「紙のマンガ本」がオワコンの時代に突入か……いま、出版業界に必要なのは“スピード感”

 マンガを紙の本で読む時代の終焉が、現実味を帯びているように見える。

 11月末、出版取次大手の日本出版販売(日販)、トーハンの中間決算で、紙のマンガ本離れが進んでいることが、より明確になってきた。

 日販ではコミックス部門の売上が前年同期比で12.7%減少。トーハンでは17.6%の減少となった。実に、2割近くが減ろうとしているわけである。

 トーハンの資料では「相次ぐ大物作品の完結に加え、電子コミックの市場拡大、Webマンガアプリの台頭で紙のマーケットの縮小傾向」が、下落の理由としている。

 もはや出版不況という言葉も当たり前になり、娯楽や情報の分野がWebへと移行していくことは変えられない道筋といえる。今年の年明けから200万部を割った「週刊少年ジャンプ」(集英社)が、一気に180万部台まで部数を減らしたことは、その象徴ともいえる。マンガ絡みで唯一明るい話題なのは「月刊flowers」(小学館)。同誌では今年になり、萩尾望都の『ポーの一族』新シリーズが連載開始。部数を大きく伸ばした。

 つまり、作品の力で部数を確保することが可能であることは明らか。けれども、これはあくまで例外である。

 出版科学研究所の発行する「出版月報」7月号に掲載された2017年上半期の分野別動向によれば、電子書籍市場は、伸びは鈍化したものの前年同期比で21.5%のプラスとなっている。ただ、伸びたとはいえ、まだ規模は小さく、販売金額は1,029億円に過ぎない。この内訳をみると、コミックが777億円。書籍(文字もの)が140億円。雑誌が112億円となっている。

「紙のマンガが電子書籍に食われているのは明らかです。今後も、紙のマンガは厳しくなるでしょう」

 そう話すのは、業界誌「出版ニュース」の清田義昭氏(出版ニュース社代表)。ただ、清田氏からは、こんな話も。

「ちょうど今年も出版業界の十大ニュースを決める時期なんです。それで、電子書籍の話題を何か入れようと思ったのですが、取り立てて大きな話題はないんですよね」

 このことは、紙から電子書籍への移行が、緩慢としか進んでいないことを示している。ここ数年の間に、無料で読むことのできるマンガアプリ、Web雑誌は膨大な数になった。紙の雑誌では売上が少ないからと、Webのみに移行する媒体もある。けれども、Webで連載した作品が単行本になったとき、紙・電子書籍を問わず購入しない読者、すなわち無料でないと読まない読者も増えてきているということだろう。

 こうした変化の中で、出版業界では、まだまだ現在の、取次に本を納品すれば、いったん支払いがあって、配本もしてくれて……という流通システムが続いてくれることを願う人々が多い印象だ。

 紙・電子書籍を問わず、いかに読者の手に届かせるか。そして、お金を払えばより価値のあるものを読むことができると、改めて気づかせる方法は何か。よりビジネスとしてのアイデアが求められる時代になっているように見える。

 筆者も長らく雑誌に記事を書き、年に数冊の単行本を上梓している。取材などで触れるほかの業界と比べて見えてくるのは、出版業界のスピード感のなさであろう。単行本など、ごく一部の「緊急出版」的なものを除けば、企画を立てて、編集者と「やりましょう」という話になってから、長い。「企画会議は来月です」といわれて1カ月くらい待つことはザラだ。

 このスピード感のなさは、問題ばかりではないとしても、やはり漫然としすぎている感は拭えない。いずれ進歩的な変革が起こったりするのだろうか。
(文=昼間たかし)

関ジャニ∞・錦戸亮の“私物&プラ写流出騒動”に「ジャニーズ関係者関与の可能性」!?

