キラキラした青春(性春)に復讐してやりたい!! 捻れ曲がったピュアすぎる官能映画『青春夜話』

 1993年に刊行された『怪獣使いと少年』(宝島社)は、怪獣ブームを体験した世代の心を揺さぶる評論集だった。活字で組まれたタイムマシンに乗って、時間旅行に連れ出されたような高揚感を味わうことができた。『ウルトラマン』『ウルトラセブン』、そして『帰ってきたウルトラマン』(いずれもTBS系)といった1960~70年代の特撮ドラマや異形の怪獣たちに夢中になっていた少年時代を、大人の視点を交えた形で再体験させてくれた。『怪獣使いと少年』や『宮崎駿の〈世界〉』(筑摩書房)など、様々なサブカル系評論で知られる切通理作(きりどおし・りさく)氏だが、53歳にして映画監督デビューすることになった。キラキラした青春時代の思い出がない主人公たちが夜の高校に忍び込み、一夜限定でタイムトリップしようとする『青春夜話 Amazing Place』がその処女作である。

 評論集『怪獣使いと少年』が読者を少年時代へとタイムトリップさせてくれたように、映画『青春夜話』は主人公たちと共に観客を多感だった10代の頃へと連れ戻してくれる。しかも、大人の視点を交えた形で。老舗映画誌「キネマ旬報」で20年以上にわたって「ピンク映画時評」を連載している切通氏ゆえに、映画の中で疑似体験させてくれる青春時代はフェティシュなエロ描写満載となっている。切通監督は“怪獣使い”ならぬ“官能使い”として未知なる才能を発揮してみせた。

 

 主人公は20代後半の冴えないサラリーマン・喬(須森隆文)と4歳年下のやはりパッとしないOLの深琴(深琴)。路上に座り込んでいたホームレス(切通理作)へツバを吐く中年サラリーマン(川瀬陽太)に喬がカチンと来たことからひと揉めしているとき、自転車で通りかかった深琴は状況を察して初対面の喬を後ろに乗せてその場から逃げ出す。かなり地味めなボーイ・ミーツ・ガールの物語だ。

 お互いに表向きはおとなしいけど裏で毒づく性格で、酒を呑んでいるうちに意気投合する喬と深琴。同じ高校の出身だが、喬は4つ年上なのでスレ違いの青春を過ごしていたことが分かる。「見たかったなぁ、深琴さんのセーラー服姿」と控えめに盛り上がる2人。酔った勢いでラブホへ行って、ドンキあたりで買った制服を深琴に着せてJKプレイでもするのかなと思いきや、喬は深琴を夜の母校へと誘う。誰もいない校舎の中へと忍び込み、ロッカーにあったセーラー服、チアガール衣装、スクール水着を深琴に着せ、喬は青春時代に果たせなかった欲望の数々を叶えようとする。

 喬のド変態プレイに最初は引き気味だった深琴だったが、「キラキラした青春に復讐したい」という喬の想いには共感を覚える。喬と同様に、深琴も学校ではまるで目立たない生徒だった。華のない自分とは真逆の象徴であるチアリーダーのミニスカ衣装に着替え、夜の教室で踊り出す深琴。イケてなかったあの頃の喬と自分自身にエールを送るために。嫌っていたはずのキラキラした青春だが、羞恥プレイとして演じているうちに次第に気持ちよくなっていることに深琴は気づく。

 53歳にして、自身の脳内エロイメージを赤裸々に74分間の映像世界にしてみせた切通監督。初めての映画撮影に挑んだ切通監督をサポートしたのは製作総指揮の友松直之氏。『AI高感度センサー搭載 メイドロイド』のタイトルでDVD化された『老人とラブドール 私が初潮になった時…』(09)などピンク映画の監督として人気が高い。ピンク映画を専門に上映している上野オークラ劇場あたりで『青春夜話』を上映すれば、それこそアメージングに感じるシニア世代も多いのではないだろうか。本作を語る上で、撮影監督をつとめた黒木歩嬢の存在もはずせない。AV監督やミュージシャンとしても活躍中の才媛で、本作の喬と深琴のフェティッシュな官能場面を実にエロティックかつポップなものに撮り上げてみせている。

 

 普段は自分の意見を他人にはっきり言うことができない深琴だが、高校時代をリプレイしているうちに喬がずっと傍観者なままなことであることに不満を感じるようになる。深琴にばかり着替えさせ、喬はスーツ姿のままだ。「俺は見てるだけでいいんだ」「エッチをさせてくれる女の子は、男にとっては天使」と喬は言うが、それでは深琴の体を張ったトラウマ浄化体験は喬の性的欲求を満たすだけのマスネタ扱いではないか。柔和な性格の喬だが、深琴のことを生身の女としては見ていないことになる。

