといううわさもチラホラあるだけに、原作ファンも見逃せませんよね!

 今回は、映画『羊の木』の鑑賞券を3名の方にプレゼントいたします。「錦戸くんの主演なら見ないわけないっしょ」と、錦戸の4年ぶりの主演映画に湧くファンの方はもちろん、「内容が気になる!」というミステリー好きな方も、皆さん奮ってご応募ください! お待ちしています。

※1月8日〆

ご応募はこちらから
カテゴリー: 未分類

関ジャニ∞・錦戸亮が、本格派ミステリーに挑戦!! 映画『羊の木』鑑賞券プレゼント

 2018年2月3日、映画『羊の木』が全国公開となります。本作の原作は、山上たつひこ×いがらしみきおの共同作『羊の木』(講談社)、監督は『桐島、部活やめるってよ』や『紙の月』で、さまざまな賞を受賞した吉田大八が務めるとのこと。出演者には、関ジャニ∞・錦戸亮、木村文乃、松田龍平、北村一輝をはじめとする、多くの人気派俳優が大集結しています! それでは、早速本編のあらすじをご紹介いたします。

 なんの変哲もない港町・魚深市に、ある日6人の男女が引っ越してきた。市の職員である月末一(錦戸亮)が、受入れ窓口を担当することになったのだが、彼らに対し、底知れぬ恐怖や違和感を覚える。実は、同時期に町に越してきたこの男女6人は、国家の極秘プロジェクトによって仮釈放された“元殺人犯”だったのだ。彼らが町に馴染んできたちょうどその頃、魚深市の港で死亡事故が発生。そしてこの事故を境に、町の日常は少しずつ狂い始めていく……。

 現実にはあり得ない話だと思っていても、本作のリアルさには背筋が凍る思いをすることでしょう。また、原作とは異なるオリジナルのエンディングが用意されているといううわさもチラホラあるだけに、原作ファンも見逃せませんよね!

 今回は、映画『羊の木』の鑑賞券を3名の方にプレゼントいたします。「錦戸くんの主演なら見ないわけないっしょ」と、錦戸の4年ぶりの主演映画に湧くファンの方はもちろん、「内容が気になる!」というミステリー好きな方も、皆さん奮ってご応募ください! お待ちしています。

※1月8日〆

ご応募はこちらから
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乃木坂46初の東京ドームライブの見切れ席グラフィティー

齢(よわい)67歳の週刊誌記者が突然アイドルにハマってしまった……余生を乃木坂46に捧げる!そんな覚悟で送る、オジサンのヲタ活ノススメ。

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「取れました!取れましたよ!」

 受話器から飛び出してきたK君のテンションの高い声。指定席の抽選3回全落ち後の最後のチャンスが指定席より条件が悪いとされる「見切れ席」と「音席」の申し込み。前回の記事で取り上げたステージサイドの音席とステージ真裏の音席。この席をめぐって、朝9時の申し込み開始からパソコンやスマホで申し込むのだが、1時間たってもサイトにつながらない状態だった。しかし、K君はスマホで見事にアクセスしチケットをゲットしたのだ。「見切れ席上等!」私は嬉しくて叫んでしまった。3期生の参加もあって、初めて全員で46人となったメンバーといっしょに「メンバーとファンが夢見た地」東京ドームに行ける。嬉しくてもう半泣き状態。

 当選日からライブまで怪我とかしないように赤信号で横断せず、不要不急の外出をせず、いつもにこにこと笑い指折り数えてその日を待った。そしてライブ初日の11月7日。後楽園の敷地に入るとメンバー全員の写真の垂れ幕が下がっており、ファンたちはひたすらそれを写メっている(もちろん私も同じ)。物販はと見ると長蛇の列で、この列に並べば最後、公演が始まってしまうので後ろ髪を引かれつつ断念。うろうろしていると別の場所に「グッズ売り場」という表示があり若い男女が並んでいる。なぜかここがすいていたので「ラッキー!」とばかり並んでいると、少しして担当者が出てくるや「刀剣乱舞のお客さま」と呼びかけるので倒れそうになった。ゲームが舞台になって刀剣ブームを起こしたあの作品だ。あわててその場から離れ、なんとかKさんと合流。2人が参加しているSNSのコミュニティの世話役が遠くから来ているのでご挨拶に行く。お礼を述べてから乃木坂46とライブの話で盛り上がる。初めて会う人だがメールのやりとりをしていたので、昔からの知り合いのように親密感がある。ライブの楽しみのひとつには、普段ネット上でしか交流のない仲間たちと実際に会うというイベントも含まれている。

