計算づくのマリアージュ『ちらし鮨みたいなまぜ麺』

 

 飽食から美食の時代に変わったニッポン。ラーメン屋だってカレー屋だってパン屋だって、おいしくて当然! でも、舌だけじゃなくて目でも楽しめたら、もっとおいしくないか!? そんな変なグルメ、おもしろグルメを探訪する! B級グルメなんて恐れ多い。珍級グルメでいいですぅ~。

 

 

 湘南にも近い藤沢で、美味しいと評判のラーメン店に、変わり種ラーメンがあるらしい。そう聞けば、名物の「しらす」を何かしらアレンジしているかと思うだろう。だが、目の前に着丼したのは、今まで見たことも聞いたこともないラーメンだった!

「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」って、最近元気のない某芸人は言ってたけど、これはナニ麺に入るのだろうか?

 店構えからして「ザ・寿司屋」という雰囲気の店に入ると、店内にはL字型のカウンターと小上がりが。もはや、元寿司店というのは明らかで、以前、カウンターの上にあったであろうガラスのネタケースは、モザイクタイルと白木のカウンターにリニューアルされている。

 グルメな方なら、看板メニューの鮮魚出汁や鶏出汁のラーメンを頼むのだろうが、この企画はそっちじゃない。小さな券売機で買ったのは、「ちらし麺・竹」のチケットだった。果たしてどんなユニークラーメンが現れるのか……。

 

 

 ま、おおよその見当はついてましたよ。だって、「ちらし麺」てくらいだから。

 にしても、いくら元寿司屋だからって、「中華麺とのマリアージュはどうなの?」ってのが正直な感想だ。

「よく混ぜて食べてください」

 店主にそう言われ、普通のラーメンならまずはスープからズズッと行くところ、何が入っているのか具材の調査から開始した。

 最初に目に入ったのは、半分に切られた煮玉子。半熟よりは固めだ。

 

 その下にあるのは白ゴマの乗った細切りの油揚げ。だし汁が染みている。

 

 その下には、鮮やかなオレンジ色に染まった、とびっこが。

 

 そして、9時の方向にたっぷり盛られているのは、マグロの中落ち。こりゃうまそうだ。その他、つくねにネギ、海藻が乗っかっているその下にあったのは……、

 

 しらすでも酢飯でもなく、ちゃんと中華麺が隠れていた。

 綺麗に盛り付けられた麺を、店主が言う通り、丼の下にあるタレを持ち上げるように、よく混ぜ、混ぜ、混ぜると、中落ちもとびっこも海苔も一緒くたに麺に絡まってくる。

 

 

「これって、果たしてうまいのか?」

 中落ちは中落ち、麺は麺で食べた方が良かったかもと一瞬後悔した。しかし、創作者の意思を尊重して、ひと箸口に運んでみると……。

「あれ、おいしいじゃん」

 ピーナツの香り漂うオイルと、甘くてしょっぱくて少し酸っぱい絶妙なタレが麺と具材といい感じに混ざり合い、かなりうまいのだ!

「このマリアージュ、失敗じゃね?」

 と思っていたが、結果、大成功。冷やし中華とも違う、和風の魚介まぜ麺で、特に、麺に絡みついたとびっこの食感がバツグン! コリコリカリカリと奥歯から軽やかな音楽が聞こえてくるようだ。

「松」にはその日次第で刺身やホタテが入るようだが、筆者は竹で十分、ちらし麺は楽しめると感じた。次回はぜひ、企画は抜きにして温かいラーメンを食べに来てみたい。ちらし麺、うもうございました。

 

藤沢 鮮魚鶏出汁麺 沢むら 「ちらし麺 竹」900円

SNS映え  ☆☆
味     ☆☆☆
雰囲気   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

計算づくのマリアージュ『ちらし鮨みたいなまぜ麺』

 

 飽食から美食の時代に変わったニッポン。ラーメン屋だってカレー屋だってパン屋だって、おいしくて当然! でも、舌だけじゃなくて目でも楽しめたら、もっとおいしくないか!? そんな変なグルメ、おもしろグルメを探訪する! B級グルメなんて恐れ多い。珍級グルメでいいですぅ~。

 

 

 湘南にも近い藤沢で、美味しいと評判のラーメン店に、変わり種ラーメンがあるらしい。そう聞けば、名物の「しらす」を何かしらアレンジしているかと思うだろう。だが、目の前に着丼したのは、今まで見たことも聞いたこともないラーメンだった!