「タダマン野郎が一丁前に女の価値を評論してんじゃねぇ。この無銭飲食野郎!」

 ただでセックス、しかもコスプレセックスできたことを喜んでいるおめでたい喬に対して、深琴は自分と同じリングに上がってこいと挑発する。高校時代のイケてなかった暗い記憶、心の中にずっと溜め込んできたドス黒い欲望、性に対する無理解と異性への怒り……。様々な感情をぶつけ合いながら、喬と深琴はこの夜何度目かのセックスを交わす。いくつもの夢や感情が重なり合い、2人にとって忘れられない一夜となる。

 本作のヒロインである深琴が、「浦島太郎」の絵本を持った白髪のホームレスと出逢った際の台詞が印象的だ。「玉手箱って開けちゃったら、それまでですよね」。また、喬を相手に「玉手箱、開けないでくれって無理だよね。その前に年をとったらバカみたいだし」とも呟く深琴。評論家であり、映画監督として処女作を撮り上げた切通氏にとっては評論集を編むことも、映画を撮ることも、竜宮城の楽しい思い出がぎっしり詰まった玉手箱をこしらえるような行為であるらしい。この玉手箱を開けてしまえば懐かしい思い出と引き換えに、自分にとって少年時代や青春時代はもはや遠い過去になったことを痛感させられる。それでも、この玉手箱は開けずにはいられない。
(文=長野辰次)

『青春夜話 Amazing Place』

監督・脚本/切通理作 
製作総指揮/友松直之 撮影監督/黒木歩 撮影・照明/田宮健彦 美術/貝原クリス亮 録音・MA/石川二郎 編集/長田直樹、西村絵美、切通理作 音楽/KARAふる
出演/深琴、須森隆文、飯島大介、安部智凛、松井理子、友松直之、川瀬陽太、中沢健、櫻井拓也、石川雄也、黒木歩、衣緒菜、晴野未子、和田光沙、佐野和宏
配給/シネ☆マみれ 12月2日(土)より新宿K’s cinemaにてレイトショー公開
※ 初日舞台挨拶および期間中トークショーあり
http://seishunyawa.com

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ついに神木隆之介が「童貞」を認めた『刑事ゆがみ』小林隆が“老人”を演じるという恐怖

 泥臭い浪花節と本格推理が同居した井浦秀夫の原作コミックを、スタイリッシュに映像化して好評を集めつつ、視聴率はあんまりよくないドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)も第8話。今回の数字も6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、この良作には似合わない感じでした。

 ともあれ、いつものように振り返ってみましょう。

前回までのレビューはこちらから

 さて、毎回アバンタイトルで「今回はこういうお話ですよ~」と丁寧に教えてくれるこのドラマ。第8話は「高齢化社会」「身寄りのない独居老人」「お年寄りを狙った詐欺事件」といったあたりがテーマです。新米刑事・羽生くん(神木隆之介)にはまだ早い話題のようですが、独身アラフォー美魔女係長・菅能ちゃん(稲森いずみ)は、リアルに頭を抱えるしかありません。そして菅能ちゃんと同い年の弓神(浅野忠信)は、相変わらず何を考えてるのかわからない。お気に入りの競走馬が引退したとかで、悲嘆に暮れています。

 

■神木隆之介、ついに童貞を認める

 

 そんな弓神と羽生くんは、2人でキャバクラに。羽生くんはかわいいので、嬢たちにチヤホヤされて浮かれ気分です。その席に「ハタチどえーす!」とか言いながらやってきたのが、猿渡(市川由衣)というアラサー美人でした。

 どうやら弓神と猿渡は旧知の仲。猿渡は人懐っこい笑顔を浮かべながら、「施設にいる息子を迎えにいくためにお金をためている」「昼間の仕事を探している」と、実にポジティブな様子。帰り際には、羽生が童貞であることを知ると「かわいいんだけど!」と大喜び。

 これまで、ずっと「童貞じゃねえし!」と言い続けてきた羽生くんでしたが、ふにゃふにゃになってしまい「キスもしたことない」と、ついに自白。ごほうびなのか、猿渡からホッペにちゅーをいただきました。羽生くん、顔が真っ赤です。楽しい楽しい夜でした。

 その猿渡が、死にました。

 高級マンションの敷地内で転落死。手には180万円の現金が握られています。状況から見て、猿渡は前夜、4階の部屋に盗みに入り、ベランダから逃亡しようとして転落した可能性が高いんだそうです。

 

■今回は弓神が捜査に私情を挟む

 

 実は猿渡という女性は、かつて弓神が逮捕した窃盗犯でした。「透明人間」という異名を取るほどの凄腕の泥棒で、あちこちから奪った金は5年で1,000万円。それは、16歳で家族を失った少女に残された、唯一の生きる術だったのだそうです。