 そして入場。ゲットしてもらった見切れ席はレフト側で、スコアボードの下にあるメインステージに向かって左側。ほぼステージと平行の位置なので正面は見えないが、センターステージとエンドステージ(バックネット側)はバッチリ俯瞰できる。今回はこの見切れからの風景を報告だ。どきどきしながら待ったライブ。メンバーによる注意事項のMCがスタートしてすでに場内が興奮し始めたとき、いきなりエンドステージに登って走りだした制服の集団、いつもと違う変わった登場だなと思いながら見ていると……。

 背丈も体型もバラバラ。しかも金髪の娘もいる。それどころか46人なんてものじゃない人影がどんどん増えていく。あっけにとられているとみんながメインステージに並んでメンバーといっしょになって踊り始める。「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL!東京ドーム公演」での1曲目は「制服のマネキン」でスタート。あとで聞いたら460人の女子高生だったとか。面白い企画ではある。

 ゲストたちがはけるとメンバーはメインステージから花道を駆けて、センターステージやエンドステージで初期の表題曲を中心に歌って踊る。ファンの歓喜のボルテージはすでに最高潮。おなじみ「ハウス!」のコールもドームで叫ぶとまた格別だ。曲によってセンターが替わると5万人の観客はいっせいにサイリウムカラーを変える。ずっと端まで眺めるとやはりドームはでかい。思えば私は屋根のない頃ここでマドンナを、屋根ができてからマイケル・ジャクソンやポール・マッカートニーのライブを観た。そんな伝説のアーティストたちが踏んだ舞台に今、乃木坂46がいる。マイケルにもポールにも負けない煌めきを携えている彼女たちのなんと誇らしいこと……。などと、ついつい感慨深くなってしまった。

さよならひめたん、さよならまりっか、ファンとの思い出は「不等号」

 グループがまだ今ほど有名でない頃、AKBとの交換留学生になって総選挙に参加した生駒里奈、知名度向上のためのティッシュ配りをして泣きそうになっていた彼女をメンバーが自発的に応援したこと、西野七瀬が初センターとなった「気づいたら片思い」のヒット祈願でマカオタワーのデッキから233mのバンジージャンプをしたこと、紅白の初出場が1年遅れたこと、まいまい、ななみんが卒業したこと、4月のアンダーライブでわずか12人ながら見事なパフォーマンスを見せてくれたことなど、ありとあらゆるエピソードが頭を駆けめぐり「脳内博覧会」になってしまった。そして今回、伊藤万理華と中元日芽香の最後の大きなライブが東京ドームだということは本当に切ない。

 いろんな思いを抱えていると、ライブ中盤でいきなりメンバーの名が一人ひとり呼ばれてエンドステージに登る。「このメンバー構成は?」と思っていると隣の席のK君が「アンダー経験者ですね」としみじみ。そうか、現在のアンダーメンバーとかつてのアンダーメンバーたち。まりっか(伊藤万理華)とひめたん(中元日芽香)がいる。そしてこのメンバーでの3曲目がひめたんセンターのアンダー曲「君は僕と会わない方がよかったのかな」。ひめたんは卒業しても妹のすず香のいるBABYMETALのライブにゲストで出ないかなとか無理なことばかり考えてしまう。ひめたんセンターの「不等号」の内容と同じく、2人と会えなくなるとファンの思いの熱量が強すぎ、まりっか、ひめたんとの思い出も不等号になってしまう。

 そんなことを考えているとライブはすでに後半。私の席からはステージの後ろ半分はよく見える。いつの間にかピアノが置かれていた。いくちゃん(生田絵梨花)が弾き始めたのは「君の名は希望」だ。それまでヲタコールや歓声で膨らみ切っていたドームが、水を打ったように静まりかえった。いくちゃんの「背中しか見えないが孤独な少年が心を癒される」というテーマが本当に心に沁みた。私が乃木坂46にハマったのもこの曲だった。私だけでなくそういう人は多いようだ。乃木坂にハマり、SNSで発信されるメンバーに背中を押されてドキドキしながらライブに行ったのもこの曲があったからだ。そしてしょっちゅう連絡を取り合い、一緒にライブに行く年下のすばらしい仲間たちもできた。今回ドームに来れなかった仲間のことを思うと胸が張り裂けそうになる。みんなのおかげで私は今年の乃木坂46の大きなライブに全部参加できた。この日ももし仲間が参加していたら、ライブ終わりに宴会をして喜びと感動を分かち合えたのに……。

