フジ『27時間テレビ』の“リアルタイム視聴”はバカらしい!? 「中居くん出ないなら見ない」の声も

フジ『27時間テレビ』のリアルタイム視聴はバカらしい!?「中居くん出ないなら見ない」の声もの画像1
 9月9・10日に放送予定のフジテレビ系超大型番組『FNS27時間テレビ にほんのれきし』の全容が明らかになるにつれ、ネット上では「やる意味あるの?」との声が大きくなっている。  通算31回目となる今回は、これまでの生放送ではなく、事前収録に。女優の波瑠が“タビビト”として登場するメーン企画「にほんのれきし博物館」を中心に、バカリズムが脚本を手掛けるドラマ「僕の金ヶ崎」「私たちの薩長同盟」、俳優の堤真一らが歴史を解き明かす「学ぶ ヒストリー劇場 大地震と富士山噴火と人々と」、林修と爆笑問題のロケ企画「あの人の歩き方」などを放送する。  また、既存の番組の歴史バージョンとして、明石家さんまが司会を務める「ホンマでっか!?TV」「さんまのお笑い向上委員会SP」、ウッチャンナンチャン・南原清隆が司会を務めるお笑い番組「ネタパレ ~歴史ネタSP~」、ウッチャンナンチャン・内村光良が司会を務める「痛快TVスカッとジャパン」などを放送。  グランドフィナーレでは、「池上彰が見た たけしと戦後ニッポン」と題し、総合司会を務めるビートたけしの人生と戦後のエピソードをリンクさせながら、池上が解説をしていくという。  先日、同局で行われた制作発表には、たけしと番組キャプテンの関ジャニ∞・村上信五が登壇。『27時間テレビ』で体を張った生コントを披露してきたたけしだが、「やっぱり私の体力もなくなってきましたからね。今までは、記念館で汚いプールに落っこちたり、いろいろ顔面打ったり(中略)さすがにもうダメだと……。それだったらもっと安全なところで安全な企画をやってくれないかということになって、それで生で飛び込まなくてもいいということで(収録を)やっているんですけど、結局スタジオにいても喉が枯れるほどしゃべってるので、かえって体力なくなっちゃってますね……」とコメント。これに、すでに3日間の収録を終えたという村上は「結果、27時間以上分の収録時間になりますからね」と続けていた。 「昨年はHey! Say! JUMPを引き立てようとして大失敗した『27時間テレビ』ですが、今回は関ジャニ∞がテーマソングを歌うほか、村上がほぼ出ずっぱり。『村上信五とスポーツの神様たち』の戦国時代バージョンも放送予定で、27時間を通して村上の印象が濃い番組となりそう」(テレビ誌記者)  大胆にかじを切った今年の『27時間テレビ』だが、ネット上では「生放送じゃないのに、やる意味って?」「もう止めたら?」「『24時間テレビ』は生なのに」「中居くんが出ないなら見ません」といった声が相次いでいる。  なお、昨年の『FNS27時間テレビ フェスティバル!』は、平均視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と自己最低を記録。企画ごとに司会者が異なるリレー形式だったため、まるで特別感のない放送となったが、明石家さんまが中居正広にSMAPの分裂騒動について切り込んだ「さんま・中居の今夜も眠れない」は大きな話題となった。 「そもそも日本テレビの『24時間テレビ』のパロディとして始まった『27時間テレビ』ですが、もはやなんのために続けているのか謎。また、17年にわたり放送されていた『さんま・中居の今夜も眠れない』が消滅し、惜しむ声が相次いでいる。生放送ならではのハプニングも期待できず、リアルタイム視聴がバカらしくなりそう」(同)  先月、フジテレビ新社長に就任した宮内正喜氏は、初めての定例会見で「キーワードは『変わる』です。今までフジテレビになかった新しい風を吹かせるということ。勇気を持って進み、視聴率を上げたい」と胸を張っていたが、その結果やいかに……?

どこかに行きたければ、ひとまずは中央本線で……「青春18きっぷ」で過酷ではない旅立ちを

どっか行きたければ、ひとまずは中央本線で……「青春18きっぷ」で過酷ではない旅立ちをの画像1
※イメージ画像
 この夏は、どこへ旅をするのか。  今年も「青春18きっぷ」の販売が始まっている(発売期間:7月1日~8月31日、利用期間:7月20日~9月10日)。  北は北海道から南は九州まで、JR全線の普通列車が乗り放題になる、お得な切符。料金は1万1,850円。一回あたり2,370円で、一日乗り放題になる計算だ。 「青春18きっぷ」とは名がついているものの、最近は、いつまでも青春を忘れないオッサンの利用も当たり前である。筆者もご多分に漏れず、シーズンのたびにワクワクしていたら、すっかりオッサンになってしまったワケだが。  実のところ、全線普通車が乗り放題とはいえ、利用できる区間は随分と寂しくなってしまった。長野新幹線の開通によって、信越本線の横川以降長野までの区間が一部廃止の上、第三セクターのしなの鉄道に移行。さらに、北陸新幹線の開通で、ごっそりと利用できる区間が削減されてしまったり……。  とはいえ、利用できない区間を別料金を払って通過するか。あるいは、迂回するかなどを考えるのも旅行の醍醐味なのだとポジティブに考えよう。  この「青春18きっぷ」、極端な利用の仕方をすれば、一日でかなり遠方まで行くことが可能だ。東京駅を4時41分始発でスタートすれば、その日のうち(正確には翌日0時04分)に、小倉駅まで到達することが可能。乗車時間は長いが、乗り換えはタイトである。東京都を出て10分以上の乗り換え時間があるのは、大垣駅で11分、姫路駅で16分、糸崎駅で25分の3回。逆に小田原駅では1分、米原駅では3分の乗り換え時間なので、休む暇もない。大垣駅でギリギリ駅弁を買って、姫路駅で名物の駅そばを啜る時間があるかないかというところか。  逆に北へ向かおうと考えた場合、上野駅を5時10分に出発すれば青森駅に22時50分に到着することができる。こちらの場合、新庄駅では56分、大館駅では78分と、乗り継ぎのための長い待ち時間があるという具合だ。  こんな限界に挑戦する旅行も、一度は楽しいけれども二度、三度とはやりたくないもの。そこで長年「青春18きっぷ」を愛好するベテラン勢に聞くと、オススメなのは一度に5回ぶっ通しではなく、2度に分けて近場を旅行するということ。 「各駅停車で耐えることができる時間内で、ちょっと遠いところを探すのがポイントです」(ベテランユーザー)  そこでオススメされたのが、まず長野方面への利用。例えば、長野方面であれば温泉地もある下諏訪駅は、東京からだと普通運賃で3,672円。「青春18きっぷ」を使えば、ちょっとよいところに泊まっても、なかなかオトク感がありそうだ。乗車時間も3時間程度。同じ路線を走る特急「あずさ」に比べると時間はかかるが、我慢できる範疇である。  また、途中の甲府駅から乗り換えて、こんな機会でもなければ永遠に乗ることもなさそうな身延線を楽しむという方法も。  ほかの方面でも考えてみたが、伊豆の温泉地に向かおうと思うと、JRは伊東線の伊東駅まで。その先に向かうには別料金が必要。伊東までは東京から2,268円なのでビミョーに損してしまう。軽井沢で避暑をと考えれば、信越本線(名前倒れ)の群馬県側の終点・横川駅までは同じく2,268円。ここから軽井沢行きのバスは500円なので、やはり損をする。  東京を中心に見た場合、やはり手軽かつ、非日常を味わうには中央本線経由で長野方面へと向かうのが適している様子。どこか遠くへ行きたいと思うけど、お金がないと嘆いている諸君。時刻表を広げれば、存外に短時間で到達することのできる見たこともない土地が待っているはずだ。 (文=昼間たかし)

【本日発売】Kis-My-Ft2『LIVE TOUR 2017 MUSIC COLOSSEUM』最速フォトレポート!

プレミアチケット化した4年振りのアリーナツアー「LIVE TOUR 2017 MUSIC COLOSSEUM」がこの1冊に!
藤ヶ谷の30歳の誕生日を祝った2017年6月22日名古屋公演のMCも完全レポート!

Contents

LIVE TOUR 2017 MUSIC COLOSSEUM パーフェクトレポート・・・・・4P~
MC いいとこどり!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22P~
セットリスト(2017 年6 月22 日 名古屋公演2 部)・・・・・・・25P~
北山宏光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26P~
藤ヶ谷太輔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36P~
玉森裕太・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・46P~
千賀健永・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56P~
宮田俊哉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66P~
横尾渉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・76P~
二階堂高嗣・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・86P~

 

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

『ハロー張りネズミ』、熱くなりすぎずオシャレになりすぎない“程よい熱”の俳優・瑛太

 TBS系の金曜ドラマ(午後10時)で放送されている『ハロー張りネズミ』が面白い。原作は『島耕作』シリーズで知られる弘兼憲史が、80年代に「週刊ヤングマガジン」(講談社)で連載していた人気漫画。あかつか探偵事務所で働く七瀬五郎(瑛太)たち探偵が毎回、不思議な事件を解決するドラマだ。

 物語は人情モノから企業犯罪、そしてオカルトモノまでと幅広く、いい意味で何でもありの遊び心あふれる作品となっている。全話の脚本・演出を手がけるのは大根仁。ドラマ『モテキ』を筆頭とするテレビ東京系の深夜ドラマを主戦場とし、“深夜ドラマ番長”といわれてきた大根だが、劇場版『モテキ』以来、最近は『バクマン。』や『SCOOP!』などといった映画制作に活動の拠点を移していた。テレビドラマは実に久しぶりだが、そこに選んだのが深夜ドラマではなく金曜ドラマという、民放地上波のプライムタイムだったことは衝撃だった。元々、金曜ドラマは大根の師匠にあたる演出家・堤幸彦が『ケイゾク』等の作品で主戦場としてきたドラマ枠だということもあって感慨深いものがある。

 サブカルチャーネタで物語を引っ張る『モテキ』をヒットさせて以降、大根は『まほろ駅前番外地』(テレビ東京系)や『リバースエッジ大川端探偵社』(同)といった、ノスタルジックな街で便利屋や探偵が活躍する事件モノによって、より万人受けするようなエンターテイメントを志向してきた。それは本作でも健在である。

 もちろん、俳優陣も魅力的である。何を考えているかわからない探偵・木暮久作を演じる森田剛(V6)、いまだにバブルの匂いを漂わせる痛い酔っ払い女と見せかけて、実は五郎たちを見守る探偵事務所所長を演じる山口智子。魔性の女が板についている深田恭子に、うさんくさい霊能者を演じる蒼井優。そしてリリーフランキーが演じる軽薄な情報屋など、個性的なキャラクターが勢ぞろいしている。

 彼らがいかに魅力的でカッコいいかは、いくらでも掘り下げることができるが、今回はあえて主役・七瀬五郎を演じる瑛太について注目してみたい。

 ファッションモデルとして活躍していた瑛太は、2001年に『さよなら、小津先生』(フジテレビ系)で俳優デビュー。『WATER BOYS』(同)や『のだめカンタービレ』(同)に出演し、三番手、四番手の役で良い芝居をする俳優として注目されていたが、キャリアを重ねるにつれて、いつしか主演の演技ができる俳優へと成長していった。

 大きな転機となったのは、坂元裕二・脚本の『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)だろう。本作で瑛太は、小学生の時に妹を同級生に殺されたことが原因で家族が崩壊し、引きこもるように暮らしている青年・深見洋貴を好演。深見は妹を殺した殺人犯の妹・双葉(満島ひかり)と出会い、事件と向き合うことで成長していく難しい役を、説得力のある芝居で演じきった。

 本作で共演した満島を筆頭に、『まほろ駅前番外地』の松田龍平、『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)の上野樹里など、瑛太は個性的な芝居をする俳優とペアを組むことが多い。『ハロー張りネズミ』なら森田がそうなのだが、多くの場合、瑛太ではなく共演した俳優のエキセントリックな芝居に注目が集まる。しかし、共演俳優が輝くのは瑛太の受けの芝居が見事だからだ。