 しかし、そんな猿渡も子どもを産んでからは改心して足を洗い、シングルマザーとして真面目に生きていました。しかし弓神が猿渡の泥棒時代の証拠をつかんでしまい、投獄されたことで母子は離れ離れになってしまったのです。

 弓神は息子とも交流があり、猿渡との関係も前述の通り。どうしても猿渡が再び盗みに手を染めたとは思えない弓神は「事故死、事件性なし」の報告書提出を拒否し、単独捜査を続けます。羽生くんに「目を覚ましてくださいよ」とたしなめられて、「目を覚ますのはおまえの方だろ、前科持ちじゃなかったら、もっとまともに捜査してるだろ」と声を荒らげる弓神の表情は、これまでには見られないものでした。いよいよ刑事・弓神が本格化してきたということです。

 このドラマでは、「客観的な捜査と刑事個人の私情」というテーマが繰り返し語られています。1~4話までは主に羽生くんがその板挟みになって苦悩し、前回は菅能ちゃんが親友の死に心を揺さぶられる様が描かれました。佳境に入った第8話で、いよいよ真打ち登場というわけです。ドラマがクライマックスに向かって動き出したというドライブ感を覚える、計算された設計です。

 

■加害者と被害者は、巧みに入れ替わる

 

 一方、盗みに入られたのは、このマンションの住人・沼田(小林隆)。銀行を定年退職した沼田は、身寄りこそないものの、高級マンションに暮らす、お金持ちのおじいちゃん。今回の件では180万円のお金も戻ったことから被害届を出さないと言います。見るからに善人ですが(何しろ小林隆だし)、金庫に2,000万円もの現金を入れているなど怪しい点も。

 ちなみにこの2,000万円は弓神が金庫を覗き込んで発覚したものですが、当然、ピッキングか何かして勝手に開けたのでしょう。もう弓神がそういうことを勝手にやってるという段取りすら映さない。視聴者を信用した、潔い省略です。

 ところで、アバンによれば今回は「独居老人が詐欺に遭う話」でした。泥棒に遭う話じゃなかったよなーと思っているところで、「近所で老人狙いの振り込め詐欺が頻発しています」という情報が放り込まれ、この猿渡の死と振り込め詐欺事件が複雑に絡まり合い、加害者と被害者を巧みに入れ替えながら事件の解決に至ります。例によって、面白いのでFODとかTVerでどうぞ。

 

■「犯人の掘り下げ」には、今回も力が入っています

 

 このドラマの最大の魅力は、なんといっても犯人が犯行に至った背景や犯行動機の掘り下げにあります。

 今回も、子どものために真面目に生きようとした元窃盗犯、そして、仕事のために真面目に生きてきただけだった元銀行員の悲しみが切々と、大真面目に語られました。

 ホントに、真面目に脚本作ってるなーと毎度思うんです。以前にもこのレビューで書きましたが、事件の謎と解決は今回もゆるい部分はあります。でも、「これを言うんだ」「今だから、この話なんだ」という強い意思、創作意識はびんびんに伝わってくる。『刑事ゆがみ』のスタッフは、実に気持ちのいい仕事をしていると思います。

 

■羽生くんの成長、もしくは“弓神化”について

 

 今回、もっとも印象的だったのは、羽生くんが取り調べで犯人に自白を迫る場面でした。

 羽生くんの取り調べシーンは、特にドラマ前半で繰り返し登場しています。先入観にとらわれ、目の前の人間を犯人と決め付け、まるで刑事ドラマのモノマネみたいに机をバンバン叩きながら言質を取ろうとし、ヒマがあれば「自白 誘引方法 心理戦」でググったりもしていました。幼稚であり、その幼稚さがチャームポイントでもあったのが羽生くんという刑事だったのです。

 今回、キャバクラで警察バッジを見せびらかすなどの幼稚さを残しながらも、捜査や取り調べでは弓神の影響を受けて明らかに成長している様を見せつけました。県警の指示に背いて弓神の違法捜査に協力することも、もう厭わなくなっています。回を重ねるにつれて“バディ”の関係性にも変化が表れている。残り2話、正直、楽しみでしょうがないといったところです。

 

■余談

 

 ところで、今回の“仕事人間”沼田の告白には、まったく共感できませんでした。定年退職した独居老人の苦悩は、よく練られたものだったとは思うんですが、やっぱり頭で考えたお話だな、という印象だったんです。第2話の喪女や前回のインスタ映え女のような、作家自身の当事者性が反映されている(ように見える)物語に比べると、迫ってくるものが少し弱かったかなと。

 そう思ったんですが、この文章を書きながら、もしかしたらあんまり素直に受け取りたくなかったのかもしれないと思い直したんです。何しろ私自身も独居老人まっしぐらですし、まだまだ“頼りない中年”くらいの役が似合うと思っていた小林隆が「お爺ちゃん」に配役されている。その分だけ、私にも年月が流れている。そういう現実、迫りくる老後が、直視できなかったのかもしれません。えーと、何この余談。