「ラーメン、つけ麺、僕イケメン」って、最近元気のない某芸人は言ってたけど、これはナニ麺に入るのだろうか?

 店構えからして「ザ・寿司屋」という雰囲気の店に入ると、店内にはL字型のカウンターと小上がりが。もはや、元寿司店というのは明らかで、以前、カウンターの上にあったであろうガラスのネタケースは、モザイクタイルと白木のカウンターにリニューアルされている。

 グルメな方なら、看板メニューの鮮魚出汁や鶏出汁のラーメンを頼むのだろうが、この企画はそっちじゃない。小さな券売機で買ったのは、「ちらし麺・竹」のチケットだった。果たしてどんなユニークラーメンが現れるのか……。

 

 

 ま、おおよその見当はついてましたよ。だって、「ちらし麺」てくらいだから。

 にしても、いくら元寿司屋だからって、「中華麺とのマリアージュはどうなの?」ってのが正直な感想だ。

「よく混ぜて食べてください」

 店主にそう言われ、普通のラーメンならまずはスープからズズッと行くところ、何が入っているのか具材の調査から開始した。

 最初に目に入ったのは、半分に切られた煮玉子。半熟よりは固めだ。

 

 その下にあるのは白ゴマの乗った細切りの油揚げ。だし汁が染みている。

 

 その下には、鮮やかなオレンジ色に染まった、とびっこが。

 

 そして、9時の方向にたっぷり盛られているのは、マグロの中落ち。こりゃうまそうだ。その他、つくねにネギ、海藻が乗っかっているその下にあったのは……、

 

 しらすでも酢飯でもなく、ちゃんと中華麺が隠れていた。

 綺麗に盛り付けられた麺を、店主が言う通り、丼の下にあるタレを持ち上げるように、よく混ぜ、混ぜ、混ぜると、中落ちもとびっこも海苔も一緒くたに麺に絡まってくる。

 

 

「これって、果たしてうまいのか?」

 中落ちは中落ち、麺は麺で食べた方が良かったかもと一瞬後悔した。しかし、創作者の意思を尊重して、ひと箸口に運んでみると……。

「あれ、おいしいじゃん」

 ピーナツの香り漂うオイルと、甘くてしょっぱくて少し酸っぱい絶妙なタレが麺と具材といい感じに混ざり合い、かなりうまいのだ!

「このマリアージュ、失敗じゃね?」

 と思っていたが、結果、大成功。冷やし中華とも違う、和風の魚介まぜ麺で、特に、麺に絡みついたとびっこの食感がバツグン! コリコリカリカリと奥歯から軽やかな音楽が聞こえてくるようだ。

「松」にはその日次第で刺身やホタテが入るようだが、筆者は竹で十分、ちらし麺は楽しめると感じた。次回はぜひ、企画は抜きにして温かいラーメンを食べに来てみたい。ちらし麺、うもうございました。

 

藤沢 鮮魚鶏出汁麺 沢むら 「ちらし麺 竹」900円

SNS映え  ☆☆
味     ☆☆☆
雰囲気   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

日テレ・綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』まんまか

 綾瀬はるか主演のアクションホームコメディ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。29日放送の第9話の平均視聴率は、前回から1.2ポイントアップの13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第5話の14.5%に次ぐ高視聴率となりました。

 前回、展開のとっぴさに全くついていけなかった筆者ですが(前回のレビュー)、体の柔軟性を生かした綾瀬のアクションシーンには大満足。今回は、どんなあっと驚く展開で次回の最終回につなげてくれるのでしょうか? あらすじを振り返ります。

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/奥様は、取り扱い注意

■初回ぶりのワクワク!