 関ジャニ∞・錦戸亮の私物とみられるアイテムやプライベート写真が流出し、騒ぎになっている。

 来年1月スタートのNHK大河ドラマ『西郷どん』に西郷隆盛の弟・従道(信吾)役で出演するほか、同2月には主演映画『羊の木』が公開される錦戸だが、今月上旬、錦戸の私物らしきアイテムがフリマアプリ「メルカリ」に複数、出品されたという。

「問題の出品物は、バラエティ番組『VS嵐』(フジテレビ系)の出演者に贈られることで知られる記念品(メンバーズカードとゲーム中の写真をパネルにしたもの)と、関ジャニ∞のコンサートで錦戸がかぶっていたという特注品のキャップ。それぞれ55万5,555円と61万2,000円という超高値で売りに出されており、“知人マネジャーから譲ってもらった”などの説明書きが。もし本物であれば、錦戸に近しい人物による裏切り行為の可能性もあるだけに、ファンも戸惑いを隠せません」(芸能記者)

 なお、現在は「メルカリ」内でこの出品物の確認はできず、買い手が付いたかどうかなどは不明。

 流出元について、ネット上では、ジャニーズ事務所を辞めた元マネジャー説や、元カノ説などがささやかれている。また、錦戸といえば、過去にキャバ通いの目撃情報が相次いでいることから、「仲良しのキャバ嬢から流れたのでは?」との声も。

 さらに、メルカリ騒動の直後、ネット上に錦戸のプライベート写真が12枚流出。テレビ局内のラグビー日本代表選手の控え室前で“五郎丸ポーズ”を取る錦戸の姿をはじめ、上半身裸でテニスのラケットを構える様子、香港のブルース・リー像の前でポーズを取ている様子などが確認でき、流出写真のほとんどがカメラ目線だ。

「写真を見る限り、流出経路にマネジャーなどのごく近しい関係者が絡んでいる可能性は高そう。『メルカリ』騒動と同時期なだけに、どうしても関連を疑ってしまいます。しかし、流出写真に、繁華街での乱痴気写真などが見られなかったのが救い。2014年に山下智久が器物損壊罪の疑いで書類送検された“スマホ窃盗事件”に関わっていたとされる錦戸ですが、今、何か事を起こせば、『西郷どん』の出演シーンが大幅に削られる可能性もありますから」(同)

 不可解な流出騒動が相次ぎ、ファンを心配させている錦戸。関係者による“逆恨み”などでなければいいが……。

私服情報や天然エピソード、Jr.時代の秘蔵写真まで! Kis-My-Ft2玉森裕太にズームイン!

 男らしいイケメンに見えて、実はおっとりほんわか癒し系男子! 
 人気シリーズ第2弾はKis-My-Ft2のセンター・玉森裕太をピックアップ! 
 Jr.時代の秘蔵フォトや私服情報も多数収録!

Contents
玉森裕太 バイオグラフィー・・・04
2008 年- 2010 年・・・06
2011年・・・20
2012 年・・・32
2013 年・・・44
2014 年・・・56
2015 年・・・68
2016 年・・・80
キュートなおバカ発言に胸キュン! 天然エピソード集!・・・86

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

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ネット騒然! “いい人”みやぞんの悪評は本当?「確かに挨拶には来なかったけれど……」

 目下大ブレーク中のANZEN漫才・みやぞんに悪評が浮上し、騒然となっている。とあるネットメディアが報じたもので、“いい人キャラ”で知られるみやぞんの裏の顔を暴露。いわく「共演者の楽屋には挨拶しない」「いつもダルそうにしている」「収録が終わると、椅子に座ってタバコをプカーっとふかしている」など。あの天然キャラは本当に仮面なのか?

 みやぞんと仕事で一緒になった芸能マネジャーが証言する。

「確かに楽屋には挨拶に来なかったですね。ただ、最近の芸能人の中には楽屋挨拶を嫌がる人もいる。うちもどちらかと言えば、そうですね。だから、特に気にしてはいません。現場入りする際は確かに疲れた感じでしたけど、スタッフにも気さくに挨拶するし、“悪い人”の印象は受けませんでした。強いて挙げるならば、タバコよりも携帯をよくイジっていたことくらいですかね。ただ、これも最近の芸人さんはみんなそうなので……」

 みやぞんは大人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に起用され、人気が爆発。“いい人キャラ”が定着し、今年のテレビ出演本数は370本にも上る。業界では今回の悪評は“みやぞん人気”を疎ましく思った勢力によるネガティブキャンペーンと見る向きもある。お笑い関係者の話。