(文=どらまっ子AKIちゃん)

ついに神木隆之介が「童貞」を認めた『刑事ゆがみ』小林隆が“老人”を演じるという恐怖

 泥臭い浪花節と本格推理が同居した井浦秀夫の原作コミックを、スタイリッシュに映像化して好評を集めつつ、視聴率はあんまりよくないドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)も第8話。今回の数字も6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、この良作には似合わない感じでした。

 ともあれ、いつものように振り返ってみましょう。

前回までのレビューはこちらから

 さて、毎回アバンタイトルで「今回はこういうお話ですよ~」と丁寧に教えてくれるこのドラマ。第8話は「高齢化社会」「身寄りのない独居老人」「お年寄りを狙った詐欺事件」といったあたりがテーマです。新米刑事・羽生くん(神木隆之介)にはまだ早い話題のようですが、独身アラフォー美魔女係長・菅能ちゃん(稲森いずみ)は、リアルに頭を抱えるしかありません。そして菅能ちゃんと同い年の弓神(浅野忠信)は、相変わらず何を考えてるのかわからない。お気に入りの競走馬が引退したとかで、悲嘆に暮れています。

 

■神木隆之介、ついに童貞を認める

 

 そんな弓神と羽生くんは、2人でキャバクラに。羽生くんはかわいいので、嬢たちにチヤホヤされて浮かれ気分です。その席に「ハタチどえーす!」とか言いながらやってきたのが、猿渡(市川由衣)というアラサー美人でした。

 どうやら弓神と猿渡は旧知の仲。猿渡は人懐っこい笑顔を浮かべながら、「施設にいる息子を迎えにいくためにお金をためている」「昼間の仕事を探している」と、実にポジティブな様子。帰り際には、羽生が童貞であることを知ると「かわいいんだけど!」と大喜び。

 これまで、ずっと「童貞じゃねえし!」と言い続けてきた羽生くんでしたが、ふにゃふにゃになってしまい「キスもしたことない」と、ついに自白。ごほうびなのか、猿渡からホッペにちゅーをいただきました。羽生くん、顔が真っ赤です。楽しい楽しい夜でした。

 その猿渡が、死にました。

 高級マンションの敷地内で転落死。手には180万円の現金が握られています。状況から見て、猿渡は前夜、4階の部屋に盗みに入り、ベランダから逃亡しようとして転落した可能性が高いんだそうです。

 

■今回は弓神が捜査に私情を挟む

 

 実は猿渡という女性は、かつて弓神が逮捕した窃盗犯でした。「透明人間」という異名を取るほどの凄腕の泥棒で、あちこちから奪った金は5年で1,000万円。それは、16歳で家族を失った少女に残された、唯一の生きる術だったのだそうです。

 しかし、そんな猿渡も子どもを産んでからは改心して足を洗い、シングルマザーとして真面目に生きていました。しかし弓神が猿渡の泥棒時代の証拠をつかんでしまい、投獄されたことで母子は離れ離れになってしまったのです。

 弓神は息子とも交流があり、猿渡との関係も前述の通り。どうしても猿渡が再び盗みに手を染めたとは思えない弓神は「事故死、事件性なし」の報告書提出を拒否し、単独捜査を続けます。羽生くんに「目を覚ましてくださいよ」とたしなめられて、「目を覚ますのはおまえの方だろ、前科持ちじゃなかったら、もっとまともに捜査してるだろ」と声を荒らげる弓神の表情は、これまでには見られないものでした。いよいよ刑事・弓神が本格化してきたということです。

 このドラマでは、「客観的な捜査と刑事個人の私情」というテーマが繰り返し語られています。1~4話までは主に羽生くんがその板挟みになって苦悩し、前回は菅能ちゃんが親友の死に心を揺さぶられる様が描かれました。佳境に入った第8話で、いよいよ真打ち登場というわけです。ドラマがクライマックスに向かって動き出したというドライブ感を覚える、計算された設計です。

 

■加害者と被害者は、巧みに入れ替わる

 

 一方、盗みに入られたのは、このマンションの住人・沼田(小林隆)。銀行を定年退職した沼田は、身寄りこそないものの、高級マンションに暮らす、お金持ちのおじいちゃん。今回の件では180万円のお金も戻ったことから被害届を出さないと言います。見るからに善人ですが(何しろ小林隆だし)、金庫に2,000万円もの現金を入れているなど怪しい点も。

 ちなみにこの2,000万円は弓神が金庫を覗き込んで発覚したものですが、当然、ピッキングか何かして勝手に開けたのでしょう。もう弓神がそういうことを勝手にやってるという段取りすら映さない。視聴者を信用した、潔い省略です。