 結婚生活の息苦しさから、啓輔(石黒賢)と結婚したことを後悔する優里(広末涼子)。そのせいで、合コンで知り合った青年・安西(小関裕太)とデートを繰り返してしまいます。

 そんな中、近所の主婦・浦辺(中村映里子)が自宅で自殺。どうやら、優里に安西をあてがった謎の男・横溝(玉山鉄二)の組織にはめられ、娼婦をやらされていたっぽいです。

 一方、主婦の菜美(綾瀬)は、夫の勇輝(西島秀俊)から海外に赴任することを告げられ、「一緒にドイツに行かないか?」と誘われます。

 翌日、特殊工作員時代の仕事仲間でハッカーの小雪(西尾まり)に、勇輝の身辺調査を依頼する菜美。後日、小雪は電話で「怪しいところは見つからなかった」と伝えるも、その隣にはなぜか小雪に睨みを利かせる勇輝の姿が。さらに、勇輝は会社のパソコンから、菜美の動きを監視しており、怪しさ満点です。

 また、京子(本田翼)は、「今日も残業」のはずの夫・渉(中尾明慶)が、浮気相手とラブホテルに入っていく様子を目撃。夫婦関係をやり直すため、後日、渉に「もう残業はやめて」と詰め寄るも、逃げようとする渉。しかし、義母の良枝(銀粉蝶)が「家をおろそかにする男は、この家から出て行く。この家のしきたりなの」とピシャリ。渉は家を出て行き、京子は「帰ってこなかったらどうしよう」と不安を募らせます。

 その頃、安西に別れを告げることを決意した優里は、安西が指定したレストランへ。しかし、安西から「好きです」と迫られ、そのまま白昼堂々、テーブルの上でチョメチョメ。この店、店員いないのかしら……。

 翌日、優里が安西に改めて別れを切り出そうとすると、そこへ横溝が登場。昨日の情事を隠しカメラで撮影していたことを告げ、家庭を壊したくなければ体を売れと迫ります。

 ラストは、菜美が小雪をスーパーの女子トイレに呼び出し、「本当のことを教えて」と勇輝の本性を聞き出そうとして、第9話は終了です。

■映画『Mr.&Mrs. スミス』のパロディー?

 先の見えない展開が続き、アクションシーンもゼロ。最終回への橋渡し的な回でしたが、そこには初回で味わったワクワク感が! この煽りを見せられて「最終回だけ見ない」というトンマはそうそういないでしょうから、ずばり、次回の視聴率爆上げは間違いないでしょう!

 また、最後の「愛する人との対決のときが、近づいてきていた」というナレーションから、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』的な“家庭内ドンパチ”が繰り広げられる!? 確か『Mr.&Mrs. スミス』は、お互いが別組織の暗殺者であることを知った夫婦が殺し合いを繰り広げた後、結局、2人は結託。愛が復活し、結婚生活を再開するんでしたよね。

 まあ、第3話では、菜美が「お仕置きするわよ!」と『Mr.&Mrs. スミス』のアンジェリーナ・ジョリーのキメゼリフをまんま言ったりもしてましたし。同作について、「綾瀬と西島に豪邸でドンパチさせたい!」という制作サイドの一心だけで作られたドラマだったと考えれば、中盤のダルダルな中だるみが納得できる気がしてきました。第5話、第6話あたりなんて、ほんと雑だったもの……。

 というわけで、次回はいよいよ最終回。綾瀬と西島がイメージキャラクターを務めるパナソニックの高級家電たちは、壮大な夫婦ゲンカに耐えられるでしょうか? 次回が待ち遠しいですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

日テレ・綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』まんまか

 綾瀬はるか主演のアクションホームコメディ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。29日放送の第9話の平均視聴率は、前回から1.2ポイントアップの13.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第5話の14.5%に次ぐ高視聴率となりました。

 前回、展開のとっぴさに全くついていけなかった筆者ですが(前回のレビュー)、体の柔軟性を生かした綾瀬のアクションシーンには大満足。今回は、どんなあっと驚く展開で次回の最終回につなげてくれるのでしょうか? あらすじを振り返ります。

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/奥様は、取り扱い注意

■初回ぶりのワクワク!