 瑛太の演技はいい意味で、薄味で微温である。『ハロー張りネズミ』で演じる五郎は「義理と人情を重んじる」と言うが、そこに暑苦しさはなく、どこか飄々としている。だから、盛り上がるところも盛り上げすぎない。

 例えば第3話、ビジネスホテルで深田が演じる蘭子と五郎が抱き合いそうになる場面がある。しかし五郎は「バカなこと言うんじゃないよ~」と言って、蘭子を落ち着かせる。この場面は五郎が劇中で言うとおりアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』でルパンがヒロインのクラリスに言うセリフのモノマネなのだが、ここで熱くなりすぎないことで、ドラマ内の快適な温度が保たれるのだ。

仮に五郎を演じるのが藤原竜也や小栗旬だったら、暑苦しくて見ていられなかったと思う。逆に『リバースエッジ 大川端探偵社』で大根とタッグを組んだオダギリジョーなら、あまりにもクールでスタイリッシュになりすぎていただろう。

 瑛太が大根作品に出るのは『まほろ駅前番外地』以来だが、あのドラマは便利屋を主人公にした脱力系の事件モノに見えて、実は熱い作品となっていた。『ハロー張りネズミ』もオシャレだが、人情ドラマとしての程よい熱もしっかりとある。この「程よい熱」を体現できる俳優と考えた時、瑛太以外には思いつかない。

 おそらく瑛太の演技の温度がちょうどいいのは、役者として注目されたいというエゴが薄いからだろう。こういう俳優は作品全体のことを考えて演技をするので、共演俳優の力を引き出し、作品全体のレベルを底上げさせる。

 そんな瑛太の縁の下の力持ちとしての姿が、依頼人のために走り回る七瀬五郎の姿とどこか重なるところが本作の面白さなのだ。
(成馬零一)