 ところで、アバンによれば今回は「独居老人が詐欺に遭う話」でした。泥棒に遭う話じゃなかったよなーと思っているところで、「近所で老人狙いの振り込め詐欺が頻発しています」という情報が放り込まれ、この猿渡の死と振り込め詐欺事件が複雑に絡まり合い、加害者と被害者を巧みに入れ替えながら事件の解決に至ります。例によって、面白いのでFODとかTVerでどうぞ。

 

■「犯人の掘り下げ」には、今回も力が入っています

 

 このドラマの最大の魅力は、なんといっても犯人が犯行に至った背景や犯行動機の掘り下げにあります。

 今回も、子どものために真面目に生きようとした元窃盗犯、そして、仕事のために真面目に生きてきただけだった元銀行員の悲しみが切々と、大真面目に語られました。

 ホントに、真面目に脚本作ってるなーと毎度思うんです。以前にもこのレビューで書きましたが、事件の謎と解決は今回もゆるい部分はあります。でも、「これを言うんだ」「今だから、この話なんだ」という強い意思、創作意識はびんびんに伝わってくる。『刑事ゆがみ』のスタッフは、実に気持ちのいい仕事をしていると思います。

 

■羽生くんの成長、もしくは“弓神化”について

 

 今回、もっとも印象的だったのは、羽生くんが取り調べで犯人に自白を迫る場面でした。

 羽生くんの取り調べシーンは、特にドラマ前半で繰り返し登場しています。先入観にとらわれ、目の前の人間を犯人と決め付け、まるで刑事ドラマのモノマネみたいに机をバンバン叩きながら言質を取ろうとし、ヒマがあれば「自白 誘引方法 心理戦」でググったりもしていました。幼稚であり、その幼稚さがチャームポイントでもあったのが羽生くんという刑事だったのです。

 今回、キャバクラで警察バッジを見せびらかすなどの幼稚さを残しながらも、捜査や取り調べでは弓神の影響を受けて明らかに成長している様を見せつけました。県警の指示に背いて弓神の違法捜査に協力することも、もう厭わなくなっています。回を重ねるにつれて“バディ”の関係性にも変化が表れている。残り2話、正直、楽しみでしょうがないといったところです。

 

■余談

 

 ところで、今回の“仕事人間”沼田の告白には、まったく共感できませんでした。定年退職した独居老人の苦悩は、よく練られたものだったとは思うんですが、やっぱり頭で考えたお話だな、という印象だったんです。第2話の喪女や前回のインスタ映え女のような、作家自身の当事者性が反映されている(ように見える)物語に比べると、迫ってくるものが少し弱かったかなと。

 そう思ったんですが、この文章を書きながら、もしかしたらあんまり素直に受け取りたくなかったのかもしれないと思い直したんです。何しろ私自身も独居老人まっしぐらですし、まだまだ“頼りない中年”くらいの役が似合うと思っていた小林隆が「お爺ちゃん」に配役されている。その分だけ、私にも年月が流れている。そういう現実、迫りくる老後が、直視できなかったのかもしれません。えーと、何この余談。

(文=どらまっ子AKIちゃん)

“ジャニーズ忖度”が浮き彫りに……民放キー局の露骨すぎる「元SMAP退所組外し」は、いったいいつまで続く?

 今月初旬にAbemaTVで放送された『72時間ホンネテレビ』が大きな話題を呼んだ、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。番組は大成功を収め、次々と新たな活動が発表されていますが、その裏で、ジャニーズ事務所の圧力とテレビ局の忖度ぶりが日に日に浮き彫りになってきました。

 先月27日に行われた日本テレビの定例会見では、『ホンネテレビ』について大久保好男社長が「いろいろな受け止め方がある。私としては、特にコメントすることはない」とバッサリ。また、福田博之編成局長は「香取さんが『全日本仮装大賞』に出演することのみ決定している。他はない」とコメント。その他民放キー局も、3人の起用にはなかなか踏み切れないでいる状況です。

 各局の露骨すぎる「元SMAP外し」は、いったいいつまで続くのやら……。
 
 それでは、詳しいランキングを見ていきましょう!