 結婚生活の息苦しさから、啓輔(石黒賢)と結婚したことを後悔する優里(広末涼子)。そのせいで、合コンで知り合った青年・安西(小関裕太)とデートを繰り返してしまいます。

 そんな中、近所の主婦・浦辺(中村映里子)が自宅で自殺。どうやら、優里に安西をあてがった謎の男・横溝(玉山鉄二)の組織にはめられ、娼婦をやらされていたっぽいです。

 一方、主婦の菜美(綾瀬)は、夫の勇輝(西島秀俊)から海外に赴任することを告げられ、「一緒にドイツに行かないか?」と誘われます。

 翌日、特殊工作員時代の仕事仲間でハッカーの小雪(西尾まり)に、勇輝の身辺調査を依頼する菜美。後日、小雪は電話で「怪しいところは見つからなかった」と伝えるも、その隣にはなぜか小雪に睨みを利かせる勇輝の姿が。さらに、勇輝は会社のパソコンから、菜美の動きを監視しており、怪しさ満点です。

 また、京子(本田翼)は、「今日も残業」のはずの夫・渉(中尾明慶)が、浮気相手とラブホテルに入っていく様子を目撃。夫婦関係をやり直すため、後日、渉に「もう残業はやめて」と詰め寄るも、逃げようとする渉。しかし、義母の良枝(銀粉蝶)が「家をおろそかにする男は、この家から出て行く。この家のしきたりなの」とピシャリ。渉は家を出て行き、京子は「帰ってこなかったらどうしよう」と不安を募らせます。

 その頃、安西に別れを告げることを決意した優里は、安西が指定したレストランへ。しかし、安西から「好きです」と迫られ、そのまま白昼堂々、テーブルの上でチョメチョメ。この店、店員いないのかしら……。

 翌日、優里が安西に改めて別れを切り出そうとすると、そこへ横溝が登場。昨日の情事を隠しカメラで撮影していたことを告げ、家庭を壊したくなければ体を売れと迫ります。

 ラストは、菜美が小雪をスーパーの女子トイレに呼び出し、「本当のことを教えて」と勇輝の本性を聞き出そうとして、第9話は終了です。

■映画『Mr.&Mrs. スミス』のパロディー?

 先の見えない展開が続き、アクションシーンもゼロ。最終回への橋渡し的な回でしたが、そこには初回で味わったワクワク感が! この煽りを見せられて「最終回だけ見ない」というトンマはそうそういないでしょうから、ずばり、次回の視聴率爆上げは間違いないでしょう!

 また、最後の「愛する人との対決のときが、近づいてきていた」というナレーションから、最終回は映画『Mr.&Mrs. スミス』的な“家庭内ドンパチ”が繰り広げられる!? 確か『Mr.&Mrs. スミス』は、お互いが別組織の暗殺者であることを知った夫婦が殺し合いを繰り広げた後、結局、2人は結託。愛が復活し、結婚生活を再開するんでしたよね。

 まあ、第3話では、菜美が「お仕置きするわよ!」と『Mr.&Mrs. スミス』のアンジェリーナ・ジョリーのキメゼリフをまんま言ったりもしてましたし。同作について、「綾瀬と西島に豪邸でドンパチさせたい!」という制作サイドの一心だけで作られたドラマだったと考えれば、中盤のダルダルな中だるみが納得できる気がしてきました。第5話、第6話あたりなんて、ほんと雑だったもの……。

 というわけで、次回はいよいよ最終回。綾瀬と西島がイメージキャラクターを務めるパナソニックの高級家電たちは、壮大な夫婦ゲンカに耐えられるでしょうか? 次回が待ち遠しいですね!
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

教科書の用語半減案は、歴史オタの危機だ! むしろ……もっと詳しく掲載してくれ!!