「みやぞんのスケジュールは来年もびっしり埋まっており、テレビの制作会議でも、まず彼の名前が挙がる。当然、ライバル事務所としては、この状況は面白くない。芸人のなかには『人気なのはわかるけど、あれは芸人ではない』『何が面白いかわからない』と公然と批判する人もいます」

 ある意味、今回の悪評記事は、名実ともに売れっ子になった証明なのかもしれない。

ネット騒然! “いい人”みやぞんの悪評は本当?「確かに挨拶には来なかったけれど……」

 目下大ブレーク中のANZEN漫才・みやぞんに悪評が浮上し、騒然となっている。とあるネットメディアが報じたもので、“いい人キャラ”で知られるみやぞんの裏の顔を暴露。いわく「共演者の楽屋には挨拶しない」「いつもダルそうにしている」「収録が終わると、椅子に座ってタバコをプカーっとふかしている」など。あの天然キャラは本当に仮面なのか?

 みやぞんと仕事で一緒になった芸能マネジャーが証言する。

「確かに楽屋には挨拶に来なかったですね。ただ、最近の芸能人の中には楽屋挨拶を嫌がる人もいる。うちもどちらかと言えば、そうですね。だから、特に気にしてはいません。現場入りする際は確かに疲れた感じでしたけど、スタッフにも気さくに挨拶するし、“悪い人”の印象は受けませんでした。強いて挙げるならば、タバコよりも携帯をよくイジっていたことくらいですかね。ただ、これも最近の芸人さんはみんなそうなので……」

 みやぞんは大人気番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に起用され、人気が爆発。“いい人キャラ”が定着し、今年のテレビ出演本数は370本にも上る。業界では今回の悪評は“みやぞん人気”を疎ましく思った勢力によるネガティブキャンペーンと見る向きもある。お笑い関係者の話。

「みやぞんのスケジュールは来年もびっしり埋まっており、テレビの制作会議でも、まず彼の名前が挙がる。当然、ライバル事務所としては、この状況は面白くない。芸人のなかには『人気なのはわかるけど、あれは芸人ではない』『何が面白いかわからない』と公然と批判する人もいます」

 ある意味、今回の悪評記事は、名実ともに売れっ子になった証明なのかもしれない。

どう食えばいいんだ……サンドイッチなのにサンドできないサンドイッチ

 飽食から美食の時代に変わったニッポングルメ。ラーメン屋だってカレー屋だってパン屋だって、おいしくて当然! でも、舌だけじゃなくて目でも楽しめたら、もっとおいしくないか!? そんな変なグルメ、おもしろグルメを探訪する! B級グルメなんて恐れ多い。珍級グルメでお願いしますぅ~。

 パストラミビーフサンド頼んだのに、ぜ~んぜんサンドされてないんだよ~~!!

 しかもだよ、薄く削ぎ落とされた牛肉は半生で柔らかくて、頬張ると香ばしい燻製の香りが口の中いっぱいに漂うんだよ。これって、サンドイッチの領域じゃないよね。まるで高級料理だよ!

 それにパンも、レンガみたいに分厚いのに、赤ちゃんのお尻みたいにしっとりフッカフカ。香ばしいビーフとぴったりなんだよ。もう、写真撮ってるのによだれが口の中に溢れてたまらないよ!

 よだれをゴクッと飲み込んで肉をよけてみたら、ようやくサンドイッチっぽいのがあらわれたんだよね。

 それでもだよ、大きすぎて柔らかすぎて大盛りすぎて、片手で持つのもたいへ~ん! 両手で持ったらインスタに上げる写メも撮れね~し……。

 どうしようかと思ってコーヒー一口飲んで店内見回したらこれですよ。壁といい天井といい、絵とポスターだらけでメルヘンな雰囲気。どおりでお客さんは女子ばかり。オレの他にひとりだけいたおっさん客は、口のまわりをタマゴサラダだらけにしてるし……。

 そう、どうやらこの店、タマゴサンドも人気で、女子客さんのほとんどがタマゴサンドをパクついてるんだよ。あ~あ、オレもパストラミじゃなくてタマゴサンドにすればよかったかな~って思ったら、お持ち帰り用のがひとつだけ残ってるっていうんだよ。買ったよね。