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『スッキリ』加藤浩次も「なんだよ、それ」とブチ切れ!? 民放が元SMAP退所組を“徹底排除”
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2位
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今頃ヒヤヒヤしてるかも

3位
“レジェンド”萩本欽一にタレント生命の危機!? ジャニーズ共演NG、映画大爆死も「日本テレビのせいで……」
今度の仮装大賞で挽回できるか

4位
フジ新ドラマ『FINAL CUT』から「元SMAP・草なぎ剛が外された!?」、民放ドラマ起用は絶望的か
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 今月初旬にAbemaTVで放送された『72時間ホンネテレビ』が大きな話題を呼んだ、元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。番組は大成功を収め、次々と新たな活動が発表されていますが、その裏で、ジャニーズ事務所の圧力とテレビ局の忖度ぶりが日に日に浮き彫りになってきました。

 先月27日に行われた日本テレビの定例会見では、『ホンネテレビ』について大久保好男社長が「いろいろな受け止め方がある。私としては、特にコメントすることはない」とバッサリ。また、福田博之編成局長は「香取さんが『全日本仮装大賞』に出演することのみ決定している。他はない」とコメント。その他民放キー局も、3人の起用にはなかなか踏み切れないでいる状況です。

 各局の露骨すぎる「元SMAP外し」は、いったいいつまで続くのやら……。
 
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3位
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日馬富士引退会見、テレ朝『報ステ』富川悠太アナに声を荒らげた伊勢ヶ浜親方の思い
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自称「半端な勘違い野郎」が雌伏2年──“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、新作小説『熱帯夜』への思いを激白!
渾身の一作

脱げる女優・佐々木心音×AV女優・紗倉まな「女の子たちが、絶対通る道」を語る──
人気AV女優の処女作が映画に

日馬富士引退会見の裏にあるものと、貴乃花親方の「鬼退治」計画

――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!

◎北野映画か!
 日馬富士引退会見。親方も本人もあれ、反省はしてないよな。伝わってくるのは、「何でこんなことで引退しなきゃなんないんだよーーーーッ!」の血の叫びのみ。だから親方はキレるし、日馬富士はケガさせた相手に「これからはちゃんと生きろ」。捨て台詞か。

 これで幕引きにしたい協会に反して、「本当は何があったのか」を、警察だけでなく、裁判の席でも露わにする計画があると報道されている貴乃花親方。うーむ。協会に巣くう鬼退治の姿勢は買う。買うんだけどさ。皆そう思ってるんだけどさ。やり方がさ。……クセが強いんじゃあ!

 しかし、相撲協会理事会前のあの画ヅラはすごかった。六角理事長の向かいに貴乃花親方。誰があの席順考えた。作家いるだろ。臨界点を超えた緊張感の中、心の目で睨み合う男たち。これから壮絶な戦いが始まる。……アウトレイジ・スモウド。

◎パンドラの箱?
 見るたび涙する人続出の、Amazonプライム「おばあちゃんをバイクの後ろに乗せる孫」のCM。あのラストの一瞬の表情がもうね。わあああーん。おばあちゃーんッ! そんなあのおばあちゃんが、セコムのCMにも登場。こっちは特に即涙って作りではないのだが。見た人は皆「あッ、あのおばあちゃんだ!」と気づくはず。

 日本中のおばあちゃんノスタルジーを、突然1人で背負う形になった彼女。2作続けてってことは、「女優」だったんだね。……何かこれ以上知りたくないっつーか、ノスタルジーが壊されるっつーか。「今話題の、あのおばあちゃんは誰!」って、今後バラエティとかに引っ張り出されそうでヤだ。「毎日味噌汁にコラーゲンを入れて、撮影前には酵素風呂に入ります」とか、素の情報を知りたくない。

 アイドルと同じくらい、いや、それ以上に、あのおばあちゃんにはイメージを大切にしてほしいのだ。郷愁キープ! ノスタルジー死守! そのためには『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に呼ばないでぇぇぇ!

◎日朝ホットライン?
 「満足に大満足だ!」かぁ。なんか気持ちが伝わってくるという点では、コピーとして秀逸な気もするが。「飲み放題コースが時間無制限なんて、満足に大満足だ!」って、忘年会ではやったりして。ミサイル打ち上げて言われても困るのであるが。もうアメリカ全土に届くし、水爆も積めるのかぁ。困るなぁ。

 しかし、ここの国がこういうの打ち上げる時って、必ず森友・加計問題で安倍晋三首相がキュウキュウにやられている時と重なるんである。「証拠なんにもないよ。だって捨てちゃったんだもーん」「ふざけんなー!」「ちゅどーん!」で一旦休題に。毎回これだ。

 「あ、もしもし? オレだけど。うん。またいつものやつヨロシク。あー、そっかー、新製品なのかー。どうだろうなー。スレスレかなー。まーしょうがないなー。え? ああ、トラさんは平気平気。あれツイッターのネタ探しだから。え? ロケットマンだけど俺は小さくないって? うーん。どうだろ。個人の感想だからねぇ。ま、一応伝えとくわ。プーさんとシューさんはそっちでヨロね。あと、あんまカリブの海賊みたいな船よこさないでよぉ。ここんとこ毎日でしょ。大変なんだからあれ。え? マツタケ? 今年はもういいかな。それは猪木っちにあげて。またビットコインでいいのかな。あ、領収書はいいいい。じゃーね。国会で眠いからもう寝るねー。うん、ありがと。そっちも風邪気をつけてねー。ばいばーい」。……ってなやりとりがありそうで怖い。いや、あったら怖くないのか。いや違うか。怖いか。とにかく、こんな奴らに国を任せられんってことだけは確かだ。

今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。

カップル質問もツーショットもNG!? にゃんこスター交際発表後の初イベントが不自然すぎ!