時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのか

時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのかの画像1
「週刊新潮」(8/10号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「斉藤由貴 背教のダブル不倫」(「週刊文春」8/10号) 同・第2位 「安倍を選挙応援 加計学園『公選法違反』疑惑」(「週刊文春」8/10号) 同・第3位 「安倍改造内閣 これから破裂する『スキャンダル大臣』リスト」(「週刊ポスト」8/18・25号) 同・第4位 「『番記者』100人に聞いた 安倍はいつ総理をやめるのか」(「週刊現代」8/19・26号) 同・第5位 「AI革命時代 5年後・10年後に『消える会社』『生き残る会社』」(「週刊現代」8/19・26号) 同・第6位 「オバマが絶賛『夢のがん免疫治療法』」(「週刊文春」8/10号) 同・第7位 「『今井絵理子』と『不倫市議』は人として『一線を越えた!』」(「週刊新潮」8/10号) 同・第8位 「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」(「フライデー」8/18・25号) 同・第9位 「村田諒太を私物化する『ボクシング連盟のドン』」(「週刊文春」8/10号) 同・第10位 「厳戒の誕生会」(「週刊新潮」8/10号) 同・第11位 「変容する『日本暴力地図』」(「アサヒ芸能」8/10号) 同・第12位 「時価総額1000億円超『メルカリ』上場は是か非か」(「週刊新潮」8/10号) 同・第13位 「話題沸騰『物忘れ改善薬』は本当に効くのか?」(「週刊ポスト」8/18・25号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  早いもので、今週から週刊誌はお盆の合併号になる。編集部は、この時期だけは閑散としていて、地方のある人間は土産と子どもを背負って里帰りする。  編集部に、北海道の女性と結婚した九州の男がいた。逆だったかな? そういうのは大変だ。聞けば、お盆は妻の実家に行き、正月は亭主の実家で過ごすと取り決めをしているという。  私のように夫婦ともに東京、しかも2駅しか離れていないから、こういう時は楽でいい。静かになった東京でのんびり過ごすというのもいいものである。地方から出てきた人はそうした「楽しさ」を味わうことはなかなか難しいだろう。唯一といってもいい東京人の特権ではある。  さて、物忘れか認知症かわからないが、忘れることが多くなった。だからなんでもメモにするから、毎日大量のメモの束ができる。  ポストによると、ロート製薬が4月に「キオグッド顆粒」、6月には小林製薬が「ワスノン」、7月にはクラシエが「アレデル顆粒」を発売し、中年期からの物忘れの改善に効果を発揮すると謳っているそうだ。  主成分は「オレンジエキス」で、イトヒメハギと呼ばれる植物の根が原料で、東洋医学では昔から「健忘に効く」として使われてきたそうだ。  すわ、認知症にも効くのかと早合点しそうだが、そうはいかないようだ。ポストは、3人の60代の人間に1週間飲んでもらって、その結果を専門家にチェックしてもらったという。  1週間では短い気もするが、3人ともに、飲んだから物忘れがよくなったとはいえないという診断。だが生活習慣病の改善と併せてこうしたものを服用するのはいいのではないかと、専門家はいっている。  イワシの頭も信心から。信じる者は救われる。まあ、効くと思えば効くのかもしれない。 「メルカリ」というIT企業がある。ネット上でフリーマーケットをしているが、2013年に設立されると一気に売り上げを伸ばし、昨年度の売り上げは約122億円、営業利益で約33億円を出したそうだ。  ここの特徴は、安全性と匿名性。売りたいものがあるとスマホで撮影して、値段と商品説明を短いメッセージにして出品するだけ。  取引が成立するとメルカリがいったん代金を預かり、出品者が品物を発送する。購入者は中身が商品説明と違わないことを確認できたら「受取評価」を投稿する。  要は中国のアリババ方式のようだ。購入者が泣き寝入りしないよう工夫しているところが受けたのであろう。  ここが上場するそうだが、新潮によれば、時価総額1,000億円以上といわれているそうだ。だが問題も多いという。  1万円札5枚を6万円で売ります(多重債務者のクレジットカードのショッピング枠を使わせるそうだ)というものから、ブルセラ愛好者向けやゲーム会社が禁止しているアカウント販売など、問題のある出品が続々と明るみに出ているという。  上場には妨げになるこうした問題商品の出品には、メルカリは目を光らし対処しているようだが、あまり厳しくするとメルカリブームを潰してしまうことになる。悩ましいようである。  アサ芸では、3分裂した山口組の全国暴力地図というのをやっている。一番3派が集まっているのは関西地区だそうだ。 「特に、大阪府内には47の直系組織が本拠地を置き、各勢力がひしめき合っている状態だ。この47のうち23が任侠団体山口組の直系組織で、組織発足後に過密さが顕著になった。地元関係者が話す。 『大阪は織田代表の本拠地ということもあって、直参の人数が多いわけや。ただ人数が多いだけやなく、織田代表との絆の強さもピカイチや。どの組織も士気が高いと言われとる』 もとより大阪は分裂以降、衝突事件が多発する激戦区であっただけに、抗争の発火点になることが懸念されていた」(アサ芸)  常に発火寸前の危機が潜んでいるのはどこも同じだ。「六代目」と「神戸」の両山口組が本部を置く兵庫県も直系組織が密集している。  過去には、神戸山口組による示威行動、神戸市内でのカーチェイス、車両特攻など事件が頻発していた。再分裂以降は大きな衝突が起きていないが、ここにきて勢力の切り崩しが表面化しているとアサ芸は報じている。  この表を見る限り、東京は六代目が2つ、神戸が1つ、任侠団体が3つと比較的勢力は落ち着いているようである。  だが、「他組織との友好関係を六代目山口組と競い合う神戸山口組。組織としての外交は行わない任侠団体山口組。三者の姿勢の違いが鮮明になっている。今後も山口組の分裂が、全国ヤクザ社会に影響与えることになるだろう。日々、『日本暴力地図』は変容しているのだ」(同)  今年から来年にかけて勢力図がガラッと変わる大抗争が起きる可能性があるのではないか。ヤクザの世界も政界も同じようである。  さて、世界陸上と男子ゴルフ選手権で眠くてたまらない。特にゴルフは松山英樹が最終日、9アンダーで大逆転し、2位に5打差をつけて優勝した。  これで初制覇を狙うメジャーの今季最終戦、全米プロ選手権(10日開幕)へ弾みがつくというものだ。  もともと最終日の松山は爆発的なゴルフをするが、この日はすごかった。しかし、日本人ゴルファーがこれほど堂々と、強いゴルフをするようになるとは、感慨無量である。  後はメジャーを勝てば、名実ともに世界の松山になる。今の松山をどう見ているのか、タイガーに聞いてみたいものだが。  お次は新潮。安倍の苦衷を知ってか知らずか“お友だち”の加計孝太郎理事長は、7月29日、学園傘下の千葉科学大の教職員らと銚子市内の小料理屋で、自分の誕生日を祝ってもらい酒を飲んでいたと新潮が報じている。  加計はその席で、「本当にひどい目に遭っているよ。なんも悪いことしてないのにさぁ」と愚痴っていたそうだ。  新潮は、酔っぱらった加計がとろんとした目をして外を覗いている(?)顔を撮り、グラビアに掲載している。見事なスクープである。  先日、新潮の編集部員と話した。最近御誌はスクープが多いねというと、このところFOCUS出身の編集長が2代続いていますからと答えた。  FOCUSが休刊したのは01年である。そのとき、かなりの人間が新潮編集部へ異動した。その人たちがFOCUS時代のノウハウを駆使して、見事な隠し撮りスクープをしているのだ。  ひどい人間がいるものだ。日本アマチュアボクシング界は不祥事が続出しているが、その背景には日本ボクシング連盟の山根明会長(77)が組織を私物化してきたことがあると、会長の元秘書で元連盟の理事、澤谷廣典(54)が文春で告発している。  縷々ひどいことが書かれているが、中でも12年、ロンドン五輪で日本勢48年ぶりとなる金メダルを獲得した村田諒太のケースである。  五輪の決勝で、村田のセコンドが山根会長の命令で突然、山根の息子に変わったというのだ。理由は息子の箔付けだったという。  村田が異を唱えたが、山根は頑として聞き入れなかった。 「決勝で金メダルを取った後、村田は『リングの横に敵がいましたよ』とボヤいていた」(澤谷)  その後メディアに引っ張りだこの村田を見て、カネが入っているのに、ワシに一銭ももってけえへんと、山根はいっていたという。  しかも村田のプロ入りに強硬に反対し、連盟は「引退勧告」を突きつけるという暴挙に出た。  仕方なく村田は謝罪し、プロ転向が認められたが、以来、アマチュアがプロに転向するには事前に連盟の承認が必要、加入したジムから「選手強化金」という名目で、移籍金を支払うことに決められたという。  私のようなボクシング好きから見ると、こんなおっさんがまだのさばってんのかである。せっかくの真っ当な格闘技が、こんな輩に食い物にされているとは、ふざけるなである。  ところで、売るためにはあらゆる努力をするのは雑誌も同じである。今週のフライデーは一足早く合併号だが、dマガジンを見ていたら、一番の売り物である「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」という特集がない。  あわててコンビニに走り(すぐ隣のファミマは売り切れていて先週号しかなかったので、少し離れたセブンイレブンへ行く)、めくってみると袋とじになっていた。  いそいそとハサミで切ってみる。グラビアアイドルの部屋なのだろう、隠し撮りと見られる“淫靡”な雰囲気の写真が何枚もある。フライデーから引用しよう。 「〈モデルの◯◯が50万円〉〈アイドルの△△が100万円〉……こういった女性有名人による売春の『噂』は、芸能関係者の間で常に囁かれてきた。ただ、あくまで『噂』の域に過ぎず、これまで表沙汰になるケースはなかった。だが、これらは本当だった。しかも、行われていたのは売春だけではない。セックスの様子が密かに撮影され、その動画を元に高額のカネを支払わされる、『美人局事件』まで起きているのだ。  本誌は今回、その証拠となる一本の動画を入手した。収められているのは、現役グラビアアイドルのAがセックスに興じる姿だ。スレンダーな肢体に Gカップの巨乳で注目を集めた彼女は、これまでに数冊の写真集を出しているだけでなく、テレビドラマや映画にも出演してきた。  そんなAの相手は、IT系企業を経営する青年実業家のB氏という人物。動画の中で二人は激しく絡み合っているが、彼らは恋人同士ではなく、AはB氏からカネを受け取って肉体関係を結んだのである。 『動画が撮られたのは、3年ほど前。芸能プロ社長のCという人物の仲介で、AはB氏を紹介されました。Aは仕事の悩みを親身に聞いてくれるCに心酔していたため、売春を行い、動画盗撮に協力したんです』(Cをよく知る芸能関係者)」  このセックスシーンを撮った後、CはBに「仕事を回せ」と持ちかけ、多額のカネを支払わせたというのだ。明らかな恐喝である。  フライデーはBを直撃している。Cとは以前から知り合いだったそうで、Cから「お前グラドル好きだろう」といわれ、罠にはまったのだ。現金や、Cから仕事を持ちかけられ、合計1,000万円以上を払ったそうである。  動画を撮られていたのを知ったのは、Cが別の事件で警視庁に家宅捜索をされた時、この動画が出てきたという。Bも警察に呼ばれ、「恐喝されていたのでは」と事情聴取されたという。  Bが、どう答えたのかは出ていない。この動画をフライデーはどこから入手したのだろう。  作り物にはない生々しさのある映像写真である。この動画をネット版フライデーで流したらアクセスが殺到するだろう。早くもネットでは、このグラドル探しが始まっている。  惜しむらくは、この動画はテレビでは流せないだろうから、文春の斉藤由貴や新潮の今井理恵子のように、2度おいしいとはいかない。  新潮の編集者がいっていたが、文春のように、豊田真由子の「このハゲ~ッ!」から、動画や音声を1本5万円でテレビ局に売るようになったそうだ。これがバカにならない金額になるそうである。  さて“一線の女王”今井絵理子参院議員と不倫相手・橋本健神戸市議はどうなったのだろう。  新潮によれば、今井は議員としての自覚のなさが致命傷になり、「彼女の議員生活は“終わった”としか言いようがなさそうだ」(新潮)。  橋本は、奥さんのほうが「2人のいっていることは事実と全然違う」と、弁護士から2人へ文書を送らせ、その返答を見て今後の対応を練るそうだから、こちらも絶体絶命のようだ。  呆れるのは、橋本は先週の新潮が発売になる前日に、妻のところへ会いたいといってきて、代って弁護士が会うと「離婚届けに判を押してくれ」といったそうだ。それがだめだとなると、妻の両親のところへ行き、離婚届けを出して怒鳴られたという。 「記事が出る前日に離婚を成立させ、不倫ではないと強弁し、虚偽の『婚姻破綻ストーリー』を補強しようとしたのであろう」(同)  新潮がいうように、この2人は「人としての一線を越えてしまった」ようだ。議員辞職して一から出直すしかないのではないか。  文春によれば、オバマ前大統領も絶賛していたオプジーボよりがんの症状を改善するといわれる、すごい免疫治療薬が日本人の手で開発されているという。  近赤外光線免疫療法といって、米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員が実用化を目指して開発中だそうだ。  何しろ「制御性T細胞に騙されずにがん細胞を見つけ、がん細胞だけを攻撃する治療法」だそうである。  そのため手術不能な再発頭頸部がんの患者7人全員にこれを使用すると、患部がんの組織が壊死し、このうち4人は再発もしなかったというのだ。  しかも、この薬の後ろ盾はアメリカのベンチャー企業だが、ここの筆頭株主は楽天の三木谷社長だから、日本で事業化できるという。  このような夢の薬が実用化すれば、がんを克服するのも夢ではないかもしれない。なんとか、それまで生きていたいものである。  現代がAI時代に生き残る会社、消える会社を特集している。  現代によれば、 「AI時代の圧倒的勝者がアマゾンで、すでに一歩も二歩も先を行っている。たとえば、アマゾンは顔認識のAIサービスを販売していて、画像を送れば、それが男か女か、何歳くらいかというのがわかる。500円くらいで1000人ぐらいの顔認識ができるほど安価なので、店舗の客の動向を知りたい小売店などがすごく利用している。  アマゾンはレジなしで買い物ができる無人スーパー『Amazon Go』も広げようとしていて、これが成功した暁には、日本のコンビニがアマゾン傘下に入る可能性も出てくる。アマゾンと取引を広げたかったり、そのノウハウを知りたい三菱商事、伊藤忠商事であれば、子会社のローソン、ファミリーマートを売り払う決断もあり得るからです」(マイクロソフト日本法人元社長の成毛眞)  現代は、アマゾンに続いて上位にはダイキン工業、ファナック、コマツ、リクルートHDなどが並ぶという。  一見、業界も業種も違う会社ばかりだが、実は「すでにAI化に成功している」という共通点があるそうだ。 「無人ダンプを開発したコマツ、AIで学習する産業ロボットのファナックなどは有名ですが、実はエアコン大手のダイキン工業もAI研究で進んでいる。室内にいる人の表情や声などをAIで認識して、空調整備をするといったい技術開発を進めていて、AI人材を100人規模で採用する予定もある。リクルートHDも、AIが企業と転職希望者をマッチングさせるサービスを作るなど、日本のAI技術の先端を走る会社になっている。  そもそも、AIの機械学習と言うのは、もともと人間の持っているノーハウがあることが前提。AIが将棋で強いのは、過去に人間が戦った棋譜が公開されていて、AIがそれを学習できるから。どんなにAIが進化しても、もともとの情報やノウハウを所有している企業は強く生き残れる。設計などの圧倒的なノウハウを持っている日揮などのプラント業界はその代表例。ゼネコンも同様で、新しい技術の導入やベンチャーとの提携にも積極的な大林組などは期待ができる」(経営コンサルタントでもある滝本哲史京都大学客員准教授) 「高得点の企業を眺めると、味の素、カルビ、キッコーマンなど食品業界の主力企業が『成長株』となっている。一見するとAIにはまったく無縁の業界に思えるが、実はそれは『誤解』である。 『食品業界では売れると思って作ったが売れずに賞味期限が切れて破棄するケースが多いが、今後はAIによる需要予測の精度が上がることで、この無駄が激減する。そうしてコストが激減するうえ、『味』というのはAI化するのが難しい分野で差別化が維持できるので、一気に有望株になる。