 坂本龍馬もロベスピエールも、教科書から消滅してしまう? 高校の日本史B・世界史B教科書に収録する用語の半減案が注目を集めている。

 現行では最大で3,800語ある用語を半分に減らそうというものだ。この案で「必要なし」として例示されている中には、坂本龍馬のような超有名人も。坂本龍馬といえば、歴史上欠かせない人物のはず。いったい、どういう理由があるというのだ。

 この提案は、教員などでつくられる高大連携歴史教育研究会が「高等学校教科書および大学入試における歴史系用語精選の提案(第一次)」として発表したもの。

 ここで示された半減案は、実は理にかなっている。というのも、1950年代には1,300~1,600語だった教科書に掲載される歴史用語が、21世紀初めには3,400~3,800語と、3倍近くまで増加。結果、授業ではすべてを処理することができない事態にもなっているという。

 用語が増加した理由のひとつに挙げられるのが、大学入試。長年にわたって、大学入試では教科書にはほとんど触れられていない、場合によっては、記述すらないような用語まで出題される事例があった。教科書会社は、そうして出題された用語を次々に教科書に追加。その結果、覚えるべき用語が膨大なものになっていったのである。

 本来、歴史教科書は、歴史の積み重ねがあって現代があることを理解させることを目的のひとつとしている。けれども、大学受験を前提にした結果、ひたすらに用語を覚えるだけの勉強になってしまった。

 実際、大学入試において、ほとんどの大学は用語と年号を覚えるだけで十分。センター試験は、それで満足のいく点数が取れる。流れを論述しなければならない問題は、一部の難易度の高い国立大学の2次試験で出題される程度だろう。

 そうした受験優先の教科書に対する問題意識が、今回の提案となっているわけだ。

 そのため、資料で示された扱うべき歴史用語からは、かなりの用語や人名が削除されている。世界史では、エジプト古王国・中王国・新王国も、ロベスピエール、ワーテルローの戦いなどが削除。日本史では、武田信玄、上杉謙信、桶狭間の戦い、坂本龍馬も教科書本文から削るべきと提案されている。

 つまり、歴史の流れを理解させることを重視する視点からだと、まずロマンがありそうな人物や用語は消えることになるわけだ。

 これは一大事である。例えば武田信玄、上杉謙信の川中島の戦いも、大きな視点で見れば単なる地方大名の勢力争い。桶狭間の戦いも同様。坂本龍馬も歴史に刻まれるべき一大事業を成し遂げたわけではないということ。

 教科書的には正しいことかもしれないが、やはり人が歴史に魅力を感じるのは、その登場人物の生き様のようなもの。それが抹消され、大きな“流れ”だけ与えられても、何の魅力もないものになってしまう。とりわけ歴史ジャンルの愛好家にとって、これは大きな危機だろう。昨今、新書『応仁の乱』(中央公論新社)のヒットを経て『観応の擾乱』(同)も話題の本になった。観応の擾乱なんて、それこそ教科書でも、ほとんどオマケのようなもの。でも、そこに魅力を感じる人が多いのは「教科書では用語として覚えるだけだったが、これは一体なんだったのか」という探究心が芽生えるから。

 歴史の授業が丸暗記するだけのものになるのは、学習の方法論や入試システムの問題。もしも、歴史の流れを理解するのであれば、これでも用語は足りない。世界史においても、例えば「フランス革命でなんで国内は大混乱になったのか」を理解するには、ロベスピエールを削るどころか、フーキエ・タンヴィルとか、プレリアール30日のクーデターとかもっと記述すべき用語のほうが多いはず。そして、歴史クラスタは、これらの用語に魅力を感じ、さらなる探求を始めるのだ。つまり、教科書の用語が減るのは、歴史クラスタにとっての大きな危機。その視点を忘れてはならない。
(文=昼間たかし)

本日はHey!Say!JUMP知念侑李くんの誕生日! 彼の魅力を丸裸にするフォトレポートを紹介!

 「夢を売る現実主義者」
 「天才肌の変人」
 「ポジティブに見せかけたネガティブ気質の持ち主」
 といったアンビバレントなキャッチコピーを持つHey!Say!JUMP・知念侑李の魅力に迫る!