 10月1日放送の『キングオブコント2017』(TBS系)で準優勝し、一気に全国区での知名度を獲得したスーパー3助とアンゴラ村長の男女お笑いコンビ・にゃんこスター。そのわずか9日後、スポーツニッポンのインタビューで恋人関係であることを告白し、賛否両論を巻き起こした。

 そんな2人が11月30日、交際発表後、初の公の場となる「ワイモバイル」新商品発表会イベントに登場。しかし、現場では誰も2人の交際に触れる者がいないという、不思議な光景が繰り広げられていたという。

「発表後初ということもあってか芸能記者も多く集まり、囲み取材まである会見でした。しかし、誰も交際の進展具合を聞く者はなく、どうも、カップルという扱いをやめてほしいという申し入れがあったとかなかったとかで、“マスコミ忖度”が働いていたようです」(ワイドショー関係者)

 また、2人の“カップル感”を出さないためか、こんな演出も。

「イベント、囲み取材を通して、スーパー3助とアンゴラ村長が隣に並ばない配置になっており、常に間に、桐谷美玲と斎藤工が入っていました。ちゃんとしたツーショットが欲しいカメラマンたちからは不満が漏れる始末で、『2人を並べるのはNG』という指示が事務所から出ているのかと思いたくなるようなものでした」(同)

 イベントでは、新CMも公開。斎藤がスーパー3助に扮して、にゃんこスターのネタの縄跳びをするものもあったというが、この話の際にも不自然な光景が。

「携帯のイベントということもあって、斎藤に“乗り換え”はどうかという話が振られたんです。するとアンゴラ村長が、『乗り換えますみたいなことを言ったら、いろんな人から、いろんなところから……刺激される気がします』と、大した話でもないのに、かなり言葉を選んでいました。あれだけ大々的に発表したにもかかわらず、交際についてはかなりナーバスな扱いのようですね」(同)

 なお、スーパー3助が今年のことを漢字1字で表してほしいと求められた際に「『んなアホな』と、収まりきらないことを言ってました」(同)とか。まさに、集まった記者たちにとって“んなアホな”と言いたくなるようなイベントだったのかもしれない。

カップル質問もツーショットもNG!? にゃんこスター交際発表後の初イベントが不自然すぎ!

 10月1日放送の『キングオブコント2017』(TBS系)で準優勝し、一気に全国区での知名度を獲得したスーパー3助とアンゴラ村長の男女お笑いコンビ・にゃんこスター。そのわずか9日後、スポーツニッポンのインタビューで恋人関係であることを告白し、賛否両論を巻き起こした。

 そんな2人が11月30日、交際発表後、初の公の場となる「ワイモバイル」新商品発表会イベントに登場。しかし、現場では誰も2人の交際に触れる者がいないという、不思議な光景が繰り広げられていたという。

「発表後初ということもあってか芸能記者も多く集まり、囲み取材まである会見でした。しかし、誰も交際の進展具合を聞く者はなく、どうも、カップルという扱いをやめてほしいという申し入れがあったとかなかったとかで、“マスコミ忖度”が働いていたようです」(ワイドショー関係者)

 また、2人の“カップル感”を出さないためか、こんな演出も。

「イベント、囲み取材を通して、スーパー3助とアンゴラ村長が隣に並ばない配置になっており、常に間に、桐谷美玲と斎藤工が入っていました。ちゃんとしたツーショットが欲しいカメラマンたちからは不満が漏れる始末で、『2人を並べるのはNG』という指示が事務所から出ているのかと思いたくなるようなものでした」(同)

 イベントでは、新CMも公開。斎藤がスーパー3助に扮して、にゃんこスターのネタの縄跳びをするものもあったというが、この話の際にも不自然な光景が。

「携帯のイベントということもあって、斎藤に“乗り換え”はどうかという話が振られたんです。するとアンゴラ村長が、『乗り換えますみたいなことを言ったら、いろんな人から、いろんなところから……刺激される気がします』と、大した話でもないのに、かなり言葉を選んでいました。あれだけ大々的に発表したにもかかわらず、交際についてはかなりナーバスな扱いのようですね」(同)

 なお、スーパー3助が今年のことを漢字1字で表してほしいと求められた際に「『んなアホな』と、収まりきらないことを言ってました」(同)とか。まさに、集まった記者たちにとって“んなアホな”と言いたくなるようなイベントだったのかもしれない。

クリトリスの平均サイズってどれくらい? 長さや大きさ、サイズ別に最適な愛撫&体位方法ありまーす!