同様に外食業界にもAIによるコスト削減メリットが生まれるため、あきんどスシローなどはすでにビッグデータの活用に乗り出している。  AIに関する誤解はまだ多くて、壊滅的な打撃を受けるとされる銀行業界も、実はAIによって成長する可能性のほうが高い。確かに、窓口業務などはAIに代替されるので銀行員には逆風ですが、AI融資によって焦げ付きが減るなど、業界には追い風になる。  損保にしても、自動運転で事故がなくなるのは減収要因ですが、サイバー攻撃や洪水被害などこれまではリスク管理できなかった事象について、AIでリスク計算ができるようになる。  そうした新リスクに対応した新しい商品が生まれるという意味で、成長余地は大きい。ともに大手で動きの速い三菱UFJFG、SOMPOHDなどが有望です』(100年コンサルティング代表鈴木貴博)」(同)  AIを自分たちの仕事を奪う存在などと消極的に考えている向きには、前向きにしてくれる好企画である。  さて、安倍首相が支持率急落に歯止めをかけたい改造内閣が発表されたが、予想通り新味はなかった。国民がおかしいと感じている様々な疑惑に、真摯に応えようとする姿勢はみじんも感じられない。  菅官房長官、二階幹事長を替えず、野田聖子(総務相)や河野太郎(外務大臣)を入れたぐらいでは、安倍政権の腐食の構造は変わらない。  私は河野洋平元副総理とは付き合いが古いが、息子は父親に似ず自己顕示欲と出世志向が強いように思う。安倍にいいように使われないか心配である。  今度の目玉は岸田文雄を政調会長に持ってきたことであろう。本人も外相が長すぎ、出身派閥からもポスト安倍を目指すなら閣外へ出ろといわれていた。  そこで安倍は岸田を政調会長に据えて「私の次は岸田」という印象操作をし、世論をなだめようとしている。確かに岸田は安倍のような悪相ではない。ソフトな印象で女性受けはいいだろう。  だが安倍と一蓮托生で長年やってきた男である。彼の被っている仮面の下には安倍と同じ思想が隠れているのではないか。稲田朋美前防衛相で証明されたが、安倍というのは、その人間の本質を見抜くことができない。岸田を自分の傀儡として使い、延命しようとしているのは間違いない。  しかし、そんなことをしてまで総理の座にしがみつく安倍だが、番記者たちはそう遠くないうちに、辞める、辞めざるを得なくなると見ているようだ。  その証拠に、この改造でも支持率は35%(朝日新聞)と変わりはない。  辞めざるを得なくなるのは、10月の青森、愛媛の衆院ダブル補選で連敗した時、秋の臨時国会に提出する予定の改憲原案取りまとめに失敗した時、支持率が30%を切った時などなど考えられるが、11月にトランプ大統領が来日を機に、これを花道として辞めるのではないかと見る番記者もいるようだ。  だが、破れかぶれに、年内解散に出ると見る番記者も約3割いるそうである。どちらにしても来年末には衆院議員の任期が満了になる。小池国民ファーストの会ができなくても、現状から大幅に議席を減らすことは間違いない。  どちらにしてもこの改造が、安倍政権の終わりの始まりになる。ポスト安倍は、番記者の順位だと1位が岸田文雄、2位が石破茂、3位が麻生太郎のようだ。  安倍首相の最近のテレビで見る表情は極めてさえない。支持率下落もあるのだろうが、私は、体調が悪い、持病が悪化していると見るが、いかがだろう。  ポストは、新しく閣僚になったメンツの中にも、スキャンダルを抱えている大臣がいっぱいいると指摘している。  まずはポスト安倍ともみられている野田聖子。野田の父親は天才相場師といわれた曽祖父の養子になり島を名乗ったが、娘の野田は長じて岐阜の実力政治家の養女となって野田姓になり地盤を継いだ。  野田は残された母を支え、一方母親は野田が選挙に出ると、「野田聖子の母」の名刺を持って選挙区を回り、娘の選挙活動を支え続けたことで知られる。  だが、家を出た父も密かに娘の政治活動を支えていたというのだ。ポストによると、野田の政治資金収支報告書をたどるとそのことがわかるそうだ。 「確認できるだけでも、稔氏(父親=筆者注)は2000年から14年間にわたって野田氏の資金管理団体『二十一世紀の会』に毎年個人献金の上限150万円を寄付し続けた。  さらに10年ほど前から献金の質が大きく変わった。『二十一世紀の会』の毎年150万円、『野田聖子後援会連合会』にも毎年150万円、さらに野田氏の『自民党岐阜県第一選挙区支部』を加えた3団体に献金がなされ、寄付金額がハネ上がったのだ。1つの政治団体への個人献金の上限は150万円だが、政党や支部への献金は年間2000万円まで認められる。  稔は娘の3度目の入閣の晴れ姿を見ることができずに15年7月に83歳で亡くなったが、娘への献金総額は3団体で8050万円に達し、そのうち4750万円が党支部に集中的(7年間)に献金されていた。」(ポスト)  とくに11年は政党支部だけで上限に近い1950万円が一度に寄付されたという。税法が専門の浦野広明・立正大学法学部客員教授がこう疑問を呈する。 「政治献金は寄付する側に所得税の税額控除が認められ、大きな節税ができる。しかも親から子に献金する場合、それに加えて受け取る側も贈与税がかからない。そもそも贈与税は、相続税を補完する税金という性格を持つ。生前贈与で相続税が払われないのを防ぐために課税するものですが、そこに政治団体や政党支部への寄付を絡ませることでこの贈与税を逃れることができる。高齢になった父から亡くなる前の数年間に政治団体などを受け皿として巨額の献金を受けた野田氏は、一般の国民と同じように相続した場合に比べてかなりの額の課税逃れができた可能性があります」  政治家ならではの相続税逃れでは、ポスト安倍の名が泣こうというものである。  次は小野寺五典防衛相の場合。15年の政治資金収支報告書によると、資金管理団体『事の会』は15年に地元で開いた政治資金パーティーと地元企業経営者などからの献金で約3,300万円を集め、その3分の1の1,200万円を同後援会に寄付している。後援会はそのうち1,150万円を使い切ったことになっているが、具体的な支払い先が報告されているのはポスター印刷代の8万6400円だけで、支出のほとんどが何に使ったか記載がない。有権者側の視点で見れば、1,200万円がほぼ丸ごと「使途不明」なのだという。  前年の14年もほぼ同様だそうである。政治資金規制法では、国会議員関係政治団体は一件1万円以上の支払い先は、目的、金額を記載しなければならいと定めている。なぜか?  小野寺事務所は、震災で、収入、支出が激減したため11年から国会議員関係政治団体から外しましたといっている。  しかし、山脇博之神戸学院大学教授がこういう。 「震災で収支が悪化したから外した、という理由はおかしい。小野寺氏の資金管理団体と会計責任者が同じで、多額の寄付も入っており議員とは関係が深い団体です。使徒を明らかにしない状況は、意図的に政治資金の流れを不透明にしているようにも見える」  やましいところがないのなら公開すればいいだけだ。  そのほか、茂木敏充人づくり革命相は、ランチ会で2,500万円も集めているのはセコくないか。  松山政司一億総活躍相には、16歳の少女に「女体盛り」した連中が逮捕されたが、その席にいたという情報が流れていて、野党側が手ぐすねひいているという話もあるらしい。  有力候補には断られ、人材のいない中で仕方なく作り上げた今回の改造内閣も、崩壊するのは時間の問題のようだ。  お友だちの安倍首相を窮地に追い込んでいる加計学園だが、ここについて文春が「公選法違反」の疑惑があると報じている。  09年7月28日、加計グループの教職員組合が加計理事長に対して、「2009年8月末投票予定の衆院議員選挙において、実質強制的に特定政党の選挙運動に(職員が=筆者注)動員されていると聞き及んでいる」とし、これはパワーハラスメントであり、思想信条の自由への重大な侵害だと申し入れているのだ。  これを告発した元加計学園教授は、09年の選挙では安倍や塩崎恭久の選挙事務所に職員を2人ずつ派遣していたと証言している。  しかも、学校の事務長クラスが出張命令を出し、若い職員を派遣していたというのだから、呆れる。当時の組合委員長も要求書は本物だと答えたが、学校側からは明確な回答はなかった。  この件は時効が成立しているが、公選法違反の疑い、学園側が職員へカネを払っていれば、安倍らが「寄付」を受けたことになり、選挙運動費用収支報告書に記載していなければ、これも公選法違反に当たると上脇博之神戸学院大教授が指摘している。  安倍首相は、閉会中審査で加計学園の獣医学部新設申請をいつ知ったのかと問われ、事業者として正式決定をした1月20日と答えたが、これが真っ赤なウソであることは明らかだ。  特に、特区新設が認められるかどうかのヤマ場の昨年夏以降も、加計孝太郎と飲食やゴルフをして、支払いは「私がごちそうすることもありますし、先方が持つこともございます」と答えた。  安倍は諮問会議の議長だから、獣医学部新設にかかわる職務権限を持っている。これは郷原信郎弁護士によると、単純贈収賄になり得るという。 「となれば、安倍総理が加計学園の申請を知った時期が重要です。だから、1月20日にこだわっているのではないでしょうか」(郷原)  文春の最後に、田原総一朗が安倍と会ったとき、「政治生命を賭けた大冒険をすべし」と伝えたことについて、文春は「拉致問題」のことではないかと推測している。だが、安倍と会うことが嬉しくてしょうがない政治評論屋のいうことで安倍が動くとは思えないし、第一、安倍にそんな覚悟などあるわけはない。  第1位は今週も不倫のお話である。文春砲が今週狙いを定めたのは女優・斉藤由貴(50)。斉藤は横浜生まれで、1984年に第一回東宝シンデレラオーデションをきっかけに芸能界入りし、翌年、デビュー曲「卒業」が大ヒット。同年『スケバン刑事』、翌年NHKの朝ドラ『はね駒』のヒロインなどで瞬く間にトップアイドルへと駆け上がった。  歌手の尾崎豊や川崎麻世などと浮名を流したが、両親は戒律の厳しいモルモン教徒で自身も熱心な信者である。94年、2歳上の同じモルモン教徒の夫と結婚して3人の子どもがいるそうだ。  結婚後は2時間ドラマを中心に出ていたが、ここ数年、ブレークして、CMに出たり16年には大河ドラマ『真田丸』、TBS系ドラマ『カンナさーん!』で姑役を演じ、来年の大河ドラマ『西郷どん』にも出演が決まっているそうである。  家庭にも恵まれ、モルモン教徒の斉藤がダブル不倫? やや薹(とう)が立ったとはいえ美少女の面影を残す斉藤に何があったのだろう。  7月24日、横浜の港に近い高級住宅街の一軒家から走り出たポルシェは、山手地区に建つ教会の駐車場へ。  クルマから出てきた斉藤は、坂を下って中華街方面へ急ぎ、周囲を伺うようにしながらあるマンションへ姿を消したという。  それから2時間後、白髪交じりのおしゃれな中年男が出てきた。TシャツのVネックにメガネを引っかけ、コットンパンツというラフな格好で元町方面へ歩いて行った。  15分後。斉藤が出てきて教会の駐車場へ行き、ポルシェでスーパーを経由して自宅へ戻ったそうだ。  この日だけではない。2日後、バラエティを終えた斉藤は、事務所のクルマで横浜伊勢佐木町裏の路地へ。小走りで向かったのは小さな映画館。入り口には彼氏。映画はオーストラリアの離島で暮らす灯台守の夫婦の物語『光をくれた人』。私も見たが、孤島に流れ着いた赤ん坊を我が子として育てる夫婦の愛と葛藤が胸をうつ。午後9時過ぎに出てきて、男の後ろに斉藤が続く。  男は振り返ることなく右手を後ろに出すと、「斉藤はその手に自らの左手を重ねた。瞬く間に指を絡めて恋人つなぎとなった二人は、すぐ隣のお好み焼き店に入った」(文春)。  このときの手つなぎの様子は、グラビアにバッチリ載っているから、とくとご覧あれ。  この彼氏は横浜市内で内科を中心とするクリニックを開業している医師で妻子持ち。斉藤の自宅からクルマで10分もかからないところにあるという。  逢瀬に使っているマンションは斉藤が原稿などを書くために借りているそうだ。28日は、クリニックの昼休みに、男がマンションに来て、オートロックのマンションをそのまま入りエレベーターに乗ったというから、「どうやら部屋のカギを持っているようだ」(同)。  その5分後に斉藤が現れ、マンションに入り、1時間40分後、男が出てきて、その10分後に斉藤が出てきた。  さあ、文春砲の直撃に2人はなんと答えるのか。彼氏は、男女の仲かという問いに、「男女の仲とか、そりゃ話としてはそうなりたいけど、そうできないじゃないですか」と否定。  マンションのカギを持っているのか? マンション以外で食事をしたことはないか? すべてを否定した。  斉藤の事務所は「往診」だといい募る。 「女優なのでお察しがつくと思うんですけれど、総合的なメンテナンス等々の支えをして頂いたり、体調が悪いときに、にんにく注射だったり、点滴だったりをご対応いただいています」  文春が、彼氏は診察道具などは一切持たず手ぶらで入っていくし、斉藤が来る前にマンションに入っていくから、往診という説明は不自然だと指摘する。  さらに、斉藤の夫に聞くと、マンションを借りていることも、彼氏の「往診」のことも知らなかったというから、斉藤は絶体絶命のようだ。  川崎麻世の不倫の時、斉藤はこう会見で語ったという。 「前の人(尾崎豊=筆者注)とのことがあったにもかかわらず学ばない人間なんだなと自分のことが悲しいです」  自分はモルモン教の資格がないとも話したというが、今回は夫も子どももいるから、悲しいだけでは済むまい。2人でいたけれど「一線は越えていない」とでもいうつもりだろうか。  斉藤由貴が釈明会見し、彼女の不倫相手とされる医者がテレビのインタビューに答えていた。おたがい、医者と患者の関係だと「口裏を合わせているように」同じ答えだったのには笑った。  斉藤は、医者に好意を持っていることは認めたが、そうした“誤解”を招く行動で、夫や相手の妻に迷惑をかけたという謝罪の言葉は、私が聞いていた限りではなかった。  治療をするというのに男のほうはランニング姿というのは、いくら親しいといってもおかしくないか。不倫の疑惑度85%というところか。 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  合併号とあって両誌ともに気合が入っている。ポストから。巻頭は西田幸樹の特別篇「奇跡の50歳 南野陽子」。たしかに表紙のナンノは30代といっても通る。美肌に崩れていない肢体は、見ごたえ十分である。後半は袋とじ。  次は8月22日で生誕50年になるという「岡田有希子『あなたに逢いたい』」。そうか、生きていれば50歳か。 「追憶のローラー・ボー」。確かにきれいなゴルファーだったな。次も袋とじで現代アート会を震撼させた衝撃の問題作「ザ・挿入」。これは買って見てください。チチョリーナで思い出すかな?  後半は、西田幸樹カメラマンのところへ申し込んできた一般女性の「田川えな」、ええな。袋とじは「泰葉が脱いだ!」。こんなん見たいのおるのかいな、というのが正直な感想。  おまけはスマホでPCで喘ぎ声が聞こえる「方言イキボイス」。お暇な方はやってみたらいい。さらにおまけは「週刊誌史上初! スクラッチヌード」。スマホの葵つかさを指でこするとヌードになるそうだ。  てんこ盛りだが、これだけの労力をもっと記事作りに使ったら、いいのではないのかと思わざるを得ない。  巻頭の特集が「老前破産で起きる怖ろしいこと」では月刊誌みたいだ。  現代はどうか。前半は「大ブレイク女優を撮り下ろし 吉岡里帆」「松坂慶子 竹下景子 関根恵子 風吹ジュン 濡れ場&ヘアヌードを見よ」。3人がケイコたん、なんだ。今更だけど。  後半は「平嶋夏海 抱き占めたいカラダ」。笑顔がかわいい子だ。3人のAV嬢による「女神の饗宴」。そして袋とじは「高岡早紀」と「石田えり 罪」。石田には「あの日、日本中に衝撃を与えた伝説のヘア・ヌード写真集がいま甦る」という引き文句が。  懐かしい。ヘルムート・ニュートンに撮ってもらった写真集で、私がフライデーの編集長の時に作った(発売されたのは私が週刊現代編集長に移ってから)。  その前に、講談社としては初めてのヘア・ヌード(この言葉もその当時はなかった。この言葉ができるのは私が週刊現代に移ってから、私が作るのだ)写真集「荻野目慶子」を出し、それが30万近くのベストセラーになった。  その儲かったカネを使って当時人気女優だった石田えりの写真集を作ろうという企画が出て、やはり当時、神のように敬われていたニュートンで撮ったら面白いのではと考え、連絡したらOKの返事が来た。  ただし条件は彼のいる国で撮ること。期限は区切らないこと。撮影代は前払い。条件はすべて飲み、彼女を送り出した。  私はヘア・ヌード写真集のベスト3は、篠山紀信の「Water fruit樋口可南子」、同じ篠山による宮沢りえの写真集「Santa Fe」、それに「罪 石田えり」だと思う。  懐かしいな、週刊誌黄金時代。好きな企画を好きなだけ時間を使ってできた時代。今の週刊誌編集者諸君には申し訳ないが、考え方で、家貧にして孝子出ずということわざもある。きっと優秀な編集者が輩出すると期待している。  ということで、質量ともに両誌互角、引き分けだ。 (文=元木昌彦)