フックと共にメンバーが天空へ

 そして「いつかできるから今日できる」でライブはいったん終了。見切れ席だからこそ見れたのがメンバーの天空への移動!一応ライブ終了というときにステージ裏の横の垂直のような階段をメンバーが登って行く。そして係員がメンバーのステージ衣装に高所作業に使うようなフックを付ける。順番を待つメンバーのうち何人かがステージ裏の「音席」のファンに手を振る。

 そうやって登った場所がドームで一番高い観客と同じ高さだった。メンバーも初めて見る高みからの景色に感激だろう。バックで流れたのが名曲「きっかけ」のインスツルメンタル版、この曲もやっぱり沁みる曲だ。翌日のライブではまりっかとひめたんが2人でこの曲を歌ったと知って、またしみじみ見たかったなあと思った。

 天空からドーム内の景色を眺めたあと、メンバーはステージ裏に降下してはけて行ったのだが、ここでも音席の一番前の通路をメンバーが通るという粋なはからいが。まっ黒なステージ裏で耐えたファンも大喜びだ。 

 そしてしばらく待っていよいよアンコール。最初の曲が「おいシャン」(おいでシャンプー)。乃木坂46の2曲目の表題曲だが、この曲ではフロントメンバーだった中田花奈しか推さないという意味の「ナカダカナシカ、ナカダカナシカ♪」というコールが久しぶりに聞けた。以前記事で紹介した75歳の乃木ヲタのIさんも、2日目に参加して中田コールが聞けてとても嬉しかったと言っていた。

 ライブ中、見切れ席から見えるステージ後列に立つメンバーの背中はまっすぐだった。そのまっすぐな背中があったから、約束の地まで来れたんだなあと思ってしまった。いつものライブでメンバーが乗るゴンドラも、東京ドーム仕様で王冠をあしらったものになったりとゴージャスだった。シンデレラたちは王宮へ上がったわけなのか。ありがとうメンバー!ありがとう仲間たち!心の中でそう叫んだ日は幸せと切なさの中で過ぎて行った。

土肥 真也
1948年生まれ。長年週刊誌記者として実用やエンタメなどの記事を取材・執筆。今も現役でウェブニュースなどの仕事をしている。ハードロック好きでツェッペリンやディープパープルの初来日ライブに行ったことが記憶の中の宝物。しかし、たまたま聴いた1曲で乃木坂46が降臨してしまう。以来座学で数年間乃木坂46を学ぶも、我慢できなくなり昨年初めてライブに参加して初めてサイリウムを振りまくった。その感動を週刊誌に寄稿、以来年下のファン仲間ができて楽しく一緒にライブに通っている。夢は家族席、女性席に次ぐシルバー席を用意してもらい死ぬまで乃木坂46のライブに通い続けること。

乃木坂46初の東京ドームライブの見切れ席グラフィティー

齢(よわい)67歳の週刊誌記者が突然アイドルにハマってしまった……余生を乃木坂46に捧げる!そんな覚悟で送る、オジサンのヲタ活ノススメ。

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「取れました!取れましたよ!」

 受話器から飛び出してきたK君のテンションの高い声。指定席の抽選3回全落ち後の最後のチャンスが指定席より条件が悪いとされる「見切れ席」と「音席」の申し込み。前回の記事で取り上げたステージサイドの音席とステージ真裏の音席。この席をめぐって、朝9時の申し込み開始からパソコンやスマホで申し込むのだが、1時間たってもサイトにつながらない状態だった。しかし、K君はスマホで見事にアクセスしチケットをゲットしたのだ。「見切れ席上等!」私は嬉しくて叫んでしまった。3期生の参加もあって、初めて全員で46人となったメンバーといっしょに「メンバーとファンが夢見た地」東京ドームに行ける。嬉しくてもう半泣き状態。