 男性の「亀頭」部分だと言われいるほど、女性の敏感な部位「クリトリス」(以下、クリ)。「自分のクリは大きい」と悩んでいる女性の声をよく聞きますが、自分以外のクリを見ることがほとんどないであろう女性は、誰と比較しているんでしょう。比べようがなくないですか。

 個人的には……、膣のイラストや膣を象ったアートなどを見てもクリは“ポチッ”と描かれていることが多い気がするんですよね。そのせいかな? 男性のペニス同様、クリも勃起して膨張するわけですが、クリが勃起している描写は見る機会がない(エロマンガでは描かれてるんでしょうが、まあマンガですからね、絵ですよ、絵)。ゆえに男女ともに「クリは小さなもの」と思い込んでいる方が多いのかもしれない、と感じました。

 ◎クリトリスの平均サイズは?
 とはいえ、クリの平均サイズは気になるところ。日本人女性のクリの長さの平均は3~4cm・直径の平均は5~7mmと言われています。あくまでも平均ですし、男性のペニス(亀頭)が様々な形があるように、顔も体型もみんな違うように、クリだってみ~んな違います。平均より小さかろうが大きかろうが個性ですから、気にすることは一切ありません。

▼ちんこ分類あれこれ~ペニスのタイプは千差万別!

 ここはひとつ「小さすぎる」「大きすぎる」と悩むのではなく、自分のクリのサイズやタイプを知ることでより気持ちいいオナニーやセックスに繋がると思います。では! 「包皮の長さ」「クリの大きさ」別にどんな愛撫(刺激)や体位が感じやすいのか研究してみましょう!

◎包皮の長さ(平均3~4cmを基準)
◆包皮短め

 3cm以下の短め包皮の場合、クリの一部が露出してることが多いので、オナニーやセックスはもちろん日常でも、たとえばパンツがこすることがあったりと、クリへの摩擦が慣れていることもあります。そのため、シャワーを利用したオナニーや、指や舌をで顔を出しているクリへの刺激が快感を得やすいと思います。セックス体位は、密着感が高く押し当てることで刺激が感じられる「座位」や「騎乗位」がオススメ!

◆包皮長め

 5cm以上の包皮に覆われている場合は、普段から(勃起時も)クリ全体が包皮内部“収納”にされていることが多い状態。普段、皮を剥いたオナニーで刺激に慣れている女性以外は、皮を剥くと痛みを感じてしまいます。皮の上から指で揉んだり、皮を上下に動かして愛撫します。セックス体位は、恥骨同士をくっつけて振動がクリまで伝わりやすい「正常位」や「寝バック」で、挿入しながら指で刺激を与えるのもイイです!

▼ペニスのサイズよりも「恥骨」をくっつけること!! 思わず中イキしちゃうセックスのコツ 

◎クリトリスの大きさ(平均5~7mmを基準)
◆小さなクリ

 直径が5ミリ以下の小さめクリは、皮の上からの刺激は弱すぎる可能性もあるます。しっかり剥いて露出させながら舌先で刺激を与えたり、片手の親指で皮を持ち上げるように剥いてから、一方の人差し指か中指でクリを(触れる程度で速いスピードで)こすってみるのも、ゾクゾクした刺激を与えられるかもしれません。セックス体位は、こすりつけるには最適な「松葉崩し」を推奨します!

▼ポルチオまで届く体位「松葉くずし」! 中イキポイントは「角度」

◆大きなクリ

 直径が7ミリ以上の大きめクリの場合、弱い刺激でも十分に全体に刺激が伝わりやすい方が多いかと思います。指やアダルトグッズなどを使用すると、強い刺激が伝わりすぎて痛いので、舌先を使って愛撫するというより、唇で軽く吸ったり、濡れた状態で亀頭で撫でたりしましょう。セックス体位は、強すぎる刺激を避けるためにも、女性主導で動きやすい「騎乗位」がいいと思います。

 刺激が強い愛撫方法でも、オナニーもセックス時に愛撫してもらう時も、まずは包皮の上から優しく丁寧に触ってからはじめる(はじめてもらう)ようにしましょう。

▼クリトリスが快感を覚えるまでの丁寧な3ステップ

 包皮短めでも、クリが大きくても、皮を剥いてダイレクトにクリを愛撫されるよりも、皮の上から刺激されたほうが気持ちいい! という女性も多数いますよね。クリを露出した愛撫は「強烈な快感」だと思っている方もいるようですが、「強烈な痛み」と感じる方もいるでしょう。

 オナニーで見つけた、自分のクリにピッタリの力加減や愛撫方法を相手に伝えること、セックス時にはほどよくクリを刺激できる体位を一緒に探してみてはいかがですか?

※デリケートな部分ですので、必ず濡らした指やペニスで愛撫するようにしてください。