時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのか

時価総額1,000億円以上!? 「1万円札5枚を6万円で売る」フリマアプリ『メルカリ』は無事上場できるのかの画像1
「週刊新潮」(8/10号、新潮社)
今週の注目記事・第1位 「斉藤由貴 背教のダブル不倫」(「週刊文春」8/10号) 同・第2位 「安倍を選挙応援 加計学園『公選法違反』疑惑」(「週刊文春」8/10号) 同・第3位 「安倍改造内閣 これから破裂する『スキャンダル大臣』リスト」(「週刊ポスト」8/18・25号) 同・第4位 「『番記者』100人に聞いた 安倍はいつ総理をやめるのか」(「週刊現代」8/19・26号) 同・第5位 「AI革命時代 5年後・10年後に『消える会社』『生き残る会社』」(「週刊現代」8/19・26号) 同・第6位 「オバマが絶賛『夢のがん免疫治療法』」(「週刊文春」8/10号) 同・第7位 「『今井絵理子』と『不倫市議』は人として『一線を越えた!』」(「週刊新潮」8/10号) 同・第8位 「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」(「フライデー」8/18・25号) 同・第9位 「村田諒太を私物化する『ボクシング連盟のドン』」(「週刊文春」8/10号) 同・第10位 「厳戒の誕生会」(「週刊新潮」8/10号) 同・第11位 「変容する『日本暴力地図』」(「アサヒ芸能」8/10号) 同・第12位 「時価総額1000億円超『メルカリ』上場は是か非か」(「週刊新潮」8/10号) 同・第13位 「話題沸騰『物忘れ改善薬』は本当に効くのか?」(「週刊ポスト」8/18・25号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  早いもので、今週から週刊誌はお盆の合併号になる。編集部は、この時期だけは閑散としていて、地方のある人間は土産と子どもを背負って里帰りする。  編集部に、北海道の女性と結婚した九州の男がいた。逆だったかな? そういうのは大変だ。聞けば、お盆は妻の実家に行き、正月は亭主の実家で過ごすと取り決めをしているという。  私のように夫婦ともに東京、しかも2駅しか離れていないから、こういう時は楽でいい。静かになった東京でのんびり過ごすというのもいいものである。地方から出てきた人はそうした「楽しさ」を味わうことはなかなか難しいだろう。唯一といってもいい東京人の特権ではある。  さて、物忘れか認知症かわからないが、忘れることが多くなった。だからなんでもメモにするから、毎日大量のメモの束ができる。  ポストによると、ロート製薬が4月に「キオグッド顆粒」、6月には小林製薬が「ワスノン」、7月にはクラシエが「アレデル顆粒」を発売し、中年期からの物忘れの改善に効果を発揮すると謳っているそうだ。  主成分は「オレンジエキス」で、イトヒメハギと呼ばれる植物の根が原料で、東洋医学では昔から「健忘に効く」として使われてきたそうだ。  すわ、認知症にも効くのかと早合点しそうだが、そうはいかないようだ。ポストは、3人の60代の人間に1週間飲んでもらって、その結果を専門家にチェックしてもらったという。  1週間では短い気もするが、3人ともに、飲んだから物忘れがよくなったとはいえないという診断。だが生活習慣病の改善と併せてこうしたものを服用するのはいいのではないかと、専門家はいっている。  イワシの頭も信心から。信じる者は救われる。まあ、効くと思えば効くのかもしれない。 「メルカリ」というIT企業がある。ネット上でフリーマーケットをしているが、2013年に設立されると一気に売り上げを伸ばし、昨年度の売り上げは約122億円、営業利益で約33億円を出したそうだ。  ここの特徴は、安全性と匿名性。売りたいものがあるとスマホで撮影して、値段と商品説明を短いメッセージにして出品するだけ。  取引が成立するとメルカリがいったん代金を預かり、出品者が品物を発送する。購入者は中身が商品説明と違わないことを確認できたら「受取評価」を投稿する。  要は中国のアリババ方式のようだ。購入者が泣き寝入りしないよう工夫しているところが受けたのであろう。  ここが上場するそうだが、新潮によれば、時価総額1,000億円以上といわれているそうだ。だが問題も多いという。  1万円札5枚を6万円で売ります(多重債務者のクレジットカードのショッピング枠を使わせるそうだ)というものから、ブルセラ愛好者向けやゲーム会社が禁止しているアカウント販売など、問題のある出品が続々と明るみに出ているという。  上場には妨げになるこうした問題商品の出品には、メルカリは目を光らし対処しているようだが、あまり厳しくするとメルカリブームを潰してしまうことになる。悩ましいようである。  アサ芸では、3分裂した山口組の全国暴力地図というのをやっている。一番3派が集まっているのは関西地区だそうだ。 「特に、大阪府内には47の直系組織が本拠地を置き、各勢力がひしめき合っている状態だ。この47のうち23が任侠団体山口組の直系組織で、組織発足後に過密さが顕著になった。地元関係者が話す。 『大阪は織田代表の本拠地ということもあって、直参の人数が多いわけや。ただ人数が多いだけやなく、織田代表との絆の強さもピカイチや。どの組織も士気が高いと言われとる』 もとより大阪は分裂以降、衝突事件が多発する激戦区であっただけに、抗争の発火点になることが懸念されていた」(アサ芸)  常に発火寸前の危機が潜んでいるのはどこも同じだ。「六代目」と「神戸」の両山口組が本部を置く兵庫県も直系組織が密集している。  過去には、神戸山口組による示威行動、神戸市内でのカーチェイス、車両特攻など事件が頻発していた。再分裂以降は大きな衝突が起きていないが、ここにきて勢力の切り崩しが表面化しているとアサ芸は報じている。  この表を見る限り、東京は六代目が2つ、神戸が1つ、任侠団体が3つと比較的勢力は落ち着いているようである。  だが、「他組織との友好関係を六代目山口組と競い合う神戸山口組。組織としての外交は行わない任侠団体山口組。三者の姿勢の違いが鮮明になっている。今後も山口組の分裂が、全国ヤクザ社会に影響与えることになるだろう。日々、『日本暴力地図』は変容しているのだ」(同)  今年から来年にかけて勢力図がガラッと変わる大抗争が起きる可能性があるのではないか。ヤクザの世界も政界も同じようである。  さて、世界陸上と男子ゴルフ選手権で眠くてたまらない。特にゴルフは松山英樹が最終日、9アンダーで大逆転し、2位に5打差をつけて優勝した。  これで初制覇を狙うメジャーの今季最終戦、全米プロ選手権(10日開幕)へ弾みがつくというものだ。  もともと最終日の松山は爆発的なゴルフをするが、この日はすごかった。しかし、日本人ゴルファーがこれほど堂々と、強いゴルフをするようになるとは、感慨無量である。  後はメジャーを勝てば、名実ともに世界の松山になる。今の松山をどう見ているのか、タイガーに聞いてみたいものだが。  お次は新潮。安倍の苦衷を知ってか知らずか“お友だち”の加計孝太郎理事長は、7月29日、学園傘下の千葉科学大の教職員らと銚子市内の小料理屋で、自分の誕生日を祝ってもらい酒を飲んでいたと新潮が報じている。  加計はその席で、「本当にひどい目に遭っているよ。なんも悪いことしてないのにさぁ」と愚痴っていたそうだ。  新潮は、酔っぱらった加計がとろんとした目をして外を覗いている(?)顔を撮り、グラビアに掲載している。見事なスクープである。  先日、新潮の編集部員と話した。最近御誌はスクープが多いねというと、このところFOCUS出身の編集長が2代続いていますからと答えた。  FOCUSが休刊したのは01年である。そのとき、かなりの人間が新潮編集部へ異動した。その人たちがFOCUS時代のノウハウを駆使して、見事な隠し撮りスクープをしているのだ。  ひどい人間がいるものだ。日本アマチュアボクシング界は不祥事が続出しているが、その背景には日本ボクシング連盟の山根明会長(77)が組織を私物化してきたことがあると、会長の元秘書で元連盟の理事、澤谷廣典(54)が文春で告発している。  縷々ひどいことが書かれているが、中でも12年、ロンドン五輪で日本勢48年ぶりとなる金メダルを獲得した村田諒太のケースである。  五輪の決勝で、村田のセコンドが山根会長の命令で突然、山根の息子に変わったというのだ。理由は息子の箔付けだったという。  村田が異を唱えたが、山根は頑として聞き入れなかった。 「決勝で金メダルを取った後、村田は『リングの横に敵がいましたよ』とボヤいていた」(澤谷)  その後メディアに引っ張りだこの村田を見て、カネが入っているのに、ワシに一銭ももってけえへんと、山根はいっていたという。  しかも村田のプロ入りに強硬に反対し、連盟は「引退勧告」を突きつけるという暴挙に出た。  仕方なく村田は謝罪し、プロ転向が認められたが、以来、アマチュアがプロに転向するには事前に連盟の承認が必要、加入したジムから「選手強化金」という名目で、移籍金を支払うことに決められたという。  私のようなボクシング好きから見ると、こんなおっさんがまだのさばってんのかである。せっかくの真っ当な格闘技が、こんな輩に食い物にされているとは、ふざけるなである。  ところで、売るためにはあらゆる努力をするのは雑誌も同じである。今週のフライデーは一足早く合併号だが、dマガジンを見ていたら、一番の売り物である「現役アイドルが美人局!『証拠SEX動画』を衝撃入手」という特集がない。  あわててコンビニに走り(すぐ隣のファミマは売り切れていて先週号しかなかったので、少し離れたセブンイレブンへ行く)、めくってみると袋とじになっていた。  いそいそとハサミで切ってみる。グラビアアイドルの部屋なのだろう、隠し撮りと見られる“淫靡”な雰囲気の写真が何枚もある。フライデーから引用しよう。 「〈モデルの◯◯が50万円〉〈アイドルの△△が100万円〉……こういった女性有名人による売春の『噂』は、芸能関係者の間で常に囁かれてきた。ただ、あくまで『噂』の域に過ぎず、これまで表沙汰になるケースはなかった。だが、これらは本当だった。しかも、行われていたのは売春だけではない。セックスの様子が密かに撮影され、その動画を元に高額のカネを支払わされる、『美人局事件』まで起きているのだ。  本誌は今回、その証拠となる一本の動画を入手した。収められているのは、現役グラビアアイドルのAがセックスに興じる姿だ。スレンダーな肢体に Gカップの巨乳で注目を集めた彼女は、これまでに数冊の写真集を出しているだけでなく、テレビドラマや映画にも出演してきた。  そんなAの相手は、IT系企業を経営する青年実業家のB氏という人物。動画の中で二人は激しく絡み合っているが、彼らは恋人同士ではなく、AはB氏からカネを受け取って肉体関係を結んだのである。 『動画が撮られたのは、3年ほど前。芸能プロ社長のCという人物の仲介で、AはB氏を紹介されました。Aは仕事の悩みを親身に聞いてくれるCに心酔していたため、売春を行い、動画盗撮に協力したんです』(Cをよく知る芸能関係者)」  このセックスシーンを撮った後、CはBに「仕事を回せ」と持ちかけ、多額のカネを支払わせたというのだ。明らかな恐喝である。  フライデーはBを直撃している。Cとは以前から知り合いだったそうで、Cから「お前グラドル好きだろう」といわれ、罠にはまったのだ。現金や、Cから仕事を持ちかけられ、合計1,000万円以上を払ったそうである。  動画を撮られていたのを知ったのは、Cが別の事件で警視庁に家宅捜索をされた時、この動画が出てきたという。Bも警察に呼ばれ、「恐喝されていたのでは」と事情聴取されたという。  Bが、どう答えたのかは出ていない。この動画をフライデーはどこから入手したのだろう。  作り物にはない生々しさのある映像写真である。この動画をネット版フライデーで流したらアクセスが殺到するだろう。早くもネットでは、このグラドル探しが始まっている。  惜しむらくは、この動画はテレビでは流せないだろうから、文春の斉藤由貴や新潮の今井理恵子のように、2度おいしいとはいかない。  新潮の編集者がいっていたが、文春のように、豊田真由子の「このハゲ~ッ!」から、動画や音声を1本5万円でテレビ局に売るようになったそうだ。これがバカにならない金額になるそうである。  さて“一線の女王”今井絵理子参院議員と不倫相手・橋本健神戸市議はどうなったのだろう。  新潮によれば、今井は議員としての自覚のなさが致命傷になり、「彼女の議員生活は“終わった”としか言いようがなさそうだ」(新潮)。  橋本は、奥さんのほうが「2人のいっていることは事実と全然違う」と、弁護士から2人へ文書を送らせ、その返答を見て今後の対応を練るそうだから、こちらも絶体絶命のようだ。  呆れるのは、橋本は先週の新潮が発売になる前日に、妻のところへ会いたいといってきて、代って弁護士が会うと「離婚届けに判を押してくれ」といったそうだ。それがだめだとなると、妻の両親のところへ行き、離婚届けを出して怒鳴られたという。 「記事が出る前日に離婚を成立させ、不倫ではないと強弁し、虚偽の『婚姻破綻ストーリー』を補強しようとしたのであろう」(同)  新潮がいうように、この2人は「人としての一線を越えてしまった」ようだ。議員辞職して一から出直すしかないのではないか。  文春によれば、オバマ前大統領も絶賛していたオプジーボよりがんの症状を改善するといわれる、すごい免疫治療薬が日本人の手で開発されているという。  近赤外光線免疫療法といって、米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員が実用化を目指して開発中だそうだ。  何しろ「制御性T細胞に騙されずにがん細胞を見つけ、がん細胞だけを攻撃する治療法」だそうである。  そのため手術不能な再発頭頸部がんの患者7人全員にこれを使用すると、患部がんの組織が壊死し、このうち4人は再発もしなかったというのだ。  しかも、この薬の後ろ盾はアメリカのベンチャー企業だが、ここの筆頭株主は楽天の三木谷社長だから、日本で事業化できるという。  このような夢の薬が実用化すれば、がんを克服するのも夢ではないかもしれない。なんとか、それまで生きていたいものである。  現代がAI時代に生き残る会社、消える会社を特集している。  現代によれば、 「AI時代の圧倒的勝者がアマゾンで、すでに一歩も二歩も先を行っている。たとえば、アマゾンは顔認識のAIサービスを販売していて、画像を送れば、それが男か女か、何歳くらいかというのがわかる。500円くらいで1000人ぐらいの顔認識ができるほど安価なので、店舗の客の動向を知りたい小売店などがすごく利用している。  アマゾンはレジなしで買い物ができる無人スーパー『Amazon Go』も広げようとしていて、これが成功した暁には、日本のコンビニがアマゾン傘下に入る可能性も出てくる。アマゾンと取引を広げたかったり、そのノウハウを知りたい三菱商事、伊藤忠商事であれば、子会社のローソン、ファミリーマートを売り払う決断もあり得るからです」(マイクロソフト日本法人元社長の成毛眞)  現代は、アマゾンに続いて上位にはダイキン工業、ファナック、コマツ、リクルートHDなどが並ぶという。  一見、業界も業種も違う会社ばかりだが、実は「すでにAI化に成功している」という共通点があるそうだ。 「無人ダンプを開発したコマツ、AIで学習する産業ロボットのファナックなどは有名ですが、実はエアコン大手のダイキン工業もAI研究で進んでいる。室内にいる人の表情や声などをAIで認識して、空調整備をするといったい技術開発を進めていて、AI人材を100人規模で採用する予定もある。リクルートHDも、AIが企業と転職希望者をマッチングさせるサービスを作るなど、日本のAI技術の先端を走る会社になっている。  そもそも、AIの機械学習と言うのは、もともと人間の持っているノーハウがあることが前提。AIが将棋で強いのは、過去に人間が戦った棋譜が公開されていて、AIがそれを学習できるから。どんなにAIが進化しても、もともとの情報やノウハウを所有している企業は強く生き残れる。設計などの圧倒的なノウハウを持っている日揮などのプラント業界はその代表例。ゼネコンも同様で、新しい技術の導入やベンチャーとの提携にも積極的な大林組などは期待ができる」(経営コンサルタントでもある滝本哲史京都大学客員准教授) 「高得点の企業を眺めると、味の素、カルビ、キッコーマンなど食品業界の主力企業が『成長株』となっている。一見するとAIにはまったく無縁の業界に思えるが、実はそれは『誤解』である。 『食品業界では売れると思って作ったが売れずに賞味期限が切れて破棄するケースが多いが、今後はAIによる需要予測の精度が上がることで、この無駄が激減する。そうしてコストが激減するうえ、『味』というのはAI化するのが難しい分野で差別化が維持できるので、一気に有望株になる。同様に外食業界にもAIによるコスト削減メリットが生まれるため、あきんどスシローなどはすでにビッグデータの活用に乗り出している。  