Contents

・僕の辞書に「努力」の文字はない!?・・・4P~
 知念侑李が愛されてやまない理由

・楽しいから笑うんじゃないんだ、笑うから楽しいんだ!・・・18P~
 ネガティブなこともポジティブに捉えて挑戦

・みんなに笑顔を与えられる存在でありたいから・・・32P~
 ステップ・バイ・ステップ。ファンの支えがモチベーション

・心を綺麗に保つ!実は気にしいだから・・・44P~
 周りのことを気にしすぎないで、自分は自分だ!って堂々と!

・天使と悪魔・・・56P~
 優しさと厳しさが同居する男

・どっから見ても知念は知念でしかない・・・68P~
 基本的に自分が大好き!自分は自分だからって堂々と!!

・常にポジティブでいることが大切かなって・・・84P~
 どんなときも成功している自分をイメージ。逆風を追い風に

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

本日はHey!Say!JUMP知念侑李くんの誕生日! 彼の魅力を丸裸にするフォトレポートを紹介!

 「夢を売る現実主義者」
 「天才肌の変人」
 「ポジティブに見せかけたネガティブ気質の持ち主」
 といったアンビバレントなキャッチコピーを持つHey!Say!JUMP・知念侑李の魅力に迫る!

Contents

・僕の辞書に「努力」の文字はない!?・・・4P~
 知念侑李が愛されてやまない理由

・楽しいから笑うんじゃないんだ、笑うから楽しいんだ!・・・18P~
 ネガティブなこともポジティブに捉えて挑戦

・みんなに笑顔を与えられる存在でありたいから・・・32P~
 ステップ・バイ・ステップ。ファンの支えがモチベーション

・心を綺麗に保つ!実は気にしいだから・・・44P~
 周りのことを気にしすぎないで、自分は自分だ!って堂々と!

・天使と悪魔・・・56P~
 優しさと厳しさが同居する男

・どっから見ても知念は知念でしかない・・・68P~
 基本的に自分が大好き!自分は自分だからって堂々と!!

・常にポジティブでいることが大切かなって・・・84P~
 どんなときも成功している自分をイメージ。逆風を追い風に

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産休に入る武井咲の“後継者”は吉本実憂? フジ『さくらの親子丼』でのヤンキー役で評価高める

 オスカープロモーション所属の主力女優・武井咲が、現在出演中の日本テレビ系『今からあなたを脅迫します』を最後に産休に入るとみられているが、同事務所が、その後継者として、白羽の矢を立てそうなのが、若手の吉本実憂だ。

 吉本は2012年の『第13回全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリを獲得した“正統派”の美人。その後、13年に結成されたガールズユニット「次世代ユニットX21」のリーダーとして活動。そして、14年7月期の『獣医さん、事件ですよ』(日本テレビ系)で女優デビューを果たし、同12月公開の映画『ゆめはるか』では主演を務めた。

 以後、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』、『アイムホーム』(テレビ朝日系)、『表参道高校合唱部!』(TBS系)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)、『時をかける少女』(日本テレビ系)、NHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』、『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)などに出演。このキャリアで、すでにNHKの大河、朝ドラに出演した実績をもつあたりは、オスカーの豪腕ぶりが垣間見える。

 これまでは、正直“ゴリ押し”のイメージもなくはなかったが、そんな声を一掃しそうな気配も出てきた。それは、11月25日に最終回を迎えた、フジテレビ系の深夜ドラマ『さくらの親子丼』(真矢ミキ主演)での奮闘だ。

 同ドラマで、吉本は“2番手”扱いで、古書店店主の主人公・九十九さくら(真矢)の息子を殺した女の娘・二宮あざみ役を演じた。ヤンキーの設定であったため、毛先を金髪に染めるなど、これまでの“清純派”のイメージとはガラリと変わって、役に徹した。

 低視聴率に苦しむフジの深夜ドラマとあって、視聴率は2~3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)台に低迷。最終回(第8話)も3.3%と低調だったが、ヤンキー役で新境地を開拓した吉本の評価は上々で、残したインパクトは主演の真矢以上ともいえた。