 ってか、パストラミビーフサンドの方も一つは食べたけど、もう一つは食べきれなくて途方にくれてたら、優しい店員さんがお持ち帰り用のパックを持ってきてくれたんだよ。常連でもないのになんだよこの親切さは。横に置いてあるステープラーは、パックが開かないように止めるんだってさ。

 でさ、ウチに帰ってからタマゴサンド開けてみたらまたしてもこれだよ。パン、ほとんど見えねーし。

 で、うまいのかって? ったありめーだろ! 東銀座の歌舞伎座の裏っかわで35年間サンドイッチ作ってんだぞ。歌舞伎役者さんご用達だぞ。喫茶店なのにランチには行列ができるんだぞ。なのに、お持ち帰り用のタマゴサンドがたったの300円って信じられっか?

 もう、今後銀座でサンドイッチ食べたくなったらここ以外行かねーよ! 店主さん、「東京オリンピックまでガンバる」なんて言わねーで、その次の次の次のオリンピックまで頑張ってくれよな。

 パストラミビーフサンド&タマゴサンド、うもうございました……。

東銀座 喫茶アメリカン 「パストラミビーフサンド」600円

SNS映え  ☆☆☆!
味     ☆☆☆
雰囲気   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

どう食えばいいんだ……サンドイッチなのにサンドできないサンドイッチ

 飽食から美食の時代に変わったニッポングルメ。ラーメン屋だってカレー屋だってパン屋だって、おいしくて当然! でも、舌だけじゃなくて目でも楽しめたら、もっとおいしくないか!? そんな変なグルメ、おもしろグルメを探訪する! B級グルメなんて恐れ多い。珍級グルメでお願いしますぅ~。

 パストラミビーフサンド頼んだのに、ぜ~んぜんサンドされてないんだよ~~!!

 しかもだよ、薄く削ぎ落とされた牛肉は半生で柔らかくて、頬張ると香ばしい燻製の香りが口の中いっぱいに漂うんだよ。これって、サンドイッチの領域じゃないよね。まるで高級料理だよ!

 それにパンも、レンガみたいに分厚いのに、赤ちゃんのお尻みたいにしっとりフッカフカ。香ばしいビーフとぴったりなんだよ。もう、写真撮ってるのによだれが口の中に溢れてたまらないよ!

 よだれをゴクッと飲み込んで肉をよけてみたら、ようやくサンドイッチっぽいのがあらわれたんだよね。

 それでもだよ、大きすぎて柔らかすぎて大盛りすぎて、片手で持つのもたいへ~ん! 両手で持ったらインスタに上げる写メも撮れね~し……。

 どうしようかと思ってコーヒー一口飲んで店内見回したらこれですよ。壁といい天井といい、絵とポスターだらけでメルヘンな雰囲気。どおりでお客さんは女子ばかり。オレの他にひとりだけいたおっさん客は、口のまわりをタマゴサラダだらけにしてるし……。

 そう、どうやらこの店、タマゴサンドも人気で、女子客さんのほとんどがタマゴサンドをパクついてるんだよ。あ~あ、オレもパストラミじゃなくてタマゴサンドにすればよかったかな~って思ったら、お持ち帰り用のがひとつだけ残ってるっていうんだよ。買ったよね。

 ってか、パストラミビーフサンドの方も一つは食べたけど、もう一つは食べきれなくて途方にくれてたら、優しい店員さんがお持ち帰り用のパックを持ってきてくれたんだよ。常連でもないのになんだよこの親切さは。横に置いてあるステープラーは、パックが開かないように止めるんだってさ。

 でさ、ウチに帰ってからタマゴサンド開けてみたらまたしてもこれだよ。パン、ほとんど見えねーし。

 で、うまいのかって? ったありめーだろ! 東銀座の歌舞伎座の裏っかわで35年間サンドイッチ作ってんだぞ。歌舞伎役者さんご用達だぞ。喫茶店なのにランチには行列ができるんだぞ。なのに、お持ち帰り用のタマゴサンドがたったの300円って信じられっか?