AIに関する誤解はまだ多くて、壊滅的な打撃を受けるとされる銀行業界も、実はAIによって成長する可能性のほうが高い。確かに、窓口業務などはAIに代替されるので銀行員には逆風ですが、AI融資によって焦げ付きが減るなど、業界には追い風になる。  損保にしても、自動運転で事故がなくなるのは減収要因ですが、サイバー攻撃や洪水被害などこれまではリスク管理できなかった事象について、AIでリスク計算ができるようになる。  そうした新リスクに対応した新しい商品が生まれるという意味で、成長余地は大きい。ともに大手で動きの速い三菱UFJFG、SOMPOHDなどが有望です』(100年コンサルティング代表鈴木貴博)」(同)  AIを自分たちの仕事を奪う存在などと消極的に考えている向きには、前向きにしてくれる好企画である。  さて、安倍首相が支持率急落に歯止めをかけたい改造内閣が発表されたが、予想通り新味はなかった。国民がおかしいと感じている様々な疑惑に、真摯に応えようとする姿勢はみじんも感じられない。  菅官房長官、二階幹事長を替えず、野田聖子(総務相)や河野太郎(外務大臣)を入れたぐらいでは、安倍政権の腐食の構造は変わらない。  私は河野洋平元副総理とは付き合いが古いが、息子は父親に似ず自己顕示欲と出世志向が強いように思う。安倍にいいように使われないか心配である。  今度の目玉は岸田文雄を政調会長に持ってきたことであろう。本人も外相が長すぎ、出身派閥からもポスト安倍を目指すなら閣外へ出ろといわれていた。  そこで安倍は岸田を政調会長に据えて「私の次は岸田」という印象操作をし、世論をなだめようとしている。確かに岸田は安倍のような悪相ではない。ソフトな印象で女性受けはいいだろう。  だが安倍と一蓮托生で長年やってきた男である。彼の被っている仮面の下には安倍と同じ思想が隠れているのではないか。稲田朋美前防衛相で証明されたが、安倍というのは、その人間の本質を見抜くことができない。岸田を自分の傀儡として使い、延命しようとしているのは間違いない。  しかし、そんなことをしてまで総理の座にしがみつく安倍だが、番記者たちはそう遠くないうちに、辞める、辞めざるを得なくなると見ているようだ。  その証拠に、この改造でも支持率は35%(朝日新聞)と変わりはない。  辞めざるを得なくなるのは、10月の青森、愛媛の衆院ダブル補選で連敗した時、秋の臨時国会に提出する予定の改憲原案取りまとめに失敗した時、支持率が30%を切った時などなど考えられるが、11月にトランプ大統領が来日を機に、これを花道として辞めるのではないかと見る番記者もいるようだ。  だが、破れかぶれに、年内解散に出ると見る番記者も約3割いるそうである。どちらにしても来年末には衆院議員の任期が満了になる。小池国民ファーストの会ができなくても、現状から大幅に議席を減らすことは間違いない。  どちらにしてもこの改造が、安倍政権の終わりの始まりになる。ポスト安倍は、番記者の順位だと1位が岸田文雄、2位が石破茂、3位が麻生太郎のようだ。  安倍首相の最近のテレビで見る表情は極めてさえない。支持率下落もあるのだろうが、私は、体調が悪い、持病が悪化していると見るが、いかがだろう。  ポストは、新しく閣僚になったメンツの中にも、スキャンダルを抱えている大臣がいっぱいいると指摘している。  まずはポスト安倍ともみられている野田聖子。野田の父親は天才相場師といわれた曽祖父の養子になり島を名乗ったが、娘の野田は長じて岐阜の実力政治家の養女となって野田姓になり地盤を継いだ。  野田は残された母を支え、一方母親は野田が選挙に出ると、「野田聖子の母」の名刺を持って選挙区を回り、娘の選挙活動を支え続けたことで知られる。  だが、家を出た父も密かに娘の政治活動を支えていたというのだ。ポストによると、野田の政治資金収支報告書をたどるとそのことがわかるそうだ。 「確認できるだけでも、稔氏(父親=筆者注)は2000年から14年間にわたって野田氏の資金管理団体『二十一世紀の会』に毎年個人献金の上限150万円を寄付し続けた。  さらに10年ほど前から献金の質が大きく変わった。『二十一世紀の会』の毎年150万円、『野田聖子後援会連合会』にも毎年150万円、さらに野田氏の『自民党岐阜県第一選挙区支部』を加えた3団体に献金がなされ、寄付金額がハネ上がったのだ。1つの政治団体への個人献金の上限は150万円だが、政党や支部への献金は年間2000万円まで認められる。  稔は娘の3度目の入閣の晴れ姿を見ることができずに15年7月に83歳で亡くなったが、娘への献金総額は3団体で8050万円に達し、そのうち4750万円が党支部に集中的(7年間)に献金されていた。」(ポスト)  とくに11年は政党支部だけで上限に近い1950万円が一度に寄付されたという。税法が専門の浦野広明・立正大学法学部客員教授がこう疑問を呈する。 「政治献金は寄付する側に所得税の税額控除が認められ、大きな節税ができる。しかも親から子に献金する場合、それに加えて受け取る側も贈与税がかからない。そもそも贈与税は、相続税を補完する税金という性格を持つ。生前贈与で相続税が払われないのを防ぐために課税するものですが、そこに政治団体や政党支部への寄付を絡ませることでこの贈与税を逃れることができる。高齢になった父から亡くなる前の数年間に政治団体などを受け皿として巨額の献金を受けた野田氏は、一般の国民と同じように相続した場合に比べてかなりの額の課税逃れができた可能性があります」  政治家ならではの相続税逃れでは、ポスト安倍の名が泣こうというものである。  次は小野寺五典防衛相の場合。15年の政治資金収支報告書によると、資金管理団体『事の会』は15年に地元で開いた政治資金パーティーと地元企業経営者などからの献金で約3,300万円を集め、その3分の1の1,200万円を同後援会に寄付している。後援会はそのうち1,150万円を使い切ったことになっているが、具体的な支払い先が報告されているのはポスター印刷代の8万6400円だけで、支出のほとんどが何に使ったか記載がない。有権者側の視点で見れば、1,200万円がほぼ丸ごと「使途不明」なのだという。  前年の14年もほぼ同様だそうである。政治資金規制法では、国会議員関係政治団体は一件1万円以上の支払い先は、目的、金額を記載しなければならいと定めている。なぜか?  小野寺事務所は、震災で、収入、支出が激減したため11年から国会議員関係政治団体から外しましたといっている。  しかし、山脇博之神戸学院大学教授がこういう。 「震災で収支が悪化したから外した、という理由はおかしい。小野寺氏の資金管理団体と会計責任者が同じで、多額の寄付も入っており議員とは関係が深い団体です。使徒を明らかにしない状況は、意図的に政治資金の流れを不透明にしているようにも見える」  やましいところがないのなら公開すればいいだけだ。  そのほか、茂木敏充人づくり革命相は、ランチ会で2,500万円も集めているのはセコくないか。  松山政司一億総活躍相には、16歳の少女に「女体盛り」した連中が逮捕されたが、その席にいたという情報が流れていて、野党側が手ぐすねひいているという話もあるらしい。  有力候補には断られ、人材のいない中で仕方なく作り上げた今回の改造内閣も、崩壊するのは時間の問題のようだ。  お友だちの安倍首相を窮地に追い込んでいる加計学園だが、ここについて文春が「公選法違反」の疑惑があると報じている。  09年7月28日、加計グループの教職員組合が加計理事長に対して、「2009年8月末投票予定の衆院議員選挙において、実質強制的に特定政党の選挙運動に(職員が=筆者注)動員されていると聞き及んでいる」とし、これはパワーハラスメントであり、思想信条の自由への重大な侵害だと申し入れているのだ。  これを告発した元加計学園教授は、09年の選挙では安倍や塩崎恭久の選挙事務所に職員を2人ずつ派遣していたと証言している。  しかも、学校の事務長クラスが出張命令を出し、若い職員を派遣していたというのだから、呆れる。当時の組合委員長も要求書は本物だと答えたが、学校側からは明確な回答はなかった。  この件は時効が成立しているが、公選法違反の疑い、学園側が職員へカネを払っていれば、安倍らが「寄付」を受けたことになり、選挙運動費用収支報告書に記載していなければ、これも公選法違反に当たると上脇博之神戸学院大教授が指摘している。  安倍首相は、閉会中審査で加計学園の獣医学部新設申請をいつ知ったのかと問われ、事業者として正式決定をした1月20日と答えたが、これが真っ赤なウソであることは明らかだ。  特に、特区新設が認められるかどうかのヤマ場の昨年夏以降も、加計孝太郎と飲食やゴルフをして、支払いは「私がごちそうすることもありますし、先方が持つこともございます」と答えた。  安倍は諮問会議の議長だから、獣医学部新設にかかわる職務権限を持っている。これは郷原信郎弁護士によると、単純贈収賄になり得るという。 「となれば、安倍総理が加計学園の申請を知った時期が重要です。だから、1月20日にこだわっているのではないでしょうか」(郷原)  文春の最後に、田原総一朗が安倍と会ったとき、「政治生命を賭けた大冒険をすべし」と伝えたことについて、文春は「拉致問題」のことではないかと推測している。だが、安倍と会うことが嬉しくてしょうがない政治評論屋のいうことで安倍が動くとは思えないし、第一、安倍にそんな覚悟などあるわけはない。  第1位は今週も不倫のお話である。文春砲が今週狙いを定めたのは女優・斉藤由貴(50)。斉藤は横浜生まれで、1984年に第一回東宝シンデレラオーデションをきっかけに芸能界入りし、翌年、デビュー曲「卒業」が大ヒット。同年『スケバン刑事』、翌年NHKの朝ドラ『はね駒』のヒロインなどで瞬く間にトップアイドルへと駆け上がった。  歌手の尾崎豊や川崎麻世などと浮名を流したが、両親は戒律の厳しいモルモン教徒で自身も熱心な信者である。94年、2歳上の同じモルモン教徒の夫と結婚して3人の子どもがいるそうだ。  結婚後は2時間ドラマを中心に出ていたが、ここ数年、ブレークして、CMに出たり16年には大河ドラマ『真田丸』、TBS系ドラマ『カンナさーん!』で姑役を演じ、来年の大河ドラマ『西郷どん』にも出演が決まっているそうである。  家庭にも恵まれ、モルモン教徒の斉藤がダブル不倫? やや薹(とう)が立ったとはいえ美少女の面影を残す斉藤に何があったのだろう。  7月24日、横浜の港に近い高級住宅街の一軒家から走り出たポルシェは、山手地区に建つ教会の駐車場へ。  クルマから出てきた斉藤は、坂を下って中華街方面へ急ぎ、周囲を伺うようにしながらあるマンションへ姿を消したという。  それから2時間後、白髪交じりのおしゃれな中年男が出てきた。TシャツのVネックにメガネを引っかけ、コットンパンツというラフな格好で元町方面へ歩いて行った。  15分後。斉藤が出てきて教会の駐車場へ行き、ポルシェでスーパーを経由して自宅へ戻ったそうだ。  この日だけではない。2日後、バラエティを終えた斉藤は、事務所のクルマで横浜伊勢佐木町裏の路地へ。小走りで向かったのは小さな映画館。入り口には彼氏。映画はオーストラリアの離島で暮らす灯台守の夫婦の物語『光をくれた人』。私も見たが、孤島に流れ着いた赤ん坊を我が子として育てる夫婦の愛と葛藤が胸をうつ。午後9時過ぎに出てきて、男の後ろに斉藤が続く。  男は振り返ることなく右手を後ろに出すと、「斉藤はその手に自らの左手を重ねた。瞬く間に指を絡めて恋人つなぎとなった二人は、すぐ隣のお好み焼き店に入った」(文春)。  このときの手つなぎの様子は、グラビアにバッチリ載っているから、とくとご覧あれ。  この彼氏は横浜市内で内科を中心とするクリニックを開業している医師で妻子持ち。斉藤の自宅からクルマで10分もかからないところにあるという。  逢瀬に使っているマンションは斉藤が原稿などを書くために借りているそうだ。28日は、クリニックの昼休みに、男がマンションに来て、オートロックのマンションをそのまま入りエレベーターに乗ったというから、「どうやら部屋のカギを持っているようだ」(同)。  その5分後に斉藤が現れ、マンションに入り、1時間40分後、男が出てきて、その10分後に斉藤が出てきた。  さあ、文春砲の直撃に2人はなんと答えるのか。彼氏は、男女の仲かという問いに、「男女の仲とか、そりゃ話としてはそうなりたいけど、そうできないじゃないですか」と否定。  マンションのカギを持っているのか? マンション以外で食事をしたことはないか? すべてを否定した。  斉藤の事務所は「往診」だといい募る。 「女優なのでお察しがつくと思うんですけれど、総合的なメンテナンス等々の支えをして頂いたり、体調が悪いときに、にんにく注射だったり、点滴だったりをご対応いただいています」  文春が、彼氏は診察道具などは一切持たず手ぶらで入っていくし、斉藤が来る前にマンションに入っていくから、往診という説明は不自然だと指摘する。  さらに、斉藤の夫に聞くと、マンションを借りていることも、彼氏の「往診」のことも知らなかったというから、斉藤は絶体絶命のようだ。  川崎麻世の不倫の時、斉藤はこう会見で語ったという。 「前の人(尾崎豊=筆者注)とのことがあったにもかかわらず学ばない人間なんだなと自分のことが悲しいです」  自分はモルモン教の資格がないとも話したというが、今回は夫も子どももいるから、悲しいだけでは済むまい。2人でいたけれど「一線は越えていない」とでもいうつもりだろうか。  斉藤由貴が釈明会見し、彼女の不倫相手とされる医者がテレビのインタビューに答えていた。おたがい、医者と患者の関係だと「口裏を合わせているように」同じ答えだったのには笑った。  斉藤は、医者に好意を持っていることは認めたが、そうした“誤解”を招く行動で、夫や相手の妻に迷惑をかけたという謝罪の言葉は、私が聞いていた限りではなかった。  治療をするというのに男のほうはランニング姿というのは、いくら親しいといってもおかしくないか。不倫の疑惑度85%というところか。 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  合併号とあって両誌ともに気合が入っている。ポストから。巻頭は西田幸樹の特別篇「奇跡の50歳 南野陽子」。たしかに表紙のナンノは30代といっても通る。美肌に崩れていない肢体は、見ごたえ十分である。後半は袋とじ。  次は8月22日で生誕50年になるという「岡田有希子『あなたに逢いたい』」。そうか、生きていれば50歳か。 「追憶のローラー・ボー」。確かにきれいなゴルファーだったな。次も袋とじで現代アート会を震撼させた衝撃の問題作「ザ・挿入」。これは買って見てください。チチョリーナで思い出すかな?  後半は、西田幸樹カメラマンのところへ申し込んできた一般女性の「田川えな」、ええな。袋とじは「泰葉が脱いだ!」。こんなん見たいのおるのかいな、というのが正直な感想。  おまけはスマホでPCで喘ぎ声が聞こえる「方言イキボイス」。お暇な方はやってみたらいい。さらにおまけは「週刊誌史上初! スクラッチヌード」。スマホの葵つかさを指でこするとヌードになるそうだ。  てんこ盛りだが、これだけの労力をもっと記事作りに使ったら、いいのではないのかと思わざるを得ない。  巻頭の特集が「老前破産で起きる怖ろしいこと」では月刊誌みたいだ。  現代はどうか。前半は「大ブレイク女優を撮り下ろし 吉岡里帆」「松坂慶子 竹下景子 関根恵子 風吹ジュン 濡れ場&ヘアヌードを見よ」。3人がケイコたん、なんだ。今更だけど。  後半は「平嶋夏海 抱き占めたいカラダ」。笑顔がかわいい子だ。3人のAV嬢による「女神の饗宴」。そして袋とじは「高岡早紀」と「石田えり 罪」。石田には「あの日、日本中に衝撃を与えた伝説のヘア・ヌード写真集がいま甦る」という引き文句が。  懐かしい。ヘルムート・ニュートンに撮ってもらった写真集で、私がフライデーの編集長の時に作った(発売されたのは私が週刊現代編集長に移ってから)。  その前に、講談社としては初めてのヘア・ヌード(この言葉もその当時はなかった。この言葉ができるのは私が週刊現代に移ってから、私が作るのだ)写真集「荻野目慶子」を出し、それが30万近くのベストセラーになった。  その儲かったカネを使って当時人気女優だった石田えりの写真集を作ろうという企画が出て、やはり当時、神のように敬われていたニュートンで撮ったら面白いのではと考え、連絡したらOKの返事が来た。  ただし条件は彼のいる国で撮ること。期限は区切らないこと。撮影代は前払い。条件はすべて飲み、彼女を送り出した。  私はヘア・ヌード写真集のベスト3は、篠山紀信の「Water fruit樋口可南子」、同じ篠山による宮沢りえの写真集「Santa Fe」、それに「罪 石田えり」だと思う。  懐かしいな、週刊誌黄金時代。好きな企画を好きなだけ時間を使ってできた時代。今の週刊誌編集者諸君には申し訳ないが、考え方で、家貧にして孝子出ずということわざもある。きっと優秀な編集者が輩出すると期待している。  ということで、質量ともに両誌互角、引き分けだ。 (文=元木昌彦)