 当選日からライブまで怪我とかしないように赤信号で横断せず、不要不急の外出をせず、いつもにこにこと笑い指折り数えてその日を待った。そしてライブ初日の11月7日。後楽園の敷地に入るとメンバー全員の写真の垂れ幕が下がっており、ファンたちはひたすらそれを写メっている(もちろん私も同じ)。物販はと見ると長蛇の列で、この列に並べば最後、公演が始まってしまうので後ろ髪を引かれつつ断念。うろうろしていると別の場所に「グッズ売り場」という表示があり若い男女が並んでいる。なぜかここがすいていたので「ラッキー!」とばかり並んでいると、少しして担当者が出てくるや「刀剣乱舞のお客さま」と呼びかけるので倒れそうになった。ゲームが舞台になって刀剣ブームを起こしたあの作品だ。あわててその場から離れ、なんとかKさんと合流。2人が参加しているSNSのコミュニティの世話役が遠くから来ているのでご挨拶に行く。お礼を述べてから乃木坂46とライブの話で盛り上がる。初めて会う人だがメールのやりとりをしていたので、昔からの知り合いのように親密感がある。ライブの楽しみのひとつには、普段ネット上でしか交流のない仲間たちと実際に会うというイベントも含まれている。

 そして入場。ゲットしてもらった見切れ席はレフト側で、スコアボードの下にあるメインステージに向かって左側。ほぼステージと平行の位置なので正面は見えないが、センターステージとエンドステージ(バックネット側)はバッチリ俯瞰できる。今回はこの見切れからの風景を報告だ。どきどきしながら待ったライブ。メンバーによる注意事項のMCがスタートしてすでに場内が興奮し始めたとき、いきなりエンドステージに登って走りだした制服の集団、いつもと違う変わった登場だなと思いながら見ていると……。

 背丈も体型もバラバラ。しかも金髪の娘もいる。それどころか46人なんてものじゃない人影がどんどん増えていく。あっけにとられているとみんながメインステージに並んでメンバーといっしょになって踊り始める。「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017 FINAL!東京ドーム公演」での1曲目は「制服のマネキン」でスタート。あとで聞いたら460人の女子高生だったとか。面白い企画ではある。

 ゲストたちがはけるとメンバーはメインステージから花道を駆けて、センターステージやエンドステージで初期の表題曲を中心に歌って踊る。ファンの歓喜のボルテージはすでに最高潮。おなじみ「ハウス!」のコールもドームで叫ぶとまた格別だ。曲によってセンターが替わると5万人の観客はいっせいにサイリウムカラーを変える。ずっと端まで眺めるとやはりドームはでかい。思えば私は屋根のない頃ここでマドンナを、屋根ができてからマイケル・ジャクソンやポール・マッカートニーのライブを観た。そんな伝説のアーティストたちが踏んだ舞台に今、乃木坂46がいる。マイケルにもポールにも負けない煌めきを携えている彼女たちのなんと誇らしいこと……。などと、ついつい感慨深くなってしまった。

さよならひめたん、さよならまりっか、ファンとの思い出は「不等号」

 グループがまだ今ほど有名でない頃、AKBとの交換留学生になって総選挙に参加した生駒里奈、知名度向上のためのティッシュ配りをして泣きそうになっていた彼女をメンバーが自発的に応援したこと、西野七瀬が初センターとなった「気づいたら片思い」のヒット祈願でマカオタワーのデッキから233mのバンジージャンプをしたこと、紅白の初出場が1年遅れたこと、まいまい、ななみんが卒業したこと、4月のアンダーライブでわずか12人ながら見事なパフォーマンスを見せてくれたことなど、ありとあらゆるエピソードが頭を駆けめぐり「脳内博覧会」になってしまった。そして今回、伊藤万理華と中元日芽香の最後の大きなライブが東京ドームだということは本当に切ない。