 もう、今後銀座でサンドイッチ食べたくなったらここ以外行かねーよ! 店主さん、「東京オリンピックまでガンバる」なんて言わねーで、その次の次の次のオリンピックまで頑張ってくれよな。

 パストラミビーフサンド&タマゴサンド、うもうございました……。

東銀座 喫茶アメリカン 「パストラミビーフサンド」600円

SNS映え  ☆☆☆!
味     ☆☆☆
雰囲気   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

にゃんこスター・アンゴラ村長、大先輩・モモコへの発言に見る「自己中」「今どき」な思考回路

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「今日、ごはんに連れて行ってくださいって言おうと思いました」にゃんこスター・アンゴラ村長
『ナカイの窓』(日本テレビ系、12月6日)

 「感覚が違う」「新しい」という意味で、“今どき”だなと思う女性有名人が2人いる。

 1人目はフジテレビ・山崎夕貴アナウンサー。元横綱・日馬富士が幕内力士の貴ノ岩を暴行した原因は、「横綱・白鵬が貴ノ岩を説教中に、携帯をいじるという“非礼”がきっかけとなった」といわれているが、数年前に山崎アナも同じようなことをしている。

 オリコン主催の「好きな女性アナウンサー」にランクインするなど、フジテレビのエースとなりつつあった山崎を、石橋が鮨屋に連れて行った時のこと。山崎は、石橋と話している最中に携帯をいじった上に、かかってきた電話に断りも入れずに出たことを『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)で暴露されていた。「まいっちゃった」と石橋が自嘲気味に笑い、スタジオからも追従笑いが起きる。が、当の山崎アナは、笑うでも謝罪するわけでもなく、表情にも変化は見られなかった。

 石橋のような大物芸能人を前に、女子アナが非礼を働くというのは、フジテレビの一種のお家芸で、かつて木佐彩子アナがよくやっていた。帰国子女である木佐アナは、漢字や敬語が苦手だったがゆえの非礼なのだが、あくまでもカメラが回っている時なので、双方遺恨はない。

 しかし、プライベートは違う。食通で知られる石橋が、山崎のような人気アナウンサーを庶民的な店に連れて行くとは考えづらい。さらに言うと、大物の自覚がある石橋が、山崎アナと割り勘にすることはあり得ないだろう。業界の大物にご馳走してもらうのに、しかも、怒らせたら面倒くさそうな石橋相手にそりゃないだろうと思うが、こういう思考回路こそ“古い”のだと思う。

 「誘われたから、もしくは断りきれなかったから、鮨屋に行った」「だから、高い店だろうと安かろうと、私には関係ない」「電話に出たのは、仕事中ではないから」――山崎の“言い分”を勝手に想像すると、こんな感じなのではないか。

 石橋をはじめとした古い人は、「自分クラスのポジションの人間に誘われたら、うれしくてたまらないはず」と思っているものの、“今どきの人”にとって、上司や取引先は仕事中の人間関係であって、まるで会社の中の自販機のように、定時が過ぎたら用はないのではないだろうか。偉い人であろうと、そうでなかろうと、基本的に自分にしか興味ないのが“今どき”なのである。

 山崎アナの“今どき”感が最大限に発揮されたのが、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に、俳優・小泉孝太郎が出演した時のことである。孝太郎は言わずとしれた小泉純一郎元首相の子息だが、「家事は全部女性にやってほしい」と発言すると、山崎アナは「器の大きさがほしい」「私のカレは全部やってくれる」と反論していた。山崎アナの彼氏は、お笑い芸人・おばたのお兄さんで、売れている芸人とは言いがたい。総理大臣の息子の前で、売れない芸人を褒めることができるのも、“今どき”だと私は感じる。

 2人目の“今どき”の人。それが『キングオブコント2017』で、一躍、時の人となった、にゃんこスターのアンゴラ村長である。顔のパーツこそ違えど、大きく見開いた目と、口をとがらす仕草が、往年の広末涼子を思わせて女性の敵が多そうな印象を受ける。アンゴラ村長は23歳と若い分、“今どき”感が山崎アナより強いのだ。

 『ナカイの窓』(日本テレビ系)は、芸能人のトーク内容をもとに、専門家が「心理学的に〇〇な人」という診断をつける番組だが、12月6日放送の回は、いつもと趣向が異なり、ドッキリを敢行。心理学者が、ゲストのハイヒール・モモコを「威圧的なので、これからの時代、危ない人」と断言、ゲストMCの次長課長・河本準一、モモコがそれに反発するというヤラセのケンカを繰り広げ、平成生まれの女芸人(アンゴラ村長、ガンバレルーヤ、たまかつなな)が、どう対応するかで深層心理を見るという内容だった。