明石家さんまとジャニーズ事務所の関係性――『27時間テレビ』中居との共演廃止の舞台裏

 大半の生放送を撤廃するなど、例年に比べ、大幅なリニューアルが実施されると発表された『FNS27時間テレビ にほんのれきし』(フジテレビ系)。番組の制作発表会見には、メインMCのビートたけしと関ジャニ∞・村上信五が出席し、すでに収録を終えていると報告。そして翌日には、同番組の恒例コーナーだった「さんま・中居の今夜も眠れない」も、今年は放送されないことが報じられた。

 昨年の同コーナーは、SMAP騒動の渦中ということもあって、ファンのみならず業界関係者も注目を寄せ、放送では、年明けの「分裂報道」を受けて、明石家さんまが中居正広に対し、グループの今後やメンバーの人間関係について、深く切り込む内容だった。

「コーナー中、さんまは、木村拓哉やメリー喜多川副社長の名前を出し、グループ内やジャニーズ事務所の“対立構図”や“派閥問題”にも言及。さらには、言葉を濁す中居に対して、『飯島さんはどうしてるの? それだけ言ってくれたら引き下がる』とまで突っ込んだんです。さんまは『ファンが知りたがっている』と言っていましたが、芸能マスコミ関係者も同じように関心を示していただけに、多くのメディアが、この件を取り上げました。そして、放送の3週間後、SMAPは解散を発表することになったのです」(テレビ局関係者)