「オスカーとしては、当面武井が休むことで、取って代わる女優が必要です。吉本は、これまで事務所のプッシュを受けながらも、出演ドラマで、なかなかインパクトを残せませんでした。しかし、今回、ヤンキー役をしっかり演じ切ったことで、評価を高めたとみていいでしょう。役の幅が広がれば、当然チャンスも増えていきます。“清純派イメージ”も大事でしょうが、今後はいろんな役に対応できる女優として、事務所も売り出しやすくなるはずです」(テレビ誌関係者)

 これまで、キャリアの割には、多くの連ドラに出演してきた吉本。オスカーが武井の“後継者”に、吉本を指名することになれば、来年は“飛躍”の年になりそうだ。
(文=田中七男)

産休に入る武井咲の“後継者”は吉本実憂? フジ『さくらの親子丼』でのヤンキー役で評価高める

 オスカープロモーション所属の主力女優・武井咲が、現在出演中の日本テレビ系『今からあなたを脅迫します』を最後に産休に入るとみられているが、同事務所が、その後継者として、白羽の矢を立てそうなのが、若手の吉本実憂だ。

 吉本は2012年の『第13回全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリを獲得した“正統派”の美人。その後、13年に結成されたガールズユニット「次世代ユニットX21」のリーダーとして活動。そして、14年7月期の『獣医さん、事件ですよ』(日本テレビ系)で女優デビューを果たし、同12月公開の映画『ゆめはるか』では主演を務めた。

 以後、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』、『アイムホーム』(テレビ朝日系)、『表参道高校合唱部!』(TBS系)、『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)、『時をかける少女』(日本テレビ系)、NHK連続ドラマ小説『とと姉ちゃん』、『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)などに出演。このキャリアで、すでにNHKの大河、朝ドラに出演した実績をもつあたりは、オスカーの豪腕ぶりが垣間見える。

 これまでは、正直“ゴリ押し”のイメージもなくはなかったが、そんな声を一掃しそうな気配も出てきた。それは、11月25日に最終回を迎えた、フジテレビ系の深夜ドラマ『さくらの親子丼』(真矢ミキ主演)での奮闘だ。

 同ドラマで、吉本は“2番手”扱いで、古書店店主の主人公・九十九さくら(真矢)の息子を殺した女の娘・二宮あざみ役を演じた。ヤンキーの設定であったため、毛先を金髪に染めるなど、これまでの“清純派”のイメージとはガラリと変わって、役に徹した。

 低視聴率に苦しむフジの深夜ドラマとあって、視聴率は2~3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)台に低迷。最終回(第8話)も3.3%と低調だったが、ヤンキー役で新境地を開拓した吉本の評価は上々で、残したインパクトは主演の真矢以上ともいえた。

「オスカーとしては、当面武井が休むことで、取って代わる女優が必要です。吉本は、これまで事務所のプッシュを受けながらも、出演ドラマで、なかなかインパクトを残せませんでした。しかし、今回、ヤンキー役をしっかり演じ切ったことで、評価を高めたとみていいでしょう。役の幅が広がれば、当然チャンスも増えていきます。“清純派イメージ”も大事でしょうが、今後はいろんな役に対応できる女優として、事務所も売り出しやすくなるはずです」(テレビ誌関係者)

 これまで、キャリアの割には、多くの連ドラに出演してきた吉本。オスカーが武井の“後継者”に、吉本を指名することになれば、来年は“飛躍”の年になりそうだ。
(文=田中七男)

田中みな実、「ぼっちアピール」や「闇エピソード」に見る“わがままな女王様”の顔

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「みんな、いなくなっちゃえ」田中みな実
『もしかしてズレてる?』(フジテレビ系、11月27日)

 「独身VS既婚」「女子アナVSオンナ芸人」――テレビはこういった具合に、二元論的に人を分けるのが好きである。テレビの価値観でいうと、独身より既婚者の方が幸せで、オンナ芸人はモテずに寂しい毎日を送っているはずであって、結婚しても満たされない女性もいるとか、恋愛を謳歌しているオンナ芸人がいるという解釈はされないものだ。