 たかまつは「先輩風を吹かしていると思ったことはない」、ガンバレルーヤは「番組前に、どんどん言いたいことを言っていいと言ってくださった」と、モモコが“してくれたこと”を披露し、モモコを擁護する。しかし、アンゴラ村長は「今日、ごはんに連れて行ってくださいって言おうと思いました」と、1人だけ“自分の気持ち”を話しているのである。

 おそらく「『ごはんに連れて行ってください』と言いたくなるほど、優しい先輩」と言いたかったのだと思うのだが、お笑いの世界でよく言われる「先輩が払う」システムからすると、食事に連れて行くメンバーを決めるのは、先輩(この場合、モモコ)であって、アンゴラ村長ではない。「先輩に食事に連れて行ってもらって、うれしい」という思考回路が旧式、「誘われたから、行っただけ」という思考回路が山崎式だとすると、アンゴラ村長はもっと進んで「優しい先輩だから、食事に行ってやってもいい」という、さらに進んだ“今どき”の思考回路といえるのではないだろうか。

 自分から食事をねだるのは、オトコ芸人には喜ばれるだろうが、共演回数の少ない同性の先輩だと図々しいと思われる可能性もある。しかし、後輩の頼みを断ると先輩の了見に関わるので、表向きは「いいよ、連れて行くよ」となるのが同性の怖いところである……が、書いているうちに気づいた。こういう人は、自分中心なので、怖さなんてまるで感じない。一発屋の気配濃厚だが、アンゴラ村長は案外生命力のある芸能人になりそうだ。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの

太川陽介、前代未聞“不倫サレ”会見の舞台裏――「いい夫アピール狙い」「ずる賢い」の評も

 太川陽介が12月14日、同日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、妻の藤吉久美子が不倫を報じられた件について記者会見を開いた。疑惑の渦中にある本人よりも先に、その夫が会見を行うのは異例の流れだが、関係者からは「“良い夫アピール”が仇にならないといいが……」と心配する声も聞かれる。

「文春」は、11月に藤吉がゲスト出演した宮崎県のイベント時、彼女がここ数年ドラマで世話になっているプロデューサー・A氏といるところをキャッチ。その夜、2人は同じホテルの同じフロアに宿泊した上、藤吉の部屋で翌朝まで一緒に過ごしていたという。

「この日以外にも、藤吉は夫不在の間にA氏のマンションを訪れるなど、逢瀬を重ねていたとか。プロデューサーとの不倫とのことで、世間には『藤吉が枕営業をしている』とも捉えられかねません。同誌の直撃取材に対して藤吉、A氏ともに不倫を否定しています」(スポーツ紙記者)

 藤吉は「文春」発売同日夜に会見を開くことが発表されている中、それに先駆け、なぜか不倫された側の太川が所属事務所内で会見を行い、注目を集めている。

「藤吉の会見はスケジュールの都合で夜になってしまったそうですが、その夫、つまり不倫の被害者が一足先に会見を開くなど、前代未聞です。太川も事前に『文春』の記者に直撃されており、その時は動揺していたものの、会見では明るい口調でマスコミに対応しました」(テレビ局関係者)

 太川は、藤吉から「疑われるような軽率な行動を取ってすみません」といった謝罪と、不倫はしていないという説明を受けたと明かした上で、「僕は信じる」と主張した。

「芸能人の謝罪や釈明といえば、最近ではFAXやブログで済ませることが多いですが、太川はあえて“昔ながら”の事務所内会見を設定した。この対応は、太川が好感度アップのために行った“アピール”とみて間違いないでしょう。マスコミ関係者の中には『ずる賢い』なんて評する人も少なくありません。ただ、太川は今回“良い夫”のスタンスを取っただけに、もし今後何かやらかせば、バッシングは藤吉の比ではないでしょうね」(同)」

 太川は妻に「これから大変だぞ」と言い聞かせたなどと話していたが、自身もまた慎重になった方が良さそうだ。