 香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の事務所退所が発表されている中、今年はさんまが中居にどんな質問をするのか、マスコミ内外から大きな注目が集まっていた。

「ところが、先日同局より、今年はコーナー自体が放送されないと明言されました。一部では、ジャニーズサイドがフジテレビに“放送中止要請”を行ったとされていますが、そう言われても仕方ない流れではあります」(芸能プロ関係者)

 さんまに関しては、ジャニーズを始めとした大手芸能プロでも「口出しできない」とされており、ジャニーズとしても、口をふさぐには、フジ側へアプローチを行うほかないというのが実情だという。

「さんまは、工藤静香に近い立ち位置となっているんです。さんまとメリー氏は古くからの仲で、2人の関係は世間が思っている以上に深く、また、さんまは木村本人ともプライベートでも付き合いがあるほど仲がいい。事務所のトップ陣と懇意のさんまに、苦々しい思いはあれど、直接注意できるジャニーズのスタッフはいないと思いますよ。もしコーナーが放送されれば、昨年に続き、SMAP解散について中居の口を割らせようとするのは必至だけに、それを阻止するためには、フジにコーナー廃止を要請するしか道はなかったといえるでしょう」(同)

 今年の『27時間テレビ』は、「視聴率不振が続いたこともあり、MCの村上を始めとして、若い世代へアピールする方向へ舵を切った」(前出・テレビ局関係者)というが、中居やさんまはこのために“リストラ”されてしまったのか、それとも……。

豊田真由子よりもひどい!? “暴言女王”佐藤ゆかりの恋多き議員人生と永田町の評判

 8月3日に新しい安倍内閣(「第3次安倍第3次改造内閣」と言います)の顔ぶれが発表されました。安倍さんは、これで人気を回復したいようですが、果たしてどうなりますかね。特に目新しい人事はなかったように思いますし、改憲論議もトーンダウンしてしまいました。

■「このハゲーッ!」の豊田議員は、まだ自民党現職

 それにしても、ついこの間まで安倍人気は盤石と思われていたのに、これほどまでに支持率が落ちてしまうとは、誰も予想していませんでした。森友・加計学園や稲田朋美前防衛相の問題もありますが、やっぱり「このハゲーッ!」の豊田真由子衆議院議員(埼玉4区)の騒動から、メディアも一斉に安倍政権批判に転向した印象があります。

 豊田議員は、自分の記事が掲載された「週刊新潮」(新潮社)の発売日に自民党へ離党届を提出、「入院・療養中」とのお話でしたが、その後はどうされているのでしょうか? 調べてみると、なんと今も「自民党衆議院議員」でした。

 それでも、なぜか自民党・埼玉県連のサイトからは名前が削除されています。これは、7月20日に各支部への政党交付金の分配があったからかな、と思っています。報道後まったく姿を見せておらず、公務についている気配がない豊田議員にも政党交付金が渡されている可能性があり、そのことを批判されたくないのでしょう。でも、雲隠れしたままの豊田議員にも、税金からお給料が出ているはずなのです。

 豊田議員が離党しないことについては、秘書たちも「おかしいなあ」と言っています。「ハゲ」と呼ばれた豊田議員の元政策秘書は、すでに埼玉県警に被害届を提出して受理されていますから、傷害罪などで逮捕・起訴される可能性もあります。刑事事件が絡んでいるので、一般的には自民党から除名か、あるいは議員辞職でもおかしくない話です。

 自民党は、豊田議員を離党させてしまうと、次の選挙で自民党が議席を取れないことを恐れているようです。でも、地元だって、もう豊田議員を応援したくないと思いますが、どうなんでしょうか? そんなこともわからない自民党は、本当に不思議ですね。

 ところで、「ポスト豊田真由子」と自民党内でいわれているのが、大阪11区の佐藤ゆかり衆議議員です。以前から大勢の前で怒鳴ることで有名です。地元では、秘書が豊田事務所並みにしょっちゅう替わっていることでも知られ、「どうせこの秘書に陳情しても、来月には替わってるんでしょ」と、商工会などからは相手にされていないという話もあります。

 最近でも、地元・大阪府交野市のお祭りに来賓として呼ばれた際に、「あいさつの順番が気に入らない」と、主催者テントの中で怒鳴っていたそうです。佐藤議員の元秘書たちの話では、「手(暴力)が出ないだけで、それ以外は豊田真由子そっくり」だとか。現職の秘書がICレコーダーを購入したらしいと聞いたので、佐藤議員の怒声が証拠として公開されるのかどうか、気になりますね。

 そもそも佐藤議員は、選挙区も岐阜、東京、大阪と、どんどん替えていて、大阪の選挙区内での政治資金をめぐるトラブルなどがあったことは、報道でご存じの方も多いと思います。また、地元の自民党関係者が決めた事務所の場所について「気に入らない」とダメ出しをしたり、集会に遅刻したりなどもしょっちゅうで、党内の評判は最悪のようです。

 それでも、「小泉チルドレン」としてデビューした“美人エコノミスト”で、知名度があるので、今までは当選できたんですね。でも、これからはわかりません。先日は、次期衆院選の11区公認候補を佐藤議員とは別の人物に代えるよう、枚方・交野両市選出の自民党所属の地方議員たちが求めていると報じられました。

 今後の選挙のために二階俊博幹事長率いる二階派入りを切望しているようですが、「来る者は拒まず」といわれる二階派も、さすがに佐藤議員は断ったとのウワサです。二階幹事長のアポイントを取るため、ストーカーのようにしつこく事務所へ電話をかけたり、幹事長が会議に入る前に直接話しかけようとして、周囲の議員に止められたりと、エピソードには事欠きません。

 佐藤議員と豊田議員に違いがあるとすれば、それは「恋愛」です。佐藤議員は、なかなかの“恋多き女性”というか、「オンナの武器」を使って国会議員を続けているといわれています。選挙区をたびたび替えるのも、そういうことなのかもしれません。

 初出馬した2005年には、郵政民営化に反対した野田聖子候補の対抗馬(岐阜1区)として注目を浴びました。小泉純一郎首相の放った「刺客」ですね。この時の「お相手」は、大手マスコミ幹部といわれ、「不倫メールを500通も送っていた」という怪文書が永田町に出回り、「週刊文春」(文藝春秋)が報道しています。メールは、不倫相手の奥様が公開されたとのお話でした。佐藤議員は、「選挙妨害」として全面否定しましたが、選挙区では落選して、比例でなんとか復活当選しています。

 その後、09年に小杉隆・元文部科学大臣(東京5区)の後任として出馬し、「小杉先生へ色仕掛けをしたのだろう」と当時はウワサされていましたが、この時は落選しています。

 翌10年夏には参議院選挙に鞍替えして、比例代表で出馬して当選。当時の自民党選挙対策局長だった河村建夫議員に泣きついたといわれていました。

 そして、参議院の任期を残しながら、14年には井脇ノブ子元議員の不出馬で空白区となった大阪11区へ再び鞍替え。この時も同じく、河村議員が後見人となって11区の公認をもらったといわれています。このように、選挙区と秘書がどんどん替わっているので、どうしても「女の武器を使って生き延びてきている」とか言われてしまうんですね。

 そして、今回の新内閣のメンバーの中にも佐藤議員の「元カレ」がいると、永田町で話題になっています。すでに終わった関係とはいえ、バッチリ不倫で、当時から秘書たちはみんな知っていました。週刊誌はその頃の写真を押さえていると聞いていますから、そのうち報道される可能性もあります。その大臣が現在進行形で行っている「リアルな不倫事情」と合わせて、元カノである佐藤議員も脚光を浴びるかもしれません。ちなみに今回入閣したある大臣の弟も、かつて佐藤議員の「不倫相手」と報道されています。

 不倫なんかなんとも思わず、「悪名は無名に勝る」というのが永田町の常識ですし、議員本人たちは知名度が高まって、割とご満悦かもしれません。でも、地元の有権者たちは、そうは思いませんよね、きっと。

 まだまだ猛暑が続きます。みなさまご自愛くださいますよう。以前サイゾーウーマンで連載していたコラムが書籍『国会女子の忖度日記: 議員秘書は、今日もイバラの道をゆく』(徳間書店)になりました。お手に取っていただければ幸いです。
(神澤志万)

山下智久『コード・ブルー』、恋愛ドラマ化に不満続出!! 脚本家変更の心配が現実に?

 8月7日午後9時から、『コード・ブルー‐ドクターヘリ緊急救命‐THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の第4話が放送される。初回は16.3%、第2話は15.6%、第3話は14.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好調を維持しているが、視聴者からは否定的な感想も少なくない。

 第3シーズンに突入した同ドラマでは、脳外科医になっていた主人公・藍沢耕作(山下智久)が再び救命救急センターに戻り、さらに白石恵(新垣結衣)、冴島はるか(比嘉愛未)、藤川一男(浅利陽介)、緋山美帆子(戸田恵梨香)の主要キャラたちが、それぞれの場で成長した姿を見せている。

 第3話は、自殺未遂をした患者をドクターヘリで搬送する最中、シアン化合物の毒がヘリ内に広がり、白石、冴島、灰谷(成田凌)が汚染される。その結果、藤川の子を妊娠している冴島が意識不明の重体に。

 藤川は、「子どもができたから結婚する」という態度を冴島から責められていたが、冴島が意識を取り戻したときに、あらためて結婚を申し入れる。「妊娠してなかったら、結婚しようと言ったか、よくわからない」と正直に話し、最初は冴島から呆れられるも、「今の気持ちならはっきりわかる。俺ははるかと生きたい。おなかにいる子どもと3人で」と真剣な気持ちを伝えるのだった。

「前シーズンから、藤川と冴島が恋愛関係に発展する予兆は描かれていたので、この展開は、ファンもすんなり受け止めています。しかし、仕事熱心でお堅いキャラであるはずの冴島が、結婚前に避妊をしていなかったことには批判が集中。『脚本家、絶対前シーズン見てないでしょ』と不満の声が上がっているんです」(同)

 というのも、『コード・ブルー』第3シーズンは、脚本家が第1、2シーズンを担当していた林宏司から、安達奈緒子へ変更されている。安達は『リッチマン、プアウーマン』『失恋ショコラティエ』(ともにフジテレビ系)など“恋愛色の強い脚本”を手がけてきた人物で、第3シリーズも、恋愛要素が目立つ内容となっている。

「藤川と冴島に続き、第3話では、藍沢のライバル的な立ち位置の医者・新海(安藤政信)が、白石を食事に誘うシーンが描かれました。この様子を見ていた藍沢は、どこか拗ねているような雰囲気で、藍沢と白石の間に、恋の予感が漂っています。こういった描写には、視聴者から『頼むから恋愛はほどほどでお願いします』『恋愛要素入れすぎ。純粋に医療ドラマとして見たい』とブーイングの声が続出。前シーズンに、まったく恋愛要素がないわけではなかったんですが、あくまでオマケ程度で、微かに挟まれる恋愛描写に、ファンは胸キュンしていました。そのため、それを前面に押し出されるのは『なんか違う』と評価されているようです」(同)

 第4話では、脳腫瘍に冒されるも、後遺症のことを考えるとなかなか手術に踏み切れない14歳の天才ピアニスト・奏(田鍋梨々花)が、けいれんを起こして入院する。また、救命救急部部長・橘(椎名桔平)の元に、心臓病を持つ長男・優輔(歸山竜成)の容体が急変したという連絡が。橘は循環器内科医師・井上(滝藤賢一)とともに、優輔の処置に当たる。

 「滝藤はこれが同ドラマ初出演。若い役者が多い作品で、演技力に定評がある大人の役者の参入は『場が引き締まりそう!』とかなり期待されています」(同)といった意見もあるように、第4話で、再び大きな波が起こりそうな『コード・ブルー』。好調といえど、下がり気味な視聴率を盛り返すことができるだろうか。