 こういったテレビの価値観に慣らされ、「条件が揃えば幸せになれる」という考えを刷り込まれた純粋な女性にとって、最難関職種といっても過言ではない女子アナになった田中みな実の“幸福でないアピール”は、親近感を抱かせるものなのかもしれない。しかし私から見ると、この人の強欲さはすさまじいなと思うばかりである。

 11月27日放送の『もしかしてズレてる?』(フジテレビ系)に出演した田中は、“闇”をアピールする。田中は仕事を終えて、部屋に帰った時に「胸をぎゅーっとしめつけられるような寂しさに襲われるが、電話をする人がいない、こんなに電話帳にいるのに」と、ぼっちアピールをしていた。電話を数人にかけたけれどつながらないというのなら、“ぼっち”感があるが、電話をしていないなら、誰ともつながらないのは当たり前である。電話する人がいないことに腹を立てた田中は、「みんな、いなくなっちゃえ」と電話帳を削除しようとするものの、「消したら本当に1人になっちゃう」と何度も思い留まっていると言っていたが、自分の役に立たない人を切ろうとするのは、思い通りにならないことがあると癇癪を起こして、「首を切っておしまい」と命じる「不思議な国のアリス」のハートの女王のようである。田中は闇を抱えたさみしんぼうではなく、すぐにヘソを曲げるわがままな女王様なのではないだろうか。

 田中がぼっちアピールをし始めたのはフリーになってから。そもそも彼女がフリーになったのは28歳で、ほかの女子アナと比べると大分早い(たいていの女子アナは、30代になってから、もしくは結婚してフリーになる)。田中はぶりっ子キャラ、オリエンタルラジオの藤森慎吾と付き合っていたというエピソードで知名度は高いものの、それ以外の“代表作”を持たないまま、フリーに転身してしまった。

 昨年『ボクらの時代』(同)に出演した田中は、「自分の芸能界におけるポジションや、求められているものはこの辺だなとわかって、身の程を知った」と発言している。つまり、自分の商品価値は高いと思って早くにフリーになってみたが、芸能界での価値は思ったより“下”だったと気付いたということだろう。

 田中はほかにも“闇”エピソードの中で、「私って使い道がない」とか「喜んだりすると、悲しいことが起きるから、喜びたくない」とネガティブに聞こえる発言を連発していた。「田中=わがままな女王様」と仮定して、これらを解釈すると、「自分はデキるはず」「自分の人生には予期しないような素晴らしいことが起きるはず」という思い込みが強すぎるから、反動でいちいち落ち込むといえる。

 田中は7月22日放送の『もしかしてズレてる?』で、ぎっちぎちに美容やワークアウトの予定を入れ、1人で過ごしていると明かしていた。「1人の時間を充実させるのはオトナの証拠」といった説が女性誌を中心に流布しているが、田中のような極度の自分好きが1人でいると、エンドレスに「自分はデキるはず、それなのに……」と思って自分について考え、ますますイライラするので、悪循環なのではないだろうか。

 それにしても、田中は芸能人以上に芸能人気質を持っていると思わせられることが多々ある。バラエティ番組で、自分にまつわるVTRを見る時の田中はうっとりしている。一方、『ダウンタウンなう』(同)で、中高年女性に人気のスーパー銭湯アイドル・純烈と共演した際、彼らと目を合わせることすらしなかった(いまどきのタレントは、心の中は別として、形だけでも興味を示すものである)。自分が大好きで、自分にメリットのない人には1ミリも興味をひかれない性質に生まれついているのではないだろうか。

 田中といえば、「GINGER」(幻冬舎)にたびたび登場するが、幻冬舎の社長は見城徹である。見城はサイバーエージェント代表取締役社長の藤田普と共著で『人は自分が期待するほど、自分を見てくれていないが、がっかりするほど見ていなくはない』(講談社)という本を出している。悩んでいる(つもりの)田中に、このタイトルを捧げたい。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
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