 いろんな思いを抱えていると、ライブ中盤でいきなりメンバーの名が一人ひとり呼ばれてエンドステージに登る。「このメンバー構成は?」と思っていると隣の席のK君が「アンダー経験者ですね」としみじみ。そうか、現在のアンダーメンバーとかつてのアンダーメンバーたち。まりっか(伊藤万理華)とひめたん(中元日芽香)がいる。そしてこのメンバーでの3曲目がひめたんセンターのアンダー曲「君は僕と会わない方がよかったのかな」。ひめたんは卒業しても妹のすず香のいるBABYMETALのライブにゲストで出ないかなとか無理なことばかり考えてしまう。ひめたんセンターの「不等号」の内容と同じく、2人と会えなくなるとファンの思いの熱量が強すぎ、まりっか、ひめたんとの思い出も不等号になってしまう。

 そんなことを考えているとライブはすでに後半。私の席からはステージの後ろ半分はよく見える。いつの間にかピアノが置かれていた。いくちゃん(生田絵梨花)が弾き始めたのは「君の名は希望」だ。それまでヲタコールや歓声で膨らみ切っていたドームが、水を打ったように静まりかえった。いくちゃんの「背中しか見えないが孤独な少年が心を癒される」というテーマが本当に心に沁みた。私が乃木坂46にハマったのもこの曲だった。私だけでなくそういう人は多いようだ。乃木坂にハマり、SNSで発信されるメンバーに背中を押されてドキドキしながらライブに行ったのもこの曲があったからだ。そしてしょっちゅう連絡を取り合い、一緒にライブに行く年下のすばらしい仲間たちもできた。今回ドームに来れなかった仲間のことを思うと胸が張り裂けそうになる。みんなのおかげで私は今年の乃木坂46の大きなライブに全部参加できた。この日ももし仲間が参加していたら、ライブ終わりに宴会をして喜びと感動を分かち合えたのに……。

フックと共にメンバーが天空へ

 そして「いつかできるから今日できる」でライブはいったん終了。見切れ席だからこそ見れたのがメンバーの天空への移動!一応ライブ終了というときにステージ裏の横の垂直のような階段をメンバーが登って行く。そして係員がメンバーのステージ衣装に高所作業に使うようなフックを付ける。順番を待つメンバーのうち何人かがステージ裏の「音席」のファンに手を振る。

 そうやって登った場所がドームで一番高い観客と同じ高さだった。メンバーも初めて見る高みからの景色に感激だろう。バックで流れたのが名曲「きっかけ」のインスツルメンタル版、この曲もやっぱり沁みる曲だ。翌日のライブではまりっかとひめたんが2人でこの曲を歌ったと知って、またしみじみ見たかったなあと思った。

 天空からドーム内の景色を眺めたあと、メンバーはステージ裏に降下してはけて行ったのだが、ここでも音席の一番前の通路をメンバーが通るという粋なはからいが。まっ黒なステージ裏で耐えたファンも大喜びだ。 

 そしてしばらく待っていよいよアンコール。最初の曲が「おいシャン」(おいでシャンプー)。乃木坂46の2曲目の表題曲だが、この曲ではフロントメンバーだった中田花奈しか推さないという意味の「ナカダカナシカ、ナカダカナシカ♪」というコールが久しぶりに聞けた。以前記事で紹介した75歳の乃木ヲタのIさんも、2日目に参加して中田コールが聞けてとても嬉しかったと言っていた。

 ライブ中、見切れ席から見えるステージ後列に立つメンバーの背中はまっすぐだった。そのまっすぐな背中があったから、約束の地まで来れたんだなあと思ってしまった。いつものライブでメンバーが乗るゴンドラも、東京ドーム仕様で王冠をあしらったものになったりとゴージャスだった。シンデレラたちは王宮へ上がったわけなのか。ありがとうメンバー!ありがとう仲間たち!心の中でそう叫んだ日は幸せと切なさの中で過ぎて行った。

土肥 真也
1948年生まれ。長年週刊誌記者として実用やエンタメなどの記事を取材・執筆。今も現役でウェブニュースなどの仕事をしている。ハードロック好きでツェッペリンやディープパープルの初来日ライブに行ったことが記憶の中の宝物。しかし、たまたま聴いた1曲で乃木坂46が降臨してしまう。以来座学で数年間乃木坂46を学ぶも、我慢できなくなり昨年初めてライブに参加して初めてサイリウムを振りまくった。その感動を週刊誌に寄稿、以来年下のファン仲間ができて楽しく一緒にライブに通っている。夢は家族席、女性席に次ぐシルバー席を用意してもらい死ぬまで乃木坂46のライブに通い続けること。